劇団チョコレートケーキでは、2017年に上演予定の2本の本公演の出演者を募集いたします。
５月公演はサンモールスタジオでの３週間公演『60’sエレジー（仮）』　（新作）、12月は評価の高い『熱狂』『あの記憶の記録』の再演です。
募集するのは若い俳優です。下記の要綱を読んでいただければ分かるのですが、設定年齢低いです。もちろん、実年齢でないので、我こそは！と思う方々、どしどしご応募ください。演技もさることながら、俳優さんの持つ考え方や瑞々しさとかも見せていただきたいです。
宜しくお願い致します！


【募集要項・作品概要】

◆第28回公演『60’sエレジー（仮）』（新作）
2017年5月1日（月）～5月21日（日）　24ステージ予定
＠サンモールスタジオ（新宿御苑）　キャパ80席
3月中旬から稽古（稽古日程応相談）

《募集人員》
男性キャスト1名　〈設定年齢〉15歳前後 （金の卵役）

《あらすじ》
1960年初頭、東京のとある下町の町工場。
そこは家族と数人の職人で細々と営まれてきた小さな町工場だ。
東京の町はようやく戦争の爪痕が消え、数年後にオリンピックを控え大きく変わり始めている。
一家は地方の新卒就労者いわゆる『金の卵』を一人、工場に迎え入れ、どんどんと進んでいく世間に置いていかれまいと考える。
この作品は工場主一家とその周囲の人々が、どうあの『高度経済成長』の時代を生きたかを描く物語である。

◆第29回公演『熱狂』 『あの記憶の記録』 2本立て公演（再演）
※オーディション対象の公演は『あの記憶の記録』です。
2017年12月4日（月）～20日（水）　各9ステージ　計18ステージ予定
＠都内某劇場　キャパ250席
（劇場規定により公表出来ません。ご了承下さい）
10月上旬から稽古（稽古日程応相談）

《募集人員》
男性キャスト1名　〈設定年齢〉15歳前後 （主人公イツハクの息子役）
女性キャスト1名　〈設定年齢〉15歳前後 （主人公イツハクの娘役）

《あらすじ》
1970年イスラエル、
モチーフはナチスのアウシュビッツ絶滅収容所におけるユダヤ人のホロコースト（大量虐殺）だ。
主人公は絶滅収容所から奇跡の生還を果たし、やがてイスラエルに移住し結婚、子供を授かり平穏な日々を暮らしている。
しかし、想像を絶する記憶が彼を苛み続けていた。
彼はアウシュビッツではただの収容者ではなく、
特殊任務部隊ゾンダーコマンドの一員として一般の収容者から隔離され、
ガス室での大量殺人の手伝いをSS（ナチス親衛隊）に強制されたユダヤ人だった・・・。
『あの記憶の記録』では、
ミクロな視点から「戦争に影響された一人の男」の人生に焦点を絞ることで、
戦争がひとりの人間にいかに大きな影をおとしたのかを描き出していく。
この作品は男とその家族たちの終ることのない煩悶と、そして再生の物語である。


《応募資格》

〇心身ともに健康で、稽古を含めた公演期間を通して作品と向き合う覚悟のある俳優。
〇15歳～25歳の俳優。（未成年の方は、保護者もしくは事務所の了承を取ってください。）
〇経験不問。俳優として自覚を持てる人。
〇チケットノルマなし。販売協力はお願いします。
〇出演料あり。（双方話し合いの上）
〇複数の役へのエントリー可能。


【オーディション情報】

《一次審査》　書類審査
《二次審査》　テキストを使ったWS形式の実技審査（参加費無料）

〈二次審査詳細〉
日程：2017年1月28日（土）・29日（日）
※二次審査は両日ともご参加ください。
会場：都内スタジオ


【応募要項】
メールのみ。メールの件名は〈オーディション参加希望〉としてください。
送信先 infoあっとまーくgeki-choco.com
下記内容をご記載ください（書式自由）
〇名前
〇住所
〇年齢
〇電話番号（日中連絡が取れる番号）
〇芸歴（プロフィール）
〇写真（バストアップ・全身）
〇オーディション参加希望作品
〇所属団体（劇団・プロダクション。 フリーの方は“フリー”とご記入ください）
※所属事務所からの応募も可能です。


【応募締切】
2017年1月20日　午前10時必着
■書類審査の上、一次通過者のみ、二次審査の詳細を1月23日までにメールにてご連絡いたします。


【応募先・お問合せ先】
劇団チョコレートケーキ
E-mail infoあっとまーくgeki-choco.com
公式サイト　http://www.geki-choco.com/


【劇団チョコレートケーキとは】
史実を題材に扱い緻密な調査に基づき描かれる古川健の劇作とハードな台詞表現の内に、
人間味を凝縮させる日澤雄介の演出が加わり、ある種の極限状態にいる者たちの存在に肉 迫していく。
負荷に炙りだされる様にして生まれた俳優の衝動を純度の高い感情表現まで 昇華させ、
硬質ながらも生々しい人間ドラマを展開する。

2014年、大正天皇の一代記を描いた『治天ノ君』で、第21回読売演劇大賞選考委員特別賞を受賞。
2015年には劇団としての実績が評価され第49回紀伊國屋演劇賞団 体賞を受賞。
2016年、太平洋戦争末期の朝鮮半島を描いた『追憶のアリラン』で、第23回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞。