最新の観てきた!クチコミ一覧

13981-14000件 / 183039件中
正義の人びと

正義の人びと

オフィス再生

六本木ストライプスペース(東京都)

2022/07/02 (土) ~ 2022/07/05 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ロシアとウクライナの現状を、ついつい連想してしまいますが、ひとそれぞれに正義があるので難しい問題ですよね!?
中央に階段のある会場を効果的に使っていて良かったです!

畳屋のあけび

畳屋のあけび

CROWNS

シアター代官山(東京都)

2022/07/06 (水) ~ 2022/07/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/07/09 (土) 14:00

座席c列4番

価格5,000円

色々難しい時代背景とかで引いてしまう方がいたとしたらもったいない。そんなものただの舞台装置ですから難しいこと考える必要なんてないので見て感じてほしいです 感動で心が震える(なんとも薄っぺらい言葉で申し訳なさすぎる)良作です

ランボルギーニに乗って

ランボルギーニに乗って

劇団鹿殺し

あうるすぽっと(東京都)

2022/07/08 (金) ~ 2022/07/18 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

主人公とその友人たちの日常の生活を描くパートと主人公が創作した空想の小説世界を描くパート、2つのストーリーラインが頻繁に入れ違い、互いを侵食し、影響を及ぼしながら物語が進む。

ネタバレBOX

こういう場合、日常パートはテンション抑えめで、空想パートになるとアッパーなテンションになることで緩急がつき、非現実的な空想が報われない日常の救いや逃げ場になっていれば分かり易い。

けれど本作は日常パートと空想パート、2つの世界が共に賑やかで騒がしいため緩急に乏しく、また日常パートに悲壮感や閉塞感もあまり感じられないため「なんだかずっと騒がしい」状態が続く。これは主人公テルオ(松島庄汰氏)の見せ場を多く作るための措置なのかな、などと穿った見方をしてしまった。

また、日常パート内に強迫性障害を擬人化した幻覚が現れるので、日常パートにも非日常的な事象が入ってくる形になる。そのマトリョーシカ的な構造が世界を豊潤にするより話の筋をややこしくする方向に機能してしまっているように感じた。

終盤になるにつれ、ようやく日常パートがシリアスに描かれ、一方で空想パートがより一層賑やかで華やかな演出となるため緩急のメリハリがついて引き込まれた。最初からそういう構成だったら良かったのに、とちょっと残念な気持ちになった。

20周年記念公演ということで役者陣からの気合はひしひし感じられたが、脚本自体の遠心力が弱いためせっかくの熱演が少々空回りしている印象を持った。
abc♢赤坂ビーンズクラブ

abc♢赤坂ビーンズクラブ

エヌオーフォー No.4

赤坂RED/THEATER(東京都)

2022/07/07 (木) ~ 2022/07/18 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

幕の内弁当のような詰め込み具合だが、ショートコントは暗転のタイミングも含めて出来のバラつきが大きく、ダンスは総じていいものの、タイムの気になる人もいて、ハラハラしながら観ていたという印象。終盤のドラマと、クラリネットの響きに☆追加。

abc♢赤坂ビーンズクラブ

abc♢赤坂ビーンズクラブ

エヌオーフォー No.4

赤坂RED/THEATER(東京都)

2022/07/07 (木) ~ 2022/07/18 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/07/09 (土) 13:00

とってもお洒落なショーだった。85分。
 さまざまな経歴を持つ20代の女性10人(1人は10代)による盛り沢山の舞台。ショートコント風の芝居から始まり、歌ありダンスあり演奏ありシリアスドラマありで楽しむ。10人の個性がだんだんと分かってきて、とても楽しく過ごせた。ショートコントは「考えオチ」みたいなのが多く、客席からの笑いが今一つだったのが惜しい(しりとりネタは秀逸)。ダンスや歌の後は拍手してもいいんじゃないか、と思った。客の入りが今一つなのはもったいない。
 最年少の唐澤ひなたのダンス力(身体能力)には驚かされた。リーダーの里奈の個性的な振る舞いが魅力的。

寝盗られ宗介

寝盗られ宗介

★☆北区AKT STAGE

北とぴあ つつじホール(東京都)

