最新の観てきた!クチコミ一覧

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知らぬは探偵ただ1人

知らぬは探偵ただ1人

空想実現集団TOY'sBOX

北池袋 新生館シアター(東京都)

2022/12/22 (木) ~ 2022/12/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

開演前からいろいろ仕掛けもあるし、終演後には劇中場面再現の撮影タイムなど、いかにもこの劇団らしいサービス精神が。

ネタバレBOX

冒頭のダンスの前の諸々が、自分の観た回だとちょっと長く感じられてしまう出来で、何だか勿体なく思えた。
禁猟区

禁猟区

柿喰う客

本多劇場(東京都)

2022/12/22 (木) ~ 2022/12/30 (金)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/12/24 (土) 14:00

衝撃的な事件とスリリングな展開、例によって降り注ぐシャワーのような台詞。柿のエネルギーがビシビシ伝わって来る舞台。出演者の人数も多いがキャラの立った登場人物たちが解りやすく謎解きに奥行きを持たせる。時々台詞が聞きとれないのは私の感度の問題だろうか?

ネタバレBOX

明転するといきなり21人が舞台上にいる。
照明のダイナミックさもあって、裸舞台にこの迫力がまず素敵。

1年前にこの「ちぎり商店街」で、父を惨殺した犯人を捜すため
この商店街に店を出そうとする娘。
それを阻止しようとする商店街の面々が端から怪しい。
誰が犯人で、どうしてみんなそれを隠そうとするのか、
ちぎり神社という神社さえ、何だか怪し気だ。

娘はついに店を出すことに成功するが、その結果
明らかになった真実はあまりにも残酷なものだった・・・。

当日パンフとしてキャスト一覧が添えられていたが、
登場人物の職業と名前がウイットに富んでいて楽しい。
私の好きなカクテルバーの店長は「銅底 智羅永」(どうぞこちらへ)
という名前だったが、こんな感じで21人が紹介されている。

アフタートークで中屋敷氏が言うには
当て書きのように「この人にはこんな店をやらせたらいいな」と
考えて作ったという。
そんな遊び心が柿の豊かなキャラクターとチームワークを感じさせる。

冒頭から大勢で唱和する台詞は、“歌のようなもの”と考えれば
歌詞が全部正確に聞き取れなくてもまあいいかと聞き流せるだろう。
それはそれで心地よさもあるかもしれない。

だがやはりここは台詞として、作者の書いた台詞を
一粒たりともこぼしたくないと思う。
だからもったいなくて拾い集めたくて、「ん?ん?」と
後追いしているうちについていけなくなる・・・。

間違いなく私は「柿の表現」が大好きだ。
まず設定、タフな役者陣、キャラの作り込みや謎解きのスリル、
ストーリー展開にグロい描写、どれも面白くて前のめりになる。
だからまたきっとその舞台を観に行くだろう。
役者さんはみな、その努力も力量も素晴らしくて「すごいな」と感嘆する。
でも情報量に比例して聞き取れない台詞も増えていくとしたら
あの怒涛の台詞の目指すところは何だろう?
「表現すること」と「伝えること」の難しさを考えさせる作品だった。


クロノス

クロノス

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2022/12/21 (水) ~ 2022/12/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/12/24 (土) 17:00

オープニングのムーブが綺麗でした。
あらためてダンスも演技も素敵なのは素晴らしい。
ストーリーもハートウォーミングで良かったです。

コチラハコブネ、オウトウセヨ

コチラハコブネ、オウトウセヨ

ポップンマッシュルームチキン野郎

王子小劇場(東京都)

2022/12/22 (木) ~ 2022/12/28 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/12/24 (土) 13:00

あの「開演に朝だちまして」「かたく黒く太く」なつかしい! 吹原さんがお亡くなりになって、お別れ会もできないまま2年が過ぎてしまい、こうしてまたいつものメンバーで楽しいステージを作り上げているのを見ることが出来て感無量です。新作も上演しながら、過去の名作の再演もして、今後も活動を継続してほしいです。

僕だけが正常な世界

僕だけが正常な世界

プロペラ犬

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2022/12/16 (金) ~ 2022/12/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/12/24 (土) 13:00

