最新の観てきた!クチコミ一覧

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INDEPENDENT:21

INDEPENDENT:21

INDEPENDENT

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2021/11/25 (木) ~ 2021/11/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

11/24 15:30ブロック観劇。
日常の中に隠れた優しさ、狂気、愛情を感じた回。良かった。

[b]23歳
一人部屋のつもりが…
青天の霹靂、良い仕事してる。
面白かった。

[h]蟲
怪奇的な江戸川乱歩の世界を突劇さんが表現!
流石の迫力。凄かった。

[f]スーパースター
母の死後、親戚を転々と…
叔母との暮らし、何故か涙が…

INDEPENDENT:21

INDEPENDENT:21

INDEPENDENT

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2021/11/25 (木) ~ 2021/11/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

11/24 13:00のブロック観劇。
色んなテイストの一人芝居でした。
面白かった。

[2]ストレンジフルーツ
刑務官のPTSD対応からの…
上田さんらしい展開で面白かった。

[g]流(ルカ)花
雨漏りするアパートで…
夢の様な、想い出の様な、幻想的なお芝居。

[e]フルムーン
「月が綺麗ですね」
人を好きになっちゃダメ、母の言葉が悲しい。

渡る夜 河べりに歌

渡る夜 河べりに歌

雪女とランタン

シアターOM(大阪府)

2021/11/20 (土) ~ 2021/11/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

千秋楽観劇。
独仏英露米、それぞれの地で大戦に巻き込まれ、容赦なく父・母・夫・子を奪われてゆく人々。
そして次世代まで禍根を残す傷痕。
2世代に亘る家族の絆を探す群像劇。

沢山の人々の悲しみや思いが伝わってきた。
最後のコンサート聞き応えあった。
良かった。

コジ・ファン・トゥッテ

コジ・ファン・トゥッテ

公益財団法人茨木市文化振興財団

茨木市市民総合センター(クリエイトセンター)(大阪府)

2021/11/23 (火) ~ 2021/11/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

今回、本格的なイタリア語による歌劇でした。

兵庫県某所で何回かオペレッタを観た位の素人でしたが…
でも大丈夫!
しっかりと大きな字幕と解説コメント付きで、ちょっとおバカでお茶目な男女の駆け引き、痴話ケンカ?を愉しく拝見させて頂きました。

女性が追い詰められて可哀想と思いつつ、手のひらの返す早さにあっけにとられました。
(やはり女性は現実主義者なんでしょうね。)

これで1000円はお値打ちでした。

追伸、Corichの上演時間は1時間30分になってましたが、実際は2時間30分でした。
後の予定があり、これにはヒヤヒヤしました。できれば誤差は30分以内ぐらいにしていただけると助かります。

バイオレット・フィズ

バイオレット・フィズ

オリゴ党

天満天六・音太小屋(大阪府)

2021/12/11 (土) ~ 2021/12/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

短編2本 オリゴ糖の雰囲気も軽めだが、これもなかなか良い
ひとりの人格 二人の人格 実は、忘れ去られた人間の能力
面白かった。

ハナイトナデシコ Vol.11 reading

ハナイトナデシコ Vol.11 reading

ハナイトナデシコ

ギャラリーサイズ(東京都)

2021/12/11 (土) ~ 2021/12/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

期待どおりの内容でした。リーディングと言うことでいつもと少し違う感じでしたが、でも、完全なリーディングでもなく、とても楽しめました。
予定してなかった?アフタートークもよかったです。次回も楽しみに期待しています。

サド侯爵夫人

サド侯爵夫人

遊戯空間

銕仙会能楽研修所(東京都)

2021/12/11 (土) ~ 2021/12/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 観て慄然とするような舞台。華5つ☆ 幕間に休憩都合2度。総計215分。随所で二十五弦筝の生演奏が入るが、恰も現代音楽のようなその演奏は、物語りの内容にピッタリマッチし実にレベルの高い見事な演奏である。追記12.24