2022/07/06 (水) ~ 2022/07/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

価格3,500円

宗介とレイ子の貫禄ある演技に脱帽です。
この作品の複雑さを理解する楽しみがある
その複雑さを分かりやすくする劇団員、演出家の苦労が見える至高な舞台でした

私の恋人 beyond

私の恋人 beyond

オフィス3〇〇

本多劇場(東京都)

2022/06/30 (木) ~ 2022/07/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

かなり面白かった。大林宣彦の『海辺の映画館』や今敏の『千年女優』を想起する、時空間を転生し駆け巡るラブストーリー。
2015年上田岳弘による小説刊行、2019年舞台化、今回はバージョンアップしての再演。
渡辺えりさん67歳、小日向文世氏68歳が、のん28歳と遜色なく歌い踊る音楽劇。洞窟のクロマニョンからナチス収容所から満洲から病院から時計屋からオーストラリアの荒野から、世界中をコスプレ三昧で疾走。10万年の時を越えてまだ見ぬ“私の恋人”を探し続ける“行き止まりの旅”。
早着替えの連続で一体何役やったやら、めくるめく世界線とキャラクターがカオティックにばら撒かれる。

アンサンブル的に脇を固める天使達4人が更に素晴らしい。このスピーディーな演出をつけられる渡辺えりさんの腕前。
山田美波さんはMAXのLinaっぽい長身、奈良美智(よしとも)の描くしかめっ面の子供のイラストに似ている。兎に角インパクトがある。
坂梨磨弥さんは松岡茉優っぽい見事なバレエダンサー。
関根麻帆さんは福島弓子っぽい顔立ちで元気満々走り回る。
松井夢さんは何となくあーりんっぽい愛嬌。

矢張り、のんの存在感はずば抜けている。彼女以外がこの役をやると全く別な話になるだろう。替えの利かない唯一無二のカリスマ性。内面が全く想像つかない。これぞ“純少女”か。アイドル・アングラ。
ひたすら弾き続ける三枝(みえだ)伸太郎氏のピアノが最高。

寝盗られ宗介

寝盗られ宗介

★☆北区AKT STAGE

北とぴあ つつじホール(東京都)

2022/07/06 (水) ~ 2022/07/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 つかが己の劇団責任者しての位置を宗介に被せ、戦国期から登場した歌舞く者、即ち名詞としては江戸の歌舞伎に連なった概念を、歌舞くを動詞として演劇作品に仕立てた作品と観た。この作家の精神を見事に汲み上げ,
つかの持っていた天才としての才能を今作の舞台表現の随所に鏤めた演出、この演出にキチンと応えた役者陣の殺陣を含めた演技に心から拍手を送る。 ベシミル!

ネタバレBOX


 つかは基本的に脚本を残さないという姿勢で演劇に関わった人だった。遠慮のない口の利き方を先輩作家・劇作家に対してもしていた。その態度を彼が存命中、作品を観もせずに嫌っていた自分は、今作は今回初めて知った。彼の死後、つかと関わっていた方々とも知り合い彼の作品を観るようになって上演回数の多い作品は拝見してきたが今作はそれほど上演回数は多くない。だが、恐らく今作を深く理解している北区の北とぴあに関わっている人々の作家個人に対する付き合いや亡くなって以降の更なるつか及び彼の残した作品への追及への成果が今作に見事に現れている。作った側としてマダマダ未完成という想いはあろう。然し乍ら努力の成果はキチンと現れている。此れ迄の努力に応じ、考え得る高い完成度と単に上手いというレベルを超えて個々の役者陣のわざとらしさを感じさせず同時に観客の心を鷲掴みにした演技力の高さ、幅、深みに酔いしれることができた。感謝する。
きゃんと、すたんどみー、なう。

きゃんと、すたんどみー、なう。

やしゃご

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2022/07/07 (木) ~ 2022/07/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/07/08 (金) 19:00