久しぶりにプロペラ犬を観劇し、ミュージカルや2.5次元の要素も含めて楽しいエンターテイメントでした。
入手さんのキレが自分としては良かったです。

The Birthday Party

The Birthday Party

CEDAR

新宿シアターモリエール(東京都)

2022/12/17 (土) ~ 2022/12/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

スタンリー役の男優さんは、こういう神経質で病的な役をやると秀逸。他の俳優たちももちろんうまい。

老いた蛙は海を目指す

老いた蛙は海を目指す

劇団桟敷童子

すみだパークシアター倉(東京都)

2022/12/15 (木) ~ 2022/12/27 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

毎回舞台セットには驚かされるが、今回も思わず目を見張った。劇場の近くの川から水を引いているのか?劇団員の演技は高水準で、客演の俳優もそれぞれ個性的な味のある演技で魅了される。

マザー4

マザー4

サヨナラワーク

劇場HOPE(東京都)

2022/12/20 (火) ~ 2022/12/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

マザー4の意味がようやく分かりました。SFがテーマでしたね。

ネタバレBOX

映像(虫、筋肉質)をうまく使っていたのが印象的でした。エレベーターで「5階」に向かうところからスタートする展開、どこからか変化があるかと期待しましたが、同じことの反復に、とまどってしまいました。単調に冗長に感じてしまったのです。役者の立ち位置が大きく変わらないこと、音楽がないこと、舞台セットがないことから、余計にそう感じたのかもしれません。
ぬるま湯のあとさき(12/26.27の公演中止)

ぬるま湯のあとさき(12/26.27の公演中止)

ツケヤキバ

OFF OFFシアター(東京都)

2022/12/21 (水) ~ 2022/12/27 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

4人の男達が一緒に住むだけでも難しいのに、性格も考え方もバラバラだからぶつかり合うと結構大変なんだなぁ。
笑いどころも多く楽しめました。

深呼吸

深呼吸

よるべ

ウイングフィールド(大阪府)

2022/12/23 (金) ~ 2022/12/24 (土)公演終了

満足度★★★★

浪人して大学生になった人々の話
僕の大学生時代を投影しながら観ていたが、今の学生(あくまでも演劇で出てくる)は何か弱いな〰️と感じた
僕がおっさん化しているのも有るが、こんなことで…
僕だったら何度死なないと…
ま、生きていても楽しいことはないかもだが、楽しいことを自分で見いだすことが必要なのかも
詰め込み教育の弊害なのかも

ANAΓKH -宿命の女神-

ANAΓKH -宿命の女神-

劇団天動虫

シアター711(東京都)

2022/12/07 (水) ~ 2022/12/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/12/11 (日) 13:00

劇団天動虫featuring野村ようすけ流切り裂きジャック考察。
事件と同時代に書かれた小説とを絡めているのが妙案だし、それらをヒントに真相を明かしてゆくあたりのゾクゾク感たるや♪
また(劇中の)現実と虚構の境界が曖昧になってゆくあたりに夢野久作「ドグラ・マグラ」に通ずるものを感じる。

ネタバレBOX

さらには「ジャックとジョセフは解離性同一性障害の異なる人格では?」という誤読まで……(笑)(某マンガ原作ドラマの影響?)
終盤で出てくる「借りものの言葉では感動は与えられない」という台詞は野村さんの作家としての信条なんだろうな、とも。
7DAYS-特殊能力捜査班-

7DAYS-特殊能力捜査班-

メディリリ

萬劇場(東京都)

2022/12/21 (水) ~ 2022/12/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

年末にほどよいお祭り感のある公演でした。
無理無茶夢麻呂色々ありましたがしっかりした役者さんをそろえていたため「ちゃんとして」おり後味は悪くない。あと小島ことりの縮尺が相変わらずおかしい

ネタバレBOX

前作に当たる映像配信より断然いい内容に思える
ただ団体(企画)ありきの作品の域は出ない
しかし今日2本観劇してどちらの主人公の父親も最期は首吊ってしまうのちょっとお父さんの扱い...ってなった
マザー4

