最新の観てきた!クチコミ一覧

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ナイゲン(R04年新宿版)

ナイゲン(R04年新宿版)

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2022/08/18 (木) ~ 2022/08/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

何度か観劇している「ナイゲン」ですが、やはり今回も大変面白かったです。序盤はやや抑え気味かと感じましたが、徐々に熱量が高まり、それにつられて観客側にも笑いが起きる連鎖で大変楽しませて頂きました。出来れば毎夏、観たいですね。
直前での出演者変更もあったようですが、大変良い座組だったと思いました。初めて観る役者さんが多かったのですが、どの方も新鮮で魅力的でした。急遽出演されたお馴染みの池田さんは別格でしたが(笑)

ナイゲン(R04年新宿版)

ナイゲン(R04年新宿版)

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2022/08/18 (木) ~ 2022/08/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/08/23 (火) 12:00

本家でも何バージョンか見てますが、今回も面白かったです。全員がそれぞれの見せ場を持っていて、恋愛のもつれあいやいろんなドタバタを繰り広げながらも、ひとりひとりが何らかの成長を見せる奥の深い作品です。チャラい奴から、大学に行ったら学生運動をやりそうな奴まで、みんないい味だしてました。生徒の会議は何度も見てますので、その裏の職員会議の様子のお芝居も作ってほしいです。

ナイゲン(R04年新宿版)

ナイゲン(R04年新宿版)

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2022/08/18 (木) ~ 2022/08/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

最高に面白かった。青春を感じながら、よく練られた脚本にすっかりハマり、あっという間の時間でした。本当に楽しめました。美人揃いの学校、羨ましいです。是非観てください。おすすめです。

昭和歌謡コメディVol.16〜たまたまバズって、お世話サマ~!~

昭和歌謡コメディVol.16〜たまたまバズって、お世話サマ~!~

昭和歌謡コメディ事務局

ブディストホール(東京都)

2022/07/14 (木) ~ 2022/07/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

昭和的風情のこのシリーズは大好きです。大場久美子ちゃんが出演した回以来でしたが、今回は白石くるみちゃんに会えて、江藤さんの活力ある芝居も観れたので満足です。久々にほのぼのしました。

月の金魚

月の金魚

鵺の宴

内幸町ホール(東京都)

2022/07/07 (木) ~ 2022/07/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

旗揚げ公演とは思えないしっかりとした演技力でした。ストーリー構成は平凡かな?と感じましたが、最後に物語のその後を連想させる、セリフのない演技が斬新でした。始終ほっこりとする舞台でした。

ナイゲン(R04年新宿版)

ナイゲン(R04年新宿版)

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2022/08/18 (木) ~ 2022/08/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

内容限定会議は気迫あふれる個性のぶつかりあいでしたね。

ネタバレBOX

それぞれ各々が役に完全になり切って、個性が充分に出ていました。セリフはもちろん、しぐさの一つ一つに重みがあって、だれもが個性があって強く記憶に残りました。そしてとてもエネルギーをもらえた気がします。きっと普通の高校生よりもずっとずっと熱いです。その熱いエネルギーの応酬に、すがすがしい気持ちにならずにはいられません。
ナイゲン(R04年新宿版)

ナイゲン(R04年新宿版)

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2022/08/18 (木) ~ 2022/08/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

出演者交替のお知らせメールが入る度にドキドキしていたので、明日の楽日を迎えるところまできたことにホッとしている。やっぱり面白い芝居だというのが素直な感想。演劇をほぼ観たことがないという同僚を今回誘ったら、面白さに感激してたので、これでハマってくれればしめたもの。

瓶詰めの海は寝室でリュズタンの夢をうたった

瓶詰めの海は寝室でリュズタンの夢をうたった

おぼんろ

Mixalive TOKYO・Theater Mixa(東京都)

