キキに聞こえる気休め 公演情報 キキに聞こえる気休め」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★

    ちょっと漠然としすぎ
    たぶん・・キキの憂鬱感や自分という個の主張を表現したかったのだろうか・・?

    以下はネタバレBOXにて。。

    ネタバレBOX

    どうやら、養護施設で育ったらしいキキは、いろんなものに怯え、いろんなことに懸命に、そして健気にキキなりにキキらしく生きてきた、という事なのだろう。

    やがて22歳になったキキは他の子たちよりも口下手で傷つく事が恐くて、主張が出来ない。でも、心の中では「私は私なんだ!」と思っているのに、それも言葉に出来ない。

    好きだから全部言う。
    好きだから全部言わない。

    要は、キキの心理を描いた作品。ってことで良いのだろうか?

    毎度の事ながら、旗揚げ劇団って、物語の設定があやふやな事が多い。観客に解らせようと、努力するのではなく、「私はこんな表現をしたいの、だから、解って!」という押し付けだったりする。
    そりゃあ、脚本家は自分で本を書いて練りに練って舞台を作り上げるのだから、自分自身で芝居が解らないということはないだろう。

    しかしながら、私たちはたったの70分で舞台の全てを理解しなくてはならない。
    そんな時、脚本家は何をするか。
    それは、理解できるように作るほかないんじゃあないの?

    そんなことを思った舞台でした。

  • 満足度★★★★

    「不思議」に突き抜けていた
    このパフォーマンスは、観客席から「見上げて」観ていた気がします。雲の上に突き抜けていて、見上げるばかり。意識の世界と、現実に近いこの世の狭間の葛藤のような、ジェラシーのような感情がそこにありました。
    不思議で、しかも いい感じでした。

  • 満足度★★★

    文句は観てからいえ・・・
    と書いてあったけども、正直評価が難しい内容でした。当日パンフレットにも独白っぽく、「わからないものをわからないまま真空パック」とあるように、主宰のサカモトワカコさんの感性がフルに発揮された舞台ということです。私のような凡人には、ちょっと理解不能?でした。でも今回は旗揚げ公演なので、次回作を期待して観ることでその芸術性に多少は追いつけるのではないかと・・・・期待してます。今回、惜しかったのは劇場の上の階からコツコツと歩く音や椅子を引きずる音が聞こえていたこと。これでは、役者にとってあまりにも可哀そうだ。とくに、無音で動きが止まる芝居があったため無音中なのに、カタカタ、コトコトとうるさかった。

  • 200812111930
    200812111930@GEKIBA/終演後菓子配布有

このページのQRコードです。

拡大