マザー4

サヨナラワーク

劇場HOPE(東京都)

2022/12/20 (火) ~ 2022/12/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とても面白かったです。こう来たか!という感じでしたね。よく考えたら前作も拝見してて、良いですね。お気に入りの団体さんになりました。
本当に良くできた内容だったし、役者の皆さんの演技もとても素敵でよかったです。

マザー4

マザー4

サヨナラワーク

劇場HOPE(東京都)

2022/12/20 (火) ~ 2022/12/25 (日)公演終了

実演鑑賞

合いませんでした。

幸福レコード2022

幸福レコード2022

Bobjack Theater

TACCS1179(東京都)

2022/12/21 (水) ~ 2022/12/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/12/24 (土) 13:00

ボブジャック さんは数回しか見ていないのでそもそもあれですが「ぽくない」と感じた。とても好き。初演でないのであてがきはないと思うが、配役も良かった。

ネタバレBOX

削る場所は全く見当つかないがちょっと長い休憩時間前が特に。逃げてはいないがあれでハッピーエンドはちょっと腑に落ちない。作品自体の終わり方がやや緩く拍子抜けに
気味に感じたのは個人差あるのかなー
ぬるま湯のあとさき(12/26.27の公演中止)

ぬるま湯のあとさき(12/26.27の公演中止)

ツケヤキバ

OFF OFFシアター(東京都)

2022/12/21 (水) ~ 2022/12/27 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白い、お薦め。㊗旗揚げ公演。
クリスマス・イブの一夜、アラフォー男4人の濃密な会話劇。舞台美術は剥き出しの角材で家屋の外形を、その室内はカラフルな色彩で作り込んでいる。何となくアンバランスな感じは、夢見る乙女ならぬ40代の不安定さと切なさが垣間見えるようだ。

会話は自分の方がマシな生き方をしていると思い、マウントを取り合うようにグサグサと突き刺さる言葉で責める。しかし、嘆く姿の中に不思議と痛々しい感じはなく、お互いトゲある言葉をスルッとかわしたり、無視するようだ。実に逞しい。

こんな会話が日常のことなのか判然としないが、少なくとも1人がこの暮らしから脱することを言い出したことから始まるトークバトル。各者各様で、今まで鬱積させていた思いを次々吐き出す。些細なことから今の生き方、そして将来どうするのかといった目的・希望まで幅広い話を繰り広げる。濃い話であるが、NO蜜<色恋話はなし>という乾いた内容で、面白可笑しさの中に相手を思いやるといった滋味ある言葉もちらほら。
因みに潤いは、水も滴るといった別のカタチで観ることになる。いろいろな言い分…この年代だからこそ 思うところがあるのかも知れない。

キャスト4人の確かな演技とバランスは、飽きさせることなく しっかり物語に引き込んでいく。この時期に相応しいのか、この芝居を肴にちょっと飲んで行きたくなるような…。
(上演時間1時間30分 途中休憩なし)追記予定

abc赤坂ビーンズクラブ -side2-

abc赤坂ビーンズクラブ -side2-

エヌオーフォー No.4

赤坂RED/THEATER(東京都)

2022/12/21 (水) ~ 2022/12/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ショートコントを中心に、ダンスあり歌ありのパフォーマンス、堪能しました。前回公演も観たのですが、パワーアップした印象ですね。

HOURGLASS

HOURGLASS

カンパニーデラシネラ

北とぴあ 飛鳥ホール(東京都)

2022/12/23 (金) ~ 2022/12/23 (金)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

本編40分、トーク20分。もっと長かったような。広々としたホールの二面に客を入れる。ステージ後方にスクリーンがあり、日本語以外の台詞に字幕が出る。中国人か台湾人のような観客も多く、皆ダンスを志しているかのような身体付き。

“ポーランドのカフカ”と呼ばれたユダヤ人作家ブルーノ・シュルツ。1942年ゲットーにてゲシュタポに射殺される。彼のテーマは幼年期への復帰、二度目の幼年期に向けて“成熟”すること。今作は代表作「砂時計サナトリウム」をモチーフに制作。鉄道に乗ってサナトリウムで療養中の父に会いに行く男。サナトリウムの中では砂時計が引っ繰り返され時間が正常に流れていかない。

