天の秤 【13/14日分 公演中止】
風雷紡
小劇場 楽園(東京都)
2022/08/10 (水) ~ 2022/08/14 (日)公演終了
天の秤 【13/14日分 公演中止】
風雷紡
小劇場 楽園(東京都)
2022/08/10 (水) ~ 2022/08/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
臨場感 、セリフ 、演出 とてものめり込んで魅せていただきました。実際にあったハイジャックを題材に書かれている物語ですが その史実をしらなくても 引き込まれていく作品だと思いました
月虹の宿 (げっこうのやど)2022 東京公演
日穏-bion-
シアター・アルファ東京(東京都)
2022/08/05 (金) ~ 2022/08/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
夜空を照らす月の下にはたくさんの美しい物語がある、そんな気持ちにさせてくれる素晴らしい舞台でした。どんな命も尊さは同じ、誰もがかけがえのない命を生きている、コロナ禍だからこそそのメッセージが心に響く素晴らしい舞台です。ラストシーンは誰もが月光を浴びて輝く美しい虹を瞼に焼き付けると思います。進化した日隠を見てください!
天の秤 【13/14日分 公演中止】
風雷紡
小劇場 楽園(東京都)
2022/08/10 (水) ~ 2022/08/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
最後まで息を詰めて見てしまいました。それにしても知らないことが多すぎる私。帰宅して即ウィキってしまいました。
「剣なき秤は無力、秤なき剣は暴力」という台詞を本当に誰かが口にしたのかは分かりませんでしたが「事実をもとにしたフィクションです」なんて標榜していないところがいいと思います。
迷帰路
劇団んけつ
ピッコロシアター 中ホール(兵庫県)
2022/08/10 (水) ~ 2022/08/10 (水)公演終了
満足度★★★
ほぼ女性が出てくる。皆パワー全開でセリフを間違っても、ぜんぜん動じることなく進んでいく。仲良し女性グループの旅行は、日本に帰ることができたのか…
【再演】全力青春クラブ♣️
劇団 竜人世界
道頓堀ZAZA HOUSE(大阪府)
2022/08/10 (水) ~ 2022/08/11 (木)公演終了
12人の私と路地裏のセナ 2022
劇団6番シード
テアトルBONBON(東京都)
2022/08/10 (水) ~ 2022/08/16 (火)公演終了
『Wise4 × ニュートラル』
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2022/08/09 (火) ~ 2022/08/09 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
Wise4『GAKUYA』
『楽屋』を演じる『GAKUYA』を演じる。どういう事なんだろうか? オープニングの増井友紀子さんのはじけたダンスで、これは『楽屋』ではない、この先どうなる?期待が高まる。面白い脚本 上手い演出 実力のある役者陣が演じるコメディ 最高に面白かった。
ニュートラル 『ユラユラ』
やわらかく ゆらゆら 背景は悲しいいんだけど このやわらかい雰囲気 優しい気持ち 思いやる心が伝わる。 社会では戦争 不景気 勝ち負け 損得 偏見 決めつけ 差別 最近 色んな所で忘れているように思う やわらかい雰囲気 優しい気持ちを、思い出させられた芝居 とても良かった。
稲見和人に彼女ができる公演
宇宙論☆講座
OFF OFFシアター(東京都)
2022/08/10 (水) ~ 2022/08/10 (水)公演終了
実演鑑賞
入場時に客に500円が渡されるという持ち出し企画。席を立たずに最後まで観てしまったのは、この500円の後ろめたさ故というか、いや、ああいう展開になると知らなかったから、帰らなくてよかったんだけど。
稲見和人に彼女ができる公演
宇宙論☆講座
OFF OFFシアター(東京都)
2022/08/10 (水) ~ 2022/08/10 (水)公演終了
実演鑑賞
「彼女をつくるため」のみならず、本人がやりたい事をありったけ作品に詰め込んで「役者 稲見和人」の最も輝いた姿を愛でる公演。
一人500円あげるので、なるべく拍手で盛り上げてね。という相当に異色な企画作品。
鹿児島から上京した頃には、まさか下北沢でこんな単独公演を打つ事になるとは思いもしなかったという稲見さん。
観に来た方も上京した頃には、まさかこんなマニアックな演劇世界に足を運んでいるなんて思いもしなかったので、ある意味お互い様ですね。という気持ち
「宇宙論☆講座の公演ではない企画」と銘打っていたのですが、いやいやこれは初めて宇宙論☆講座の公演を観に行った頃の感覚に似た宇宙論☆講座っぽさ
むしろクレイジーな状況なほど光り輝くというその特性は、クレイジーな企画のもと水を得た魚のように光り輝いていたのでした
稲見さんの他に6人の役者さん、そして観客席エリアには彼女さん候補
無計画、無鉄砲な様でいて結構に計算づく、
でもどこまでが計算で、どこまでがガチなのか線引きするのも野暮なので、この公演に全収入をつぎ込んだという涙ぐましさを胸にラスト 交際申込の結果を見守るのでした。
(線引きしないと言っておいて何だけれど、間違いなくここでのやり取りはガチ、ついでに言うならバラシに残された時間がかなり切迫しているというのも間違いなくガチ!)