重い題材を淡々と描く秀作。115分。
 知的障がいを持つ長女とその次女・3女を軸に、彼女らを取り巻く人々の物語。「やしゃご」になる前の2017年に上演した作品を改訂して上演で、初演は観てない。当事者ではないのでエピソードがどれだけリアルかは分からないが、ありそう、とは思える展開に息を飲み続けた2時間で、時に笑いが起きるが、私は笑っていられない気がした。ただ、ちょっと盛り込み過ぎで集中しきれない印象はある。特徴的なエンディングも適切かどうかはわからない。

月の金魚

月の金魚

鵺の宴

内幸町ホール(東京都)

2022/07/07 (木) ~ 2022/07/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

抒情的な…。
物語は、二重構造の恋愛ものらしい。直接的には、訳あり女性と神社の青年の恋物語、そして女性に宿る恋を成就させる魂(金魚)が織り成す ちょっぴり切ない思い。しっとりとした和風 静かな流れの物語だが、人は、時に激しく燃える想いを抱くことがある。全体的に纏めたといった印象が強く、もう少し刺激的に描いても好かった。
(上演時間2時間10分 途中休憩なし)
【金魚チーム】

ネタバレBOX

舞台セットは、場面毎にいくつかの衝立等を搬入し情景描写をするが、基本は変わらない。上手に高さある台(天空イメージ)がある。下手は神社の柵や腰掛が置かれているシンプルなもの。神社には本殿とは別に小さな祠があり、縁結びの神様が祀られている。お参りした人が縁あって「恋」をすると、その人の心に”恋の金魚”が生まれ(芽生え)る。金魚はふわっとした赤い衣装(鰭イメージ)で優雅に踊る様が、ゆったりと泳いでいる感じだ。

目の手術後、療養のために母親の田舎に両親とやって来た主人公・静月(西条美咲サン)が、"小さな祠"に参拝を終え 帰ろうとした時、神社の次男で跡取り(仮)息子・宵乃亮(村田直樹サン)に出逢う。
静月の心に宿った金魚(松井珠紗サン)は、宿主の恋において一心同体。金魚は宿主の恋が”叶う”ように願い、育てていくのだが…。ちなみに静月が自分の恋心の化身でもある金魚と向き合う時は白い衣装。舞台上で女性二人が白・赤の衣装で戯れる様子が いじらしく も美しい。

静月は視覚障碍者という設定であるが、弱視で少しは見えるという。その世界は灰色で、逆に夜の暗闇のほうが見えるという。本来見えないものが見えるという、独特の世界観の表現だが、塞ぎ込んでいた気持を素直に表している。宵乃亮との語らいによって、彼の優しさや気遣いに触れて恋心が芽生えるが、同時に 自分が障碍者で同情されている、のかといった疑心暗鬼な気持ちになる。一方、宵乃亮は自分の気持と向き合わず、何事にも逃げようとする。その優柔不断な態度が静月の心を搔き乱す。そして金魚も宿主の恋する相手を見てみたいと願うようになり、恋の不可思議な様相を呈していく。そして神社の祭りの日に起きる出来事が少し切なく…。

登場人物は全て善人。時にちょっと意地悪をしたくなる気持もあるが、そこが人間らしくもある。その行動が思わぬ波紋をひろげるが、同時に自分の正直な気持に向き合う切っ掛けにもなる。縁結びの神様と金魚の遣り取りも絡んで神秘的で抒情的な作風に仕上がっている。また音響では心情や状況の変化の際には水滴が落ちる効果音、照明は目つぶし的な照射によって場転換を容易に行うなど、舞台技術の工夫も好ましい。
次回公演も楽しみにしております。
紙屋町さくらホテル【7月17日~18日公演中止、山形公演中止】

紙屋町さくらホテル【7月17日~18日公演中止、山形公演中止】

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2022/07/03 (日) ~ 2022/07/18 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

