ハビリス
劇団森
劇団森 アーカイブ配信(東京都)
2022/11/13 (日) ~ 2022/12/13 (火)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/12/11 (日) 10:00
桃源郷に行きたいどころか、究極のディストピアをステージ上に作り上げている。昔の映画『猿の惑星』へのオマージュも少しだけある? 最初の20分くらいは集音マイクに入る空調のブーンて音が気になりましたが、ステージに引き込まれるのとともに徐々に気にならなくなりました。
モノオペラ《いちとしいけるもの》
空間創造Oto Camerata Project
千葉県文化会館(千葉県)
2022/12/10 (土) ~ 2022/12/10 (土)公演終了
実演鑑賞
嘉目さんが新作のモノオペラを歌うというので千葉県文化会館まで
1時間の間嘉目さんと本山さん(Cb)はほとんど歌い通し、弾き通し
人形同士(?)が歌い、弾く
作った「あの人」に翻弄されながら
舞台美術はシンプルだがかなり凝った空間を作っていた
それを活かすかなり絞った照明も
嘉目さんの歌唱は期待を裏切らず素晴らしく、盛り上げ方も見事だった
幕が開く前から始まっていたコントラバスの演奏はミニマルミュージックのような単純な繰り返しからやがて倍音、重音を加え、旋律も変化していったが、終始ヴィブラートで安定していた
という訳で内容に不満はなく、遠路はるばる行って良かったのだが、千葉県民には悪いがなんでこんなところでやるの???
観客30人足らず、都内でやれば満席だろうに・・・
後ろのオバサンたちは終わって「寝ちゃった」「私もずっと眠くて」
嘉目さん達に失礼だよ
若草山と三つの宿
ココ・デ・テアトル
西村邸他(奈良県)
2022/12/08 (木) ~ 2022/12/11 (日)公演終了
満足度★★★★
本編一時間、夜編三十分、銭湯♨️朝飯付きを考えると満足🈵😃✨
初めて民泊宿に泊まったが、古民家感満載で良い感じ
演劇の内容は今一だったけど、プチ旅行できた❗
鏡の仮面はブラフにて
劇団ミックスドッグス
中板橋 新生館スタジオ(東京都)
2022/12/07 (水) ~ 2022/12/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
劇団ミックスドッグスの真骨頂!「超エンタメ劇」
脚本はモチロン、細部の演出、台詞回し、ダンス、独唱…etc
どれをとっても観客を飽きさせない、スピード感溢れるテンポと舞台を通して感じる観客への熱いメッセージ。
そして、最後どんでん返しに見せないオチ。
納得の行く公演でした!
おしまい大島四姉妹。
東京E-Do motions.
新宿眼科画廊(東京都)
2022/12/09 (金) ~ 2022/12/14 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/12/10 (土) 18:00
2度目のユニット。楽しく穏やかなコメディ。102分。
次女と四女が暮らす生家に、同棲してた三女、中国で仕事をしていた長女が帰ってくるが…、の物語。ある意味お決まりの展開とも言えるが、それを微笑ましく楽しく観ていられるのは、作・演出の森田に人間を信じる気持があるのだと思う。時折入る小ネタのギャグも楽しい。「おしまい」と謳っているが、むしろ始まりの話だろう。
Xmas fool
ROUND TREE プロデュース
千本桜ホール(東京都)
2022/12/07 (水) ~ 2022/12/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
とても面白かったです。
テンポ良く、登場人物のキャラクターも良く、笑顔溢れる舞台でした。
癌で余命100日という嘘は、決して許される嘘ではないけれど、主人公を見ていたら、今回に限り大目に見ようという気持ちにさせられました。
ネットの怖さについて考えさせられ、主人公を守ろうとする仲間の姿に、ちょっと泣きそうになりました。
役者さん達の演技、そして表情が、すごく良かったです。
大満足の舞台でした。
ショウ・マスト・ゴー・オン【12月3日~4日、12月7日、12月21日~24日昼公演中止】
シス・カンパニー
世田谷パブリックシアター(東京都)
2022/11/25 (金) ~ 2022/12/27 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白かったあ!!
今日の三谷さんは浅野さんの代役で、まるでショウ・マスト・ゴー・オンを地で行っているようなステージです・・・と言ったら申し訳ないですが、これが小林さんだったり、シルビアさんだったりの日にはもっと大変だったろうなとご苦労が偲ばれました。
見られた方はレアな回だったわけで、それはそれでうらやましい様な。夏のパルコ劇場では中止の憂き目にあったので、観劇日が中止にならなくて良かったです。
早く三谷さんが演出家でいられる日が来る事をお祈りしています。
ただ、やっぱり世田谷パブリックシアターは雰囲気は素敵だけど観客には見づらい劇場だということは言っておきたい。私たち二人の前に座高が高い方がいて、ちょうど舞台の真ん中あたりが見えなくてストレスは溜まりました。その両脇の人は座高が低いのに、なんで私たちの前だけ!!座る人の座高によって椅子が上下して、誰もが見やすい座席というのを誰か考えて!!
