いのうえ歌舞伎「狐晴明九尾狩(きつねせいめいきゅうびがり)」
劇団☆新感線
赤坂ACTシアター(東京都)
2021/09/17 (金) ~ 2021/10/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
久々の新感線は相変わらずの超大作。
安倍晴明の物語を全ての人がたっぷりと楽しめるエンタメに仕上げている。
カーテンコールは全員がスタンディングオベーション。本日の公演は終了しましたと客電が点いても鳴り止まない拍手。
久々に演劇の持つパワーを感じ、堪能するというのはこういうことだと感じさせられた。お見事。
『プンティラ旦那と下男のマッティ』
近畿大学 舞台芸術専攻30期生
東大阪市文化創造館・小ホール(大阪府)
2021/09/30 (木) ~ 2021/10/03 (日)公演終了
満足度★★★★
内容や舞台セットはビッくりするくらい凄い‼️ウッドショックにも関わらず、ふんだんに木材を使い、通常の劇団では出来ない豪華絢爛さ。カンパもする事なく、恵まれた環境でのびのび練習もやったと思われ、演技も良かった‼️楽しめたが、ちと時間が…😣
アンカル「昼下がりの思春期たちは漂う狼のようだ」
モダンスイマーズ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2021/09/24 (金) ~ 2021/10/03 (日)公演終了
虹の人〜アスアサ四ジ イヅ ジシンアル〜
ラビット番長
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2021/09/30 (木) ~ 2021/10/04 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
愛溢れる作品で、とても良かったです!
役者さん達の演技も素晴らしく、特に、虹の人の純粋な姿、石野教授の人柄に泣けてきました。
地震予知に関するストーリーや、時代背景も興味深かったです。
意外なラストも良かった・・これにも泣けてしまいました。
素晴らしい舞台で大満足でした。
アンカル「昼下がりの思春期たちは漂う狼のようだ」
モダンスイマーズ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2021/09/24 (金) ~ 2021/10/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
凄い作品だった。蓬莱さんの作品ということで観に行ったのだか、本当に観に行けて良かった。
久しぶりに劇場で号泣した。若い役者さんたちの溢れるパワーと、蓬莱さんの脚本が、ご自身の演出により何十倍にも膨らんでひとつの作品となっている感じがした。
思春期の頃に起こる様々な問題をいくつも扱いつつ、それぞれに着地点を見せてくれていた。それが、心が痛くなるだけではなく、少しの希望や望みを見せてくれていたので、観劇後がとても心地よくいられた。
もう一度観たいが、もうチケットは完売らしい。これが演劇公演の悲しさでもあり、きっと良さでもある。
虹の人〜アスアサ四ジ イヅ ジシンアル〜
ラビット番長
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2021/09/30 (木) ~ 2021/10/04 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ずーっと前からラビット番長さん見たくて、やっと願いが叶いました。
嬉しかった!!!
芝居ファンの皆さんが、いい、いいと口々に言っているけど本当? とへそ曲がりの私は思っていた。
本当でした。素晴らしいお芝居でした。じわーっときました。
虹の人と言われてた、役者さんのなんとカッコよくイケメンだこと。
着物を着流しにしているのもたまらなくいい。
史実をもとにして、これだけ素晴らしい脚本。スゴい!!!
宿の女将さん、人のいい教授、教授の奥さん、虹の人の奥さん...ひとりひとり素晴らしい演技に魅了されました。ひとりひとり個性が出てて観たあとずーっと残っています。
満足でした。次回も観たい、と思った。
『アドリブ・オン・ザ・ウォーター』『品川野放図』
品川親不知
ウッディシアター中目黒(東京都)
2021/09/21 (火) ~ 2021/09/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
『アドリブ・オン・ザ・ウォーター』観劇
大爆笑ではないですが、笑いのあるステージ、楽しかったです!