HEISENBERG【Aキャスト全公演中止】
conSept
ザ・ポケット(東京都)
2022/07/29 (金) ~ 2022/08/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
不確定原理の寓意は特に意識しなかった。とにかくジョージーという女が変わり者でこの人病気?と思わせるような危ない言動があり、アレックスがそれに振り回されながら引き込まれていくような展開で、明確に転換する場面と相まってシュールな芝居の印象を受けた。小島聖さんを久しぶりに舞台で見たが、この役によく填まっている。
クアンタム【8月4日公演、大阪公演中止】
少年社中
紀伊國屋ホール(東京都)
2022/08/04 (木) ~ 2022/08/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/08/08 (月) 14:00
2014年にチケット争奪戦に敗れて以降、チケットが取り辛そうだったりスケジュール的に厳しかったりして足が遠のいていた少年社中、観るのが9年ぶりとは我ながらビックリ。
劇団☆新感線が1993年3月にribbonをフィーチャーして上演した作品(9年ぶりに観に行ったのはこれによるものが大きい)の骨組みをちゃんと踏襲した上での大胆な換骨奪胎。
あれこれ正反対でありながらきちんと「TIME SLIP 黄金丸」であることに感服。
また、そこここに仮面ライダーやらスーパー戦隊やらのテイストが感じられたことにもニヤリ。
少年社中と併行して脚本で関わっていた特撮ヒーローもので培われたものがこんな風に反映されているんだなぁ、と。
頭痛肩こり樋口一葉
こまつ座
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2022/08/05 (金) ~ 2022/08/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/08/10 (水) 13:00
座席1階
こまつ座旗揚げ公演で井上ひさしが書き上げた作品。以前から見たいと思っていたが、今回の再演でようやくチャンスが巡ってきた。
父や兄を失い、若くして戸主となって母や妹たちを赤貧の中で支えた作家・樋口一葉の物語。今年は生誕150年だ。一葉は生前、自分に戒名をつけていたというが、井上ひさしの着想は「生きながら死んでいる。だからこそ世の中がよく見えた」というところから始まったという。死者の魂が戻ってくる毎年のお盆を繰り返しながら物語は進む。舞台にどの場面でも仏壇があり、お盆の会話劇が舞台を盛り上げた。
まず、花蛍という幽霊を演じた若村麻由美がすばらしい。この幽霊、自分を身請けして夫婦になるためのお金をネコババした老女を呪って出るのだが、実はその老女にも事情があり、その事情を作った「悪党」にもまた事情ありということで、世の中、人と人とのつながりの連鎖でできているということを舞台を通して提示する。一葉役は貫地谷しほり。彼女らしいメリハリのついた演技で、ピシッと筋が通った一葉の生き方を見せてくれた。
女性6人による舞台だが、それぞれが個性があっていい。男性の身勝手なふるまいにたてつくこともせず耐え忍んだ明治の女性たち。「女が地獄に落ちるには三日もあれば十分さ」という熊谷真実のセリフは強烈。そんな社会を筆の力で変えたいと歯を食いしばる一葉の姿は印象的だ。
劇中歌もいい曲だった。死者が還ってくる「お盆」らしく抑え気味の舞台セットと演出も奏功している。
白が染まる
演劇企画集団Jr.5(ジュニアファイブ)
駅前劇場(東京都)
2022/08/05 (金) ~ 2022/08/12 (金)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/08/09 (火) 14:00
