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「だらしなくあいた唇」

「だらしなくあいた唇」

カラスミカ企画

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2022/07/22 (金) ~ 2022/07/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/07/24 (日)

価格3,200円

24日18時開演回(100分)を拝見。

大学時代から付き合っている彼氏、実姉、女性向け風俗の男、そして"ワタシ"の4者から突きつけられた、(唾棄すべき母親と変わらない、いや、それ以上の)自身の醜さに、一旦は自己崩壊しつつも、最後には、ナマの本心を押し殺して、したたかなフリを演じながら生き続けるヒロイン。

強力な共演陣の支えもあって、主演の杏奈さんにとって、本舞台、代表作になりそうな予感がする100分間。

ネタバレBOX

【配役】
井上亜咲美(25歳。女性。会社員)
…杏奈さん(初見の「桜の森の満開のあとで」(2016.9)以来、幾度も舞台を拝見してきた杏奈さん。有望な役者さんだとは思っていたが、まさか、ここまで立派に主役をはれるとは!…かなり感動しています)

堤賢人(源氏名・久住)(35歳。男性。フリーライター 兼 女性用風俗店『Noir』キャスト)
…瀧啓祐さん (こわっぱちゃん家の舞台でお馴染みの方)

清水廉(25歳。男性。会社員。亜咲美の彼氏)…
…河西凜さん(亜咲美と”久住”の関係に薄々気づいた辺りからの、スポットライトから外れた場面で、亜咲美を見つめる視線の痛々しさ。「ドント・コールミー・バッドマン」(2021.10)で杏奈さんと共演した際のシマダ役を想起させられた)

井上穂乃果(28歳。女性。専業主婦。亜咲美の家の近所に住んでいる実姉)
…あずき菜月さん(「森に棲む魚とハルニレのウタ」や兎団の舞台でお馴染みの方)

ワタシ(少女であり、女性であり、老婆である、私の中のワタシ。制御のない世界の生き物)
…伊織夏生さん(ヒロインに寄り添ったり、はねつけたり、苦しんだり…亜咲美に語り掛ける一つ・一つのセリフの説得力の深さ! 文字通り”影の主役”)
06の世界

06の世界

九曜社

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2022/07/23 (土) ~ 2022/07/24 (日)公演終了

満足度★★★★

最近は質が落ちてきたなーと感じていたけど、今回は良かった。大きな劇場でやるのははじめましてだからか、制作対応は今一だったけど、内容は満足🈵😃✨

怪人二十面相

怪人二十面相

NPO法人劇研

THEATRE E9 KYOTO(京都府)

2022/07/23 (土) ~ 2022/07/24 (日)公演終了

満足度★★★

題名からはちょっとイメージが違う。身体能力も使いながらの表現は凄かったが、内容がついてきていないように思えた。プロと演技をはじめたばかりの人々の融合は良かった‼️

Ba酒屋Qの謎解き

Ba酒屋Qの謎解き

UNITレンカノ

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2022/07/07 (木) ~ 2022/07/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/07/09 (土) 14:00

商店街の謎解きイベント会場となった店の顛末。謎解きの製作過程など見せつつ終盤で関係者の「人生の謎解き」に発展し「ただのコメディ」から一気に深いハナシに。そしてその後に各自が語る内容でさらに深く、あぁ、進化型レンカノだなぁ。

雨降る正午、風吹けば

雨降る正午、風吹けば

SUPER NOVA

王子小劇場(東京都)

2022/07/13 (水) ~ 2022/07/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とても素晴らしい舞台でした。
元々春組風子役の日永麗さん目的で観劇させて頂きましたが、純文学的でとても深く考えさせられるストーリーや、ダンスや殺陣のない純粋な語り芝居での誤魔化しの効かない演技で、出演者の皆様の圧倒されるような演技力と熱量で終始物語の中に引き込まれるような感覚でした。
なんのために生きるか、誰しもが一度は考えたことがあるテーマかと思いますが、なんのために生きるかではなくどう死ぬかの視点でその答えを考えさせらるような作品だったと思います。
映像化も見たいですし、続編も見たくなるような素敵な作品です。
大阪公演でも素敵な舞台が見れることを楽しみにしています。
脚演の桐山さんも仰ってましたが、恋人同士や家族と観劇して身近な人の存在についてをお互いに考えてみるのもいいかもしれません。

雨降る正午、風吹けば

雨降る正午、風吹けば

SUPER NOVA

王子小劇場(東京都)

2022/07/13 (水) ~ 2022/07/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

初めは春夏秋冬それぞれの組を1公演ずつは観られたら良いなぁと思っていたはずが、1回目を観た後すぐに追加でチケットを予約した程心に残る作品です。主演の三好大貴さんはシングルキャストですが、他のキャストが変わると全く違う表現が生まれて何度観ても新鮮な驚きがありました。
ずっとこの公演にかけるキャスト・スタッフの皆様の熱い思いを見てきただけに千秋楽目前で公演中止となった無念さは計り知れませんが、大阪公演やその先の未来でまた愛おしい家族たちの物語を拝読できる日を心より楽しみにしています。配信もあるとお聞きしていますので、とても楽しみです。
シンプルな会話劇でありながらこんなにも感情が昂った舞台は初めてでした。忘れられない夏をありがとうございます。

