「台本を読む」日本ではそう言います。
しかし、英語では、"script study"
つまり、「台本研究」です。
「台本を読む」と「台本研究」は違います。
プロの脚本は
場所や登場人物、出来事の映像を文字に置き換えて書いてあります。
つまり、文字を読めば映像が浮かぶはずです。
多くの脚本家が「台本に全部書いてあります。」と言っているのは、これが理由です。
調べてみると、確かに
脚本家はドラマや映画を
丸々一本浮かべながら、それを文字にしているようです。
これは、小説家にもあてはまります。
もし「仮に脚本家が浮かべた通り」に出来るのであれば。
あなたの演技を脚本家は満足するでしょう。
そして同じように読み取れた演出家と、
解釈の違いで時間を浪費する必要はないでしょう。
台本には「映像が描かれているのです。」
「台本を読んだら映像が浮かぶ」
そんな事は出来るのでしょうか?
出来ます。
思っているより簡単に。
演技教師 宮崎壽一