CoRich舞台芸術アワード!2023

「六英花 朽葉」への投票一覧

1-9件 / 9件中

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投票者 もらったコメント
ポチ様様ポチ様様(2100)

2位に投票

実演鑑賞

大正ロマン観劇。いつも思うのですが,あやめさんの芝居は舞台装置が秀逸で,芝居がホント立体的で臨場感を創り出しています。楽団さんの配置もその一つで,舞台造りの構想には感心させられてしまいます。さて,今回のこのお芝居,入り込むのに時間がかかりましたが,時代背景が理解できると加速度的に面白さが増していきます。良く出来たホンだと思いました。そして,キャスト,金子侑加さんが物凄かったのですが,皆さん,お上手だし,しかも味のある人物を演じ切っていました。個人的には,ラビット番長さんも大好きなもんで,鈴木彩愛さんの活躍が嬉しかったです。とにかく,隙の無い良い舞台,絶対におススメの一作です。

kikikiki(537)

5位に投票

実演鑑賞

無声映画からトーキーへ。時代の波に逆らうのか、流されるのか。それぞれの芸と矜持に迷う人々の葛藤に巻き込まれる。
物語の構成も台詞もキャスト陣の魅力も楽隊の活躍も、あやめ十八番の真骨頂。あー私はコレが観たかったんだ、と思った。

arugoarugo(231)

3位に投票

実演鑑賞

大正ロマン、昭和モダン2回ずつ、計4公演観ました。

あやめ十八番さんを初めて観て以来、毎年、好みは置いておいて、振りかえって総合点だとここが一番だなって思ってしまうんですが。
今年もこれを総合点で越えられるのに出会えるかしら……で、12月、まだ出会えてないですね。
観始めたら、どっぷりと演劇の夢の世界へ。
主要キャストとアンサンブルが入れ替わるダブルキャストって演劇の面白さを堪能出来るよね。
無声映画、活動写真弁士って題材も興味深く。
本当に面白かったの一言でした。

JOBMANJOBMAN(702)

3位に投票

実演鑑賞

昭和モダンを観劇。
中野さんの顔の動きや表情に目を奪われました。
ムトさんの熱い演技も良かった。

Naoki007Naoki007(819)

2位に投票

実演鑑賞

大正から昭和の初めのエンターテインメントを席巻した活動写真の栄枯盛衰
2時間15分という時間があっという間に過ぎた
久しぶりに途中で一度も時計に目をやらなかった
文句なくこの数年間で最高のエンターテインメントだった
あやめ十八番を初めて観たのはここで5年前
それから観た中での最高傑作
なんといっても堀越涼のホン・演出が弛緩なく素晴らしい
早めの場面転換のテンポも良く、息つく暇を与えない
キャストもそれに十二分に答える
音響、演奏、照明も文句なし
セットもこのハコの空間を実にうまく生かしていた
久しぶりに台本買って帰った
朽葉の最後のセリフ「幾ら言葉を重ねても映画の結末は変わらない。ならば、我々辯士の職務は、物語を肯定し続けることであると。・・・」に尽きるのかな

寿司猫寿司猫(187)

5位に投票

実演鑑賞

大正ロマンを観劇
今まで観たことがない斬新な演出で驚かされた…。
どこまで言っていいのか分からないが、生演奏も
よくそれが自然と舞台と繋がる流れも素敵でした。

序盤はやはり情報量過多で少し混乱したが
終盤に行くに従い、厚みのある構造になり
とてもいいものが観れた。

次回公演も観に行きます!!
普段、講談や落語を聴いているので序盤の演出が
凄い、大変苦労されたのではないだろうか。
ただ、講談や落語は難しい用語があった場合は、
多少なり説明してくれるし、もう少しやんわりした
感じで緊張を解きほぐしながら進めるので
あんなに早口で情報の羅列をされても
え?なんて言ったの?と少し置いて行かれた感じがした。

あとは、子供時代から大人に切り替わる時に
誰が誰なのかを把握するのに時間がかかった。
登場人物の増員+成長しての役者変更後は
もう少し丁寧に説明してほしい。
コロナ禍で人数の少ない舞台ばかり観てきたので
情報処理能力が落ちているので…。

あとはあのスクリーンに映写する演出も
良かったが、実際に動いている映像も欲を
言えば見たかった。ケラリーノさんのような演出。

って、色々、願望を書きましたが
こんなに挑戦的な舞台は久しぶりだったので
興奮しました。

じゃまおじゃまお(3)

1位に投票

実演鑑賞

時代の変換点に立ち会った。

チャンスが増えたのか減ったのか。勝った側から見たのと負けた側から見たのとでは全く違う風景が現れる。

劇中ずっと熱が溢れていて目が離せない良い舞台でした。

アオンアオン(91)

1位に投票

実演鑑賞

昭和モダンの初日を観劇。すごく良かった。
自分が生まれた時は映画は今の形だったが、男だけでなく女も役者をやるようになったり、トーキー映画が登場したりする中で役目を終える人々の生き様に心を打たれた。中野亜美さんが凄い。
序盤の活弁士のアフレコは本当に凄かった。セリフを発しない役者の動きを見ていて違和感がないのだ。かなり稽古したに違いない。ここで活弁士という職業を極めた者がいたという事実をしっかりと見せた上での、トーキー襲来。
中野亜美の本役での登場、1言目で背筋が凍る。ショックだった。差別用語が容赦なく浴びせられる。その後田久保柚香さんの献身的な教育に心打たれる。お金で買いたいと申し出があった時は、本心では嬉しかったのではないか。心の支えであったから、そばにいてやって欲しかった思いがある。遺書のくだりは中野亜美の真骨頂。昨年から何度泣かされてきたか分からない。中野亜美のいる上手を見すぎていて、下手で起きた大事件の成り行きを見逃してしまった。配信を買います。

今後AIによって仕事が奪われる人達が増えるはず。我々はどうすべきか。

たかさんたかさん(338)

6位に投票

実演鑑賞

大正ロマン大千穐楽を滑り込みで観劇
予定をねじ込んで正解、素晴らしい舞台でした
あたかも無声映画を観ているような演出、生の音楽はもちろん良かったけど、一番は人と人の愛に溢れていた事、これに尽きる
後半は涙腺弛みっぱなし…
昭和モダンも観たかったぁ〜

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