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短編劇集「新江古田のワケマエ」

短編劇集「新江古田のワケマエ」

劇団二畳

FOYER ekoda(ホワイエ江古田)(東京都)

2022/10/29 (土) ~ 2022/11/03 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/10/30 (日)

価格2,500円

30日17時開演回(60分)の短編2本立てを拝見。

前半のA「そう言われると今年一番はあの日かな」では
失意の籾田桜那(と砧三二六)に滝沢つばさが手ずから淹れた珈琲に込めた温かな心遣いに

後半のD「あるいはピクルス」では
中田信雄が勧めた手作りのピクルスを通して、野口千佳に伝わって来た、事故前の記憶が一切失われた”白紙の善意”という残酷な事実に

ただただ胸を打たれるばかりであった。良い時間を過ごせた。

ネタバレBOX

【配役】
A「そう言われると今年一番はあの日かな」 
籾田桜那(もみた・おうな。飯能の山奥まで来て、衝動的に自殺を…)…丸山小百合さん
砧三二六(きぬた・みつる。サバイバルゲーム中に道に迷って…)… 中込博樹さん
滝沢つばさ(たきざわ・つばさ。山奥の喫茶店の店主)…たきざわちえ象さん

「あるいはピクルス」   
野口千佳(事故で記憶をなくす前、伸雄と付き合っていた)…森菜摘さん
芝崎このみ(現在、伸雄と一緒に暮らしている)…さいとうみきさん
中田伸雄(事故で記憶喪失、凶暴な性格も穏やかに)…三浦記志さん
夢と魔法の王国へ

夢と魔法の王国へ

劇団WAO!

ウイングフィールド(大阪府)

2022/10/29 (土) ~ 2022/10/30 (日)公演終了

満足度★★★

一作目があまりにもだったんで、期待をしなかったのが良かったのか、おばちゃんばかりだけど、内容は満足。
ばか笑いしていた男が一人いたけど、決して笑える内容ではない。相手方に毎日を気持ち良く、楽しく生きてモラウタメには…そんなエッセンスが私にも欲しいし、私も周りにそんな気持ちを持たせるには…

ダイアナ

ダイアナ

×劇作家企画

劇場HOPE(東京都)

2022/10/25 (火) ~ 2022/10/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

深みのある70分でした。

ネタバレBOX

3人の会話で、舞台セットは何もなくシンプルにもかかわらず、たいへん深みのある内容に思えました。廃校が舞台ですが、その映像が目に映るように、そして、納得のラストにはほろ苦さが感じられました。
獣唄2021-改訂版

獣唄2021-改訂版

劇団桟敷童子

すみだパークシアター倉(東京都)

2021/05/25 (火) ~ 2021/06/07 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

2021/6/3(木)。午前中はバタバタするもなんとか開演10分前にたどり着き、最後列の席に着く。角度があるので舞台もよく見える。なかなかに面白そうな舞台装置だ。

日本の山里のプラントハンター:ハナト(花人?)の父と三姉妹が、戦前から戦中という時代と村社会、花卉事業(東亜花産業みたいな名前の会社)を営む社長一家との間で織り成す物語だ。

予習はほとんどしない性質[たち]なので新鮮だった。

舞台装置も立体的に使いこなしていて見立てによる場面展開もお見事!

物語の設定は、昭和初期から昭和15年の「花禁止令」の頃の日本。

九州の福岡あたりの「欄花産土神」が御座す架空の山里(地名を忘れたたがうんたら嶽の村)での数年間に起こる出来事は見ていても辛い。

絶望のときに姿を現すという幻の花「獣唄」はどんな登場をするのだろうか?

この劇はメッセージ性の強いファンタジーでもあり、今回復帰したらしいのだが客演で主役を務めた村井國夫も大したものである。

▼劇団 桟敷童子
https://www.sajikidouji.com/blank-1?_fsi=AAg0Zvmh&_fsi=AAg0Zvmh

https://www.facebook.com/sajikidouji/

▼獣唄
https://natalie.mu/stage/news/425384

#来福録 #享楽三昧

どさくさ

どさくさ

劇団あはひ

本多劇場(東京都)

2020/02/12 (水) ~ 2020/02/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

劇団あはひ「どさくさ」土曜日のマチネ。

重層的な能のような舞台。
半端ない!