もう少し映画を知ってたら、もっと楽しかったかも⁉︎ですね
だったらもう、どうにでもなれよ
知らない星
王子小劇場(東京都)
2021/06/10 (木) ~ 2021/06/13 (日)公演終了
映像鑑賞
観劇三昧で☆キャスト版を鑑賞。見始めたときは、登場人物が多くてこちらも少々混乱したのだが、舞台のテンポにだんだん引き込まれた。映像でもあの刹那感のようなものが伝わって来たのだから、これは生で体験したかった。
盲年【東京公演】
幻灯劇場
こまばアゴラ劇場(東京都)
2021/09/30 (木) ~ 2021/10/04 (月)公演終了
ユートピア
singing dog
「劇」小劇場(東京都)
2021/10/01 (金) ~ 2021/10/05 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
1人1人は悪い人間ではないけど、家族としては全然うまくいかないし、
人生もなかなか思うように進まない、
という、ありきたりだけど切実な状況が、リアルに演じられていた。
しんどいけど面白かったです。
或る、ノライヌ
KAKUTA
すみだパークシアター倉(東京都)
2021/09/25 (土) ~ 2021/10/05 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
この舞台で、六十五年も前に大学の一般教養の「社会学」で初めて教えられた「社会は基礎集団(肉親の関係)と機能集団(他人の関係)から成る」と言う社会の構造の原則を思い出した。
いま現実社会が、それぞれの集団の規律を失い浮遊していることから、さまざまな問題が起きる。肉親の欠如を社会が埋めきれず、逆もまた機能しない。言わば、人間がどこにも主なき「ノライヌ」になっている。
第三国人が幅を利かせているような都会の街で三人の女が、恋人に裏切られ、捨てられ、肉親を怪しげなカルト集団にもっていかれる。そこからの回復への旅の道のりをロードムービー風に描いている。2時間45分(休憩10分)と長い。
家族はいま、社会はいま。と問うが、あまり教条的に進まない。「横転」や「ひとよ」、「荒れ野」の現代の社会劇(と言うのも古臭いカテゴライズだが)作者としてのこの作者のいいところだ。今の社会に取り残されたような人々や集まりをジャーナリスティックに取り上げているが、舞台には今の風が流れているし、提示されるテーマは根源的だ。
一筋縄ではくくれない発展途上の作者で、今までも自作を再演するたびに(あるいは舞台から映画へとメディアを変える時に)書き直してバージョンアップしている。この作品は自分の主宰する劇団で、自分も気持ちよく舞台に出て、と第一稿風で、まだ、まだるっこいところや説明不足のところも多い。
以下はその感想と言ったところだ。
この作者、いつも舞台を進めていく主人公がなかなか決まらない。一人一人、丁寧に説明していき、その時のエピソードや芝居も悪くはないのだが、それに気を取られていると、それぞれの人物の関係が分かりづらくなる。観客が芝居から外されてしまう。
「ひとよ」の映画版が分かりやすかったように映画ならワンカットの映像で済むところが、芝居はそうはいかない。この作者は映画脚本も書くのだから今後の課題だろう。
もう一つ、「或る、ノライヌ」と言うが、実際に彼女たちの周囲にいるイヌそのものを擬人化して舞台に上げてしまうのはどうだろう。犬の社会の説明もいるわけで、それで随分尺を食って分かりにくくなっている。みんなで、路地で吠えれば、たしかに象徴的だがどんなものか。
舞台からは最近珍しくなった80年代、90年代の小劇場の匂いがする。最近の新しい劇団はちゃっかり、ドラマターグなどを置いて客観的に整理してしまうところを、ここはぐずぐずと引きずっている。それは脚本だけでなく、俳優の演技や、美術や照明にも表れている。その功罪は決められないが、今回はすべてに少しとっ散らかっているように思う。
といろいろ言いたくなるところがこの劇団に良いところで、きっと作者も、第一稿のつもりで気が付いているだろう。観客は付き合うしかない。
さらに余計なことだが、この「倉」(ソウと読むらしい)という劇場、新装なってから始めて行った。もう彼岸過ぎで、このあたり夜はすっかり暗い。とても劇場とは思えないところに入り口がある。元劇場のあったところに表示でもあればわかりやすいのに。
虹の人〜アスアサ四ジ イヅ ジシンアル〜
ラビット番長
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2021/09/30 (木) ~ 2021/10/04 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2021/09/30 (木) 18:00
価格4,000円
虹で地震を予知できる人
本物なのかペテン師なのか。。
ラビット番長の「虹の人」
愛がたくさんつまった素晴らしいお芝居でした。
見終わった人はみんな、空を見上げたくなる🌈そんな素敵なお話でした。
ヨコハマ・ヤタロウ~望郷篇~
theater 045 syndicate
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2021/09/30 (木) ~ 2021/10/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
理屈抜きに楽しむ人情+風刺を垣間見せた娯楽痛快活劇。当日 劇場外は台風、物語は「砂嵐と雷鳴が轟く」という破天荒さ。堪能した!
