Fried Strawberry Shortcake

劇団appleApple（千葉県）

公演に携わっているメンバー：7人

団体紹介

劇団appleAppleは、心の奥底を掬い取るような物語と、公演を行う場所を十二分に活かした演出を心掛けています。
また、その二点に定評があります。

わざわざ足を運んで頂くために、その場所その瞬間でしか味わえない演劇ならではの体感をして頂くために、公演を行う場所をどのように活かすかに力を入れています。
現実にあるひとつの場所と人が関わる時間は、インターネットの発展と反比例して少なくなっているように思います。
お客様と共有する空間を工夫することで、演劇の発展に繋げたいと考えます。
また、この特性を活かして、二年以内に地方公演を視野に入れています。
劇場、アトリエ、あらゆる場所でその場所でしか出来ない、体感出来ない演劇を広げていければと思います。
同時に、大きな劇場も目標としています。

作品としては、他では見ることの出来ない新しい物語と演出を模索しています。
ただ、前衛的を目指すのではなく、オーソドックスと前衛のどちらにも寄らない、どちらが好きな方にも足を運んで頂ける、そんな物語を紡いでいける劇団を目指しています。

応募公演への意気込み

そこは、恐らく90分後に自殺するであろう十四歳の少女の頭の中。

大人にも子供にもなれない奇妙な年齢を抱え、大人にも子供になりたくない奇妙な感情を抱え、過去や未来をまだ記憶の少ない脳味噌に交錯させ、そんな自分の脳味噌に似たぐちゃぐちゃしたシブヤという街並の今を映しながら、最後の場所を求めて、もしくは僅かな未来への光のようなモノを捜して彷徨い歩く十四歳の少女のお話、

ではなく、

そんな十四歳の少女の『頭の中』のお話です。

二十歳になったばかりの若い役者を集め、現代という時間と、その時間によって影響される心を描きたいと思っています。
新しい演出の見せ方を模索しながら、ポップに描きます。
劇場は小劇場楽園。
appleAppleは二回目となる劇場です。
たくさんの劇団が使われるこちらの劇場を、appleAppleならでは空間で埋めつくしたいと思っています。
その自信もあります。

将来のビジョン

2012年11月末を予定しています。