【企画意図】
第二次世界大戦時、民間人を巻き込み唯一の地上戦が繰り広げられた沖縄戦に焦点をあて、戦争の恐ろしさ、悲劇を舞台を通してお伝えいたします。大きな節目であった終戦70周年、そして、前アメリカ大統領のオバマ氏の広島訪問を境に“戦争”という言葉が単なる歴史の一部として忘れさられていく危うさを感じます。更に沖縄戦の体験者であり、学徒隊として戦禍を生き延びた「ひめゆり部隊」の生存者による、ひめゆり平和祈念資料館での講和も2015年には高齢化、生存者の減少という理由で終了しました。又、時代も平成から、令和へと移り変わり、人々は希望あふれる平和な未来を求めています。しかし、戦後生まれの私たちに出来る事は、過去を見つめ、真実、事実を伝え、そして平和への想いを次の世代に、世界に広め、引き継ぐことだと考えています。ひめゆり部隊を描く今回は、命の尊さ、日々の何気ない暮らしがあるのは、平和であることが前提という事を、演劇を通して考え、感じ、体感してもらう事を一番に考えています。何卒ご協力と、ご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
【公演日程】 2018年8月29日(木)~9月1日(日) 4日間・全6公演(予定)
【劇 場】シアターグスタフ(〒201-0002 東京都狛江市東野川 1-5-17 TEL 03-5497-6996)
【あらすじ】
大学の女友達5人組が、夏休みに沖縄旅行を計画する。そして洞窟探検と称して、ある洞窟の前に来る。面白半分に中へはいっていくと、突然大きな爆発音と共に洞窟が崩れる。5人は気を失う。そして気づくと、洞窟の中では血だらけの兵士達が泣きわめいていた。彼らはなぜか、第二次世界大戦末期の沖縄にタイムスリップしていたのだった。
激しい砲撃にさらされ、命の危険を感じる5人。しかしそこには、泥まみれになりながら懸命に負傷した兵士たちの看護を行う少女たちがいた。いつしか5人はひめゆり部隊の一員として戦禍を共にする。そこで5人が目にしたのは、まさに地獄だった・・・。生か死か・・・何れかの選択を迫られたとき、人は何を思うのか。果して、5人の運命は・・・。
※規定枚数のチケットバックあり。劇団までお問合せ下さい。
【資格】
20~40代後半の、フリー・所属問わず。ある程度舞台経験ある方。配役は、オ-ディションにより決定。下記の稽古日程に参加可能な方。
2019年6月20日(木)顔合わせ(予定)
6月21日(金)~8月17日(土)平日週5日。18時~21時まで 基本土・日曜、お休み。
8月19日(月)~8月25日(月)まで毎日。15時~21時
本番直前の8月26日(火)・27(水) 2日間は13時~21時
※既に决定しているスケジュールについては調整しますが、極力稽古に参加ください。
及び本番期間8月29日(木)~9月1日(日)は 10時~22時
【場所】
劇団グスタフ専用稽古場
(東京都狛江市東野川 1-5-17 TEL 03-5497-6996 小田急線喜多見駅下車 徒歩約12分)
【募集配役】・現代の大学生 女性5人・ひめゆり学徒 女性5人・現代の大学生、社会人(日本軍兵士)男性2役 7人(1部wキャストあり)・南風原病院 軍医 男性 1人・南風原病院 婦長 女性 1人・ひめゆり学徒の教員、地元女性 女性2人・教員、地元男性 男性1人
◎希望者は、下記アドレスにこちらのサイトを見たとご明記の上、メールにてご応募ください。(オーディション希望日を第三希望迄ご明記の上、履歴書と写真をご添付お願いいたします)
yoyaku@gustaf-art.com キャスト募集係
【オーディション】 ご希望日(第3希望迄ご記入下さい)の13時~17時の間
【募集期間】2019年7月31日まで
※但し配役が決まり次第締め切ります。