CoRich舞台芸術アワード!2021

「独鬼」への投票一覧

1-9件 / 9件中

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投票者 もらったコメント
NOIRNOIR(7)

1位に投票

実演鑑賞

初演、再演も観ていますが何度も何度も観たくなる作品。また再演して欲しい作品です。一生やり続けて欲しい作品です。

きむにぃきむにぃ(11)

1位に投票

実演鑑賞

独鬼は初演、再演も見ていて、とても大好きな作品です。開幕から泣いてしまいます。

鬼役の竹村さんの運動量の凄さも圧巻でした!

蜜季蜜季(30)

1位に投票

映像鑑賞

2018年の再演版は会場で、今回の再再演は会場に行くことが叶わず配信で拝見しました。
前回よりも会場が狭いのでどのようになるのか少し心配でしたが、魅力を損なわず、ハコの大きさに合わせた演出には流石としか言いようがなかったです。
見ていて狭さを感じさせることもなく、開演すると世界に引き込まれ、舞台の壁がなくなったかのようでした。

何度見ても泣けてしまう美しくも切ない物語。
今まで何度か壱劇屋さんのワードレス芝居を鑑賞しましたが、セリフ無しでここまで伝え、心を動かされる体験はやはり刺激的。
一つの舞台を観て「ああ面白かった」では留まらず、以降のあらゆる観劇時の価値観に影響を与えるものだと思います。

今回は配信での鑑賞で、それでも充分な満足感が得られましたが、また生で体感したいと強く感じました。

きりりきりり(39)

1位に投票

実演鑑賞

壱劇屋さんと出会った、私にとって特別な作品。
再演時に東京で観劇して、一瞬で沼落ち、以降大ファンで大阪遠征もしています。最近は円盤化されないことが多いので、とにかく劇場に足を運んで観ないと二度と観られない可能性が高い。
前回から続投の方も、新キャストの方も、みんなみんな素晴らしかった。全てがパワーアップしてグレードアップしていて、3回観たけど全然足りない。
1番キャラが変わったな、と感じたのは男春。袴姿だった前回は泥棒してても「それなりに裕福な坊ちゃん」て感じで品すら感じられたけど、今回はチョンマゲもあるしまるで農民みたいな格好で、性格もヤンチャになった気がする。鬼や女春といるときの年相応な表情と、仲間であっても邪魔なら殺す冷たい表情のギャップが良い。
藤島さんの刺客、ヤバかったですね(褒めてます)ぐにゃぐにゃした動きと、無造作なようでいて的確に仕留めにくる訓練された太刀筋、鬼に叩き伏せられて悔しさか怒りか叫んだ声が大好きです。
女春と女夏に関して、「目の前で襲われてる人を助けたい、でも敵であっても人を殺すのは良くない、そして鬼にも傷ついてほしくない」ってスタンスがどうしても「自分勝手だ」と思ってしまうのだけど、春はまだ子供だから許せても夏はもう20代で春の時に経験してるのになんでまた同じことする?って思ってしまう。ただ、今回観た回のなかで、自分を守るため腕を犠牲にした鬼にかける言葉を見つけられず「なにやってるんだ私は!」って悔しそうに唇をかみ締めて固く握りしめた拳で脚を何度も叩いてる女夏の姿にモヤモヤがすっと消えていきました。大切なもののために考えるより体が動いてしまうのは、きっと両親譲りですね。
深く斬られてぶらんってなってるだろう腕を女夏に見せないようにくるくるって回転して避ける鬼が優しくて好き。なんでもない、て言ってるみたいで、可愛い。
モブでブラスミの時に初めて拝見した真丸くんの男夏がかっこよすぎてどうにかなりそうでした。鬼と戦う時に2回、刀を背中側で持ち替えてそのまま斬りつける動きがあるけど、あれが最高にかっこいい。親の仇である鬼を、なんなら恋のライバルでもある鬼を、いつか殺すために鍛えた剣の腕で、この技もこの時のために何度も練習してよそで実践してきたんだろうと思うとほんと健気で真っ直ぐ。女のもとに通う合間に自分で賊をまとめあげるだけの力をつけて手下を増やして盗賊稼業もぬかりなく財をたくわえ強い奴を雇えて邪魔になったら躊躇なく皆殺しに出来るくらい頑張ってきたんだなぁ。男夏の拗らせ方は可愛い。
秋になると男を知らずいまだ少女のような女秋と、女には困らないが愛しているのは1人だけな男秋が久しぶりに再開するアダルトエモ展開。女を手酷く使い捨ててきたであろう男秋は立派にDV男に育ってしまって、愛し方も愛され方もわからない可哀想な人...まじバブちゃんで愛しい。怒りで男を殺そうとする鬼を女が必死で止めるのは、鬼にこれ以上殺させないためなのか、それでも男を大切に想っているからか、どちらにしても男にとっては残酷よな。このままいっそ死なせてくれと男は思っていたかもしれないし。
冬の最終戦に男が手下を連れてこなかったのは、秋の戦いの後ひとりになったからなのじゃないかと思う。他の何より、鬼を倒すことだけを思ってひとり鍛錬をつんで冬のあの日に最後の戦いを挑みに来た。女が死んだとは知らずに。
女冬が死んで、思い出のなかで春夏秋冬の女と過ごす鬼の「こうしたかった」思いは強く強く観てる人間の心に届く。女と過ごす時間の中で少しずつ感情を取り戻していった鬼は、春と夏の時間でもっと女と笑ったり楽しんだりしたかったのだなぁ。人の生も死も、本当には理解出来ていなかった鬼が、初めて触れる「死」。死を強く感じることで「生」も感じたからこそ、女のいない世界でも人の生を守り戦い続ける道を選んだのかもしれない、と思った。
女が鬼に願った「人を守って」は、祈りであると同時に鬼にかけられた呪いだなと、女冬の手を取らずに笑顔を貼り付け戦いへ向かう鬼を見て思う。女のいない世界でも生きていくしかない鬼にとって、それが救いであったならいいな。