ネタバレBOX

三島由紀夫の三幕作品だが、幕間に10分の休憩が1度ずつ、都合2度入る。台詞は原作に忠実だから内容は読んで貰うとして主役のサド侯爵夫人を能面を付けた篠本氏が演じる他、彼が演出・美術も担当している。出演俳優は総勢6名、他に二十五弦筝奏者・多田彩子さんが入る。篠本氏以外は総て女性であり、筝の奏者が黒い衣装である他は総て白装束である。
演じられる場所が能舞台なので客席は当然正面と脇正面の二カ所。鏡の間から出て揚げ幕次いで橋懸かりを通り本舞台へ出て演ずる能の形式を踏襲した演出であるのは、主演のサド侯爵夫人・ルネ役/篠本賢一氏をはじめその母モントルイユ夫人役/坂本容志枝さん、及びシミアーヌ男爵夫人役/花柳妙千鶴さんが観世榮夫さんが主宰していた私塾・「ヒデオゼミ」で共に学んだ門下生であり榮夫さんご存命の間に能を直々に教えられていたからである。登場の際のすり足での移動は見事と言う他無い。観ていてこちらが慄然とするような歩きであった。キチンと歩けなければそれ以外の動きが総てワヤになってしまうほど歩くという行為は大切な行為である。篠本氏以外の演者は能面を付けずに演技したが、能面を被っても篠本氏の台詞は総てキチンと通り恰も面等無いかのような明瞭で切れのよいものであった。今更言う迄もあるまいが、通常の能上演では筋の多くは上手に座す地謡座がかバーするが、今作では三島の脚本通り膨大な量の台詞を総て役者が喋り抽象度の高い演技で演じてみせた。抽象度の高さは能の本質を踏まえての演技と考えられる。
 舞台正面の鏡板は無論目立つから誰詩も気付くが、上手で直交する切度に竹が描かれていることは案外知らない方も多いようだ。ところで今作では橋懸かりや目付き柱、緋色の布に覆われた階、地謡座の後ろにある桟に這わせた紅薔薇と鮮やかな茎の緑が、ジェンダーギャップに耐える女性の苦悶と苦悩を、またサド侯爵によるサディズムを象徴するかのように巻き付いている。1種類の花によって2つの事象を象徴する発想もこれを紅薔薇で表現するセンスも見事である。この舞台美術によってマルキ・ド・サドとルネの親近性と薔薇の棘を通じた非一体性をも象徴していると言ったら穿ち過ぎだろうか?
ところで最終部分でシミアーヌ夫人はルネをルネ様と呼んでいるが、修道女としては彼女の方が先輩に当たり年も上、爵位では劣るもののこの尊称は矢張りルネの被った痛みと苦悩を通して彼女が至り着いた地点への尊敬を表していると観ることができよう。また脚本で三島のレトリックが見事であればあるほど、逆にその事実が三島の抱えていた空虚を意味すると思われる。そのように捉え得る根拠として、今作は主要登場人物の誰一人として得るものを持たないという終わり方をすることを挙げたい。サド自身は幻想の制度をその特殊なサディズムとして樹立するが、好みの異なる者には何の意味も無い。エスの一部に過ぎないからであり穿つ穴も深いが狭さは免れないからだ。そしてその果てに在るものは空虚に他なるまい。そう言って悪ければ単なる幻影にすぎない。ルネを失い、ルネは立つべき根拠を失う。そして向かおうとするのは別次元の空・神或は信仰である。他の登場人物は、所詮俗社会の住人だ。このように解釈することによって今作を芸術の域に留め、我らは日常世界に回帰する。いくらかの疲れと無常の感覚に掴まれたまま。この感覚が観終った直後に感じた同じ三島の作品「宴の後」に似ているのかも知れない。今作はこのような形で我らの生きている実世界と虚構や芸術の世界との内的な差異を際立たせる契機として上演されたと観る。
Hello ~ハロルド・ピンター作品6選~

Hello ~ハロルド・ピンター作品6選~

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2021/12/03 (金) ~ 2021/12/15 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ハロルド・ピンターの短編6作品を一度に観ることができたのはうれしい。
どこまで行っても辻褄の合わない迷宮に入っていくような気分にさせられ、集中していないと何もわからなくなってしまうが、演出や実力ある俳優たちの演技のおかげでいろんなイメージを与えられ鑑賞を助けてもらえる。

Transcendent Express

Transcendent Express

Cuebicle

上野ストアハウス(東京都)

2021/12/10 (金) ~ 2021/12/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2021/12/12 (日) 18:00

久々にいい舞台を観た感じ。
ハマカワフミエさん、乗客の男性2人の演技力が良かった。
全体的に演技レベルは高かったと思う。

ネタバレBOX

ストーリーの「2023年?の日本では、未婚者は犯罪者同然の扱い?」というのは、突飛なようで、全然突飛じゃないというか、
少子化→日本人という民族が滅亡となりかねないので、
あり得なくもないような未来のように思えた。

最後、主演の男性の気持ちの流れと、ついていった女性(ハマカワフミエさん)の気持ちの流れが、自分がアホなのか、ついていけなかった。
異常以上ゴミ未満、又は名もなき君へ

異常以上ゴミ未満、又は名もなき君へ

good morning N°5

小劇場B1(東京都)