現代史の裏面の事実(ファクト)をちりばめ、巧みな作劇術で一編の現代史エンタティメント劇に仕上げた井上ひさしの代表作だ。この舞台が時代設定した三月後に広島で起きた悲劇を思えば、そくそくと胸に迫る名作である。久しぶりにこまつ座の公演で見た
作劇については既に言い尽くされていると思うので今回の公演について。
初演〈1997年〉は、新国立劇場の中劇場のこけら落とし、芸術監督だった渡辺浩子の演出、森光子をはじめ、大滝秀治(民藝)、小野武彦(文学座・六月劇場)井川比佐志(俳優座)。三田和代(四季)当時、随分妙な座組だなぁと思った記憶があるが、日本演劇界(現代劇)を挙げてこの作品に取り組む、と言う意気込みだったのだ。昭和史の大きなハイライトである敗戦を素材にした二十世紀総決算である。
冒頭、終戦後に、長谷川海軍大将(たかお鷹)と陸軍針生大佐(千葉哲也)が一人の人間の歴史の中で果たせる責任について対立する。初演の時はまだ多くの戦争責任者も、軍隊経験者も存命だった。今は違う。筆者は終戦時小学三年生、とても彼らと同じ経験をしたとはいえないが、その現実は子供ながらに体験していて、作者の非戦論には本能的に傾く。今回の公演は、やはり、と言うか、初演の時の張りつめたような緊張感は失われていた。それが冒頭と幕切れにも表れている。それはその時代と共にしか生きられない演劇の宿命のようなものだが。
次に、この作品の果たした役割。現在の若い劇作家たちは歴史を素材にした作品をよく書く。時代劇、と言ってもいいかもしれない。戦争が遠くなった世代の古川健、野木萌葱、詩森ろば、みな、近過去をうまく書く。その原点はこの作品の成功にあったようにも思う。現実にあった事実の上にフィクションを構築することで「真実」を描けるという確信とでも言ったらいいだろうか。これは、ファクトを素材にした前の世代の木下順二、久保栄、三好十郎などと違うアプローチである。これはフィクションの裏表で、ある意味危険な面もあるのだが「演劇」と言う文化の最前線の大きな戦術変化でもあったと思う。
観客席は八分の入り。驚いたことに民藝の客層よりも年齢層は高い。平均80歳くらいか。これには井上ひさしも少しがっかりするのではないだろうか。野田やケラがすでに試みているように思い切って若い演出家と新しい俳優を起用する時期が来ているようにも思う。半端な座組ではとてもこの難局を乗り切れないだろう。
余談になるが、この芝居でも素材としている、官憲との演劇の関係で言えば、戦後も長く新劇に対する保守派の警戒感は強く、新国立劇場の建設・運営については政府(文部省)と演劇界で長年の対立もあった。国立の劇場のこけら落としには官・民の確執の一つの決算でもあった。これは日本の現代劇の大きな屈折点でもあるので、まだ関係者が存命の内に第三者的な観点から事実関係だけでも明らかにしておいた方がいいと思う。
これも一つの二十世紀裏面史である。((現在の新国立劇場の惨憺たる官製運営を見ているととても自主記録できる状態ではないので))

act#015『夢を盗みて』

act#015『夢を盗みて』

STAR☆JACKS

ABCホール (大阪府)

2022/06/17 (金) ~ 2022/06/19 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★

日程調整が難しかったため、配信にて拝見しました。配信があること・日替わり部分も全て見られるようになっていること、非常にありがたかったです。

出演者の方も多く、殺陣シーンやダンスシーンが華やかでした。ABCホールでの上演なので人数がいても手狭に感じることもなかったです。
ごちゃまぜカーニバルと銘打たれている通りの、15周年記念のめでたい感じが楽しめました。

事前情報をほぼ全く入れずに見てしまい、公演情報にもある「難しいことは考えるな!感じろ!これは唯の超娯楽舞台!」を確認出来ていなかったので、正直ところどころ気になってしまう所はあったのですが、その文言を踏まえて見ていればあまり気にならなかったのかなと思いました。

以降ネタバレBOX。

ネタバレBOX

公演内容を含みます

・1番気になってしまったのは市と入れ替えられ身代わりになった赤子のことでした。どちらの両親にも大事に想われている描かれ方はしていたものの、それでもまだ、生まれたばかりの我が子を差し出している割には埋蔵金夫婦の手放し方があっさりしているように感じました。埋の私たち家族の命も差し出す、のようなセリフも、自分では拒否することが出来ない赤子を身代わりに出すむごさを必要以上に感じてしまい、かなしくてなかなか本筋のキャラクターに感情を向けることが難しかったです。

