日本では、「脚本を読む」と言います。
しかし、英語では、\"script study\"
つまり、「脚本研究」です。
「脚本を読む」と「脚本研究」は違います。
プロの脚本は通常、映像を文字に置き換えてあります。
つまり、文字を読めば映像が浮かぶはずです。
多くの脚本家が「脚本に全部書いてます。」と言っているのは、これが理由です。
調べてみると、確かに
脚本家はドラマや映画を
丸々一本浮かべながら、それを文字にしているようです。
これは、小説家にもあてはまります。
もし「仮に脚本家が浮かべた通り」に出来るのであれば。
一部をはぶいて脚本家は満足するでしょう。
そして同じように読み取れた演出家と、
解釈の違いで時間を浪費する必要はないでしょう。
そして、どうしたらもっと面白くなるか、アイディアを出し合えるでしょう。
まるで憲法の解釈の違いで、法廷闘争を繰り広げる人達のようなものです。
そこには、「描かれている」のです。
ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/engekikouza/
メールpower_of_art@yahoo.co.jp
電話 080-3153-1948
演技教師 宮崎 壽一(としかず)