大阪女優の会では、2018年7月に16年目の公演を行います。
「大阪女優の会」とは
2003年3月20日にアメリカによるイラク攻撃が始まりました。
平和を願う演劇人としてこれに反対し、同時にわが国で進められた「有事法制」にも反対の意思を示した東京に呼応して、関西でも、演劇人による集会が4月12日に開催されました。
これを機に、毎年戦争を風化させない為の創造活動をしようと、関西芸術座の河東けい、劇団きづがわの赤松比洋子(故人)、劇団大阪の堀江ひろゆきらが中心となって、他へ呼びかけました。
その年の夏、第1回“あきらめない、夏”「大阪女優の会」として8月16日、地人会の上演台本『この子たちの夏』を棚瀬美幸演出で上演。
20代から80代、新劇、小劇場の女優たち、時には男優も交えて、毎年、夏に公演を続けてきました。
「演劇は非戦の力」、演劇の命は言葉です。言葉の対極に暴力があります。「あらゆる暴力に反対し、平和を願う」演劇人の集まりです。
このような活動に対し、平成28年度 大阪文化祭賞奨励賞を受賞しました。
大阪女優の会の、この“あきらめない、夏”は今年で16年目を迎えます。
私たち女優の会は、劇団、所属団体、プロ、アマチュアの枠を超えた創造交流の場です。公演活動の中で、先輩や仲間から多くを学び、演劇人としての資質を高め、表現者としての力を向上させたいと願っております。
伝統的な新劇と若い小劇場の交流が力強く進み、その輪は年々大きくなっています。
母体を持たない大阪女優の会は、毎年、女優の会の主旨に賛同したメンバー有志で集まりを持ち、ディスカッションし、次の作品のテーマ含め、演出などを協議し決定、全員の協力に基づいて制作が進められます。
初参加の方も例外ではなく、公演に向けて様々な役割を担いながら作品創りをしています。
公式ブログ:https://ameblo.jp/oosakajoyu/
公演詳細
大阪女優の会 vol.16 あきらめない夏「テキスト」(仮題)
【公演日時】
2018年7月27日(金)~7月29日(日)計6ステージ
※小屋入りは7月26日(木)同日にゲネプロを行います
【場所】
ドーンセンター 1F パフォーマンススペース
【料金】
一般 2,000円
大学・専門学生 1,000円
高校生以下 500円
※チケットノルマ・チケットバック共にありません
【稽古日程】
6月毎週水曜日、7月毎週月水金曜日 19時〜22時
オーディション詳細
【日程】
2018年3月31日(土)13時〜16時30分の間の約1時間程度
※時間については、ご応募いただいた方に追って連絡させていただきます
【場所】
スタジオ315(谷町六丁目)
大阪府大阪市中央区谷町7-1-39
地下鉄谷町線・長堀鶴見緑地線「谷町6丁目」下車 3番出口を南へ150m
【応募資格】
30歳までの女性
上記全ての稽古と7月26日のゲネプロに必ず参加できる方
【参加費用】
500円
※当日受付にてお支払いください
【応募方法】
・住所
・氏名
・生年月日
・メールアドレス
・携帯番号
を明記の上、タイトルを「オーディション参加希望」として、oosakajoyunokai@gmail.com までお送りください
【応募締切】
2018年3月20日(火)
お問い合わせ先:oosakajoyunokai@gmail.com