2021/11/25 (木) ~ 2021/12/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

good morning N°5の祭り(公演)がやって来た!
その様相は縁日で賑わう艶やかさであり、
阿波踊りが如く血沸き肉躍る宴であり、
子宝繁栄の奇祭にも似たド迫力の舞台。

全面透明シートで飛沫の完全防止、安全性クリアをいいことにパワー炸裂
ベテラン俳優も若手俳優も入れ替わり立ち替わり、変な衣装もいっぱい、もう出せるもの全部!惜しげもなく大放出。
そして祝祭にふさわしく「全世界が平和でありますように」の、めちゃ最高な大団円。
歓喜のレスポンスは歓声ではなく事前に配られたクラッカーで好きな時に、
パン!パン!パン!と間合い良く客席のあちこちで鳴り響きます。
これって本当に現実だったのか・・・
久しくアドレナリンを出していない方にお薦め。

ネタバレBOX

着物姿の小説家が「書けないっ!」と原稿用紙をクシャクシャポイッと。
一見よくある風景ですが、なんと天井にいます、逆さになって!
重力で丸めた用紙が落ちてきます。髪が垂れ下がっています。
冒頭のシーンです。もちろん見上げて観ています(笑)
おいてきぼりの桜の園

おいてきぼりの桜の園

gekidanU

アトリエ5-25-6(東京都)

2021/12/09 (木) ~ 2021/12/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

持田千妃来さん出演。
初日 木曜夜と、最終日 日曜の朝の2回観劇。家公演というだけあって、ほんとうに家の中で。客席は20のみ。演者さんは当たりそうなくらい近かったです。
初日を観劇してとても気に入りました。ただ、チェーホフの「桜の園」を知ってた方がより楽しめると思いました。そんなわけで土曜に図書館に行って、原作の戯曲と解説本を読破。その上で日曜に観劇したところ、格段に分かりやすくなりました。

前説されたヒガシナオキさんが演者として出た時、その違いようにびっくりしました。いいギャップでしたね。
主役の花奏和音さん、すごくいい声で迫力ありました。方言でまくし立てるシーンはほとんど分かりませんでしたが、それも良し、です。

持田さんの舞台で、ここまで近いのは初めてだったかも。持田さんに限らずですが、あまりの近さにドキドキしましたね。当たってしまうかも、というのもありますが。

ネタバレBOX

家であること、狭いことを存分に活用していました。水も火も食材も本物。蛇口から水を出し、電気ポットに入れて温め、注いだカップから湯気がのぼります。レコードプレーヤーで、丁寧に針を置いてレコードを再生します。携帯電話の着信音はほんとうに演者のカバンから聞こえました。喫煙所のタバコも本物であることは、匂いでわかりました。包丁以外は全部本物だったと思います。
持田さんは17歳の家出少女の役。複雑な事情をもった人が多いシナリオですが、その中でも突出しています。弟が溺れ死んだことなど、チェーホフの「桜の園」の夫人、あるいは娘と重ねているところがあります。
ところどころに出てくる「桜の園」のエピソード。それが物語を深くしつつ複雑にしていました。この複雑さは嫌いじゃないです。よくわからない部分も含めて、良かったです。

座席が狭いので、膝に乗らない荷物は入り口で預ける必要があります。そのことは事前にしつこくSNSなどでアナウンスした方が良いと思いました。眼鏡や防寒具など、人によってはいろいろあるので。
『つやつやのやつ』と『ファンファンファンファーレ!』

『つやつやのやつ』と『ファンファンファンファーレ!』

ムシラセ

オメガ東京(東京都)

2021/12/08 (水) ~ 2021/12/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2021/12/12 (日) 18:00

全体を通して人を想う気持ちに満ち溢れていて、とても良かったです。
明日を生きる活力になる演劇をありがとうございました。

飛ぶ太陽

飛ぶ太陽

劇団桟敷童子

すみだパークシアター倉(東京都)

2021/11/26 (金) ~ 2021/12/08 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

5日午後、東京・錦糸町にあるすみだパークシアター倉で上演された劇団桟敷童子公演『飛ぶ太陽』を観た。これは、知人の役者・もりちえが出演していた関係からであるし、この劇団の出し物に毎回強い衝撃を受けるからである。

