演劇ワークショップ 『Meet your clown –vol.7-』
~もう一人のわたし自身と出会う旅、遊ぶココロ~
人に笑ってもらうのが大好きな人たちがいます。喜劇の俳優が大抵そうです。とにかくお客さんに笑われたい。たくさん笑ってもらえればそれが自分の喜び。笑われて嬉しがる、そんな人たちです。だから、なぜお客さんを笑わせなきゃいけないのか、そんなギモンはもとからありません。
クラウンは人に笑われる存在。でもクラウンは演じられるキャラクターではなくあなた自身です。誰にも、ユニークなお馬鹿なキャラクターは存在します。大失敗してなにも打つ手がなくなったとき、凍りついて、その大失敗(flop)と一緒に素直にそこにいられたら、その時、あなたのクラウンがやってきます。子供が遊ぶ時のような真剣さで、笑われずにいられない“わたし”を探してみたいとおもいます。そして、そんな自分がそこにいることの喜び(pleasure)を獲得したいのです。
講師:山上 優 (やまがみ ゆう)
<山上優プロフィール>
俳優、演出。旧ED企画、EDメタリックシアターに解散まで所属。その後も、燐光群、ナイロン100℃、かもねぎショットなど、多数の舞台に出演。2001年よりフランス人演出家・作家、フィリップ・ゴーリエに師事、2003年渡仏。パリ、エコール・フィリップ・ゴーリエ演劇学校で氏に学ぶ。翌'04-05シーズンは同校にてアシスタント講師をつとめ、また、日本人をパロディにしたソロのクラウン作品をパリで発表し好評を得る。2006年フィリップ・ゴーリエ門下のイギリス人、スペイン人俳優らと共に演劇ユニットを結成し、クラウンとブッフォンをテーマにした即興創作劇で、東京公演を果たす。現在までパリ、東京で活動する。
<ワークショップ Meet your clownのこれまで>
2006年第一回、クラウンをテーマにしたワークショップを青山こどもの城にて開催。参加者の中から期せずして4名が渡仏、母校エコール・フィリップ・ゴーリエに学ぶ。その後の第二回以降の参加者からも2名が渡仏。ワークショップをきっかけに、「笑われたい」ココロは止まらず、8000マイルの距離を軽々と超えていく。
【Philippe Gaulier フィリップ・ゴーリエ】(1943~)
ジャック・ルコック国際演劇学校元教授、パリ・フィリップ・ゴーリエ演劇学校校長。テアトル・ド・コンプリシテのメンバーらを輩出し大きな影響を与えたことは広く知られる。現在世界各国でワークショップを行い、パリの学校ではフランスにありながら世界中から集まる俳優たちに、独自の教育法をもって指導。俳優の個性を引き出し、驚くべき美しい瞬間をつくりつづけている。
募集: 俳優、または演劇、クラウンに興味のある方年齢不問。(全日程参加できる方優先)
日程: 2015年 10月5日(月)~10月12日(月) 8日間 32時間
13時-17時(多少延長する場合あり)
会場:ゴコクジスタジオ(文京区音羽) (詳細は参加者の方にお知らせします。)
参加費:25000円 (参加費は初回時にお支払いください)
定員: 15名 (定員になり次第締切らせて頂きますので予めご了承ください)
申込みは下記あてに、氏名(ふりがな)・電話番号・連絡先メールアドレスを明記の上、「WS申し込み」という件名で、e-mail をお送りください。
Eメールアドレス:youyamagami@nlt.co.jp