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GIRLS TALK TO THE END-vol.3-

GIRLS TALK TO THE END-vol.3-

藤原たまえプロデュース

シアター711(東京都)

2022/06/01 (水) ~ 2022/06/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/06/04 (土) 13:00

この作品はいつ観ても面白い🤣
みんないい引き出し持ってる!
ダンス最高だった
あぁーー楽しかった!

9人の迷える沖縄人

9人の迷える沖縄人

劇艶おとな団

那覇文化芸術劇場なはーと・小劇場(沖縄県)

2022/05/13 (金) ~ 2022/05/14 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

沖縄を取り巻く50年で何が変わって何が変わっていないのか、を深く考えられさせられる劇でした。

ふすまとぐち

ふすまとぐち

ホエイ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2022/05/27 (金) ~ 2022/06/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

鑑賞日2022/06/02 (木) 14:00

本劇団は『喫茶ティファニー』に続き2回目。津軽弁満載の家族劇で、笑わせる部分もあるものの、全体は嫌な話で、私のテイストではなかった。
前説で津軽弁講座3分の後、113分。

ビニール

ビニール

コンプソンズ

シアター711(東京都)

2022/05/25 (水) ~ 2022/05/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/05/26 (木) 14:00

外部の作家に委嘱する「別冊コンプソンズ」の第一弾は地蔵中毒の大谷皿屋敷さんを作・演出に迎えて。
登場人物が皆多かれ少なかれ常軌を逸している奇人・変人だが妙に実在感があり、彼らが織り成す物語も単なるドタバタナンセンス劇でなく説得力(?)があるのは脚本・演出・演技の三位一体の賜物であり、それに加えてテーマが実は身近だからではないか?
別冊コンプソンズ、第二弾はどなたと組むのかな?(期待)

心白

心白

ほろびて/horobite

調布市せんがわ劇場(東京都)

2022/06/01 (水) ~ 2022/06/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

#加瀬澤拓未 #佐藤滋
#葛堂里奈 #鈴政ゲン
#藤代太一(敬称略)
【初日】大好きな俳優さんが三人も名を連ねた公演は観ないでいられるはずはない。佐藤滋さんの笑顔の破壊力は衰え知らずだ。少しハスキーな声も魅力的。それでいて、今作品ではミステリアスなバックボーンを感じさせる。葛堂里奈さんはオトコを転がす😅突き放しながら割り切って、欲望を相手に商売する。妄想への刺激スイッチが押され、果てしなく広がっていく。いつだって不思議な魅力を纏う。鈴政ゲンさんが視線を虚空に彷徨わせ、感情のダムを決壊させる。存在の不確かさに引き込まれる。
二つの物語が混じり合うような合わないような。
時計の針は14:46で止まっている。戦争のことや震災のことを考えさせられる。
また街を作りましょう。
舞台にはダンボールやら椅子やらテーブルやらが溢れている。それらを使った場面転換が特徴的。キャストみんなで置いたり動かしたりして……時には身体表現も織り交ぜる転換の狙いや必然性について、まだまだ思考を巡らせている。
これまでとは異なる演劇体験ができた気がしている。

GIRLS TALK TO THE END-vol.3-

GIRLS TALK TO THE END-vol.3-

藤原たまえプロデュース

シアター711(東京都)

2022/06/01 (水) ~ 2022/06/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

めっちゃ良かったです。笑ってサイコで。久しぶりに声出して笑ったー

唐人お吉 外伝

唐人お吉 外伝

相州雅屋

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2022/06/02 (木) ~ 2022/06/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

 お吉を演じた三野 友華子さんには華を感じた。劇団の志の高さを買う。同時に更に思考を深めて頂きたい。
華4つ☆

ネタバレBOX

 幕末の下田にはアメリカの領事館が置かれた。そこで領事に任命されたのが日米修好通商条約を幕府と結んだタウンゼント・ハリスである。安政年間から万延、文久へ至る幕末激動の時代に5年9カ月を日本で過ごした。ハリスが江戸へ出ると下田の領事館は閉じられハリスも公使に昇進していた。
 By the way,お吉の話に戻ろう。今作の展開は、お吉が亡くなったと伝えられる“お吉が淵”に通い詰める病んだ初老の女性の回想記という体裁を採っている。この女性の名は「ふく」話を聞いているのは看護の女性である。
 板上は奥に1m程の高さへ嵩上げされた土手のような塩梅の舞台、手前が通常の板面である。土手中ほどに階段が設えられ高低それぞれの板上手、下手に出捌けがある。場転に合わせて上手にこの地域で祭られた祭神の祠が誂えられたり、橋の欄干のようなものが設けられたり、或はお吉が切り盛りをしたという『安直楼』の店内が再現されたりする。
 ふくは吉より1つ年下で、一緒にハリスの世話をしたと言う。然しふくは下がって後、世間の偏見を恐れ、他所に越して下田へは戻らなかった。従って世間から誹謗中傷を浴びせられ苦闘したのはお吉独りであったと、その苦悩を彼女独りに負わせたと悔い、吉が亡くなったとされているお吉が淵へ日ごと通っては吉に詫び話し掛けていたのである。吉の凄絶な生涯は作品を観て頂くとして、殆どの人間が事大主義に流され己の保身の為だけにターゲットを定め苛め抜く下劣に対しては腸が煮えくり返る思いがする。一方、そのように醜い世の中に在って唯一の救いは、少数ではあっても矢張り心ある人々もまた連綿と存在し続けていることである。
バケモノの子