アフターの軽いトークもとても好ましい。

作劇の仕方いろいろという話しで、彼らのこの公演では「場当たり」が13時間!

会場からの質問は「隅田川」への膠着についてで、たまたま題材にした古典が隅田川に関わりのあるものだったらしい。

イマーシブな演劇なども試みて欲しい。

https://gekidanawai.com/

「流れる」と「光環(コロナ)」

「流れる」と「光環(コロナ)」

劇団あはひ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2022/04/03 (日) ~ 2022/04/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

4/6(水)と翌4/7(木)、池袋の「芸劇」(東京芸術劇場)で「劇団あはひ」の公演がありいずれもアフタートーク付きのソワレを予約しておいた。

下北沢の本多劇場で初めて彼らの「どさくさ」を観てからお気に入りの劇団になっている。

●4/6(水)は「光環(コロナ)」。

KAAT神奈川芸術劇場にて昨年上演した「Letters」を再演に向けてリクリエーションしていたら初演とは全く別のアプローチの作品となったが、いろいろと研ぎ澄まされたのでタイトルを「Letters」から「光環(コロナ)」と改め、新作公演の上演にするというメールが来たのは3月末。

メールの大塚健太郎 氏(作・演出)のコメントによると、能の構造を援用し作品が本来持っていたポテンシャルをさらに引き出した結果「もはや別作品としか言いようのない、しかし明らかに作品本来の姿」だそうで「これはコロナ禍を経験したすべての人に送るわたしからの手紙です」と締め括っている。

こうした電子メールという「手紙」から、すでにこの演劇は始まっているのかもしれない。

もともと「Letters」という作品は、城崎国際アートセンター(兵庫県豊岡市)で実施された昨年8月、10月の二度の滞在制作によって生まれた作品だそうだ。

当時のパンフレットの中には各自のそのときの語りも入っていて、推しの古館里奈さんなんかは温泉巡りをして美味しいものを食べたりとなかなか楽しんでいたりする。

この演目は、舞台の空間も下手の奥から上手の手前に正方形の飛び石で繋がれた舞台があって全体として斜めの菱形のようになっている。

夢幻能の構成をうまく使って(言わずもがなの裏返し的な使い方だが) 大塚氏の得意とする作品だと思う。

lettersの宛先は存在しなかったものすべてという主題とのことだが、量子の重ね合わせ(superposition)や量子もつれ(quantum entanglement)のような演劇であり、劇場空間の「場」はまさにこの宇宙を表しているのかも知れない。

アフタートークでは能楽研究者の竹本幹夫 氏がいろいろと解説もされているが、大塚氏の自己アピールもなかなかだ。😄

●4/7(木)はもうひとつの「流れる」。

松尾芭蕉と曽良、鉄腕アトムと飛雄か梅若丸かの霊と、狂女と渡し守が出てくるが、スピンのπ位相のような時空の不思議な世界は見立ての舞台装置などと相俟って、良くできている。

演者もそれぞれに役をこなしていて見事だった。

こちらもアフタートークがあり、代役で出てきた藤井慎太郎教授(早稲田大学で美学・演劇を研究している大塚氏の恩師)とのやりとりは面白い。大塚氏はHip-Hop好きということで、とても合点がいった。

・「流れる」(「光環(コロナ)」と似た舞台の空間だが全く異なる世界に見える)
https://natalie.mu/stage/news/473153

▼アフタートーク1:「光環(コロナ)」
https://twitter.com/gekidan_awai/status/1512686756889612288?t=3E27u69kniBgOzRIoo_bFQ

▼アフタートーク2:「流れる」
https://twitter.com/gekidan_awai/status/1512630310487269378?t=OghlS4LyVR4RfwHWrZPtmw

(動画はいずれも期間限定公開だったようだがダイジェストにして残してるみたい)

#来福録 #享楽三昧 #あはひ #演劇 #知ポタ

碌な夜がいねえ

碌な夜がいねえ

みさくぼ

王子小劇場(東京都)

2022/10/15 (土) ~ 2022/10/24 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

クセスゴのしずるのコントを千鳥の突っ込みなしで90分みた気分

日常でありそうな場面を大げさな表現言い回しで演じていたため、ものすごく不自然に見えてしまった。
遠回しなセリフが多かったが特に面白い言葉遊びがあったようには思えなかった。
オムニバス形式で3組の話をみたが何か繋がりがあったのか最後までわからず、特に大きな事件もなかったように感じた。
チケットプレゼントで観劇させて頂いたのにこのような感想で申し訳ございません