膨大な台詞量と切羽詰まった感満載の人間模様で
観ているこちらが疲労感を覚えるほど「正義」と「現実」の間を引きずり回される。
役者が身も心も痩せるような芝居の醍醐味を堪能した。
ダイバシティーファミリー
A.R.P
小劇場B1(東京都)
2022/08/03 (水) ~ 2022/08/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
意外性のある展開で物語にどんどん引き込まれ、最後は安心のハッピーエンドで心和む。
親子や夫婦といった「家族」を軸としたエピソードが次々と紡がれるが、決して性急ではなく各シーンとも心理描写が丁寧だ。心温まるドラマかと思えば、随所に笑いが散りばめられ、ショウパブのシーンでは観客を巻きこんでのショウアップも忘れない。
約1時間40分の作品でエンタメのエッセンスをこれでもかと詰め込んでくるのは「お見事!」と言うほかない。
ときじく〜富士山麓鸚鵡鳴〜【大阪公演、8月4日公演中止】
カムカムミニキーナ
座・高円寺1(東京都)
2022/08/04 (木) ~ 2022/08/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
初めてカムカムミニキーナを観劇しました。
狭い劇場と言うのもあるかもしれませんが、
とにかく八嶋さんと松村さんのオーラが凄い!
演劇は小道具を使い、役者さん達は休む暇なく舞台を駆け巡る、
まるで舞台が生き物のように感じます。
「ルート5、ルート5 富士山麓鸚鵡鳴く(2.2360679)」
オウム三人組の演技はよりこの舞台のスパイス・・必見です。
蝶々結び
LUCKUP
上野ストアハウス(東京都)
2022/08/03 (水) ~ 2022/08/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
-monochrome side.-観ました。舞台にはレトロな木造駅舎のセットに蝉の声。開演前から気分が高まりますね。話の方はざっくり言えば夢オチなんでしょうが、情感深くてじっくりと楽しめました。
月虹の宿 (げっこうのやど)2022 東京公演
日穏-bion-
シアター・アルファ東京(東京都)
2022/08/05 (金) ~ 2022/08/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
とても面白かったです。本当に良くできてるという感じ。難しいテーマだったのに、すんなり入り込めたのは、役者の皆さんの力量かと。とにかく、誰も間違ってなくてでも考えさせられて、とても意義のある時間を過ごせました。丁寧なセットとお芝居。笑いあり、涙あり、申し分ないですね。
ほんとよかったです。次回も気になる団体さんになりました
蝶々結び
LUCKUP
上野ストアハウス(東京都)
2022/08/03 (水) ~ 2022/08/14 (日)公演終了
楽屋ー流れ去るものはやがてなつかしきー
S企画
中野スタジオあくとれ(東京都)
2022/08/05 (金) ~ 2022/08/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/08/06 (土) 14:00
本作を観るのは通算6~7回目ながら直近で観たのは6月に楽園王、12月にオトナの事情≒コドモの二乗で観た2016年以来6年ぶり。
ほぼ素舞台だった楽園王とは対照的に作り込んだ装置のポップかつ「楽屋らしい」感に加えて「鏡」を大胆に使った演出で極めて動的な印象。
そして内容を知っているだけに冒頭の上手の「鏡」付近は明るく下手の「鏡」付近は暗めにした照明の暗示に頷いたり「そこはそうしますか♪」な演出に舌を巻いたりしつつ楽しむ。
さらに基本的にはコメディ(私見)な中に女優哀歌や(わずかとはいえ)戦争のことなども織り込んだ戯曲に改めて感心。