実演鑑賞
満足度★★★★
2021/6/3(木)。午前中はバタバタするもなんとか開演10分前にたどり着き、最後列の席に着く。角度があるので舞台もよく見える。なかなかに面白そうな舞台装置だ。
日本の山里のプラントハンター:ハナト(花人?)の父と三姉妹が、戦前から戦中という時代と村社会、花卉事業(東亜花産業みたいな名前の会社)を営む社長一家との間で織り成す物語だ。
予習はほとんどしない性質[たち]なので新鮮だった。
舞台装置も立体的に使いこなしていて見立てによる場面展開もお見事!
物語の設定は、昭和初期から昭和15年の「花禁止令」の頃の日本。
九州の福岡あたりの「欄花産土神」が御座す架空の山里(地名を忘れたたがうんたら嶽の村)での数年間に起こる出来事は見ていても辛い。
絶望のときに姿を現すという幻の花「獣唄」はどんな登場をするのだろうか?
この劇はメッセージ性の強いファンタジーでもあり、今回復帰したらしいのだが客演で主役を務めた村井國夫も大したものである。
▼劇団 桟敷童子
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▼獣唄
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#来福録 #享楽三昧