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修羅雪姫

修羅雪姫

RUP

紀伊國屋ホール(東京都)

2022/03/18 (金) ~ 2022/03/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

黄色いラインのジャージが印象に残りました。
ここはつかさん系統なんでしょうかね。

紀伊國屋ホールは舞台の奥に向かっての迫り上がりがなくなってしまったのですね。

Melancholic Burtons

Melancholic Burtons

飛行天幕

雑遊(東京都)

2022/03/16 (水) ~ 2022/03/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/03/19 (土) 14:00

孤独な少年ウォルター(渡辺望)は、ある日不思議な一族と出会い、
夢のような1週間を過ごす。
ウォルターの語りが全編を牽引し、そこに登場人物が絡むかたちをとっている。
ファンタジーの始まりとしては十分な設定、ダークな展開が楽しみになる。

ネタバレBOX

駅で暮らす孤独な少年ウォルター(渡辺望)は、ある日バートンという紳士と出会う。
バートンに連れられて彼の家族と共に、夢のように楽しい1週間を過ごす。
バートン一家から「家族になったんだからまた来年も」と言われ、
不思議な1週間はそれから毎年続いた。
しかし11年目に集まったとき、ウォルターがしてしまったことは・・・。

天幕旅団の浮遊感とはかなさを思い出させるスローモーションとストップモーション。
“失いたくない”という執着心の暴走という、人の心の複雑さが事件を起こす辺り、
ダークファンタジーらしい苦味が効いていて素敵だ。
キール(瀧のぞみ)のみずみずしさが、空間に清涼感を与えてくれる。

#1とあるように、これは#2以降も続く前提で創られた作品。
ファンタジーとしては十分な謎だらけの設定で、続きが知りたくなる点は成功している。
だがウォルターのひとり語りが主軸である分、
他の登場人物の魅力がイマイチ伝わってこない。
#1では「呪いをかけられて、一人で旅をしなければならない」バートン一族に
尽きない興味をいだかせてくれる。
お願いだから早く#2を作ってくれー!
OM-2×柴田恵美×bug-depayse『椅子に座る』

OM-2×柴田恵美×bug-depayse『椅子に座る』

OM-2

日暮里サニーホール(東京都)

2022/03/17 (木) ~ 2022/03/19 (土)公演終了

実演鑑賞

真壁茂夫のダンス(と言うか、身体パフォーマンス)の基本的な稽古と、それを宮沢賢治の世界に援用したパフォーマンスを観客参加を入れながらつないだ1時間45分ほどの舞台。宮沢賢治の世界は散々上演されているが、今回は宮沢賢治はゲイでその抑圧からさまざまの作品を生んだという解釈のもとに作られた由。しかし、佐々木敦による演技はあまりそこは表現されていないし、野沢健を出演させている意味もよく解らなかった。セリフがあるのに、それをスライド字幕で追うのも舞台を拡散するようで意図が分からない。観客参加も肯けなかった。ひところに比べて、演劇界のダンスへの関心はずいぶん薄れているが、椅子に座るにも身体表現だというのは当然の基本的な主張である。

ネタバレBOX

なんだか、真壁塾の発表会みたいだった。
ピローマン The Pillow Man

ピローマン The Pillow Man

演劇集団円

俳優座劇場(東京都)

2022/03/17 (木) ~ 2022/03/21 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

観終わった後の観客たちの衝撃を受け茫然とした顔の表情がすべてを物語っているように思うが、もう一度観てストーリーをよく飲み込みたい気持ちに駆られる。一度観ただけでは、まだ理解度が足りず満足できないように思う。

サヨナフーピストル連続射殺魔ノリオの青春

サヨナフーピストル連続射殺魔ノリオの青春

オフィスコットーネ

シアター711(東京都)

2022/03/11 (金) ~ 2022/03/21 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

最初、この闖入者たちはいったい何なのだろうと思わされたが、観ていくうち、そういうことだったのか、と・・・。

一枚のハガキ

一枚のハガキ

劇団昴

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2022/03/16 (水) ~ 2022/03/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