・本編前の字幕(あらすじというか舞台設定が投影される部分)が読みにくく感じました。流れが少し早く、漢字が多くなったりして文字数が詰まる文が入ると、理解するまで時間がかかり、読むのが間に合わない部分がありました。途中で読むのを諦めましたが本編だけでも充分理解が出来たので、もっと簡潔な内容に要約し、遅めのスピードで投影されていたら良かったと思いました。

・本筋でスポットのあたる親子関係の描かれ方は良かったと思います。実の親と育ての親の蹴りの付け方というか、この場合は育ての親の方に比重をかけて欲しかったので、そのようにまとまったことが嬉しく感じました。赤子の頃に別れ、実の親が石川五右衛門であったと知らずに育った市が、育ての親を差し置いて産みの親に執着しすぎると違和感ですし、実の親子に通う愛の方を描かれすぎてしまうと、どうしても埋と金蔵の身代わりになった子のことも過ってしまうのであの塩梅でまとまって良かったと思いました。徳川の親子関係もアツく、色んな家族像が描かれているのが良かったです。

・夢の中で盗みをする設定が面白かったです。時代劇のような雰囲気はあるものの、その設定によって真新しい印象が足されていました。最初は、その時代のひとの夢が現代的な内容なのを不思議に思ったのですが、時代がガラッと変わることによって夢の中と現実の差をくっきり分けられていたので理解しやすかったです。演出として有効だなと思いました。

・個人の好みに拠りますが、ギャグシーンが多く感じました。(多いというか、長いというか)娯楽に振った作品ということなのでギャグシーンが多くても楽しくていいのですが、私個人としては物語の流れを邪魔しない程度にギャグがあるほうが好みなので、流れが止まるたび少し現実に引き戻される感じがしてしまいました。

・日替わり部分は、過去公演に出演された役者さんがその時のキャラクターで登場し、パラレル的な交流をするという、周年記念ならではのファンへのご褒美要素ですね。「じんない」がはじめて観たSJ作品だったので、非常に楽しめました。夢の中での出来事なので、何が起こっても良いというか、はちゃめちゃなシーンになっても筋が通るなと思いました。

気になる所もありましたが、ファン感謝祭的な作品としては非常に楽しめる作品だと思いました。
ランボルギーニに乗って

ランボルギーニに乗って

劇団鹿殺し

あうるすぽっと(東京都)

2022/07/08 (金) ~ 2022/07/18 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2022/07/08 (金) 19:00

130分。休憩なし。

ランボルギーニに乗って

ランボルギーニに乗って

劇団鹿殺し

あうるすぽっと(東京都)

2022/07/08 (金) ~ 2022/07/18 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

幕開けの始まりから凄い勢いで直ぐに引き込まれ、芝居もそうですが歌•ダンスがとにかくカッコイイ!
話の広がり方で幾つもの舞台を見せてもらったような気分でした。

正義の人びと

正義の人びと

オフィス再生

六本木ストライプスペース(東京都)

2022/07/02 (土) ~ 2022/07/05 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

日頃考えたりしないことをいきなり突きつけられるとすごく当惑します。
普段はギャラリーとして使われているという空間は、とても不思議で素敵な舞台になっていました。後ろで執筆しているカミュと思しき男性以外は、男性役も含めて全員女性が演じていましたが声の響きがとても良かったです。
椅子が小さくて、2時間近く座っているのがちょっと辛かったです。

月の金魚

月の金魚

鵺の宴

内幸町ホール(東京都)

2022/07/07 (木) ~ 2022/07/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

月組の回を観劇

和風ファンタジーな話で
人の思いのベクトルが多方向に向いてる感じが
はちみつとクローバーなどを連想しましたが
自分が小さい神様だと自覚してる縁結びの神様が
なんか良い味だしてたなぁ~と
 2時間10分超えの作品でした

ネタバレBOX

ヒロインの恋金魚が神様と並んでラストに出たのは
夢か現化って感じは好みだったなー

なんとなく登場人物が平均的に纏まってしまっている感あり
も少し尖ったりした個性などを持たせたキャラ作ってもーとかは思ったデス

色々な設定の出し方も
まだ改良に余地があったかなーとも・・・

寺の後継ぎさんは個人的に好きでした=神様と同列でー

作風的に
初恋ゾンビとか似合いそうかなーとか感じました
abc♢赤坂ビーンズクラブ

abc♢赤坂ビーンズクラブ

エヌオーフォー No.4

赤坂RED/THEATER(東京都)

