東雲十六夜【ご来場誠にありがとうございました!!】

ラフメーカー（東京都）

公演に携わっているメンバー：7人

団体紹介

“喜劇”という言葉にとてもこだわって創作活動をして参りました。

色々な解釈があると思いますが、私たちの目指す喜劇は人生を軸とした、骨太な人間ドラマの中にあると信じております。

また、“機微”という言葉を大事に考えておりまして、テーマに据えて参りました。

音響に頼らない心地よいセリフまわしと、奇をてらったものではなく、「あぁ、あるある」とお客様に共感して頂ける作品を創りたいと常に思っております。

将来は、演劇に親しんでいる人もそうでない人も、肩肘張らず気軽に足を運んで下さる居心地の良い空間として、広く認知されたエンターテイメント集団でありたいです。

仕事帰りのショッピングや映画やディナーに、観劇という選択肢が生まれる事が目標です。

応募公演への意気込み

ラフメーカーの演者は毎公演そうなのですが、年齢も経験も演劇の土台も全く違うメンバーによって構成されています。

それは年に２回の本公演の他に、アトリエ公演や番外公演という形で、年に６本、計８本の作品を創っている事が大きく関わっております。

番外公演でより多くの役者さん、あるいはお芝居自体が初めての方、学生さん達と出会い、限られたメンバーで公演をするのではなく、より多くの可能性を役者陣も演出も脚本も模索し続けて、本公演に挑んでおります。

今公演は、こういった番外公演を経て、普段はキャリアのあるダンサーだったり、アングラを中心に活動する演者だったり、スーツアクターだったり、映像をメインに活動する役者だったり、声優だったりと、てんでばらばらなメンバーが集まりました。

が、この全く畑の違うメンバーで、お通夜とお葬式の間の夜伽の晩を創り上げます。

決して物珍しいものではないけれど、お客様に観て頂いて「あぁ、わかるなぁ」としみじみ共感して頂ける作品になると思います。

深い傷を残そうとか、忘れられないインパクトを残す気はさらさらありません。

観終わって少し温かい気持ちになって、上を向いて帰って頂けるよう、一同励んで参りたいと思います。

将来のビジョン

次回は２０１２年９月シアターグリーンBOX in BOX THEATERでの公演を予定しております。

今まで新作のみを上演し続けて参りましたが、初の再演にして、最も人気が高かったと勝手に思っている、思い入れの強い作品を上演致します。

映像や文章では絶対表現出来ないような、舞台独特の演出方法や面白みにもこだわった作品です。

テーマは時間と人生の交差です。
叙情的な一代記を、2時間弱に詰め込んでお送りしたいと思います。

どうぞよろしくお願い致します。