今回の新作は、戦後昭和20年に作者・東憲司の故郷である九州・福岡県で起きた147人が犠牲となった二又トンネル爆発事故をもとにしたフィクションであり、上演時間は約2時間。このところ原田大二郎や村井國夫を客演に呼んでいた劇団は、今回は宮地真緒と斎藤とも子という女優二人を招聘。
舞台は、爆発事故の起きる前の町の賑わいと、爆発事故後の悲惨さを、復員兵・松尾与市を軸に、地元の農作物行商人や炭鉱附属病院の医師らの生活から浮き彫りにしている。特に行商人で与市の母であるトワ(鈴木めぐみ)と行商人・澤西典子(板垣桃子)との関係や、典子と典子の妹で国民学校の教員・文子(宮地真緒)とのやりとりが重きをなしていて、多くの作品で重要な役を任されている大手忍が後半にややさらっとした感じで登場してくる関係からか、鈴木、板垣、宮地の3人の存在感が大きかった。特に板垣と鈴木の活躍には目を見張る物があった。劇団生え抜きの役者らしい演技だった。
客演の2人もなかなかの活躍で、特に宮地の病弱で精神を病んでいる文子の事故との関わり方とその責任感に悩む姿はさすがという印象。斎藤とも子の客演は今回で2回目だと思うが、医師として事故によって忙殺される様子が緊迫感に包まれて、これまた唸らせられた。
知人・もりちえは、元従軍看護婦として事故後に斎藤演じる医師と治療活動で活躍。最近共演が増えた夫君の瀬戸純哉も劇団の雰囲気に慣れてなかなかの演技をみせていた。
次回公演は来年六月。楽しみである。

夏への扉 2021

夏への扉 2021

enji

現代座会館(東京都)

2021/12/10 (金) ~ 2021/12/12 (日)公演終了

実演鑑賞

良い舞台だったと思います。

闇鍋音楽会vol.2 『The leg line』

闇鍋音楽会vol.2 『The leg line』

仮想定規

中野スタジオあくとれ(東京都)

2021/12/09 (木) ~ 2021/12/12 (日)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

シブツ

シブツ

三輪舎

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2021/12/10 (金) ~ 2021/12/12 (日)公演終了

実演鑑賞

良い舞台だったと思います。

時代絵巻AsH 特別公演 其ノ四『草乱~そうらん~』

時代絵巻AsH 特別公演 其ノ四『草乱~そうらん~』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2021/12/08 (水) ~ 2021/12/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

2時間半の大作ですが、続きを見たくて思わず前のめりに。少年達の熱い思いが伝わってきてラストは涙が出てきて(周りの方も結構泣いていた)こらえるのが大変なほど。凄く良い舞台でした。

溺れるように走る街

溺れるように走る街

吉祥寺GORILLA

劇場HOPE(東京都)

2021/12/09 (木) ~ 2021/12/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2021/12/12 (日)

価格3,500円

12日16時開演の大千穐楽の舞台を拝見。

深夜のラジオ番組がメインの舞台だということで、ノスタルジーに寄せた内容かと思いきや、これでもか!という位、作者の繊細な優しい視線に満ち満ちた90分だった。

沙弥加を苦しめる原因である、姉・真理の脳梗塞に
番組のハガキ職人と中堅芸人の妻とが同じ職場だったり
番組のディレクター&真里
構成作家&ミキサー
AD&漫才コンビ「ダブルマインド」の小林
の3組のカップル
などなど
往年の大映テレビドラマも顔負けの設定てんこ盛りには、流石に苦笑せざるを得なかった。
だが、そのてんこ盛りの設定故に「どの役者さんが良かった!」と僭越なことが言えない位、個々の役者の演じた、それぞれのキャラクターに対する思い入れが深まったのかもしれない。

ということで、作者の思惑に素直に乗って観劇させてもらったご褒美に、終演後も永らく、心の琴線でジングルを奏で続ける、余韻たっぷりの作品となった。

【追記】
作品の出来映えとしては、前公演の『誰か決めて』の方が圧倒的に上なんだが、あくまでも個人的好みを優先して、本作を2021年の私的・観劇ベスト10に入れようと思う。

ネタバレBOX

【配役】
沙弥加(姉の脳溢血は自分のせいだと自らを責める女子大生)
… 山下真帆さん(兎に角、独りで佇むときの表情がいい!)
真里(沙弥加の姉。ミュージカル女優だったが、脳溢血で障害が残り…)
… 日下麻彩(くさか・まあや)さん(演じているのではなく、ご自身の"地"で振る舞っているように映った)
田中(ラジオ番組「暴走三輪車」のリスナー。沙弥加姉妹の幼馴染)
… 榎本悟さん(ハガキ職人にしては二枚目過ぎるかなぁw)
櫻井(お笑いコンビ「ダブルマインド」のボケ役)
…川上献心さん(知らない人が見たら、本職の漫才師に映る⁉︎)
小林(「ダブルマインド」のツッコミ役。コンクールで勝ち進めないことを自分のせいだと悩む)
…平井泰成さん(さすがは吉祥寺GORILLAの看板役者)

