『正解は、喜劇』

8割世界【19日20日、愛媛公演!!】（東京都）

公演に携わっているメンバー：10人

団体紹介

８割世界は、早稲田大学「劇団木霊」出身の鈴木雄太が中心となり2002年より活動開始した団体です。「老若男女、誰でも楽しめるコメディ」を旗揚げからテーマに掲げ、今年活動11年目を迎えます。
代表作として挙げられのは、職員室を舞台にした馬券争奪パニックシチュエーションコメディ『学生・生徒または未成年者は勝馬投票券を購入できません』や、「舞台でホントに野球やった！」と話題になった草野球コメディの決定版『そこで、ガムを噛めィ！』、さらに外部から脚本家さんをお招きした『タンバリン・スナイパー』『ガラクタとペガスス』などなど多種多様、もちろん全部コメディです。
基本的にテンション高い作風です。良く言えば「元気がいい」「パワフル」「エネルギッシュ」「熱い」、悪く言えばまあ…「うるさい」？どんとこい！
コメディの稽古場だから“笑わせる練習する”のかと思いきや主宰が放つダメ出しは「演技はアクションじゃない！リアクションだ！」思ったより遥かにまじめな演劇寄り！今年はパワーだけでなく“オシャレ”なコメディの魅力も追及する所存です。
まあまあまあまあ、難しい事は特に言いません！せっかくお金を払って劇場に遊びに来て頂いたんだから、笑って元気になって帰っていって下さい！８割世界のお客様はそこ期待して下さってますし、これからもそれに応えます！
「もちろんコメディにこだわりはありますけど…なんだろ、ホントのホントの根本にあるのはコメディがやりたいっていう気持ちより、ワクワクドキドキする芝居がしたいって方が強い感じですかね。ワクワクドキドキできる面白い事が浮かんだらなんでもやりますよ！」（主宰・鈴木雄太）
そんなこんなで本公演とは別に「東京23区を順番に回る番外編ツアー」も展開中！現在、第１弾の杉並区編のみで停滞！(苦笑)

応募公演への意気込み

本当は７月頭に上演しようかと考えていた今年１本目の本公演、なぜそれをずらしたか…ズバリ！「CoRich舞台芸術まつり！」最終審査を目指してです！３度目の挑戦となった昨年、惜しくも“あと一歩”で落選。もういいかな…なんて思ったりもしましたがやっぱりエントリーします！４度目の正直とは昔からよく言ったもんですハイ！公約通り(！？)4年連続エントリーNｏ.1も達成！これ、相当なやる気がなくちゃ出来ませんぜ！！
10周年記念公演と銘打った昨年の『ウェディング、ラン！』(“あと一歩”だった公演)で、主宰・鈴木雄太が作家としては筆を置き、演出家一本として今後は活動していきたいと発表しましたが、お客様からの予想を遥かに上回る沢山の「書いて欲しい！」の声を受け、批判覚悟で今作の筆を取る事を決意。
「色々考えたけど観たいと言って下さるお客様がいるならやっぱりその声に応えたい。とりあえず１本、書いてみます。やるからにはスゲエ面白いもの書きたい。旗揚げ当初にやりたかった作品像をもう一度思い出してみたいと思います。」（主宰・鈴木雄太）
10年間の積み重ねプラス10周年からの1年目という新たな初心、そしてお客様からの声で生まれる事となった今回の８割世界の新作コメディ！８割世界の現在過去未来＆お客様、色んな思いが詰まったコメディが出来上がること間違いなし！
そしてそしてそして、『正解は、喜劇』、意味深なこのタイトルにもゼヒご注目頂ければと思います！
そしてそしてそしてそして、なんと主宰の鈴木雄太が長年連れ添った彼女と婚約して初めてのぞむ本公演がこれ！気合い入るなって方が無理ってもんです！
ズバリ、“コメディ枠”での「CoRich舞台芸術まつり！」への参戦、狙ってます！…あ。これ、去年も一昨年も多分その前も書きましたわ。まあいいか。
最後にもう一度…目指せ！４度目の正直！

将来のビジョン

小学生からお爺ちゃんお祖母ちゃんまで全世代が安心して楽しめる小劇場って、実はなかなかないんじゃないでしょうか？自分達で言うのもなんですが、８割世界はそういう団体であると胸をはります、声高に謳いあげます。だからきっと貴重です。そしてせっかく貴重なんだから、８割世界はこれからもそういう団体で有り続ける事を目標にします！なんだろ、例えるなら寿司の中トロ大トロみたいな感じでしょうか？サッパリ系ではないけれどみんな大好き！そんなトロ劇団でい続けたい！
そして、もっともっと(×1万)多くのお客様が気軽に劇場に足を運ぶようになって欲しい…そういった思いから、面白い作品作りは勿論“劇場と地域との結びつき”“コメディの発展”といった面にもドンドン力を入れていきたいと考えています。これまでもＪＲ中野駅さんのご協力得て大量のポスターを駅構内に掲示して頂いたり、中野区さん主催で８割世界のワークショップを区民の皆様相手に開催して頂いたりして“街との結び付き”を目指し活動して参りました。さらに今夏には大々的な「コメディフェスティバル」の半永久的な開催も目指し現在活動中…コメディを作る劇団同士の繋がり強化、コメディ作品の質の向上、お客様へのコメディのＰＲを目指し、命懸けで奮闘中です。
今後もこういう活動をもっともっと(×1億)広げて行き、もっともっと(×1兆)演劇が、劇場が街に浸透…そしてそんな街の中の劇場で「老若男女、誰でも楽しめる」８割世界のコメディを上演！劇場に、そして街に笑顔が溢れる！そういうの最高です！ええい、偽善者っぽい発言になってもいい！(笑)そういうの最高です。
ちなみに主宰・鈴木雄太の夢は「どこかの島だったりとか、まだまだ演劇を観るチャンスが少ない地方の公共ホールの芸術監督になって、そこで演劇の面白さを地元の方に伝えていく活動がしたい」です。「あとオペラとか、ジャンルの違う舞台芸術とのコラボ。『【８割世界版】魔笛』の上演を数年以内に目指して秘かに動いたりしてます」だそうです。ちなみにそれに先駆け、鈴木雄太が脚色を担当した古典オペラ『奥様女中』が今年6月に上演予定。