文学座・中野志朗主宰WS/ブレヒト『スパイ』読み合わせ
丁寧な指導により、演技力をブラッシュアップさせます。
20世紀の演劇を代表する巨大な才能であったベルトルト・ブレヒトによるオムニバス劇『第三帝国の恐怖と悲惨』から、小景『スパイ』をとり上げます。ナチスドイツの時代に生きる小市民の生活を、おもしろおかしくもグロテスクに描いた傑作短編です。ブレヒトの代表作としては『三文オペラ』が有名ですが、よりリアリズム色の強い『スパイ』に取り組むことで、作家が、彼が生きた同時代をいかに見詰めていたのかに迫ります。細かな読みによって、作品世界を楽しみます。
多くの気付きをとおして、参加者みなさまの、各々の現場に活かせる内容を目指します。
開催日:4月7日(土)13時~18時、8日(日)13時~18時
※2日間連続の内容になりますので、2日間通してのご参加をお勧め致します。
開催場所:7日(土) 杉並会館 第一集会室
8日(日) 四宮区民集会所 第一集会室
参加費:2日間で4000円(※一日のみのご参加の場合は2000円)
定員:男性1名+女性2名より開講致します。演技経験は問いません。
テキスト:開講が決まり次第、ご送付させて頂きます。
申し込み・問い合わせ先:shiro.nakano72@gmail.com(中野)
お申し込みの際には、上のアドレスまでお名前、性別、年齢、演技経験の有無/経験年数をお知らせ下さい。
締め切り:3月31日(土)
中野志朗・プロフィール
文学座演出部所属。2007年度文化庁在外研究員として、1年間ベルリンにて演劇研修を受ける。演出活動の他に、俳優養成の講師を務める。都立総合芸術高等学校舞台表現科市民講師。他にも芸能事務所、専門学校等で指導をしている。演出代表作としてファルク・リヒター作『崩れたバランス』、ベルトルト・ブレヒト作『男は男だ』などがある。