バケモノの子

劇団四季

JR東日本四季劇場[秋](東京都)

2022/04/30 (土) ~ 2023/03/21 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

素直によかった。熊徹と九太の新たなきずなが生まれるラストには心震わせるものがあった。長老の跡目を決める勝負や、九太の修行だけでなく、嫉妬や疑いといった心の闇、メルヴィル『白鯨』を通した自己と世界の関係への洞察、闇に転落した友人と刃を交える辛さ等々、深みのある物語だった。

熊徹・猪王山の巨大モードや、白鯨の化身のパペットも見事。舞台装置も、渋谷と渋天街の異なる雰囲気をよく醸し出していた。音楽、ダンスもよかったのだが、ブロードウェイやディズニーのヒット作に比べると、もう少しパワーアップが欲しい。ダンスの華やかでゴージャスなシーンや、「メモリー」のような心にしみる音楽があれば、文句なしなのだが。

ネタバレBOX

熊徹が自ら転生(死)して九太の力になり、巨大な闇との対決に勝つクライマックスには感動した。熊徹が生まれ変わった剣がぴかっと光った瞬間、思わず涙が出た。
エレファント・ソング

エレファント・ソング

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2022/05/04 (水) ~ 2022/05/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

最初は院長が、癖のある患者から、失踪した医師の手掛かりを引き出そうとする話だが、次第に(というよりも、後半のある時点から)青年の生い立ちのトラウマが明らかになっていく。この後半の井之脇海の語りには引き込まれた。映像をこの重要場面に効果的に使った演出も見ごたえあった。ただ、入口と出口がことなるので、それを「意外な展開」ととるか、「ずれた結末」ととるかである。

ほかの人も書いているように、入りは少なかった。中央通路の前のセンターブロックのみが埋まった状態だった。

ネタバレBOX

青年の父は南アフリカにいて、子どもの時に一度だけ遊びに行った。最後の日、サファリに行くと、父は大きな象を目の前で仕留めた。その像の悲しそうな眼が、青年のトラウマになる。
母は世界を公演で回る人気オペラ歌手だった。南アフリカから帰った日、母は青年をやさしく出迎え、傷ついた心を支えてくれた。でもその日限りだった。
数年後、母は自殺する。公演の失敗を悔やんで。帰宅して母が倒れているのを見つけた青年に、母は「愛している」とも「助けて」ともいわず、「三つ音を外した」と言ってこと切れる。
「僕の存在ははずした三つの音以下だった」。青年の深い寂寥の源である。

この少青年期のトラウマ話に私は共感できなかった。自分のふがいなさを親のせい、幼児期の体験のせいにするのは嫌いだ。それが原因で、自殺するとなると、なおさらついていけなかった。
サラサーテの盤

サラサーテの盤

くじら企画

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2022/06/03 (金) ~ 2022/06/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

これと言ったストーリーは、ない芝居
だけどなんだ この感じは、
シーンで共通に使われる言葉
時間が交錯してる
走馬灯
頭がデカく見える
脈絡がない夢
観終わった後に湧き上がる ぞわぞわ
私は死ぬその時に、自分のこれを観ると思う。

ネオンの薬は喋らない

ネオンの薬は喋らない

人間嫌い

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2022/06/03 (金) ~ 2022/06/07 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/06/03 (金) 20:00

6/3(金)初日の夜の部を観させてもらいました。まだ5回目公演ということで、興味しんしんでした。作、演出とも岩井美菜子さんのオリジナルということに敬意を評したいです。出演者も若い元気のいい役者ばっかりで、シアターミラクル内は大きな声で弾けてましたね。毎回オーディションをして次回も募集していたので、また観たくなりました。良い芝居有難うございました。 #河村慎也 #高坂美羽 #岩井美菜子

ネタバレBOX

円形ハゲを発症してしまったトモちゃんが岩井さん本人とは、チラシを読んでビックリしました。今後に期待しています。
『橋の下のガタロ』『川向う』

『橋の下のガタロ』『川向う』

劇団未来

未来ワークスタジオ(大阪府)

2022/05/27 (金) ~ 2022/06/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

とても良かった。個人的には二本目が良かった‼️いつまでも続く日本の闇。この問題をとても上手く表現していました。学ぶべきことはたくさんあったと思います‼️

雲母紙鳶(KIRANOTOBI)

雲母紙鳶(KIRANOTOBI)

ミュージカル座

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2022/06/01 (水) ~ 2022/06/05 (日)公演終了

実演鑑賞

江戸の飢饉や災、不景気による粛清が現代の姿を映しているようで(時系列では逆ですが)身につまされる思いでした。
舞台を演じられる俳優さんも観る私たちにも一筋の澱を投げかけられていて考えさせられました。
とはいえ、ダンスやポップなナンバーにワクワクしたり薬と笑えるセリフなど目白押しで感情が忙しいステキな作品でした。
絵師4人が絵に向き合う場面やお酒を酌み交わし自分の考えを話す場面では胸が熱くなると同時に自分の生き方に向き合っている姿勢を羨ましく思いました。
「負け犬」ナンバーがお気に入りです!