2022/07/07 (木) ~ 2022/07/18 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

コントに歌とダンスそしてクラリネットとアルトサックスまで出て来てこれはもう令和の「シャボン玉ホリデー」だ。まあでも曲は懐メロではなくオリジナルで昭和の番組と一緒にしては叱られるかも。いやでもギターの弾き語りはあいみょんよりは山崎ハコに近かったなあ、でも恨み節ではないから吉田拓郎か。休憩なしの85分。

出演は17歳から30歳までの10人の粒ぞろいの美女群団。芝居の発声もしっかりしていてダンスもキレッキレッ。私の守備範囲では全く見かけたことのない方々で素晴らしい才能に出会えてとても嬉しい。*私が知らないだけで結構有名な方々らしい。

まだ2ステージ目でこなれていないところもあるがどんどん改善されて行くことだろう。
点数をつけるならコントは80点、歌は75点、ダンスは85点、そして大野まりかさんのクラリネットは120点である。芝居全体の満足度はこれからの期待も込めて星5つ。

拍手のするしないが難しいのでもっと分かりやすい演出にしてほしい。お客さんの拍手を引き出すのも演出の技術だ。前に観た韓国発のミュージカルではどんなに短い曲でもド派手にジャジャジャーンと終わるので拍手せざるを得なかった。まあそれはちょっとやりすぎ感があったけれど。

ラインダンスがあれば更に良いのだけれど衣装代で大赤字確実だ。あとは誰かキーボードの基礎のある人を特訓してキーボード+クラリネット+アルトサックスのインストルメンタルとコーラスを入れたものも欲しい…きりがないね(笑)

昭和のおじさんが大好きな「シャボン玉ホリデー」はこちら
「すずかけの道 鈴木章治、ザ・ピーナツ、安田伸」
https://www.youtube.com/watch?v=Rhk6ah-x-90

おまけ:「説明」でプロデューサーである難波利幸さんが
『キャスティングは昔から好きな彼女たち。ライザ・ミネリ、ゴールディ・ホーン、 ヴィヴィアン・リー、ベッド・ミドラー、 フェイダナウェイ、ミア・ファロー、モンロー…に、一番近いところにいる日本の女優。』
と書いている。この「一番近いところにいる」の意味が分からなかったがどうやら見た目のことらしい。彼の眼にはそう見えるということなのだ。10人対7人で数が合わないが重複可ということで考えながら観るのも一興かも。「…」を独自に補うのもありだ。

寝盗られ宗介

寝盗られ宗介

★☆北区AKT STAGE

北とぴあ つつじホール(東京都)

2022/07/06 (水) ~ 2022/07/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

はじめて、[寝取られ宗介] を観ました。
こんなにおもしろいとはビックリしました。
ほぼ全部、機関銃のようにポンポンおもしろい台詞が飛び出してきた。
ボーッとしてるとテンポがいいので置いていかれるので、夢中で観ました。
本当におもしろかった。
もう一回同じものを観たくなった。

月の金魚

月の金魚

鵺の宴

内幸町ホール(東京都)

2022/07/07 (木) ~ 2022/07/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とても美しいお話でした。
心が洗われるような純粋なお話で、金魚の衣装が素敵でした。
お話は、誰でも簡単にわかる内容ですが、だからこそ 
ことばをしっかりかみしめられて、素敵な雰囲気を楽しめました。

個人的にはミステリアスでもあり、とてもよかったです。
帰りに綺麗な月が見たくなりました。

連星分道

連星分道

劇団文机と熊

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2022/07/08 (金) ~ 2022/07/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

内容も殺陣もとても良かった‼️歴史的な背景が分かれば、もっと楽しめたと思う。学生の時にもっと勉強したらと悔やむくらい、良かった‼️もう一度見たくなる内容だった。おすすめです!

このページのQRコードです。

拡大