雨降る正午、風吹けば

雨降る正午、風吹けば

SUPER NOVA

王子小劇場(東京都)

2022/07/13 (水) ~ 2022/07/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

もともと春組でヒロインを演じる日永麗さんきっかけでしたが、座組の本作品への熱量が伝わってきて四組全て観劇しました。
6人という少人数で派手な音楽やアクションをあまり使わない純粋な会話劇でしたが、どの組もそれぞれの色と解釈を魅せてくれてとても素敵な作品でした。
中止は残念ですがまた別の機会にこの作品に触れられる機会があることを心から願っています。

明日ハレルヤ

明日ハレルヤ

diamond-Z

荏原文化センター(東京都)

2022/07/21 (木) ~ 2022/07/23 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白かったです。
女性同士の微妙な関係性とか会話とか、分かるなぁという気がしました。
笑える部分が沢山あり、肩肘張らずに楽しめました。
ストーリーは、ちょっと無理矢理な感じもありましたが良かったです。
役者さん達の一生懸命さが伝わってくる良い舞台でした。

明日ハレルヤ

明日ハレルヤ

diamond-Z

荏原文化センター(東京都)

2022/07/21 (木) ~ 2022/07/23 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

総じて面白かったです。ちょっと詰め込み過ぎで後半急いだ感じがあったのですが、もう少しエピソードを整理しても良かったかもと思いました。役者の皆さんはそれぞれに持ち味を出しながらよかったと思います。

BLACK RAIN

BLACK RAIN

赤い猫

サンガイノリバティ(東京都)

2022/07/21 (木) ~ 2022/07/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

シリアスな内容でしたね。前説でお話もありましたが、最近、実際にも事件が起きていて、いろいろ考えますよね。役者の皆さんは背景も見えてくるかのような演技で真に迫っていて良かったです。モリマリさん応援で観に行きました、シリアスな演技も良いですね。

ピーチオンザビーチノーマンズランド【7月25日~31日公演中止】

ピーチオンザビーチノーマンズランド【7月25日~31日公演中止】

キ上の空論

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2022/07/22 (金) ~ 2022/07/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/07/23 (土) 18:00

最初、ストーリーが分かりにくかったが、段々と理解し始めるにつれ引き込まれた。

鎌塚氏、羽を伸ばす

鎌塚氏、羽を伸ばす

森崎事務所M&Oplays

本多劇場(東京都)

2022/07/17 (日) ~ 2022/08/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/07/23 (土) 13:00

何も考えず楽しく観劇できました。
ラストシーンは特に笑ってしまった。

風のサインポール

風のサインポール

劇団俳優難民組合

下北沢 スターダスト(東京都)

2022/07/22 (金) ~ 2022/07/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

前回に引き続きベンチシリーズですが、前ほどミステリアスさが無いので少し物足りなかったかな。
セットや雰囲気がとても良いので次も楽しみです。

贋作マクベス

贋作マクベス

自由劇場

シアターD300(神戸大学国際文化学部大講義室)(兵庫県)

2022/07/08 (金) ~ 2022/07/24 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★

演目のせいなのか休止期間が有ったせいか
ジゲキらしさが無くなったように感じました。
高校演劇!って感じでした。
次回作、期待しています!頑張って!

風のサインポール

風のサインポール

劇団俳優難民組合

下北沢 スターダスト(東京都)

2022/07/22 (金) ~ 2022/07/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ベンチシリーズ第二弾。前作は、別役実「いかけしごむ」で孤独と寂寞といった世界観を観せてくれたが、本作は同じようにベンチを使用しているが、また違った雰囲気を漂わせている。どちらかと言えば、分かり易いストレートな内容で前作ほどの味わいは感じられない。しかし心情・情景描写といった演技力・舞台技術(特に音響効果)は印象的だ。
(上演時間1時間)

ネタバレBOX

会場に入るまでの階段にキープアウトテープ、そして舞台と客席の間にもある。上演前に取り外し、奥は暗幕で囲われ中央に青ベンチ、その下に何故かホームベースがある。ベンチの右に持ち運びできるサインポールが置かれている。物語の進展によって、ここは立ち入り禁止になっている野球場であることが分かる。別役作品で用いられる街灯は、この物語では客席側上部に設えた、球場内を照らすライトといったイメージだ。
出演者は男優二人。役名は「床屋」と「青年」で、敢えて抽象的な存在にすることで、個人ではなく“人間性”を浮き彫りにしているかのよう。

真夜中 風が吹きすさぶ中、一人の男・床屋(山田隼平サン)はベンチに座り髪型(分け目)9:1分けを説明している。取り留めのない独り言、そこへ上手 客席側から一人の男・青年(福本雄樹サン)がホームスチールしてくる。偶然か必然か分からないが、二人は出会う。実は床屋は青年を知っているようで、親しげに話しかける。青年は、床屋が思い込んでいる男ではなく人違いだと説明するが….。
因みに髪型9:1分けは、その人の(強烈な)個性を表現しているような。