2022/08/18 (木) ~ 2022/08/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

初演と全く違う演出・・・舞台上を存分に使っていた・・・初演はベッドの上でチマチマ演じるのが多かったが今回は夢の中を駆け巡る感じ(初演は寝室でに拘ったのか?)♪
小学校5年生の夏休み、何をしていましたか?・・・大阪万博に行っていました♪

ネタバレBOX

おぼんろが大好きだから敢えて書く・・・初演でも書いたが最初から夢オチと言わなくても夢の中って判るだろう・・・♪
めちゃめちゃハッピーな話にすると言って於きながら、いつものダークファンタジー(オヤジはおぼんろの作品をこう呼んでいる)に少し寄っている・・・♪
初演でも書いたがパパの為にも誰も死んでほしくなかった・・・♪
例え生まれ変わるとしてでもだ♪
作品も曲ありきで作り始めたので、何処かで見たような・・・そうスタンドバイミーとピノキオを合わせた様な・・・♪
いつになるかわからないが・・・元のスタイルに戻るまで観ないつもりです♪
このままの舞台で演るのなら、もう観ないだろう♪
そうならない事を願う♪
グレートジャーニー

グレートジャーニー

かるがも団地

スタジオ空洞(東京都)

2022/08/20 (土) ~ 2022/08/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/08/21 (日) 16:00

直近2作を初めて観たが、どちらも大ホームランだった劇団のコント集。やはり面白い。(6分押し)61分。
 旅行にまつわる5分ほどのコント7本を、タイトルをプロジェクタで表示して演じる形で上演する。面白い発想のコントで、爆笑というより苦笑という感じだが、終始クスクス笑わせてもらった。会場内に「かるがも観光」というポスターを掲示したり、環境作りから工夫して、全体で1時間ちょっとの時間だが、楽しく過ごすことができた。

朗読『チャタレー夫人の戀人』

朗読『チャタレー夫人の戀人』

SPACE U

ギャラリーLE DECO(東京都)

2022/08/20 (土) ~ 2022/08/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

「チャタレイ夫人の戀人」(デーヴィッド・ハーバート・ローレンス作)というタイトルに惹かれた。高校の時に読んだ問題小説、その猥褻表現を巡って有名な「チャタレイ事件」裁判があったことは知っていた。その小説を朗読劇として どのように聴かせてくれるのか興味津々で出かけた。高校の時の小説本はもう手元にないが、多くの文節が***(アスタリスク)で省略(削除)されていたと記憶している。現在は完訳本があるらしいが 未読。
もっとも、本公演は原作ではなく、福田恆存 氏が脚色したものであるが。

英国貴族の若い夫人が、領地の森の管理(使用)人と肉体関係を持った話である。その肉体交渉を赤裸々に書(描)かれたことが話題になっていた。

ちなみに、裁判は訳者の伊藤整 氏と出版社が起訴され、最高裁まで争っている。「芸術か卑猥か」という、言論表現を争った この裁判以降、数々の猥褻(表現)を巡る裁判が続発しようとは…。
上演時間(1時間5分)

ネタバレBOX

舞台美術は、白い壁、白絹が掛けられた ゆったりした椅子三つが横並び。真ん中の椅子だけが少し奥にある。3人の衣装は白一色。会場全体がオフホワイトで何となく浮遊感ある雰囲気に包まれる。
冒頭 森の中なのだろう、鳥の囀(さえず)りが聞こえる。役者は3人で真ん中の椅子にコンスタンス<チャタレイ夫人>(まどかサン)、上手に森の管理人メラーズ(小林良輔サン)、下手にクリフォード・チャタレイ卿(大島宇三郎サン)が片手に台本を持ち朗読を始める。朗読自体は噛むこともなく上手いが、全体的に淡々とした語りで印象が弱い。