行動が直ぐでは無かったり
状況に流されたり・・・
とことんな悪人が出てこなかったりと
リアルな戦争に翻弄される市井の人を表現されていたなぁと
思えたっす
補給路が途絶えていたりとか
いろいろ戦争の裏側を知りゆき
何というか戦争って本当に嫌だなぁと思える舞台でした
60分→15分休憩→65分の舞台です

で 
やめんかプーチン!と
リアルに思うデス・・・

京時雨濡れ羽双鳥/花子

京時雨濡れ羽双鳥/花子

劇団俳優座

俳優座スタジオ(東京都)

2022/03/16 (水) ~ 2022/03/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

「京時雨濡れ羽双鳥」=橋下で生活するオモコさんの女性と
巡査を中心に市井の生活を覗き見るような作品でしたわ

「花子」=コメディかなぁ(^-^;)
モキュモキュと食事をたくさん食べる花子さんと
お母さんとの会話劇がメインで
なんか笑えた~♪
ママ上の声の伸びが凄かったさー

ネタバレBOX

飯でゆうなら前半の橋の下の話の方が
芋をリアルに食べてて・・なんか焼き芋食べたくなったさー
水の行方、夏の端 -みずのゆくかた、なつのはな

水の行方、夏の端 -みずのゆくかた、なつのはな

カオスカンパニー

中野スタジオあくとれ(東京都)

2022/03/05 (土) ~ 2022/03/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

マニアックなヲタクの芝居。セリフの意味がわかんないところも多くて、置いてきぼりな感じなけど、この世界観は割りと好きかな。

一枚のハガキ

一枚のハガキ

劇団昴

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2022/03/16 (水) ~ 2022/03/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/03/19 (土) 19:00

3/19(土)夜の部を観て来ました。
原作 新藤兼人。演出 北村総一郎。と映画だったのを舞台化したとパンフレットを読んで納得しました。

とっても辛い話しでした。戦争について、今の時節柄考えさせられました。
伝統ある劇団の公演はやっぱり素晴らしいですね。

どうも有難うございました。

ネタバレBOX

最後の麦畑の映像に希望が持てました。
一枚のハガキ

一枚のハガキ

劇団昴

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2022/03/16 (水) ~ 2022/03/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

戦争は本当に理不尽だな。今のウクライナ情勢を思いながら、いろいろと考えさせられました。

OM-2×柴田恵美×bug-depayse『椅子に座る』

OM-2×柴田恵美×bug-depayse『椅子に座る』

OM-2

日暮里サニーホール(東京都)

2022/03/17 (木) ~ 2022/03/19 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

いきなりの観客参加。面食らっちゃいました。最近提唱され始めた宮沢賢治の同姓愛者説は自分にとって納得できるもの。現代版アングラな賢治の世界、大いに楽しめました。

リュウキョク

リュウキョク

すてらぷらんにんぐ

イズモギャラリー(東京都)

2022/03/19 (土) ~ 2022/03/21 (月)公演終了

実演鑑賞

マジで麻雀しながら芝居してました。役者のキャパ凄い…。架空の現代の都市(治安悪め)での密室劇なんですが、民話や寓話の様な、深読みしまくれば哲学的な気さえしましたが、気のせいかも知れません。

OM-2×柴田恵美×bug-depayse『椅子に座る』

OM-2×柴田恵美×bug-depayse『椅子に座る』

OM-2

日暮里サニーホール(東京都)

2022/03/17 (木) ~ 2022/03/19 (土)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

マリーバードランド

マリーバードランド

やみ・あがりシアター

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2022/03/17 (木) ~ 2022/03/21 (月)公演終了

実演鑑賞

楽しく拝見しました。誰も幸せな振りをしないの、見てらんないぐらい美しいですね。祝福。

売春捜査官

売春捜査官

KURAGE PROJECT

高田馬場ラビネスト(東京都)