ダイアナ

ダイアナ

×劇作家企画

劇場HOPE(東京都)

2022/10/25 (火) ~ 2022/10/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

中野のポケットスクエアは4つの劇場がありますが、そのひとつ「HOPE」にだけは縁がなく。いちど行ってみたいと思ってました。たまたま3,500円というお手頃価格が目に止まって、これは行くべきかな、と。
出演者に真凛さんが。過去にボクラ団義さんの公演で何度か拝見してました。それもあり、きっと楽しめるだろう、というわけで観劇しました。
結果、とても楽しめました。3人という少人数の演目はいくつか見たことあります。この舞台はさらに、舞台セットがとてもシンプルで。ここまでシンプルなのは初めてだったかもしれません。その制約の中で、見事な会話劇でした。
結局ほとんどの日程で売り切れたようです。木曜日のソワレでしたが、満員でした。たまたま、売り切れ前に買うことができて良かったです。
HOPEはMOMOよりは広いのかな、それでもかなりの狭さだと聞いていました。早めに行って通路側でゆったりと観劇できました。70分という自分にはちょうど良い尺で、そういう意味でも良かったです。木曜日、長いと翌日の仕事が気になって、チケット確保を躊躇することも。

ネタバレBOX

セットがシンプルと書きましたが、なにしろ、何もありません。セットはゼロです。会話だけでここまで面白くするのは緻密な計算があってのことだと思います。
よく考えると、登場人物に共感するところは何も無いかも知れません。特に2人が「変な人」で。

真凛さんを拝見した最後はいつだったかな、と。2013年の「虹色の涙 鋼色の月」だと思います。9年前ですね。ほかに「オーバースマイル」「遠慮がちな殺人鬼」「嘘ツキタチノ唄」など、7,8回拝見していたと思います。全部ボクラ団義さんで。印象が強かったのは「ゴーストライターズ」ですね。野元愛さんとともに主役を演じられました。
2013年に「モブキャストガールズ」として千葉マリンスタジアムに来られて、球場内で握手会があったことを覚えています。たまたまでしたが、参加して会話させていただきました。懐かしい思い出です。
演技を拝見するのは9年ぶりですが、やっぱり、さすがに、大人になられましたね。昔とは違う味を出されていました。
野元愛さんも滝口ミラさんも森田涼花さんも、みんなホリプロを出られましたが、真凛さんは所属されたままなんですね。知らなかったです。正直、驚きました。。。
甘藷な者たち

甘藷な者たち

劇団WAO!

ウイングフィールド(大阪府)

2022/10/29 (土) ~ 2022/10/30 (日)公演終了

満足度★★

大学生演劇…?というより、大学生の方が魅力的ですね。この代金に見合った内容では…😢

アイ・アム・ア・ストーリー

アイ・アム・ア・ストーリー

シベリア少女鉄道

シアター・アルファ東京(東京都)

2022/10/12 (水) ~ 2022/10/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

純粋なお話としての面白さはかなぐり捨てており、誇張した演技、奇抜な展開、メタ要素で全力で笑いを取りにいっていた。
ただ1回だけやるのがすごい面白いようなネタを何度もこするので少しくどいかなと思った。
110分あったが、80~90分くらいがちょうどよかったのでがと思ってしまう。
しかし今後もずっと記憶にこびりつくような舞台だった。
終わった後無性にDr.コトーがみたくなった

SessionYoshiya・語り

SessionYoshiya・語り

かわせみ座

プーク人形劇場(東京都)

2022/10/18 (火) ~ 2022/10/22 (土)公演終了

実演鑑賞

初めて観るジャンルで新鮮でした

あなたに会えてよかった

あなたに会えてよかった

せこごと

新宿眼科画廊(東京都)

2022/10/28 (金) ~ 2022/10/31 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

もしフルポン村上が女性と付き合ったらっていうシチュエーションを観てる気分だった
起承転結があるわけではなく、1時間半ぐらい女々しい男の煮え切らない態度を観ていたが、長いな退屈だなとは感じなかった。
役者さん達の演技が自然で日常にいるめんどくさい男というシチュエーションをリアルに感じられたからだと思う。
個人的にまどろっこしい屁理屈みたいなセリフが好みだった。
男が面倒な分女性人が魅力的にみえた。

ふにゃふにゃ、夕立、夏霞

ふにゃふにゃ、夕立、夏霞

The Stone Age ヘンドリックス

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2022/10/28 (金) ~ 2022/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★

今までのヘンドリックスとは違う雰囲気。
演劇でよく使われる、主役をもう一人の役者に投写し話は進む。心で結ばれると表現としては素晴らしいけど、実際には…。
全体としては、満足しました❗

クランク・イン!

