団欒シューハーリー

団欒シューハーリー

悪い芝居(京都府)

公演に携わっているメンバー:7人

団体紹介
悪い芝居が結成されたのは劇場ではなく、2004年クリスマス、京都での路上でした。
それから約6年、「目の前に存在する物語」という演劇の不確かさの中にいながら、お客さんに許された精神的な安全安心への盲信を壊し続けてきました。

劇場を出た景色が入る前のそれとは全く違って見えるような、忘れても忘れてもいつまでも消えない背中のアザのような、そこに座っているのもそこで行われているのも現実であり嘘であるような、とにかく悪い芝居でしかできない表現を追い求めてきました。今や、地元・京都だけでなく東京・大阪での公演も多くの皆様に観ていただけるようにまでなりました。

今後も物語と現実の融合を裏テーマとしながら、決して小難しくない肩の力入れて観る娯楽を追求し、とにかく多くの人たちの日常に混じり込むことを第一の目標としています。

創作環境に恵まれた京都を拠点としながら、日本全国、劇場での演劇公演に限らずすべての劇空間になり得る場所であらゆる表現を探求し、日本人の日常に演劇が必要不可欠なものになる日への一役を担っていきたいと考えています。
応募公演への意気込み
今回の公演は”原点回帰”をテーマとした、京都市内の築60年を越える住居の1階2階、そして庭で行われる家屋劇です。

京都の劇場、ART COMPLEX 1928様において3年間相互協力の上で芸術を発信して行くための劇団として<POWER PUSH COMPANY>に選ばれて3年目、つまり最後の年である今年を将来へ向けた挑戦の年と位置づけ、その1作目を劇場ではない小空間で演劇をするという、路上で芝居をしていた旗上げ当初の原点に回帰させることで、現在のそしてこれからの観客の皆様へ近い距離で改めて、決意を届ける作品にしていきたいと考えています。

またこりっち舞台芸術まつりのひとつの目玉である、東京ではない地方での、劇場ではない小空間での作品としてエントリーし、大賞をかっさらうという強い志を持って、参加を表明いたしました。

団欒を守り破り、そして団欒から離れる。観客は住居に招きいれられ、現実と地続きのままフィクションの世界に引っ張り上げられます。ある人をかくまう人々とそこに放り込まれる観客、そしてある人を連れ戻そうとする人達。出会うことのなかった出会いを通じて、手をのばせば届くフィクションに現実が放り込まれていきます。あふれ出る感情が、ただ居間のテーブルの上にある、そんな団欒劇です。

「おかえり」と言われにお越しください。
将来のビジョン
 次回公演は夏に劇団初の少人数3人で行われるホラー演劇、今年の11月上旬に京都・ARTCOMPREX1928で、11月中旬に東京の王子小劇場で2011年の集大成ともいえる本公演を予定しています。ARTCOMPREX1928での本公演は同劇場から<POWER PUSH COMPANY>として3年間支援していただいた中での最後の公演でもあります。春の家屋劇と夏の少人数ホラー演劇での成果を活かし、慣れ親しんだ劇場で最後の大事件を起こしたいと考えています。

公演に携わっているメンバー(7)

宮下絵馬

宮下絵馬です。よろしくです!
進野大輔
その他(メンバー)

今回も気合充分でございますなーなんちゃったりなんかして。 よろしくお願いします。
有田小乃美

是非ご覧くださいませ!よろしくお願い致します
大川原

悪い芝居初めてのかたも、そうでない方も、どうぞご期待ください!
西岡

わたなべ

きっと悪い。
植田
役者・俳優

今回も悪い芝居。

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