7SEEDS~春の章~
舞台『7SEEDS〜春の章〜』製作委員会
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2024/12/20 (金) ~ 2024/12/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
原作が古いせいでしょうか。色々気になって没頭できませんでした。これが「春の章」と言うことは夏・秋・冬と続編があるのかもしれません。みんなのその後、特にひばりちゃん、気にはなりますが・・・
ONLY TWO
(株)第六感
レンタルスペース+カフェ 兎亭(東京都)
2024/12/19 (木) ~ 2024/12/26 (木)公演終了
ThreeQuarterカウントダウン公演「1…」
四分乃参企画
JOY JOY THEATRE(東京都)
2024/12/27 (金) ~ 2024/12/29 (日)公演終了
隧道
劇団ZERO-ICH
駅前劇場(東京都)
2024/12/25 (水) ~ 2024/12/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
沖縄の基地問題等を扱っているが、かなりエンタメ。ただ、そのオモシロの部分がイマイチで残念。あと、駅前劇場を珍しい使い方してたなぁ。
フィストダイバー
幻灯劇場
浅草九劇(東京都)
2024/12/27 (金) ~ 2024/12/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
素晴らしかったです。巨大毛布を使った演出いいですね。ロープを使った演出もすごくよかったです。それよりなにより、「殴られ屋」という着眼点がいいですね。劇団さんのカラーをもっと全面に出してもうちょっとアーティスティックでダンサブルな演出がほしかったかな…と。それは次回作に期待したいと思います^^
かなかぬち
椿組
新宿花園神社境内特設ステージ(東京都)
2024/07/10 (水) ~ 2024/07/23 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/07/20 (土) 19:00
野盗の群れ・旅の一座・仇討姉弟・落武者・老婆たち、平穏な暮らしからはみ出した人々の慟哭と叫び。剥き出しの地面の上で繰り広げられる荒々しい物語の波に飲まれた。
椿組花園神社野外劇は今年で最後。祝祭めいた高揚感とがむしゃらなエネルギーに満ちたあの空間よさらば!
雑種 小夜の月
あやめ十八番
座・高円寺1(東京都)
2024/08/10 (土) ~ 2024/08/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/08/10 (土) 18:30
このシリーズを観ると、とりあえずお団子が食べたくなる。それくらいあのお団子屋さんの人々が素敵なのだ。
懐かしい曲とともに始まる小堀家の朝のルーティンにも8年の月日を経てさまざまな変化があり、その様子だけでもう胸が熱くなる。
舞台上で交錯する現在と過去。描かれる人の暮らしの確かさがじんわりと身にしみる。
ドリル魂2024
公益社団法人日本劇団協議会
すみだパークシアター倉(東京都)
2024/09/07 (土) ~ 2024/09/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/09/07 (土) 18:00
14年ぶりの轟組に、最初の曲からテンションだだ上がり。
工事現場で描く不器用なヤツらの汗と愛とエネルギーに最前列でどっぷり浸った。それぞれのパフォーマンスも見事で見どころ多く、あっという間の約2時間。
オススメです。
Proof
カヌーは川の上
高円寺K'sスタジオ【本館】(東京都)
2024/11/08 (金) ~ 2024/11/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/11/09 (土) 19:00
好きな戯曲なので異なる演出で(今回含め)5バージョン拝見しているが、もしかしたら1番好みかも。
各キャラクターがそれぞれ解釈一致!(ハルが今まで観た中で一番数学者っぽかったり)という印象だったことや、こじんまりした会場の使い方もよかった。翻訳も今っぽくてすんなり入ってきた。
しまって、あけないで
‐ヨドミ‐
TACCS1179(東京都)
2024/06/26 (水) ~ 2024/06/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/06/30 (日) 17:00
面白かった!いや、愉快な話とは言い難いけど引き込まれて観ていた。
20年分の記憶を失った主人公を中心に、たくさんの登場人物がそれぞれの人生をもがきつつ生きているのが感じられた。
後半、悪い予感がビシバシしていたけど、予想より優しいラストだった気がする。
その鉄塔に男たちはいるという
2nd pit
小劇場 楽園(東京都)
2024/06/21 (金) ~ 2024/06/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/06/30 (日) 14:00
素晴らしかった。名作戯曲を手練れ揃いのキャストがイキイキと立ち上げて、笑っているうちに重いテーマに胸を打たれる。当て書きか,と思うほどに皆さんはまり役でした。拝見できてよかった。
レッド・コメディ~赤姫祀り~
花組芝居
シアタートラム(東京都)
2024/06/21 (金) ~ 2024/06/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/06/29 (土) 18:00
それぞれの出来事は相当どろどろなんだけど、舞台上の場面は不思議に美しい。スーツや詰襟姿の男たちも白塗りで演じるなど様式美と物語感が際立った。
芸達者な役者陣の所作や演技も眼福。どなたかがおっしゃったように花組芝居でしかできない舞台と思う。
おちょこの傘持つメリー・ポピンズ
新宿梁山泊
新宿花園神社境内特設紫テント(東京都)
2024/06/15 (土) ~ 2024/06/25 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/06/23 (日) 19:00
アングラをがっつり浴びてきました。
追加発売だった補助席は、前方桟敷席の両サイドに置かれた小椅子。上手の一番前に座ったので、見切れはあれど舞台が近くて迫力でした。贅沢なキャストが揃っていましたが、中でも豊川氏の一挙手一投足がカッコよくて見惚れました。
雨とベンツと国道と私
モダンスイマーズ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2024/06/08 (土) ~ 2024/06/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/06/23 (日) 15:00
映画撮影の現場における暴力とハラスメント。
ポジティブな妻と控えめな夫。
内向的な主人公の初恋。
「罪と許し」。
それぞれの思いや出来事が丁寧に描かれてしみる。
とてもよかった。特にあのラストシーンが好みだった。
鉄鼠の檻
株式会社オールスタッフ/ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2024/06/14 (金) ~ 2024/06/24 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/06/16 (日) 18:00
原作ファンにも納得の仏教エンターテイメントでした!