物語は1917年、第一次世界大戦の頃。後のチャタレイ夫人になるコンスタンスは、貴族クリフォード興と結婚したが、夫が戦争で負傷し下半身不随となった。夫婦間の性交渉は無くなり次第に空虚感に苛まれる。夫は夫人に然るべき男と肉体関係を持ち、子を宿すよう話す。しかし夫人は散歩の途中で出会った森の管理人メラーズと結ばれる。夫の思惑--望んだ然るべき階級の人間ではなく、使用人である森の管理人であることに激怒した。精神的な結びつきだけではなく、肉体的な結びつきによって真の愛に目覚めるような…。

男女の性行為の結果、生命を授かり、その繰り返しが延々と続けられる。クリフォード卿は、自分の代わりとなる然るべき男と夫人が交わることで子を授かる。それは家系存続という名目で許したもの。森の管理人という使用人の子など認められない、という身分制度が如実に表れる。男女の営みだけではなく社会問題も内包している物語である。

公演では、徐々に愛を確かめ深め合っていくといった過程が浮き上がってこない。小説ならば読み返し、想像を膨らませることが出来るが、朗読劇はその場限りで観客の想像力を刺激しなければならない。一瞬にして情景…肉体の愛による魂の解放が感じさせなければと思う。男女の情愛が弱い反面、クリフォード卿の怒りは十分伝わる。その描きたい場面の強弱が違うのが残念だ。
次回公演も楽しみにしております。
最後にカーテンコールで、大島宇三郎 氏がコロナ禍だが、「静かに力強く活動を始める」ことを宣言しており 応援したい。
下山 ~親鸞の覚悟~

下山 ~親鸞の覚悟~

文化芸術教育支援センター

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2022/08/17 (水) ~ 2022/08/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/08/20 (土) 18:00

主催者である文化芸術教育支援センターというのは特定非営利活動法人いわゆるNPO法人であるらしいし、公演のタイトルからも何となく説教臭い内容なのではないかと多少の危惧があったのだが、(私自身は信仰していないものの)実家の宗派は浄土真宗だということもあって、劇場へ。

貴族の家に生まれながらも平家による暗殺を避けるためもあって9歳で出家した親鸞が、厳しい修行と煩悩の果てに自力修行の限界を感じ、29歳で命の危険を冒して比叡山を下りて法然の弟子となるまでの物語だが、3人の奏者による和洋の楽器を用いた生演奏を加えての舞台は緊密で面白かったし、勉強にもなった。
「観たい!」に書いた2009年の前進座公演「法然と親鸞」の何倍も素晴らしい出来だった。
山本タク演出の舞台はいくつも観ているが、私が観てきた中ではこの作品が彼の演出の最高傑作に思える。

土曜日夜の回で客入りは6~7割といったところだったが、題名やチラシ等から宗教色を減じれば、もっと多くの人に観てもらえたのではないか。
上演時間2時間5分。

ポンペイ

ポンペイ

さんらん

上野ストアハウス(東京都)

2022/08/17 (水) ~ 2022/08/22 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

歴史スペクタクルに母娘の葛藤。ちょっと長丁場でしたが、グッときましたね。震災やコロナ禍での日本の風刺もあって、考えさせられました。

ナイゲン(R04年新宿版)

ナイゲン(R04年新宿版)

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2022/08/18 (木) ~ 2022/08/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/08/20 (土) 14:00

使用した脚本はプロローグがなくなり「海の~」のあの台詞が変わり監査のあの台詞がないという2ヶ月ほど前にアガリスクエンターテイメントが上演した最新版(第三版?)。
とはいえ大きな違いはなく延べ20回くらい(or more?)観ている演目だけに特徴的な場面や台詞はその少し前から「来るぞ来るぞ……キターーーっっ!!!」だし、それに到る心理などの表現を探してしまうが、今回もそのあたりまでよく出来ていて感心。
役の演じ方も「この役はこうだよね♪」と過去の演者が背後霊の如く見えるような王道から「こういうアプローチもありか」な新型からそれぞれに的確で、さらに「小ワザ」もあったりしてやはり大満足♪

