楽園王では7月の東京での実験公演のほか、8月下旬には島根県出雲で開催される「雲劇祭」へ参加、10月中旬には「板橋ビューネ」に参加する形で名古屋・七ツ寺共同スタジオでの公演を予定しています。
また12月のイブイブとイブには、東京芸術劇場シアターウエストでの公演が決定!! 一番先の話ですが、この時にはオスカーワイルド『幸福な王子』を戯曲化したものを上演予定です。過去にy0sukaというカンパニーにて初演され、好評だった作品の楽園王名義での初上演になります。
それら公演を踏まえ、ワークショップを行います。上記の公演…、久しぶりの地方公演や、やはり久しぶりの規模の大きな劇場公演、そして来年頭にもやる予定の公演もあり…、に関わってくれる俳優と出会うきっかけになることが主な目的です。(でも今回の公演参加希望でなくても構いません。)…俗に言うWSオーディションってことなんでしょうが、ぶっちゃけこういう場合、オーディションされる側ってどっち?って思っています。優れた俳優、新しい才能がなんだかビビッてきて、ここ!って選べるカンパニーであるべく、実践的な良いカンパニーの紹介機会にしたいと思います。これからの意欲的な活動を支えてくれる、力強い存在感を求めています。是非っ!!
WSスケジュール◎
7月4(金)&5(土)@豊島区北大塚・アトリエ室内(終了)
8月8(金)&9(土)@豊島区北大塚・アトリエ室内(終了)
※7月8月と、両方とも2日間通して15名前後と、沢山の方に参加いただきました。有意義な時間を共有できたと思います。次回も同様に頑張ります。
9月11(木)&12(金)@場所が変わります。池袋、大塚駅最寄りの区施設です。日にちも当初の予定と1日ズレました。
※すべて時間は夕方~夜間。
※詳細は、問い合わせの方、申し込みの方へ直接連絡いたします。
※参加費は各回\\500ー になります。
連絡先◎ r☆kuenoh20.net
※☆印に@を入れて下さい。
楽園王とは?◎
楽園王は、1991年に東京にて旗揚げした20年以上活動しているカンパニーです。長堀博士が描く「エッシャーの絵の中に紛れ込んだよう」と迷路に例えられる物語にて、人の心の闇(=病み)に深く潜って行きます。深く、時に迷子になりながら。また「利賀演出家コンクール」(演劇人会議主催)には過去最多の7回出場した経験があり、過去最多の3回が選外(つまり失格)になり、でもイヨネスコ『授業』の演出により「優秀演出家賞」を受賞。その後、審査員も2年務めました。「Shizuoka春の芸術祭」(SPAC主催)には二度の招聘を受け、寺山修司『青ひげ』エウリピデス『メディア』を上演。それらの経験を契機として、現在は長堀戯曲だけでなく、古典戯曲や文学作品もレパートリーに加えています。「戯曲=詩」の考えから、心地のいい音としての言葉による作品作りを行ってきています。