演劇ユニットスーパーコンプレックス主宰の夢野さくらです。
このたび、「第2回・ストーリーの流れにウソをつかない表現方法」ONE DAYワークショップを開催いたします。
7月30日に第1回目を行いましたが、もっと深く知りたい、もっともっと教えてほしい、定期的に行ってほしいなど、とてもうれしい感想をいただくことができました。
私も大変充実した時間を過ごすことができ、ぜひ2回目もやりたい! と思い、今回9月25日(日)に、第2回目のワークショップを開催させていただくこととなりました。
手前味噌の話になりますが、スパコンのお芝居をご覧になったお客様から、 本当によく言われることがあります。
それは、「スパコンはいつもいつも、本当にお芝居の上手な役者さんをそろえるよね」 ということ。
もちろん集まった役者さん全てが、最初から演技が達者だったわけではありません。
稽古期間の1ヶ月~2ヶ月の間、キチンと「ストーリーにあった感情表現の大切さ」を感じ、 そのことを第一に考えて、じっくり稽古したからにほかなりません。
常日頃、舞台を観に行くと思ってしまうこと。
それは、役者さんのお芝居が、内容(ストーリー)に沿ってないなぁ・・・ということ。
例えば・・・涙を流さなくちゃいけないシーンで、そのストーリーに沿った涙ではなく、 単に涙をそれっぽく流しているなぁ・・・と感じてしまうことが多いのです。
映画「Wの悲劇」の中にもセリフで出てきますが、
「飼っていた犬が死んだことを考えるといつでも涙が出てきます」^^;
それを聞いた大女優役の三田佳子がこう言います。
「それ内容と全然関係ないじゃない」
やはり内容に即さないお芝居は、どうしてもその人の心情に寄り添うことができなくなり、 結果、お芝居の世界に入っていけなくなると思うのです。
もちろんお芝居自体が大きなウソかもしれません。
でも・・・それをウソと感じさせないお芝居が、 内容と心情をつなげることだと思うのです。
これは芝居の基本であって、生の舞台でも映像でも同じです。
私は、役者さんとして必要不可欠な能力の一つが、
「ストーリーの流れに沿った芝居が、ウソなくできる」ことだと考えています。
今回のワークショップでは、その部分に重点を置いてじっくり時間をかけて 行っていきたいと思っています。
詳細は以下の通りです。
日程:9月25日(日)
時間:13:00~20:00(途中1時間の休憩を入れますので、実質6時間となります)
料金:3,000円
場所:中央区の社会教育会館(お問い合わせのあった方にお知らせいたします)
最低催行人数:4名
定員:8名
お問い合わせ:info@supercomplex.net
参加ご希望の方は、以下の申し込みフォームからお申し込みください。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/f34fbf59151707
プロの俳優として表舞台に立ち続けるために必要不可欠な、
流れに沿った本物の気持ち(ウソのない気持ち)の表現方法や、
本の読みこみ方、役の深め方・・・。
ぜひ第2回 スーパーコンプレックスOneDayワークショップで、
その表現力を磨いてみませんか?
講師プロフィール
夢野さくら(脚本家、演出家)
高校卒業後、劇団青年座付属養成所入所。
養成所を卒業後、劇団青年座演技部に入団。
5年在籍後、退団。
演劇ユニットスーパーコンプレックスを立ち上げる。
以後、スーパーコンプレックスの全ての公演の脚本、演出を担当。
外部作品としては、CXテレビアニメ「サザエさん」脚本。
CDドラマ「紅茶王子」「ミルククラウンmix」脚本。
真木柚布子博品館ひとり舞台 脚本。
など多数。
演劇ユニットスーパーコンプレックス オフィシャルHP
http://www.supercomplex.net/