朗読劇「ダブルスパイ」
TeamAssemble
劇場HOPE(東京都)
2022/08/24 (水) ~ 2022/08/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/08/28 (日) 15:00
元ウルトラマンが3人もかかわってるという豪華な顔ぶれ。騙し騙されのハードボイルドな70分。朗読を進化させてアクション込みのステージを作り上げたら大好評間違いなし。
4つ目のりんご物語
Capella2.5企画
つつじヶ丘児童館ホール(東京都)
2022/08/27 (土) ~ 2022/08/28 (日)公演終了
シュレック・ザ・ミュージカル【8月18日~24日公演中止】
フジテレビジョン/アークスインターナショナル/サンライズプロモーション東京
東京建物 Brillia HALL(東京都)
2022/08/15 (月) ~ 2022/08/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
少女時代から塔のてっぺんで20年間ず~っと囚われの身。
「きっといつかイケメン王子が…」と待ち望むプリンセスの長い長い年月を表現した演出が凄く贅沢で素晴らしい。
ようやく念願かなって救いに来てくれたのはイケメンとは真逆のシュレック、しかも「臭っ!」という現実(いやファンタジー)
子供が悶絶大爆笑シーンも用意されている一方、大人客のニーズもしっかり見据えているところはさすがブロードウェイミュージカル。
とにかく刺激的で鮮やかなシーンが目に、耳に、次々と迫って来てとても楽しい。
欲をいえばシュレックの特殊メイクがかなりガッツリしていてフリーなのが目と口元だけのところ。
造形として見事だけれど顔の表情が伝わりにくいというのはやっぱり勿体ないと思う。
加担者
オフィスコットーネ
駅前劇場(東京都)
2022/08/26 (金) ~ 2022/09/05 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
天才生物学者のドク(小須田康人氏)は失職し妻子に逃げられ、今ではしがないタクシー・ドライバー。たまたま乗せた裏社会のボス(外山誠二氏)にある提案をすることで人生が変わる。
タランティーノっぽいパルプ・フィクション(安っぽい犯罪小説)で始まり、ちょっと想像がつかない展開に。一体これは何の話なのか全体像が掴めない。
月船さららさんの出番は少ないのだがエロ要素満点、話法にかなりの工夫を見る。何か『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』みたいな叙情性も流れる。
中盤、停滞してかなりテンションが落ちるが、クライマックスで見事に引っ繰り返してみせる。テリー・ギリアムの感覚、『未来世紀ブラジル』みたいな。
そのクライマックス、ボス役外山(とやま)誠二氏とコップ役山本亨(あきら)氏、それぞれの独壇場たる独演は空気を一気に変えてみせる。狂気と正気がくんずほぐれつ攻守がぐるぐる入れ替わる内に、自分が正気だったのか相手(世界)が正義だったのか最早訳が解らなくなる高揚。ハラハラ見守るだけのドクも観客も言い知れぬカタルシスに呑まれてゆく。
この力ずくのシーンが強烈で観客大拍手。
4つ目のりんご物語
Capella2.5企画
つつじヶ丘児童館ホール(東京都)
2022/08/27 (土) ~ 2022/08/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
本日シナノチーム拝見しました。内容的には少し無理ある感が否めませんが、演者の皆さんが楽しそうに、そして、元気に演じられていて楽しく観られました。テーマとしてはいいと思いますが、ミステリーやSF要素少し詰め込み過ぎな感じがしました。あと、会場、なんか、学校の学芸会を見ている感じで好きでした。今後の皆さんの活躍期待です。
頭痛肩こり樋口一葉
こまつ座
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2022/08/05 (金) ~ 2022/08/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
2回目。
第一幕75分休憩15分第二幕70分。
樋口夏子(一葉)の明治23年(1890年)の19歳から明治31年(1898年)、没後の2年後までをある年の盂蘭盆会(うらぼんえ)、7月16日のエピソードで綴る。(一度だけ例外がある)。
若村麻由美さん一世一代の当たり役、成仏出来ず現世を彷徨う幽霊、花蛍(はなぼたる)。彼女を観る為だけに足を運ぶ価値がある。両の袂をヒラヒラ振り回し、志村けんのコントのような絶妙な間でとぼけてみせる。名演。
またやるならば観るだろう。
カレーと村民
ニットキャップシアター
こまばアゴラ劇場(東京都)
2022/08/26 (金) ~ 2022/08/29 (月)公演終了
世界は笑う【8月7日~8月11日昼まで公演中止】