クランク・イン!

森崎事務所M&Oplays

本多劇場(東京都)

2022/10/07 (金) ~ 2022/10/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2022/10/29 (土) 18:00

岩松らしい舞台だった。(2分押し)115分。
 岩松の特徴である、会話をしているようで会話になっていない展開が続く。映画の撮影のため、大女優(秋山菜津子)・その付き人(富山えり子)・ベテラン女優(伊勢志摩)・若手女優(石橋穂乃香)が山のペンションらしき所にきている。監督(眞島秀和)は結婚しているものの女にだらしないが、そこの新人女優らしきジュン(吉高由里子)がやってくる…。1年前の女優の死の謎も含み、ミステリー仕立てではあるが、解決の安堵感は少ない。秋山は不安をつのらせる女優役を公演。吉高は映像圭で活躍するが舞台経験は少なく、存在感はあるのだが声が心配。

狼少年タチバナ

狼少年タチバナ

劇団牧羊犬

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2022/10/26 (水) ~ 2022/10/31 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

2015年初演の舞台映像は、門真国際映画祭2020舞台映像部門で優秀作品賞はじめ4つの優秀賞を受賞…この舞台の映像はどのように映っているのだろうか。「再演を望む声も多かった『狼少年タチバナ』を、キャストを一新して7年ぶりに上演」、その謳い文句から、自信作ということは分かったが、なるほど 力作であった。

当日パンフに主宰で作・演出の渋谷悠氏が「嘘と事実をごちゃ混ぜにされるのが一番タチが悪い。自覚がないなら猶更のこと。そこに悪意はない。しかし被害はある。この物語はそんな人物と接した僕の実体験から生まれた」とある。それだけにリアルであり、舞台としての力強さ芸術性を高めた原動力があるようだ。
少しネタバレするが、嘘の力と信じ抜く力は 何度も嘘をつく男とそれを最後まで信じようとする男の友情のよう。ラスト、2人の男の悲哀でもあり滑稽でもある人生模様がしみじみと描かれていることに気づかされる。これはウソではない。
(上演時間2時間10分 途中休憩なし)

ネタバレBOX

舞台美術は、半円形の舞台を場面に応じて回転させる。冒頭は主人公・嘘の力-橘史郎(徳岡温朗サン)の家の中、半円台の右手壁に大きな抽象画、左側に窓・カーテンがあり、円台外の上手に木製のテーブルと椅子、下手に座卓が置かれている。一方 信じ抜く乾六郎(長部努サン)が服役していた刑務所、妹とその同棲相手の家、更に煉瓦作りのワインバーの店内というように場景を変え、その場景内で一つの物語を作り、全体を構成する。別の場所だが、同じ時間が流れているような観せ方は、人物の置かれた状況や心境の違いを比べるような効果がある。そこに自覚なき嘘つきの楽天さ、嘘と知りつつ庇う悲愴さ、人生で味わう喜怒哀楽を2人の男にそれぞれ喜楽と怒哀に分けた理不尽を負わせる。

史郎は嘘つきだが、そんな自覚はない。自己肯定や自己愛性パーソナリティ障害としている。それだけに始末が悪い。一方、六郎は養護施設育ちで、本当の生年月日や名前を知らない。幼馴染の史郎が何気なく、誕生日や名前を付けてくれたことに恩義を感じている。後々分かるが、史郎はそんなことをすっかり忘れている。
やがて史郎の嘘が詐欺になり、その身代わりとして刑に服することになった。4年の月日が流れ、史郎は六郎の出所祝いにパーティを開催するが…。

