ローザ

ローザ

時間堂(東京都)

公演に携わっているメンバー:5人

団体紹介
【芸術は交換だ】
一方的に与える/貰う、という構造は演劇芸術としてつまらない。演劇はこんなに面白いんだし、その面白さの核は交換の瞬間に潜んでいるから。交換が行われること、できるだけ深く、遠く。「新しさ」「メッセージ」「同時代性」すべてどうでもいい。時間堂は、シンプルな「すごい、ふつうの演劇。ふつうの、すごい演劇」を突き詰めて、自分たちの演劇で、世界を変える。
そのために「他地域への積極的なアプローチ」と「ワークショップのさらなる充実」を図る。「ローザ」は地域へ積極的に出向いて、公演とともにワークショップ等の付帯企画を実施する予定。ワークショップは現在も時間堂の活動の軸となっているが、継続性と多様性を高めていく。例えば、俳優向けには時間をかけてより演技を深めるクラス、一般向けには演劇の楽しさを知ってもらうクラスを提供する。
たくさんのひとと「世界を交換する」ことで自らも成長し変わり続け、変わらぬ姿勢で演劇を深めていく。
応募公演への意気込み
2007年から5回開催されている本演劇祭に全てエントリーし、最終選考にはエントリー劇団中最多の3回も選ばれながらグランプリを逃し続け、昨年は演目変更により辞退。今年はなりふり構わず獲る。

いつも全力投球だから「ローザ」も全力投球だが、今回は去年の「廃墟」「星の結び目」で物足りなかった「ザ・時間堂」でみなごろす。みなごろすとは、黒澤世莉の台本演出で劇団員のみ四人芝居というミニマムな公演ならではの、俳優が生み出す密度と濃度を、演出協力、台本協力、舞台監督、の強力なゲストのトライアングルで分解再構築し、時間堂の魅力が詰まりつつ違う次元に飛んで行く、のをお客さまと交換の末やるってこと。

「自由とはいつでも、考えを異にする人のための自由である」というローザ・ルクセンブルクの言葉が、2011年ずっとひっかかっていた。何が良いのかうまく説明できないので、演劇にすることにした。四人芝居は面白い物以外やったことが無いので、今度も面白くなる。
将来のビジョン
2011年5月KAAT大スタジオで上演された、趣向「解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話」。劇評サイト、ワンダーランド「振り返る 私の2011」のベスト3に2人から選ばれた作品の、台本オノマリコと演出黒澤世莉のタッグで新作を上演。瑞々しく鮮烈な演劇を立ち上げ高評価を得たコンビが、時間堂にホームを移して再び光の演劇を立ち上げる。恒例のワークインプログレス(公開稽古)やトークイベントなど、多才なアウトリーチ活動で、たくさんの人々と世界を交換するチャンネルを拡げていく。

公演に携わっているメンバー(5)

大森晴香
制作 その他(プロデューサー)

プロデューサーとして加入して初の公演、しかも黒澤世莉の本+劇団員4人芝居。時間堂のマスターピースになる可能性大★
黒澤世莉
脚本 演出 その他(アクティングコーチ)

Freiheit ist immer Freiheit des Andersdenkenden. Rosa Luxemburg
菅野貴夫
役者・俳優

今できること、足りないもの、出して探して総動員。
直江里美

作・演出 黒澤世莉+出演 劇団員のみ=ピュア時間堂。 要のスタッフ陣は強力。 ちょう楽しみ。
ヒザイ

時間堂劇団員だけの濃密4人芝居。スタッフ陣がすごい。自分たちが一番わくわくしてる。と思う。

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