へちま　-糸瓜-【全公演終了!ご来場ありがとうございました!!】

文月堂（東京都）

公演に携わっているメンバー：8人

団体紹介

文月堂は一貫して、
「人間を愛をもって真摯に描く。時には優しく、時には厳しく赤裸々に」
「観に来てくれた人に、楽しい時間を提供し、何かを心に持ち帰ってもらう」この２つを兼ね備えた作品作りを目指してきました。
そして作品ごとにそれぞれを特化させ
－派手さよりも、丁寧に繊細に人間関係を描き出す作品－
－娯楽性に富み、必ず何か新しい“挑戦”をする作品－
これらを両輪に活動しています。

昨年で言えば、前者はシアタートラム ネクスト・ジェネレーションに参加し、再演した『明るい表通りで』。
シンプル且つ丁寧に人間関係を紡ぎだす日常会話劇です。観ているうちに引き込まれ、忙しい生活の中で一旦立ち止まって人生について共に考える。そんな作品になったと自負しています。
後者は昨秋の『ちょぼくれ花咲男』。歌や踊りを交え、出演者18名。登場人物約40名？！を超える時代劇！まさに「挑戦」の作品でしたが、2011年度のサンモールスタジオ選定「最優秀演出賞」を頂き、評価されました。笑い、泣き、ちょっと上向きのテンションを持ち帰ってもらえる。
そんな作品です。

まだまだ小規模な団体ですが、やりたい事の具現化を模索し
“挑戦”し続けます。そして、真摯に丁寧に“人間”を描き続けて行きます。

そして文月堂が何より目指している目標。
今よりもっと幅広い層の方々に
「一度でいいから劇場に足を運んでもらいたい！」
一度足を運んだら「絶対また観に来ようと思ってもらいたい！」
そう熱望してやって来ました。
旗揚げ当初20～30代が殆どだったお客様も、今や10～70代と年齢層も広がり、ご家族やカップルでのご来場も増えて来ました。
演劇は、「一回性の芸術であり娯楽」です。
劇場でしか味わえないこの至福。一度も味わわずに一生終えるなんて勿体ない！
これからも多くの方に楽しんで頂ける様、貪欲に、上質な作品を作り続けます。そして、更に快適に楽しんで頂く環境を持つべく、成長して行きたいと思っています。

応募公演への意気込み

生きている誰もが、そのすぐそばに死を抱えている。
さっき生まれた赤ん坊でさえ、きっと。

そう思います。

でも、だからこそ　「生きている」　と、今ハッキリと言えるのではないか？
だから今、上を向いて生きてけばいいんだ。

とも思います。

本作は、将来のビジョンで語った「両輪」で言えば前者。
春にぴったり？な、大人の「ほろにが家族悲喜劇」とでも申しましょうか。
女運最悪だった父の元に生まれた三姉妹を中心に繰り広げられる日常会話劇。いや、日常よりちょっと非日常的なある一日のお話です。。

今は亡き父と祖母、そのゆかりの人々との間で、長い時間をかけて
「こじれた」り、「悪くなった」り、「初めて知った」り、破綻した上に「新しく予感された」りする。そんな事ども。
“恋愛、結婚、老い”
そんな人生のメインテーマを各年代の女目線でしっとりと描きます。
しかしそこは「悲喜劇」。しっとりばかりもしておられません。
個性豊かな男優・女優陣の演技も白熱します。

文月堂は本作で下北沢初上陸！演劇のメッカ下北沢で放つ第一弾は、
のどごしで味わう上質な家族悲喜劇！！ご期待下さい！！

将来のビジョン

文月堂第９回公演は、2012年12月下旬　駅前劇場にて公演予定です。

『学校』～愛と反逆のオペレッタ～（あくまで仮）

オペレッタと言う限りには歌わねばなりません。踊ったりもしなければなりません。しかも学校ものですし、愛や反逆が巻き起こる予定です。

だからと言って、キャスト全員が若さと体力に満ち満ちた新人ばかり・・
ということにはならないでしょう。
やっぱり幅広い年齢層のキャスト陣と一緒に、冬でも汗いっぱいかきかき、こねくり練り上げ、作り上げるのでしょう。

文月堂、初の学園モノ。初のオペレッタ。初の駅前劇場。
クリスマスで年末で。とにかく楽しんでもらえるものにします！
そしてもちろん、きっちりと心にお土産をお渡しできる作品になります！
ご期待下さい！！