史郎の妻 のり子(井上薫サン)は、史郎の嘘に耐えられなくなり耳が聞こえなくなる。人の言葉が恐怖なのだろう。彼女はペット(ハムスター)を飼うが長生きしない。徳川幕府の歴代将軍の名を付けるが、既に八代目(吉宗)になっている。実はペット虐待をすることで心の均衡を保っている狂気が怖い。平穏であるはずの家庭が、夫の嘘の身近な被害者が妻という皮肉。嘘がつけず愛想笑いをする姿が痛ましい。薄暗い照明の中で、飼っているハムスターに話しかけ毛を毟る。そこに夫の性質に追い込まれた女、複雑な人間の感情と本質を鋭く抉り出している。

登場する人物は、六郎と史郎に限らず 真偽といった性格というか性質に括れるような描き方だ。史郎とビジネス提携をする宇田川兄弟、兄の雄二は信じて疑わない、一方 弟の伸二は疑り深い、ワインバーの夫婦、夫の茂夫は裏表がなく、妻の深夜子は過去に犯罪歴がありそう。人の両面を何気なく人物像に担わせ、サブリミナル効果のように「嘘の力と信じ抜く力」を物語に落とし込んでいるようだ。ラストが秀逸…イソップ寓話「嘘をつく子供」のように、パーティ参加者が次々に帰ってしまい 最後は誰からも相手にされなくなる。まさしくオオカミ少年だ。

舞台美術は勿論、音響や照明といった舞台技術も効果的な役割を果たす。しかし 何といっても役者陣の熱演がこの舞台を支えている。初演からキャストを一新したとあるが、この公演でのキャストは夫々のキャラクターを表し、実際 居そうな人物像を立ち上げている。言葉としての台詞だけではなく、言葉に出来ない〈思い〉のようなものが表現として伝わる。
次回公演も楽しみにしております。
立飲み横丁物語

立飲み横丁物語

劇団芝居屋

ザ・ポケット(東京都)

2022/10/26 (水) ~ 2022/10/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

あたたかい人情に触れることができました。

ネタバレBOX

コロナを素材に入れながら、興味深く、途中からいいテンポで話が展開していきました。話が進むにつれて、だんだんと面白くなってきました。最後はドキドキしました。2時間20分という長さを感じさせない、しびれる人生劇場でしたね。
さくらんぼ畑

さくらんぼ畑

8.22企画

THEATRE E9 KYOTO(京都府)

2022/10/28 (金) ~ 2022/10/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

チェーホフの戯曲なんで当然洋風☆「日本で創る時はこうやるのよ」て見本のような作品でした☆衣装など全体的に「白」が印象的な舞台やなと思ったら翻訳堀江新二さんがチラシでこの作品に様々な「白」を感じてらっしゃるのを書いておられて納得しました♪喜劇、悲劇、ドタバタ。そこに繰り広げられる世界は「白」の寛容さによって何色にも染まる美しさを醸し出してました☆

黄金のコメディフェスティバル2022

黄金のコメディフェスティバル2022

黄金のコメディフェスティバル

シアター風姿花伝(東京都)

2022/10/21 (金) ~ 2022/10/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

パーチーム放課後ビアタイムを観賞。
娘の結婚式を舞台にしたドタバタコメディだが、それを見事なエンターテイメントショーに仕上げている。特にダンスシーンが素敵だ。
登場する女優がカメラマン役まで含めてみんな美人なことに驚く。最後は感動に包まれた。

黄金のコメディフェスティバル2022

黄金のコメディフェスティバル2022

黄金のコメディフェスティバル

シアター風姿花伝(東京都)

2022/10/21 (金) ~ 2022/10/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

パーチーム、コヒツジズ鑑賞。
前説のギターから素敵でそれが作品と一体化していたのが素晴らしかった。地震で運転中止になった車中での物語。乗車客は一癖ある人物ばかりで次々とトラブルが起こる。最後のどんでん返しが見事。

古事記・三味線 いろはのい

古事記・三味線 いろはのい

わざおき

日本橋社会教育会館ホール(東京都)

2022/10/25 (火) ~ 2022/10/25 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

感想遅くなりました。三味線について分かりやすく教えてくれてからの演奏。初心者にとってはとても有意義でした。今度はもう少し三味線の演奏を長く聞きたくなりました。歌舞伎も、だいぶ以前にいったことがありますが、あらためて行きたくなりました。いろはのろ があるときはまた伺いたいですね。

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