「掘りだしモノ!」「絶滅危惧種!」と大好評だった痛快作が、横浜に帰ってくる!」の謳い文句通りの面白さ。「ハマの弥太っペ」(2018.1)「ヨコハマ・ヤタロウ」(2019.1)と続いてくるが、はじめの「弥太ッペ」という名から、昭和の名作「関の弥太っぺ」(長谷川伸)が下敷きになっているようだ。またマクベスの3人の魔女の予言を連想させる神秘性で魅せ、さらにウエスタン調の活劇で観せる、単なるリリシズムではない振幅がある。
風刺としては、奥行きと高さのある舞台の長所を活かし、権力構造を舞台美術だけで演出する。主人公・ヤタロウと敵対するヨコハマ市長の豪華椅子と睥睨する姿が権力そのもの。辛苦の泥水を飲んできたヤタロウと対照的な描き方だ。
(上演時間1時間50分 休憩なし)
虹の人〜アスアサ四ジ イヅ ジシンアル〜
ラビット番長
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2021/09/30 (木) ~ 2021/10/04 (月)公演終了
ユートピア
singing dog
「劇」小劇場(東京都)
2021/10/01 (金) ~ 2021/10/05 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ピーナッツを食べているシーンがありましたが、結構長く食べていて、公演の度に食べるのは飽きそうで、大変ですね。鼻血が出るかも...(笑)
亭主関白のお父さん、個人的には、嫌いなタイプですが、家族のためを思い頑張っているのにみんなに疎まれる。可哀想な気がした。努力が裏目に出ること多いでよね。
ひとりひとりの感情の動きがとてもよく描かれていた。
いろいろ考えさせられる、良いお芝居だった。
ひとつ気になったのは、長女と母親が、同じ人が演じていたが、区別がつかず、混乱した。他の役者さんの二つの役は大丈夫でしたが。
少し重いテーマではあるが、個人的には興味があり、とても楽しめた。
満足でした。次回も楽しみです。
虹の人〜アスアサ四ジ イヅ ジシンアル〜
ラビット番長
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2021/09/30 (木) ~ 2021/10/04 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
史実を基にーって
よくできてたなぁ=さすがのラビット番長って感じの作品でした
惜しむらくは換気が効きすぎて
チョイ濡れた身体が場内で冷えやすくなった位
(まぁ台風16号のせいもありますね)
=冷えを気にする方は対策必要かなーとか
Ma les me Role 〜マルムロール〜
劇団フェリーちゃん
王子小劇場(東京都)
2021/09/23 (木) ~ 2021/09/26 (日)公演終了
ヨコハマ・ヤタロウ~望郷篇~
theater 045 syndicate
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2021/09/30 (木) ~ 2021/10/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
レトロで面白かった(^ー^)
・・・そっかーサイコガンネタは半世紀前なんだな・・・
ケロリンとガンベルトと旧式ガンのオンパレードは
なかなかよございました~♪
なんかねー効果音の人が遊んでくれるのも
新鮮で楽しかった作品でありました=約2時間弱
虹の人〜アスアサ四ジ イヅ ジシンアル〜
ラビット番長
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2021/09/30 (木) ~ 2021/10/04 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ラビット番長の新たな挑戦。大成功!
新境地に大いに魅了されました。
これだけ面白い劇を見たのはいつ以来だろう?
今年一番かもしれない。
ヨコハマ・ヤタロウ~望郷篇~
theater 045 syndicate
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2021/09/30 (木) ~ 2021/10/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
主な舞台が横浜の荒野にある銭湯松の湯、ヤタロウはたいてい裸でピストルとケロヨンの桶をもって戦うのです。コブラとかドーベルマン刑事のネタとか想像していた通り昭和臭満載の物語でした。そしていろんなキャラが相互に繋がっていてちゃんと収束していきましたよ。猥雑感あふれる物語を一気にみせてもらいました。けっこうきれいな幕切れでした。ただ大スタジオだとちょっと舞台が広すぎたような。初演の雑居ビルでのステージを見てみたかった。