演出の小野寺修二氏のテーマは『重力と時間』ではないか。どちらも絶対的なもので生きて在る全ては完全に支配され従属している。当たり前のように。その支配への隙を見ての反撃と脱走、じっとその機会を伺っている息遣い。

人間は人生の大半を眠って過ごす。突然眠りに落ちる人々のマイムが繰り返される。亡霊達のようにも見える。一人だけ懐中電灯を持っている。
小さな鉄道模型が煙を吐き出しながらステージの外周を回る。鉄道にアタッシュケース片手に乗り込むチョン・ヨンド氏(韓国)。しかし何度入っても時間が巻き戻され乗車出来ない。列車内は混沌としていて眠る亡霊達がひしめき合っている。
リウ・ジュイチョーさん(台湾)はサナトリウムまでやって来る。雰囲気や暗い照明が「牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」を思わせる。迷宮のようなサナトリウムを父の病室を求めて彷徨う。光と影の効果。医師か看護婦のリー・レンシンさん(マレーシア)に尋ねるが彼女は猿のような動作。脇の臭いを嗅いできたり、自分の爪の臭いに執着している。完全に気が違っている。
やっと辿り着いた病室。寝たきりの父親と元気に動き回る父親(小野寺修二氏)。どちらが本物なのか?どちらも本物なのか?
彼女はジェンガのような積み木のような木材を使って麻雀のようなゲームに行ずる。ルールはあるようでなく、夢中になってそれを続ける三人。謎のゲームに崎山莉奈さんも加わる。次々に並べられる木片の上を歩いていくリウ・ジュイチョーさん。望遠鏡のようなものの先端に家や樹の切り抜きが装着、光が発射されると影が町の一角を映す。
矢張り物語は冒頭のリフレイン、揺れる列車の車内へと戻る。おかっぱ頭の藤田桃子さんの存在感。梶原暁子さんはラスト近くにアクロバティックな爆発的舞踏の見せ場。

狂った時間軸を彷徨う複数の自分、この世界の謎を解くのではなく、謎を遊ぶ感覚。唯一無二の独特な語り口、しかもメチャクチャ面白い。

ネタバレBOX

小野寺修二氏は渡嘉敷勝男と川崎徹を足したような感じで矢鱈人当たりのいい自然なキャラクター。この人がこんな天才的な舞踏のイマジネーションを仕切っていくことに軽いカルチャー・ショック。根本敬の原作をわたせせいぞうが筆を入れたかのような、アングラだがお洒落な作風。谷賢一の裏面で皆さんげんなりしている今、この業界そんな奴ばかりじゃないんだと示して欲しいもの。(百花亜希さんのnote、『注文の多い百花店』の投稿、「祈りとメッセージ」が凄まじい)。
マザー4

マザー4

サヨナラワーク

劇場HOPE(東京都)

2022/12/20 (火) ~ 2022/12/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

9年前の作品の再演だそうです
ホワイトバックの背景上で
4人の登場人物=タイトル通りで各人マザーが
プロジェクションマッピング投影と合わせた話が進行していきます

あーなんか昔のSF映画で見たかなぁ
こんな感じの話って思いました

ネタバレBOX

エレベーターに乗り合わせた4人の女性
時代背景も
乗ったと思ってるエレベーターも異なり
居合わせた理由が
全員が母子関係で
母に捨てられるという結末持ちで
最初の母が頑張って様々な旦那を見つけるも
ループしてダメ出しされて
結局我儘な感情を優先させた2番目の母が
救いの無い感じの未来を選んで
しょうがなく納得するような話
90分の尺だと妥当な落とし処かしら
明るい未来選択を選んでもとかは思えたです
しまいこんでいた歌

しまいこんでいた歌

劇団かに座

横浜関内ホール(神奈川県)

2022/12/16 (金) ~ 2022/12/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

山田太一作と期待感あったが
思ったような爽快感とかは無かったかなぁ

ただ何というか
なぁなぁで決断力弱く
日本人らしい行動が全面に出ていたなぁとは思えたです

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