笑われガスター 公演情報 笑われガスター」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.3
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★

    たしかに
    薬の名前って可愛らしいものが多いですね。役名を薬で統一するとは面白い。この劇団は初見。笑いが満載。ストーリーも良。衣裳や振付がかわいらしくてセンスあり。爽やかで可愛い舞台だったけれど、意外にも下ネタが多くて違和感を感じてしまいました。

  • 満足度★★★★

    可笑しく聞こえる真面目な話。
    笑いました。これでもかってくらい。
    力押し気味だけれど、確実に可笑しいのだから文句ナシ!

    でも、実は可笑しいだけじゃない、寧ろ可笑しくない物語。
    沁みるものも胸に残してくれる、幾つもの“笑”をくれた舞台でした。

    ネタバレBOX

    冒頭のダンスが印象的。
    薄らクリーム色の白地に淡いピンクで統一された衣装、板を重ねた断層の見た目を活かした舞台、役者さんの仕草など、視覚的にとても好みでした。

    チョコラ、王子、魔女じゃない人(笑)が特に好演。
    客演陣の方がキャラの魅力を出せていた様に見えた。好みの問題もあるけれど、ちょっと微妙な点。

    脚本に関しては、笑いドコロが余りに多過ぎて、隣国の侵略辺りからの終盤のシリアス展開で気持ちを切り替え切れなかった。結果、そこが物足りない印象に。
    自らの病に苦悩するガスターの描写をもっと挟んで物語を締めていたらバランスが取れたのでは。


    意味は違えど“自分の話を笑わずに聞いてくれる人”って大事なものだよね。
    ガスターが迫り来る敵国軍を前にムヒへの思いを述懐する台詞には胸を打たれました。
  • 満足度★★★

    コメディってわけじゃあなかった
    ガスターは生まれた瞬間からその鳴き声で周りの人を笑わせていた。

    それからずっと・・・

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    ガスターが何を話しても、周りは面白い!(^0^)と言ってとにかく大笑いするのだった。

    多くの人達を笑わせる一方、孤独になっていくガスター。彼は自分の話を笑わないで聞いてくれる相手を必要としていた。

    物語は一つの王国を舞台に繰り広げられるが、隣国の心が病んでいた王女と仲良くなったガスターは王女の心の病を次第に治していく。やがて、病気が治った王女は他の人達と同じようにガスターの話を聞くと大笑いしてしまう。という悲しい結末になる。

    おじいちゃんになったガスターは相変わらずコメディアンとして舞台に立つが、かつての王女の孫がガスターを尋ねてくる。王女と同じ心の病を持っていた彼女はかつての王女と同じようにガスターと仲良くなって色々な話を聞きながら心が癒されていく。という物語。

    孤独なガスターと同じような孤独な人の心の病を治していく。そんな話。
    なんとーなくチャップリンを思わせるような風景。

    衣装といいセットといい、オープニングのショーはひじょうに可愛くて良かった。まるで操り人形がダンスをしているような感じ。

    ただ、物語の間が長すぎて気になる。テンポがリズミカルではなかったから、全体的に間延びして楽しめないのだった。
    うーーん?もっと大きな盛り上がりが欲しかったかなぁ。心に響くもっと大きなものが欲しいところ。会場では勿論泣いてる人は居なかった。

    一人ぼっちじゃなくするための物語。

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