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演劇と音楽のルーツ

演技と音楽は元が一緒なんだそうです。これはある哲学者の話なんですが。彼が調べたところによると。ヨーロッパでは、原始時代(狩で動物を取っていた頃)狩に行った男たちが、その日の狩の様子を、村の人たちに話していたのが始まりだそうです。

狩というものは取れたり取れなかったりで、時期によっては何日も何週間も獲物がいないということもあるわけで、村に残されたオカーチャンたちはダンナたちの稼ぎが悪い、ひょっとしたら狩をしないで遊んでるんじゃないだろうか?などと考えたりするわけです。

これは今でもそうですよね。

これじゃあいかんと考えたのか、夜の食事時、その当時は村の広場に大きなたき火をして、その周りに村の人が全員集まっていたそうですが、狩の様子をダイジェストで再現していたそうです。

つまり始まりは、オトーチャンたちを理解してもらうための劇だったということです。

音楽はその劇が進化して行くにつれて、効果音としての動物の足音
、泣き声、風の音、矢が刺さる音、そして風景へと進み、やがて演劇から独立して演奏されるようになったということです。

だから演劇と音楽が一緒になると、とてもパワフルなんです、もともとひとつなんですから。

例をあげると、ヒットした映画には良い映画音楽がついているし、ポピュラーソングはMTVで流れるように成って、売上が2倍になったし、一番人気の演劇はミュージカルでしょう。

興味深いですよね。
  • 最近の音楽のヒット曲はアニメ/ドラマのタイアップ曲が増え、
    それらは基本番組のOP/ED曲として
    BGV(バッググラウンドビデオ)と一緒に流れる事で
    聴覚だけでなく視覚でも「聴く」効果がありますね。

    自分もアルバム曲で「この曲どうかなあ・・・」ぐらいに思ってた曲が、
    ある番組のOP/ED曲だと知り、
    それを見たら一気に好きになった、という経験があります。


    しかし、
    音楽はメジャーからマイナー(インディーズ)まで幅広く活動が広がっているのに対して、
    演劇はメジャーはごく一部の商業のみ、
    小劇場(マイナー)は広い裾野の中でインディーズバンドと
    一緒かそれ以上に苦労が絶えない世界かと思います。


    某劇団達は自分達と同様のインディーズバンドに演奏をお願いしたりと
    音楽との共存により、演劇のインパクト、「音」の強化をはかっていますが、
    そういう活動がどんどん増えていくといいなあ、と思います。

    あのインディーズバンドが曲をあててるから劇団の劇を見に行こう、
    あの劇団の曲をあてたバンドだから聴きに行ってみよう、
    などお互いの交流が増えるといいですね。

    「音楽」と「映像(視覚)」ってたぶんに相性が良いものですから。

    2015/09/15 10:24

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