2022/03/16 (水) ~ 2022/03/21 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ほぼ満員の劇場は熱気でムンムン。冷房も入っているけど、半袖Tシャツ一枚で十分。やっぱりこの演目はこうでなくっちゃね。

マリーバードランド

マリーバードランド

やみ・あがりシアター

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2022/03/17 (木) ~ 2022/03/21 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

南極大陸の西部にある地域、無主地(どの国にも属していない)のマリーバードランド。そこを結婚式の新名所にしようとブライダルプランナー会社とツアープランナー会社が手を組んだ。それぞれの社の男女の結婚式をそこで大々的にやり、結婚情報誌で特集を組んで貰う社運を賭けた一大プロジェクト。氷原のペンギンの大地で一生に一度の思い出を。結婚式会社からは新郎の川上献心氏、旅行会社からは 新婦の加藤睦望(むつみ)さん。南極の氷をケーキに見立てて真っ赤なシャンパンを注ぐその時、予期せぬ闖入者が現れる。新婦の元カレ、荒波タテオ氏であった・・・。

岩井美菜子さんがたかみなっぽい。市川歩さんの雰囲気が作品の重みとなり、地に足を付ける。加藤睦望さんは凄い女優、最初から最後まで気が狂っている。

ネタバレBOX

日野あかりさんの役が43歳の美魔女独身。そう言われてみると確かにそう見える。加藤睦望さんの肩甲骨が美しい。

コメディの難しさ、何か笑うに至らなかった。『劇団鹿殺し』に似た感触、説明過多。ネタはホイチョイ・プロダクションっぽい。ただ好感度は非常に高いので、不快なネタで笑いを取るよりはいいのかも知れない。やっぱり加藤睦望さんの異様な存在感だけが記憶に刻まれている。
売春捜査官

売春捜査官

KURAGE PROJECT

高田馬場ラビネスト(東京都)

2022/03/16 (水) ~ 2022/03/21 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

3/19 14〜 ほぼ満席での観劇

怒涛の100分、息つく暇もなく時間が過ぎ去りました。月海さんは、やはりというか、かなり緩急効かせた感じで、まさに熱演という言葉がふさわしい演技。その世界観に引き込まれました。
脇を固める役者さんも、実力派揃い。コッテリした演技は、二郎系の背脂の如く癖になる公演でした。

前回の芝居の時も感じたけど、高橋広大さんは昭和歌謡好き?

ふしぎの国のアリス

ふしぎの国のアリス

カンパニーデラシネラ

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2022/03/18 (金) ~ 2022/03/21 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/03/19 (土)

価格5,830円

19日17時開演回(途中休憩15分込み105分)を拝見。

マイムを軸としたパフォーマンス。おもちゃ箱を引っ繰り返したような”しっちゃかめっちゃか”を、演者たちの統率の取れた動きで表現していくという…小難しく頭で考えず、隣りや後ろの席で無邪気にはしゃぐ、ちっちゃなレディー達の反応に乗っかって、条件反射的に楽しませてもらった。

ネタバレBOX

アリス役の崎山莉奈さん。好奇心旺盛で冒険心に富んだ少年…(褒めているつもりで申し上げるのですが)まるでピーターパンみたいに輝いて映った。

【出演者】
崎山莉奈(さきやま・りな)さん、藤田桃子(ふじた・ももこ)さん
大庭裕介(おおば・ゆうすけ)さん、荒悠平(あら・ゆうへい)さん
王下貴司(おおした・たかし)さん、斉藤悠(さいとう・ゆう)さん
仁科幸(にしな・みゆき)さん、小野寺修二(おのでら・しゅうじ)さん
マリーバードランド

マリーバードランド

やみ・あがりシアター

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2022/03/17 (木) ~ 2022/03/21 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