歌と字幕で話をガンガン進めていく様子は、なるほどストレートプレイよりミュージカル向きかも、と思ったり。
登場人物が美形揃い(山下警部補や待古庵、仁秀さんまで!)なのは原作とは違うけど、目の保養でした。
ハロウィンの夜に咲いた桜の樹の下で
劇団扉座
座・高円寺1(東京都)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/06/14 (金) 19:00
奇妙な目覚めから始まり、一夜の記憶を辿る1時間50分。
ずっと楽しくて、笑ったり呆れたりほろっとしたり熱くなったり。日々のしがらみに飲まれそうなオトナに響く(ある意味夢のような)物語でした。
白蟻
CCCreation
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/06/08 (土) 19:00
面白かった!
冒頭はやや様子を探りつつ、何が始まるか息を潜めて見守るうちに物語が加速していく。キャラクターが出揃って高校時代の様子が描かれる辺りからはもう夢中だった。テーマや題材も興味深いが、それ以上に人間関係に心惹かれる。
あの夏至の晩 生き残りのホモサピエンスは終わらない夢を見た
フライングシアター自由劇場
信毎メディアガーデン・1階ホール(長野県)
2024/07/05 (金) ~ 2024/07/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/06/08 (土) 13:00
地下の小劇場を贅沢なキャストが縦横無尽に走り回る、串田版『夏の夜の夢』。寓意もたっぷり含ませつつ、でもきっと串田さんはあのラストのパックの口上を自ら舞台上で語りたかったのかな、などと思う。
舞台は現実とは違う、あくまで作り物であるべき……というようなセリフが印象的で、原作に似たようなフレーズがあったか気になる。
観終わって階段を上がり外に出ると、まさに夢から覚めたような気持ちになった。
隧道
劇団ZERO-ICH
駅前劇場(東京都)
2024/12/25 (水) ~ 2024/12/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
最高!その一言です。まず、劇場に入ってステージの配置にビックリしました。私の知っている駅前劇場じゃありませんでした。ザ・スズナリなみに劇場のリフォームが可能なんですね。で、劇場のサプライズはコッチにおいとくして、舞台そのものですが、ほんとすばらしかったです。演技も脚本もばっちしです。2時間20分という長尺の舞台でしたが時間の長さをまったく長く感じませんでした。あと、役者さん、みんな息があっていて「この劇団はみんな仲良しなんだろうな」と思いました。深刻にならない程度に、でもしっかりと沖縄の問題を描けていてとてもよかったです。最高の時間をありがとうございました。
文豪が多すぎる
劇団6番シード
新宿シアタートップス(東京都)
2024/12/25 (水) ~ 2024/12/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
大正12年12月25日、兵庫県有馬温泉にある旅館「梅梅坊(うめうめぼう)」。色々なものから逃れて女流作家・宇田川美樹さん(林芙美子っぽい?)が宿を取るも不手際で相部屋をお願いされる。原稿300枚を一週間で仕上げないと借金を返せないと煽る書生(永石匠氏)。
「梅梅坊」の若女将・高宗歩未さんは色っぽい美人で川島なお美っぽくもある。大女将・椎名亜音さんは『ガラスの仮面』で野際陽子が演じた月影千草っぽくもある。この配役は見事。
藤堂瞬氏(夏目漱石?)、佐藤弘樹氏(有島武郎?)、夢麻呂氏(小林多喜二?)、オオダイラ隆生氏(太宰治?)、那海さん達そこに偶然居合わせた文豪達を焚き付けてどうにか原稿を書かせるコメディ。
エリザベス・マリーさんの天井の梁を伝って移動するギャグは大受け。
矢島美音(みのん)さんはアイドル顔。
書道家・遠藤しずかさんの来年の一字は何だったのか?
はらみかさんの高級娼婦も見事。
この作家は脚本よりも演出の方が優れているのかも知れない。原稿用紙でキャスト紹介するオープニングや、音楽と役者の動きだけで時間経過を組み立てるモンタージュが素晴らしい。こういう工夫が観客を喜ばせる。空間の技術。