知らぬは探偵ただ1人
空想実現集団TOY'sBOX
北池袋 新生館シアター(東京都)
2022/12/22 (木) ~ 2022/12/25 (日)公演終了
マザー4
サヨナラワーク
劇場HOPE(東京都)
2022/12/20 (火) ~ 2022/12/25 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
良かったです。タイムリープ?SF?でもメッセージ性もあって、演者もいい!楽しみました。ありがとうございます。
ボーイズ
なかないで、毒きのこちゃん
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2022/12/27 (火) ~ 2023/01/01 (日)公演終了
沼部、陸へ上がる
ラボチ
扇谷記念スタジオ・シアターZOO(北海道)
2022/11/03 (木) ~ 2022/11/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
札幌、大阪、東京で観劇しました。この3人の空気感、演技力は、何度見ても飽きない!アドリブでも笑わせる(笑)2役の演じわけが見事な野村さん、キモ演技がすごいエレキさん、チャラけ方が自然に見える能登さん。最高です!!
最後は、どうだったんだろ?ってそれぞれの解釈になりそうだけど、それを考えるのもまた、楽しい(•‿•)
贅沢と幸福
オパンポン創造社
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2022/05/13 (金) ~ 2022/05/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
大阪、東京どちらも観劇しました。
舞台の使い方が好き。音楽が好き。そして、役者さんの眠ってた引き出しをこじ開けるような、チカラ、野村さんの演出がすごかった!
そして、幸せそうに見えるお金持ちや、赤ちゃん連れの夫婦を見ると、「じつはこの人たちにもいろいろと…」って、幸福の基準値なんて、人それぞれ!って思うようになった!(•‿•)
コチラハコブネ、オウトウセヨ
ポップンマッシュルームチキン野郎
王子小劇場(東京都)
2022/12/22 (木) ~ 2022/12/28 (水)公演終了
実演鑑賞
#野口オリジナル
#横尾下下 #渡辺裕太
#井上ほたてひも
#廣瀬響乃 #増田赤カブト
#NPO法人 #小岩崎小恵
#青地洋 #今井孝祐
#大野清志 #笠原紳司
#高田淳 #辻響平
#横見恵(敬称略)
千秋楽。演劇は自由だということを改めて感じる公演だった。物語にも、上演に至るまでの劇団の背景にも、観客が感情移入していることが開演前の客席からも伝わって来た。終盤にはすすり泣く声もあちらこちらから聞こえて来た。愛されていることが伝わってきた。
自分はどんどん冷静に客観的になっていくのを感じた。同時に、思考が飛び、現実から意識が遠のいた。ゲームの話と生き物の話が必要だったのか、もう少し考えてみようと思う。
キャストも多く、小道具や衣装やメイクも華やかであるから、必然的に料金も王子小劇場にしては高め。それでも全公演売り止めには拍手を送りたい。
廣瀬響乃さんが劇団員になっていたことに驚いた。彼女の静かな会話劇を観たい。
目当ての辻響平さんは、何をやってもうまい。本当に素敵な俳優さんだ。
『ジェミニ』
余人会
イズモギャラリー(東京都)
2022/12/26 (月) ~ 2022/12/31 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
#小西耕一 #木村梨恵子
#野木伶那 #河西裕介
(敬称略)初日。
まるでポツドールのよう。松坂桃李が主演した『娼年』のような設定。なのにカラッとサラッとドライな手触り。気心の知れたメンバーから生まれる空気の安定感を楽しんだ。
自分のコンプレックスや自信の無さと向き合う時間になって、共感したり切なくなったり。若者の希望を破らないように、踏み躙ることのないようにしなくてはいけないなと自分に言い聞かせた。
大好きな木村梨恵子さんからサラリとあんな台詞を聞かされたら堪らん。すぐにおさらいでも研修でもお願いしたい。
久しぶりに観た『おまけ演劇』のグダグダ感も愛しかった。
破竹の勢い
僕たち私たち
SOOO dramatic!(東京都)
2022/12/27 (火) ~ 2022/12/28 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
会場はガレージみたいなところで、ぶらりと寄って、気軽に楽しめる感じのコント集でした。結構テンション高かったけど。
荒人神 -Arabitokami-
壱劇屋
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2022/12/21 (水) ~ 2022/12/27 (火)公演終了
沼部、陸へ上がる
ラボチ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2022/12/02 (金) ~ 2022/12/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
札幌でご活躍の、のとえれきさんユニットに、大阪の野村有志さんが、ぷらす、として共演
戯曲は九州の泊さん。ものすごい贅沢さ。
現在と過去の交差、演じ分け。表現するのが難しい本かと思いましが見事な演出、演技。痺れるほど面白い作品に創りあげられていました
演者としての野村さんを存分に堪能できたのも嬉しかったです。
ネバーランド
星降る湯の花
GINZA Lounge ZERO(東京都)
2022/12/27 (火) ~ 2022/12/27 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