斎藤(「暴走三輪車」ディレクター。真里の彼氏)
… 岡野優介さん
小川(「暴走三輪車」AD。小林のカノジョ)
…杏奈さん(元気いっぱいフルスロットルな演技に好感)
橋本(番組の構成作家。丸井の彼氏)
…魔都さん
丸井(番組のミキサー。橋本のカノジョ)
… 一嶋琉衣(いちしま・るい)さん
佐伯(「ダブルマインド」のマネージャー)
… 長友美聡さん(声を張り上げている場面、高校の先輩役者さんと同じく、体育会系高校演劇部出身者だなぁ!とニコニコ)
美智子(矢野の妻。元・芸人?)
…髙橋紗綾さん
矢野(売れないピン芸人。ダブルマインドの先輩)
…ヨシケン改さん(個人的に一番シンパシーを感じた役柄)
偽装のサん

偽装のサん

アカルスタジオ

アカルスタジオ(大阪府)

2021/12/11 (土) ~ 2021/12/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

朝一から重たい話だったけど、大学の時に身近な人が同様な状況に陥っていた。結局違った方法をとったけど…。時間マネジメントはしっかりして欲しい。遅れる人が悪いから、時間どおり開始すべき❗

ジャングルジャングル6

ジャングルジャングル6

アイビス・プラネット

コフレリオ 新宿シアター(東京都)

2021/12/08 (水) ~ 2021/12/13 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

「異界の魚」は前回のピーズラボでも配信で拝見。今回劇場で観られるのを楽しみにしていた。
これまでに配信と実演の違いを何度も肌で感じてきた、今回もしかり。
西田シャトナーさんらしさを感じるパワーあふれる作品であるがそれも演出次第、演出は演じ手・野口オリジナルさんによるらしくこれをよくぞ一人で作り上げたと思うと共に野口オリジナルさんならやると納得もできる(実際にやっているわけだし)。

「尋問」は福地教光さんの6号を劇場で、大神拓哉さん・高田淳さんの6号を配信で拝見。念のためネタバレBOXに記述。

これは書いておきたい、音響さんのタイミングが素晴らしい。
「異界の魚」は一人芝居だから間が微妙にいつも異なるはずだし、「尋問」は登場人物のうち1人が即興でやってるというのに。
絶妙、あるいは絶妙だと思わせてくれる。気持ち良い音響でした。

ネタバレBOX

「尋問」まずは即興と戯曲のハイブリッドという謳い文句に惹かれる。
即興で演じる6号役には何も知らされず、残る2人は戯曲をもとに稽古をしているという。
観るほうもあまり情報を入れてこなかったので開演前のアナウンスで6号が主役だということを知るていたらく。
日替わりゲストといえば通常はちょっと登場するだけ、しかし「尋問」は違う。
6号役は主役。しかし6号役は出ハケすら分からない状態で舞台に立つのだからこれはすごいことである。

戯曲を知る2人の誘導は必要だし、そういう戯曲になっているのだが。
うーん。すごく良い、冒険的で実験的で、客席もハラハラする、時間を舞台と客席が共有した感じがすごい。のだけれど。
これ以上を求めてしまう自分がいる。
俳優の個性は「好きな場所」「やりたい仕事」「座右の銘」ではないわけで、難しいことは承知だけれど平易な言葉の中にかれらのやりかたを詰められるような、6号役を戸惑わせずに誘導ができるシナリオであってほしかった、というのかな。
劇場で1回観たときの満足感はものすごかったので、これは2回3回と観ているからこその弊害でもあるだろう。

40分というボリュームは観ているほうには長すぎず短すぎずちょうど良かった。
最初は6号役を慣れさせる意味合いもあるのだろう掛け合いがあって。「尋問」の名の通り投げかけられる質問と回答というやりとりがあって。やがて仲間意識を持ち、そして物語は6号の選択に託される――。
記憶をうしなった人物という設定はまさに即興芝居ができる環境。見事だった。
たしかにここまでの緊迫感が出るのは1回きりだろう。でも欲を言うなら2回目も見てみたいものだし、ちがうラストシーンも見てみたい。
6号役経験者のみのリモート打ち上げなどあると面白そうである。

なお6号役の感想でいうと、福地教光さんと高田淳さんからはラストシーンで主役たるリーダーシップを感じた。
きっとそれはお二方が元来もっているものなのだろうし、そういうものを感じられたらいいなとこの即興と戯曲の競演を楽しみにしていたのでまさに嬉しい瞬間だった。

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