ランの宝物
+ new Company
成城ホール(東京都)
2022/12/10 (土) ~ 2022/12/11 (日)公演終了
Opus Postumus 69
salty rock
レンタルスペース+カフェ 兎亭(東京都)
2022/12/09 (金) ~ 2022/12/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/12/09 (金) 19:30
9日の19:30の公演 拝見しました。
久々のsalty rockのメンバー総出演、観ていて楽しかったです。
あと共演者の良き事♡♡♡
素晴らしい〜舞台でした。
うわつら
殿様ランチ
駅前劇場(東京都)
2022/12/07 (水) ~ 2022/12/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/12/10 (土) 14:00
このテイスト、とっても好きだ!誰も体験したことの無い「死」の周りをあーでもないこーでもないとぐるぐる周りながら、来たるべき日に向かって進んでいく。サラリとしているので油断していると、ズドンと来て泣けてしまう。殿様恐るべし。
サブマリン
マチルダアパルトマン
北千住BUoY(東京都)
2022/12/08 (木) ~ 2022/12/14 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
「青いサブマリン」を観劇。いつもは共鳴するところが多いマチルダアパルトマンだが今作はあまり響くところがなかった。90分休憩なし。
自分一人のことでさえ何事も決められないのに同棲する二人が将来のことを話し合うとなると気が遠くなるばかりだ。まあそういうところの展開は想像の範囲内で特筆することはない。そこに喜怒哀楽の激しい妹をスパイスとして入れるのは雑味が強かったが当然の構成だ。しかしお父さんらしきホームレスの登場はどういう意味があるのか全く理解できなかったし突然現れる大家の息子も謎だ。この息子とホームレスとの対比で世の中の格差が許せないなどという主張をこの作者がするはずもないし。
冷静になってストーリーを分析するとそういう不満があるのだが、その程度は面白おかしく演劇として実現して頂ければ、ああ満足満足となるはずだが今回はその方面でも好みが合わなかった。具体的には晋平君の驚いたり言葉に詰まったりするときの間の取り方にイライラした。当然、役者と演出家が練りに練ってこうなっているはずなので味噌味が嫌いで醤油味が好きだと言っているだけにすぎない。要するに私はリズム良く会話がポンポン進んで行くのが好きなのだ。我ながら単純だなあ。
会場の「BUoY(ブイ)」はグーグルストリートビューでは何の目印も見えないが「格式会社レインボー・デリバリーサービス」とある建物の向かって左側にある小さな入り口の地下にある。もちろん開場時は係員がいるのですぐに分かる。
超科学戦闘機スーパーホーク1号の着陸(再演)
劇団鋼鉄村松
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2022/12/08 (木) ~ 2022/12/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
上手に観客の想像を引き出しての臨場感とか
らしさが楽しめた~♪
カプセル兵団さんみたいな感じとも近しいかなぁ
基本 素舞台風に赤ラインと椅子2脚で
あそこまで雰囲気を感じさせるとは凄いなぁーって思いました
ただ 今風に何か倍速みたいな感じに進み具合を思えたのは
自分だけかなぁ・・・も少し台詞の間とかタイミングとってもーとかも
思えたっすねー
キンモクセイの頃
アダチコレクション
ユーロライブ(東京都)
2022/12/07 (水) ~ 2022/12/08 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
舞台芸術だからー長くても
映像とコントは半々ぐらいと思っていたら
映像の方が長かったー
でも映像の登場人物たちが
そのまま後のコントで登場して
生舞台での映画の続きって感じは新鮮さが
チョイ感じられて面白かった
幕末サンライズ
URAZARU
ザムザ阿佐谷(東京都)
2022/12/07 (水) ~ 2022/12/11 (日)公演終了
三人姉妹
アトリエ・センターフォワード
シアターX(東京都)
2022/12/07 (水) ~ 2022/12/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
#藤堂海 #安藤瞳
#北澤小枝子 #矢内文章
#みょんふぁ #本郷弦
#根本大介 #岡田篤弥
#山岡よしき #三瓶裕史
#今井聡 #西澤香夏
#堂下勝気 #あさ朝子
(敬称略)
何度観た作品だろうか。自分史上、最も多くのカンパニーで観た作品かもしれない。その時々に良さがあって、キャラクターの見え方もさまざま。これだけの不朽の名作であれば、俳優も役への思いが強まるのは必然。きっと、自分ならではの役作りをトライしたに違いない。
受け取ったイメージとしては、男性キャラクターが思いの外、明るい感じがした。これまでアイツもコイツももっと卑屈で陰気なイメージを抱いていたので、案外ポップに見えて、嫌われていたり愛せなかったりする人に思えなかった。誰かを欺いている人ばかりの陰湿な空気が、曇天のロシアの気候を代弁しているような作品だと認識していたので、サラリとした手触りに仕上がっているような気がした。