ネタバレBOX

「小ワザ」は例えば採決結果(二択)の板書で賛成が5票なのでフライング気味に反対に「4」を書きかける文化書記、後で発覚する似顔絵を描いているおばか屋敷、発言前にアイスクリースマスの様子を窺っている3148など。

幾多の困難(?)と大笑いを経て一件落着した後の「延長戦」、毎度言うが本当に感動的。序盤と較べて急成長する3148と議長、責務と私情の板挟みに苦悶する監査、そして作者である冨坂さんの母校愛に眼が潤みそう。

ところで「延長戦」での3148、退出しようとするアイスクリースマスに声をかけるのは善意なのだろうが、曲解すれば序盤の報復、あるいは「コイツの小理屈、使えるんじゃね?」と読んでのものとも思えて、そういう「実は強かでブラックな3148」も観てみたい。(笑)
『Q』:A Night At The Kabuki【7月29日~31日公演中止】

『Q』:A Night At The Kabuki【7月29日~31日公演中止】

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2022/07/29 (金) ~ 2022/09/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/08/20 (土) 18:00

2019年11・12月のにした戯曲の再演で、初演も観ている。ただただ面白い!(3分押し)87分(休み15分)65分。
 クイーンの楽曲を使って、ロミオとジュリエットの物語を源平の戦いになぞらえ、さらに2幕の衝撃的内容につなげる、スゴイ芝居。メインキャストが初演と同じというような奇跡も重なって、充実した舞台だった。初演では、初舞台だった広瀬すずの可愛さにひたすら惹かれてしまったのだが、再演を観てテンポの良さとか総合芸術的な見事さを改めて発見する。言葉の美しさも野田の戯曲の特徴として最認識。それにしても広瀬すず、大人になりました。

瓶詰めの海は寝室でリュズタンの夢をうたった

瓶詰めの海は寝室でリュズタンの夢をうたった

おぼんろ

Mixalive TOKYO・Theater Mixa(東京都)

2022/08/18 (木) ~ 2022/08/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

去年の再演、なのに演出方法やセリフの改定が入り全く違った印象を受けます。
前回から恒例となったミックスキャストでさらに物語のコクが深まりました。
2階は極寒。1階も上手(劇場入って右側・数字が大きい方)も冷房の効きが良すぎる。あついじゃねえか!って脱ぎだしても誰も怒らないので羽織るものを持ってくるのがベスト!

ネタバレBOX

流れもシーン数も減ってないのに、むしろ捲りこさんが追加されたり変なキャラがいたりするのに、前回より全然上演時間が短いのが不思議だなあと思います。

トノキヨ
さひがしさん:何処か人生を諦めてしまっているかのような、もう本当にどうでも良さそう
わかばやしさん:最初のベッドのシーンから感情乗りまくりの何処か自分の人生を悔やんでいる感じ

クラゲ
末原さん:相変わらずこの化け物クラゲ中心に世界が回っている。でもラインダンスが下手で安心する。
橋本さん:器用な立ち回り過ぎて軽やかで協調性がある。それでもたまに末原さんに見えてしまうのは顔つきとメイクのせいかそれとも、、、

ラッコ
塩崎さん:ラッコターン!去年よりちょっとヤンチャするようになったが、それでも相も変わらず参謀で保護者
瀬戸さん:どうしても昔のラッコを基準としてしまうから若々しいし落ち着きがなくみえる。けど感情の乗り具合が素晴らしい。シジミのバイブレーション

ワカメ
高橋さん:ヘタレチンピラ感が増した
日向野さん:背の高いイケメンが出てくるのに言動が小学生で困惑。良い声過ぎてワカメに泣かされるなんて思いもよらなかった

サンゴ
二ノ宮さん:魔性の女成分の方が強い、ゾクゾクする
大久保さん:良くも悪くもプリティー姫、小学生みがあり純粋
観るお化け屋敷「カーテン」

観るお化け屋敷「カーテン」

下北沢企画

ザ・スズナリ(東京都)