二人の ちぐはぐな会話、しかし少しずつ状況と心境が変化し、なぜ床屋が青年の正体に拘るのか、といった謎が明かされる。この噛み合わない、いや惚ける会話と展開の妙が見せ所であろう。出会い方こそ不明確であるが、以降の展開は分かり易い。前作のような孤独・寂寞といった雰囲気はなく、不条理といった味わいとは別の、どちらかと言えば未来志向を思わせる内容だ。床屋(父親というワンクッションを入れず、自分の現実〈過去〉の話の方が説得力がある)としての生き様は青年と共にあり、青年のリスタートは床屋の生き甲斐にも通じている。青年の野球人としての活躍、そして期待外れの結果は、その後の人生を一変させる。世間に背を向けて、ひっそりと生きる。

青年が野球選手であったことは分かるが、プロ選手ではない。高校野球とも違うようで実業団野球か?世間に背を向けることは、自分が所属していたチームメイトとの関係性へ及ぶ。ホームベースの存在の意味、そこに隠された謎こそ青年が背負った苦悩のように思える。終盤、二人の道行きは「サインポール」の仕掛け、どちら(赤or青の切断)を選ぶのか。それは人生の岐路の選択のようでもある。
男優二人の演技は確かで、ベンチに座ったり、その上に立ったり存分に活用しており、“ベンチシリーズ”に相応しい観せ方だった。
次回公演も楽しみにしております。
明日ハレルヤ

明日ハレルヤ

diamond-Z

荏原文化センター(東京都)

2022/07/21 (木) ~ 2022/07/23 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

途中までは面白く観ていたものの、終盤の「あの人」の処理についてのドタバタは少々無理矢理感が強く、今回の舞台では笑いの(というか、気持ちのいい)方向にうまく昇華出来ていなかった気が。

ネタバレBOX

開演直前こそ曲が変わったが、それまでの30分近くは、某グループのサビでハレルヤを繰り返す曲をずっとループで聞かされ、あれはなかなか辛い。
本気の本読み!ビブリオライブ3

本気の本読み!ビブリオライブ3

本気の本読み!ビブリオライブ

NOS Bar&Dining 恵比寿(東京都)

2022/07/23 (土) ~ 2022/07/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

初日10時開演回鑑賞-
前説~本読み二回、+エチュード
一本目の本読みがとても楽しくて・・、有名な方、何度も拝見している方から、お初の方、待機中の俳優さん、作・演出家さん等の表情も楽しめて一粒で三度美味しい企画。既にお腹一杯の状態で二本目に突入、でやっぱりこちらも面白い!
個人的には、エチュードが短かったので、もう三本位観たかったけど、色々と制約なりバランスなり、大人の事情もあると思うのでこれは仕方ないですね。

『二人で狂う……好きなだけ』

『二人で狂う……好きなだけ』

髭亀鶴

スタジオ空洞(東京都)

2022/07/21 (木) ~ 2022/07/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/07/22 (金) 14:00

髭亀鶴の山森信太郎とアマヤドリの中村早香による2人芝居不条理劇。面白い。(6分押し?)57分。
 イヨネスコの不条理劇だが、興味深いオープニングから演出家による前説を経て(ここまでで6分)芝居が始まる。男女が「亀とカタツムリは同じか」を論争するが、外での騒ぎが激しくなり…、の展開。筋が通るわけではないが、何だがホッとする瞬間もあり、エンディングもかなり不思議な終わり方で、何だかだまされた気分だが、ザワザワの気分も起きる。

風のサインポール

風のサインポール

劇団俳優難民組合

下北沢 スターダスト(東京都)

2022/07/22 (金) ~ 2022/07/24 (日)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

『おわり』『はじまり』

『おわり』『はじまり』

大駱駝艦

世田谷パブリックシアター(東京都)

2022/07/14 (木) ~ 2022/07/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

『はじまり』
キース・レヴィン在籍時のPiLの世界を視覚化したような舞踏。ダリオ・アルジェントの映画音楽を担当していたゴブリンっぽさもある。ラストの曲、『ラララ サピエンス』の言語センスは遠藤ミチロウ的。何か麿赤兒氏とミチロウのキャラ、存在感はだぶる。この曲がなにかの拍子でバズって『パプリカ』のように全国の子供達が踊り出したら面白い。
ボルツマン脳理論はこの世の全ては脳(意識)が見ている夢のようなもの、妄想に過ぎない的な皮肉。(多分)。
谷口舞さん等女性陣の活躍が目を瞠る。あの三人はニュートリノなのか?
田村一行氏の叫び声、「ア゛ア゛ア゛ァァァァァァァ!!」が癖になる。

ネタバレBOX

『おわり』の方が好き。宇宙の謎を解いていく興奮みたいなものがあった。今回は前回と同じキャラ(素粒子)で、目新しさがない。続けて観るのが正解だろう。何事も終わりの方が美しい。

『ラララ サピエンス』のMVはYouTubeで見れるので要チェック。サビは『WOW WAR TONIGHT』っぽい。

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