即興芝居は、役者の基礎であり、本質です。
想像上の世界を信じて、目の前の相手の一瞬一瞬に反応し合う。
その密度の濃さが、演技の濃さに直結するのです。
日本ではまだまだマイナーですが、海外での即興芝居は「Impro(インプロ)」という名で親しまれ、訓点としてはもちろん、パフォーマンスとしてのジャンルが確立されています。
中でも、ロサンゼルスのインプロシアターというカンパニーは、即興で1時間半の作品を創り上げます(Full Length Impro)。
それは正にリアルタイムで創る演劇であり、彼らはロサンゼルスの名だたる劇場でメイン公演として扱われています。
https://youtu.be/O1qF5nMhHks←ドバイで行われたインプロフェスでのテネシー・ウィリアムス風インプロ
私は彼らのパフォーマンスを始め、世界で活躍するインプロバイザー(即興役者)達のパフォーマンスを見てきました。
それらはどれも素晴らしいもので、彼らが役者として高い感性と創造力を持っていることは明らかでした。
https://youtu.be/ALAh-dgk5sI←ドバイで私が指導を受けたパティ・スタイルズとジョー・ビルの2人による40分の即興芝居
このワークショップでは、海外での経験はもちろん、今までの私の演劇・インプロ経験をフルに活用し、
「心で感じる即興芝居」をテーマに指導します。
最終的には、2人で10分〜15分の長い即興芝居を演じることを目標にします。
これを機に、即興芝居の真髄に触れてみてください。
【日時】
2018年6月10日(日)14:00〜21:00
【会場】
豊島区近郊施設(場所は参加者にのみ通達)
【定員】
12名
【料金】
5000円
【講師プロフィール】
忍翔(おしょう)
国際的に活躍するインプロ指導者・今井純、NYアクターズスタジオ生涯会員・ボビー中西に師事し、インプロとリアリズム演技を学ぶ。20歳で日本初の学生インプロ団体「劇団しおむすび」を立ち上げ、現在はプロデュースと指導を行っている。インプロの国際組織「International Theatresports Institute(通称iTi/国際シアタースポーツ協会)」の日本人メンバーでもあり、2015年にミラノ、2017年にドバイで行われたiTi主催のインプロフェスに参加。世界で活躍するインプロバイザー達から最先端のインプロを学び、iTi発行のインプロマニュアルの翻訳、2018年3月には日本で初めてFull Length Improの公演を行うなど、日本でのインプロの普及と発展に尽力している。
また、一人芝居役者として、インプロ、ミュージカル、ストレートプレイも行い、「役者は1人でも生きていける」ことを自らを使って証明している。
https://peraichi.com/landing_pages/view/playerosho
【参加希望】
playerosho☆gmail.com(☆→@)宛に
件名「6月10日ワーク」として
本文「名前、年齢、所属(あれば)」を明記の上お送りください。