2022/08/18 (木) ~ 2022/08/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

チラシを見た時は判然とせず打っちゃっていたが、芝居の上演と知って空いた時間に足を運んだ(上演時間1時間という事で幸い予定が組めた)。
お化け屋敷のエッセンスを演劇的表現とする構築力、「恐怖の物語」を舞台上に具現した技術にまず感心。「怖いもの見たさ」をくすぐるイベントを昔アパートであったスズナリという場所に因んで行う趣向が無駄なく形になっており、楽しんだ。演者も良い。

ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』~誰が為にのぞみは走る~

ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』~誰が為にのぞみは走る~

マーベラス/ネルケプランニング/KADOKAWA

ステラボール(Stellar Ball)(東京都)

2022/08/18 (木) ~ 2022/08/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

イープラススペシャルデーとのことで会員はチケットが安く買えたので行ってみました。原作は4コマ漫画と隣の席の方に聞きまして、そのせいかコントが何本も続く感じで、それに慣れてきたらだんだん面白くなりました。カーテンコールで撮り鉄タイムなんていう撮影OKの時間があったのも楽しかったです。
役者さんがそれぞれ新幹線や在来線を演じていて、今度それらに乗ったら思い出しそうです。

まったく新しい‼︎宇宙創造論

まったく新しい‼︎宇宙創造論

演劇ユニットG.com

アトリエ第Q藝術(東京都)

2022/08/17 (水) ~ 2022/08/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

なんかまたよくわからないめんどくさそうな話かな・・・とか思いつつ出かけましたが大違い。とても面白かったです。え?ゲームを作っているのは彼らで・・・え?じゃあ彼は???とこんがらかっていく私でしたが、お父さんの「話をして笑い合っているならいいじゃないか」にジンと来ました。会場をフルに使った演出にも笑わされました。

観るお化け屋敷「カーテン」

観るお化け屋敷「カーテン」

下北沢企画

ザ・スズナリ(東京都)

2022/08/18 (木) ~ 2022/08/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

さすがお化け屋敷プロデューサーが一枚噛んでいるだけあって「怖い!」と感じさせるメカニズムが満載。
これと演劇人が融合するって、面白く無いわけがない。

受付を済ませていつもとは全く違うルートで会場にたどり着くまで、さっそくの「お化け屋敷」仕様。
案外あっという間の距離だったのかもだけれど、迷うようにして「ううぇあっ」と驚かされながら、同時に「えッスズナリのこんな場所に足を踏み入れられるのかい!」と思わず興奮したり。
あれよと会場の意外な所から入場、お出迎えしてくれるのは怪しげな進行役の役者さん。
上演時間は約55分の表記ながら、個人的には入場時からこの進行役による案内時間もカウントして良いと思った。
その間にも辿って来た奥の方からキャーキャー言ってる声が聞こえてきます(笑)

そして本編。
スズナリ劇場をそのまんま いわく付き現場にする事で、怖みと面白味が増していくまさに「観るお化け屋敷」
ニヤついて面白がっているところで突如ホラーに豹変すると、もう怖さ倍増。
ちょっと気付いただけでも映画『ブレアウィッチプロジェクト』とか『キャリー』の要素が垣間見えて、これには「怖い!」というよりゾクッときて痺れるっていう感じ。
企画の大胆さと驚きの実行力に対しては文句なしで★5つ。
今回はワンシチュエーションの直球でしたが、物語に肉付けして演劇色を更に濃厚にすれば、もう最強、最高になると思えました。

ナイゲン(R04年新宿版)

ナイゲン(R04年新宿版)

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2022/08/18 (木) ~ 2022/08/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

見てきました、評判の「ナイゲン」。
こりゃあ確かに面白いや。

理詰めなのではなく、感情や人間関係が評決に影響を与える点は「12人の優しい日本人」にも通じるような。
いつか冨坂さんや池田さんが演出で、高校生が演じるこの作品を見てみたいです。

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