ワークショップ
【Stand Reading Lab.】
を開催します。
シナリオを
皆で"立って動いて体感する"
読み合わせの会です。
(座って読むだけも可)
(1回通読完結型)
初心者歓迎、経験不問。
参加希望の方は
お気軽にメッセージ下さい😊
(nattyan8011@yahoo.co.jp)
(年齢◯代(任意)、
演劇経験を添えて下さい)
(日時:7月14日(日)15時~18時半
※ 途中参加、退出可
※ 見学も可(無料)
場所:練馬
会費:1000円)
戯曲は、各自、図書館等でご用意下さ
い。
用意できない場合は、
【500円】をご用意下さい。
【人数によって、連絡の上で
戯曲が変更になる場合があります】
【場所】
練馬区
【来月以降の日程について(予定)】
第2、4日曜日 13時~17時
* * *
⚫ 240714『半神』
(ストーリー:
双子の姉妹シュラとマリア。神のいた
ずらで物理的に結びついた2人の身
体。
知性は姉のシュラに、美貌は妹のマ
リアに。
しかし、13歳のある日、身体のある
部分が悲鳴を上げる。身体は2つでも
、心臓が1つだったのだ……)
* * *
運命を弄ぶ神々と、対峙する数学者、
双子の間にブラッドベリの「霧笛」
が棚引く……
(引用)
「昔、ある日男が一人やってきて、そ
の岬の波のどよめく、陽の差さぬ浜
辺に立ってこう言った。
’’……この海原ごしに呼びかけて船に
警告してやる声が要る。その声を作
ってやろう。これまでにあったどんな
時間、どんな霧にも似合った声を作っ
てやろう。
たとえば夜更けて在る、きみのそば
の空っぽのベッド、訪うて人の誰も
いない家、また葉の散ってしまった
晩秋の木々に似合った……そんな音
を作ってやろう。
鳴きながら南方へ去る鳥の声、11月
の風や……寂しい浜辺に寄する波に
似た音、そんな音を作ってやろう。
それはあまりにも孤独な音なので、
誰もそれを聞き漏らす筈はなく、
それを耳にしては誰もが密かに忍び
泣きをし、遠くの町で聞けば、いっ
そう我が家が温かく、懐かしく思わ
れる……そんな音を作ってやろう。
俺は我と我が身を一つの音、一つの
機械としてやろう。そうすれば、そ
れを人は霧笛と呼び、それを聞く人
は皆、永遠というものの悲しみと生
きることの儚さを知るだろう……’’
※
結合双生児(シャム):
およそ5万~20万分の1で起こる実在
の現象。身体の一部、もしくは、複数部
が繋がった状態で出生する。
※
作家紹介:
原作・萩尾望都:
「ポーの一族」「トーマの心臓」「11
人いる!」など、希代のヒットメーカー
。文化的功労により紫綬褒章受賞。
脚本・野田秀樹:
蜷川幸雄と並び、日本を代表する演出家
の一人。
宮沢りえ、深津絵里、妻夫木聡など、多
くの俳優が出演を希望する演出家。
池袋、東京芸術劇場、芸術監督。