てっくぱぱてっくぱぱ(1551)

3位に投票

実演鑑賞

95分。休憩なし。

LeoLeo(30)

1位に投票

実演鑑賞

ワードレスだからこそ役者さんのお芝居、殺陣、表情が沁みる物語。人力CGが大迫力!

merimeri(2)

1位に投票

実演鑑賞

初めてのワードレス殺陣芝居でした。
ちゃんと分かるかな、と最初は不安でしたが、いざお芝居が始まったらすぐにそんな不安はなくなり、むしろものすごくお芝居に没頭してしまい、途中からボロボロに号泣していました。
切なく心の琴線に触れてくるような繊細な演技があり、その迫力に圧倒される殺陣があり、さらに音楽・照明もかなり印象的で、本当に素晴らしいお芝居でした。
小道具の使い方も工夫されていて、狭い空間の中で様々な場面を上手く表現されていたのがとても良かったです。
人の一生を見守る鬼の姿に、込み上げるものがたくさんあり、涙をこらえることができない場面がたくさんありました。
この舞台が観られて本当に幸せでした。

庚庚(20)

1位に投票

実演鑑賞

初めて劇場で観たワードレス殺陣芝居。身体表現と演劇の組み合わせは、ダンスでは見たことがあったけれど、殺陣でもこんなに感情や物語を語ることができるのかと感動した。
冒頭、光が差して鬼と女が浮かび上がった光景から、美しくてせつなくて涙がこぼれた。深く感情が揺さぶられ、終わるまでずっと泣いていたのでとても目が腫れました。笑

解釈はいろいろできるけれどもシンプルな設定とストーリーなので入りやすかった。受け取ったものに自分なりの解釈をするのも観劇後余韻を長く味わえて楽しい。
アクション、殺陣はひたすらかっこいい。主演の方の動きがどこをとっても説得力に満ちていてすごい。女敵の不気味さも男敵のかっこよさもわくわくした。
演出も羽織の表現や、黒い箱が様々なはたらきをしているなど、次々と繰り出されるアイデアがおもしろい。そしてそのアイデアを体現するアクションモブの働きがほんとうにすごい。

もう一度見たくて追加した千秋楽のスタオベは本当に観客も舞台上も熱のこもったすばらしい時間で、ずっと忘れないと思う。

ふうたふうた(1)

1位に投票

映像鑑賞

再演版の無料配信を見て、とても良かったので今回の公演も配信で鑑賞させてもらいました。
(そしてあまりに良すぎたので初演版のDVDも購入しました)
初演、再演、再再演と殺陣がどんどん進化していてすごいです。
ストーリーと役者さんの演技がすばらしく、観る回数を重ねると最初のシーンからもうずっと泣いてるみたいな状況になります。
また上演することがあれば、今度こそは劇場で観たいです。

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