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2022/08/07 (日) ~ 2022/08/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
前半は正攻法のリアリズムに徹した、わらいの絶えない人情喜劇だった。新宿の街角での、袖振り合うも他生の縁ともいえる、人々の人生のちょっとした交差(川端康成や、万引きした男=どちらも廣川三徳、傷痍軍人のアコーディオン引き=山内圭哉)。
セット変って、落ち目の喜劇劇団三角座の舞台へ。結核療養から帰った看板役者(大倉孝二)の、光の当たらない憤懣からのやさぐれぶり。緒川たまきのコメディエンヌぶりと、戦争未亡人(松雪泰子)に片思いの新人裏方の兄(瀬戸康史)のかけあい。ヒロポン中毒から脱出したコント作家志望の俳優の弟(千葉雄大)と恋人(伊藤沙里)。周囲も芸達者ぞろいで面白い。「どう台本おもしろい?」ときかれて、上の空の感じで「おう」と答える間合いだけで笑わせる(これは山内圭哉)。正統派リアリズムはケラにしては珍しいが、これはこれで見事で、前半だけでなんと2時間を飽きさせない。
20分休憩入れて3時間45分。特別な興行でもないのに、これだけ長い芝居は珍しい。しかし、最後まで充実した時間を過ごせる、たっぷりとした豊かな芝居だった。
4つ目のりんご物語
Capella2.5企画
つつじヶ丘児童館ホール(東京都)
2022/08/27 (土) ~ 2022/08/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
ジョナチームを観劇しました。
正直、ツッコミどころは多いのですが、B級ドラマ(良い意味で)を観ている感じで面白かったです。
りり子先生が可愛くて、高校に、こんな先生がいたら、男子生徒は好きになってしまうだろうな・・と思いました。
銀河鉄道の夜
東京演劇アンサンブル
池袋西口公園野外劇場 グローバルリング シアター(東京都)
2022/08/26 (金) ~ 2022/08/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
舞台の作り方がお見事。物語は良く知っている銀河鉄道であるが,この舞台,音楽,ダンス,この組み合わせで新鮮に観ることが出来た。暑い季節の野外劇,雨天や雷雨も心配していたが無事観劇が出来たことは嬉しかった。
トロイ戦争は起こらない
人間劇場
シアター風姿花伝(東京都)
2022/08/24 (水) ~ 2022/08/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
物語の密度,役者さんの表情や発声等の演技力,舞台の雰囲気や使い方,全て好みのもので,この演目を現在行うことの意味も含めてとても満足する観劇でした。長時間に及ぶ物語ですが,全く集中が切れることなく観ていました。おススメの舞台です。
「中待合室にお入り下さい」を待ちながら
劇団「地蔵中毒」
新宿シアタートップス(東京都)
2022/08/24 (水) ~ 2022/08/28 (日)公演終了
トロイ戦争は起こらない
人間劇場
シアター風姿花伝(東京都)
2022/08/24 (水) ~ 2022/08/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
かなりの長時間の公演でしたが、それほど気になることもなく最後まで楽しめました。実際の今の状況でこの作品を観ることに少し意味を感じながら拝見しました。役者の皆さんは表情豊かに演じられていて、良かったです。私はそもそも古典的な作品も好きなので、面白かったです
『U4』
Uプロデュース
ステージカフェ下北沢亭(東京都)
2022/08/26 (金) ~ 2022/08/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
テンポ良く各作品が演じられていて面白かったです。この手の公演好きなのですが、最近あまりお目にかかれなくて、今回拝見できて良かったです。無理やりアイテムで繋げなくてもよかったかもですね。登場人物の一部で繋がってるとかも面白かったかもと思いました。
カレーと村民
ニットキャップシアター
こまばアゴラ劇場(東京都)
2022/08/26 (金) ~ 2022/08/29 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
面白い、お薦め。
作品は、1905年夏の大阪近郊吹田村が舞台。しかし描かれているのは、この村に限らず日本のどこにでもあった光景だろう。日露戦争でのポーツマス講和条約は、人々が思っていた好条件での締結ではなかった。国は何かを隠している、その国への不信と人々の悲しい思いを交錯させるが、描き方はコミカルである。
表層の面白可笑しさに隠された問題の大きさ、深さがしっかり伝わる作品。タイトル「カレーと村民」は、ピリッとした風刺、村民は国民として一地域の出来事ではないことを示しているようだ。