結婚式を舞台に各人の思惑が交錯するコメディ。100分の舞台に各人物像が丁寧に描かれ、とても楽しめた。

ネタバレBOX

設定や言葉選びが面白く、どの役者さんも人物描写が深い。ただ、同劇団にしては期待値が高かった分、伏線や驚くような展開がやや少なかったように感じられた。久しぶりの観劇のせいかな。
OM-2×柴田恵美×bug-depayse『椅子に座る』

OM-2×柴田恵美×bug-depayse『椅子に座る』

OM-2

日暮里サニーホール(東京都)

2022/03/17 (木) ~ 2022/03/19 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

タイトル「椅子に座る」であるが、冒頭、観客を立たせての観客参加型はどうなのかなぁ。
さて、OM-2×柴田恵美×bug-depayseのコラボ公演であるが、共通して描いているのは「人」であり、もっと言えば「生きる」である。「異端」=「自分の存在」を切り口に「椅子」という物を使用して表現しようとしているが、一部字幕があることによって、視覚をそちらに奪われた感じだ。
(上演時間1時間40分 途中休憩なし)

ネタバレBOX

舞台セットは競演によって異なる。

100㎏を超えるパフォーマンス/佐々木敦さんの宮沢賢治の心象風景。幾つかの小道具ー椅子、旅行鞄、傘がある。教材として「公演にあたって」という20ページもの冊子を配付し、観客にその一部を朗読させる、という実践講座付きである。教材に宮沢賢治の代表作「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」や構成演出の真壁茂夫氏が書いたもを含め、再構成したと書かれている。またNHK番組「宮沢賢治銀河への旅~慟哭の愛と祈り~」というドキュメンタリーで彼への印象が違ったと、そして彼の生き方にOM-2の在り方と共通する部分があるような気がして、とある。ドキュメンタリー番組を見ておらず、真偽は分からない。あくまで表層的に観た公演から…。

さて、宮沢賢治が同性愛者という内容であるが、真偽は分からない。佐々木敦さんのパフォーマンスからはその片鱗さえ窺えない。身悶える様な狂おしさ、逆に大地を力強く踏みしめる足音、無声の身体表現の中に宮沢賢治の人生・世界観という内面を表出しようとする。始めは椅子に座り、だんだんと立ち上がってのパフォーマンス。側面の壁には人影が妖しく蠢く。後方 上部に字幕を映し場景説明。味気ない演出にも思えるが、一方スーパーボールや紙吹雪を降らせる情景描写というアンバランスが気になる。音楽は、共振・共鳴など響くもので心を揺さぶる。

吠える孤独、狂気…異形をもって概念を破壊する障碍者の俳優/野澤健さん。後方 横一列に置かれた椅子に出演者が座り、中央に旅行鞄。野澤さんは宮沢賢治の同性愛者と言われた保阪嘉内を連想させ、虐められているような。しかし同性愛という「異形」に止まらず、弱き者たちといったー当時も今も変わらない市民(宮沢賢治の時代であれば農民か)に思える。野澤さんの椅子は、その足代わりにもなる車いす。そこから降り(離れ)た姿、赤く塗られ(染まっ)た顔が痛ましく慟哭しているよう。「銀河鉄道の夜」のカムパネルラでもある。音楽は郷愁を思わせるもので余韻付け。

柴田恵美さん率いる舞踏集団。ダンスという観(魅)せる演出の中に、「生命」を表したパフォーマンス。横一列に9椅子を配し、ダンサーが椅子に座り、転び落ち、床を転げる。その繰り返しをしつつ少しずつ変形していく。横並びは人間というか命の平等性を感じる。同時に一人ひとりのダンス・タイミングは異なり個性を強調。プリエの表現ーー後ろを向いたまま椅子に手を付き、床をストンプする力強い足音は、(コロナ禍)生きていく を表現しているようだ。また後・横(転がる)・前を向いた姿は、過去・現在(苦悩等)・未来を観る。和太鼓の音楽もマッチしており印象的だ。

宮沢賢治の小学生時代の成績は相当優秀だったらしい。本公演も当日パンフ(冊子)に成績表があり公演採点するようだが…。
次回公演も楽しみにしております。

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