GIRLS TALK TO THE END-vol.3-

GIRLS TALK TO THE END-vol.3-

藤原たまえプロデュース

シアター711(東京都)

2022/06/01 (水) ~ 2022/06/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

藤原たまえプロデュース初観劇。話の展開は予想を大きく超えるものではなかったのだけど、なんだか観ていて嬉しくなってくる舞台。

帰忘

帰忘

露と枕

「劇」小劇場(東京都)

2022/06/01 (水) ~ 2022/06/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/06/02 (木) 19:00

100分。休憩なし。

雨と夢のあとに

雨と夢のあとに

Yプロジェクト

渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール(東京都)

2022/05/25 (水) ~ 2022/05/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

こういうお別れができたらイイですね

舞台・破天荒フェニックス〜いつだって始まっている〜

舞台・破天荒フェニックス〜いつだって始まっている〜

劇団TEAM-ODAC

シアターサンモール(東京都)

2022/06/01 (水) ~ 2022/06/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

原作を読んでおりますが、読んでいなくても十分楽しめる舞台でした。(読まれた方ならより一層)休憩なしの2時間20分とやや長い舞台ですが、最初から最後まで疾走感があり、あっという間でした。次々と問題(壁)が生じますが、明るく前向きに乗り越えていく物語で、観劇後に元気がもらえる舞台でした。多くの役者さんが出られておりますが、魅力的な役者さんが多く、次回以降の舞台もチェックしたくなりました。

パスキュア

パスキュア

GROUP THEATRE

浅草九劇(東京都)

2022/06/01 (水) ~ 2022/06/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

熱い舞台でした。青臭いところもありますが、若者に向けたエール、その熱い思いが伝わってきます。
場と場をつなぐサックスもカッコよく舞台を引き締めてくれます。

パスキュア

パスキュア

GROUP THEATRE

浅草九劇(東京都)

2022/06/01 (水) ~ 2022/06/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

初日の夜の部観させてもらいました。鈴木さんの生き方に感動を覚えました。中村さんのサックスも芝居を観つつ一流の演奏が聞けて二度美味しい芝居でしたね。 コロナで気分が落ち込んでる時、観たので元気をもらいました。良い芝居を有難うございました。

#梶原涼晴 #岩崎紗也加 #山本龍兵

夫婦レコード

夫婦レコード

劇団青年座

俳優座劇場(東京都)

2022/05/27 (金) ~ 2022/06/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/06/02 (木) 14:00

思わずもらい泣きしてしまうような場面が幾度と訪れる。笑える場面もたくさんある。自分が昭和世代だからではないと思う。ホームドラマがとりわけ好きだからでもないと思う。それゆえ、間違いなく秀作だ。22年ぶりの再演ということだから、見逃すと損するかも。

劇団道学先生の作家、故中島淳彦さんの作品だ。道学先生の舞台は最近、見たことがあって、やはり中島さんのDNAが受け継がれているんだな、と今思い返して痛感する。そのDNAの源流を探る作品を、青年座が演じてくれたというわけだ。

舞台はいかにも昭和の一軒家というしつらえで、温泉旅行に出かけて心臓発作で死亡した妻の葬儀後という場面から始まる。残された一家は夫と5人娘。この5人の娘はそれぞれ性格が違っていて、それが家族の中で補完しあっている感じもしておもしろい。さらに、その娘一人一人と父親との人間関係が絶妙だ。この人間関係が少しずつ解き明かされていくのがこの舞台の真骨頂なのだろう。
時代は、王貞治がベーブルースの記録を抜く、という1977年。今ならAEDなどがあって救命され、違う展開の物語になるのかもしれないが、当時は救命される可能性は低く、そのあまりにも早い突然死を夫は受け止められずにいる。これからゆっくりと夫婦の時間を楽しもうといろいろ考えていただろう。日ごろはいて当たり前という感じだったとは思うが、大切なパートナーを失って「もっと一緒に話したかった」と号泣する夫は本当に痛々しい。
その父を、5人の娘がそれぞれの性格を前面に支える。家族の一員に男性もいるが、それは次女の夫、三女の婚約者である。この男性二人もそれぞれの立ち位置で家族の一人として頑張ってふるまおうとする。ここも大きな見どころだ。
実はもう一人男性が後段に登場するのだが、ここで書くのはやめよう。登場人物一人一人がある意味で主人公となり、全体の物語を紡いでいく。
昭和という上向きの時代背景だから輝く物語なのかもしれない。だが、世の中の仕組みや世情が違う今の時代でも、ホームドラマが受けないと言われている今でも同じように輝く物語があると思う。そんな物語を紡いでくれる作家の舞台を見たい。

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