(上演時間1時間45分 途中休憩なし)
瓶詰めの海は寝室でリュズタンの夢をうたった
おぼんろ
Mixalive TOKYO・Theater Mixa(東京都)
2022/08/18 (木) ~ 2022/08/28 (日)公演終了
実演鑑賞
今回唯一のオリジナルキャスト回。やはりこのメンバーでなくては!と思わせる舞台はとても良かったのでしたが・・・
誰に抗議したらいいのかわからないのですが、ここの劇場はライブハウスも入っているらしく、そこの演奏が小さい音ではあるけれどはっきりそれと分かるくらいにずっと聞こえていたのでした。たまたま私の座席が建物の構造上感じてしまうのだろうかと思っていたのですが、終演後話した友人たちも同じことを言っていたので多くの人が聞こえていたようです。初めは、え?ここにこんな演奏(もしくは効果音?)が入っていたんだっけ?などど思って気が散りました。他のところの音とわかって腹が立ちました。
どうしたら良かったのでしょう。
雨降る正午、風吹けば
SUPER NOVA
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2022/08/18 (木) ~ 2022/08/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
実は東京公演で見る予定だったのですが、コロナで中止になったので大阪まで弾丸で見にいってきました。
王子小劇場で見たものとの違いは高さの違いかなと思います。王子小劇場が教室だとするなら、大阪での劇場は体育館に近しいものがありました。舞台が広くなった分、演者との距離も広くなりましたが、ただ懸命に生きる若者たちの一瞬をガラスの向こう側から覗いているような感覚になります。また天井が高いせいか、セットに映し出される映像もより大きく見えました。
演技も東京〜大阪の間がしばらく空いていたこともあり、またより違うものに変わっていました。戯曲やキャストは同じであるのに、まるで見え方が違っている。そのことに対して一切の違和感を感じないのは、この脚本の可能性のなすところではないかなと思います。
東京と大きく変わったと感じたのは照明です。王子は距離が近いゆえか、暗転しても人の気配を感じていましたが、大阪では照明が当たっていない部分と当たっている部分の差があり、明かりを残すというのはそこを見せたいのだなと感じることができました。
最後に近づくにつれ、客席から聞こえる嗚咽の音にこの物語が響く人がこんなにも多くいるのだなと少しだけ嬉しくなりました。観客からの大きな愛と、出演者からの大きな愛、また脚本演出を含めたスタッフからの愛。私たちを指して、皆が家族だと言ってくれたこと、本当に嬉しく思いました。
2023年の夏に期待を込めて、この残暑と、秋冬、それから春を過ごそうと思います。大阪公演お疲れ様でした。
瓶詰めの海は寝室でリュズタンの夢をうたった
おぼんろ
Mixalive TOKYO・Theater Mixa(東京都)
2022/08/18 (木) ~ 2022/08/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
揺らめく光源の中、目の前に浮かび上がってきたのは精巧にできた“飛び出す絵本”みたい。
そこにダンサーのアンサンブルが加わって、得も言われぬ大海原の景色が目の前に広がっていくのだけれど、それは現実とは異なるミステリアスな大海原。
水面を妖しく輝かせる時もあれば、漆黒のうねりで皆をのみ込んでしまう時も
劇中度肝を抜かれる演出もあったりして、美意識の高さと拘りには完全に舌を巻いてしまいます。
この拘りの世界観、大人を童心の世界へと誘っていく吸引性と中毒性にはディズニーワールドと類似した要因があるのではないかと。
コロナ禍が過ぎ去って、それこそ手を伸ばせば、その手を繋いで連れて行ってくれそうな距離間での演出、いずれあの世界観も戻ってくると良いですね。
『U4』
Uプロデュース
ステージカフェ下北沢亭(東京都)
2022/08/26 (金) ~ 2022/08/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
しいていえば、紺野ぶるまさんとマツモトクラブさん脚本の2本か。女性の会話が“韻をふんでいる”“ドリカムの歌詞”っていう、似た展開だけど。あと、各ネタの共通小道具、効果があったとは思えない。エピローグがやりたかっただけ?
ハリーとHurry!!
大手前大学 演劇部 演劇★団子
大手前大学さくら夙川キャンパスCELLフォーラム(兵庫県)
2022/08/10 (水) ~ 2022/08/10 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
前の予定が押してしまい…
大幅に遅刻しましたが、暖かく入場させて頂きました。
クライマックスだけはしっかり拝見しました。
演劇★団子さんらしい、ほっこり暖かい雰囲気が伝わってきた。
次回は開演前に伺います。