今作の最大のポイントはイリーナではなかろうか。未成熟の雰囲気を受け取る作品が多かったけれど、北澤さんは芯のある三女を立ち上げたと感じる。大好きな安藤さんの二女は黒を纏っても妖艶で、藤堂さんの長女は穏やかだった。
これまでとはひと味違う三人姉妹が育ったと思う。
Opus Postumus 69
salty rock
レンタルスペース+カフェ 兎亭(東京都)
2022/12/09 (金) ~ 2022/12/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/12/10 (土)
価格2,500円
10日19時開演回(88分)を拝見。
顔馴染みの役者さん達が繰り広げる、シリアス・達観・ファンシー・ファンタジーな4つの短編は、他では中々お目にかかれないテイストのモノばかり。存分に演劇を堪能できた90分弱。
あと、最後に神野剛志さんが見せた藍染めの姿には、事情を存じ上げているだけにジーンと来た。
超科学戦闘機スーパーホーク1号の着陸(再演)
劇団鋼鉄村松
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2022/12/08 (木) ~ 2022/12/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
表層的には、子供の頃 TVやデパート屋上で観た正義のヒーロー”ショー”を思わせるようで 面白可笑しい。しかし<非現実の>ショーや妄想ではなく、地球防衛軍と悪の組織との対決を描いた世界である。壮大な世界観に街中のファミレスを登場させ、そのギャップというか違和感に戸惑いを覚えるが、そこに公演の肝がある。
説明に「少年の頃からの夢を絶たれた男の絶望と再生の物語」とあるから、ファミレスで働いている今に至った男の軌跡を辿るような展開である。長い回想シーンによって男の過去と心情を説明し、それでも諦めきれない思いがファミレスの仕事ぶりに表れている。そこに現代社会人の悲哀が透けて見えるようだ。
少しネタバレになるが、主人公の名は「御陵<みささぎ>」、他の地球防衛軍のメンバーは七草、尾鷲そして長宗我部である。一方、ファミレスの店長や従業員(バイト)は、鈴木、佐藤、田中である。姓によって選ばれた「特別」な人と庶民とを表現し、特別な人から普通の人へ、その心境を笑いの中で巧みに紡ぐ。御陵の穏やかならぬ旅路を「スーパーホーク1号の着陸」に準えて、上手く軟着陸出来たのだろうか…。
(上演時間1時間45分 途中休憩なし)
サブマリン
マチルダアパルトマン
北千住BUoY(東京都)
2022/12/08 (木) ~ 2022/12/14 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
面白い!
初めて行く会場…奥行きがあり とても雰囲気がある。「アパルトマンシリーズ」と銘打った「どこかの誰かの生活を覗き見るように少人数・小規模で上演するシリーズ」であるが、この公演は単に室内生活を覗き見るだけではなく、奥行という特徴を生かした2人の世界以外の風景をも観せる。
上演前からタイトル「サブマリン」を思わせる揺れる照明、それによって海中にいるような不思議な感覚になる。この感覚は物語が始まって、主人公2人のチグハグな会話によって更に増幅する。
冒頭、日常会話やコミュニケーションが乏しくなって久しい同棲カップル、晋平と遥のかみ合わない話は、見た目は若いが 既に倦怠期の夫婦のようだ。2人は、晋平が深夜に帰宅し 遥が朝早く出掛けるという すれ違いの生活をしている。日の当たらないアパート といっても4階なのだが、何となく閉塞感があるようで息苦しい。そんな生活を打破するために…。
登場人物は、2人以外に遥の妹・茜、大家(の息子)、そして男という5人。男は 駅前にいたホームレスで、遥そして茜にとって「この人、私のお父さん」かも知れない。男は一言も喋らないが、その風貌や雰囲気は圧倒的な存在感を放つ。少しネタバレするが、上演前に上手奥で寝ており、間際にムクッと立ち上がり、物語途中から登場する。彼が寝ていた所には、手作りパン店、パーマといった看板が見える。そこに舞台正面の一室以外の風景(世間)が見える。
(上演時間1時間30分)【青サブマリン】
超科学戦闘機スーパーホーク1号の着陸(再演)
劇団鋼鉄村松
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2022/12/08 (木) ~ 2022/12/11 (日)公演終了
わなわな
ジェットラグ
雑遊(東京都)
2022/11/29 (火) ~ 2022/11/30 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/11/30 (水) 13:00
ロベール・トマかアイラ・レヴィンか?な騙し合い/化かし合いサスペンスと江古田のガールズ/山崎洋平的笑いの融合。
(先述の作家の作品が好きだと特に)起こっていることすべてを疑ってかかり、二転三転のたびに「ほらやっぱり!」と思い、それでもなお騙されてしまうのが快感♪