公演は三話「人生はラン&ガンガンガン‼ver.松原」「あわてんぼうのサンタクロース」「どこにもない国」のオムニバス〈同一作者だが〉と大喜利。
タイトル「ネバーランド」はピーターパンをモチーフにしているようだが、公演全体としては12月を意識した内容になっている。25日のクリスマス、27日がピータパンの日らしい(知らなかった)。そして一話目は全員のお披露目であり、サブタイトルにある松原瑚春さんの独壇場のような話。走りの RUNであるが、何となく楽しいランランランを意識した内容になっている。
すべての作・演出は湯口智行氏、それぞれのテイストが異なり間口の広さを感じさせる。「あわてんぼうのサンタクロース」は面白可笑しさの中に哀切と愛情を描いた感動作。「どこにもない国」はピータパンの物語で夢と希望の冒険譚、その中に少し怖さを内包している。
それぞれに登場する人物(役者人)の素の横顔を紹介しているのが、「人生はラン&ガンガンガン‼ver.松原」である。この構成が絶妙で、後々印象に残るような巧さ。
(上演時間2時間 途中<換気・転換>休憩10分)
荒人神 -Arabitokami-
壱劇屋
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2022/12/21 (水) ~ 2022/12/27 (火)公演終了
禁猟区
柿喰う客
本多劇場(東京都)
2022/12/22 (木) ~ 2022/12/30 (金)公演終了
『ジェミニ』
余人会
イズモギャラリー(東京都)
2022/12/26 (月) ~ 2022/12/31 (土)公演終了
オッペケペ
ドナルカ・パッカーン
萬劇場(東京都)
2022/12/27 (火) ~ 2022/12/31 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2022/12/27 (火) 18:00
壮大な戯曲を大胆に上演する。(2分押し)81分(12分休み)95分。
川上音二郎を題材に福田善之が58年に書いた戯曲を、現代風にアレンジしつつも原作の感じを活かして上演した。特に、コントラバスとパーカッションの生演奏を効果音としても使う演出が魅力を増し、舞台美術と合わせて効果的だと思った。川上がモデルの城山役の浅倉洋介、その妻役の辻村優子を初め力量ある役者の演技で見せるが、中にセリフが乗らない役者が少しいるように思い、勿体ない気がした。
荒人神 -Arabitokami-
壱劇屋
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2022/12/21 (水) ~ 2022/12/27 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
五彩の神楽最後の作品、「荒人神」を見てきました。初演を見たので結末は知っていたのですが、知っていたからこそ、過去4作の前回を上回るすごい主人公達がどんな戦いをするのかが楽しみで、12月が待ちきれませんでしたが、ようやくこの日がやって来たかという感じです。
前半は例のごとくダメダメ人間達がたくさん現れて、荒の悪の心がだんだん育っていくわけです。
それを察知していた白も元と一緒にどうにかしようとしていましたが、元が殺されそうになることで、闇落ちすることになるのですが、今回正直、私は内心、劇の中盤は人間側ではなく「悪感情側」の応援をしてしまっていました。
決して荒が闇落ちしたことを良しとするわけではなく、またすべての人間が悪いというわけではありませんが、前半のダメダメ人間達を初演・再演含め何回もリピートしているうちに憎しみが増幅し、「少なくともこいつらは罰された方がいいな」と思うようになり、無意識に応援していたわけです。ある意味、荒と一緒に私も闇落ちしていたことになります(苦笑)
白の話ですが、初演の畠山薫さんの白はどちらかというと中性的な印象を勝手に持っていたのですが、北川さんの白はアイドルさんだけあって仕草から女の子な感じが強く出てて、でも空手経験者であるためか、パンチやキックは凄く鋭かったのが私的にギャップでした。
悪感情の3姉妹の事で言いますと、正直初演に寄せた演技をするのではないかと無意識に思っていましたが、継続の丹羽さん含め、初演とは全く異なる演技で私達を魅了してくれたと思います。初演に勝るとも劣らない、丹羽さんに関しては、初演をはるかにしのぐ演技だったと思います。
3姉妹個々の動きは違えど、それぞれに人を超越した存在であることを感じさせる動きがあり、観ている私達に「あ、こんな人達に勝てるわけないよ」と思わせる説得力があり、その「人を超越した存在+闇落ちした荒」に過去4作品の最強ヒーローが挑んでいく構図がめちゃくちゃ面白かったです。
特に、初演の時驚愕して思わず声をあげそうになった主人公’s登場の場面、主人公’sと荒との超高速殺陣の応酬からの、悪感情3姉妹による「死者の行進」
この辺りは体中からアドレナリンが出て涙が出てくるほど興奮しました。
①黄(こう)+元 VS 荒+靄(もや)
黄役の小玉百夏さんは以前竹村さんとも一緒に殺陣を学んでいた凄い方で、女性なんですがありえないくらいの身体能力と技術を持った方。靄役の丹羽さんは壱劇屋女子の中でも屈指の殺陣スキルを持つ方で、しかもこの日のために腹筋がバキバキになるくらい肉体改造をされてきたということで、対戦を楽しみにしてました。
序盤は荒VS黄の戦闘が中心でしたが、荒と戦っている間にも靄の容赦ない重力攻撃が来るので、黄にとっては大変だったはず。でも観ている私達にとってはこの不意打ちの重力攻撃がすごく面白かった。重力攻撃も舞台にいる人全員で表現する「人間CG」なので、倒れている人も含め全員での見事な演出でした。
ラストは「キャット・ファイト」、要はタイマンのどつきあいです(笑)
でも黄の殴り方が本格的過ぎてストレートパンチやフックの軌道がめちゃくちゃ美しかったし、靄も指の動きから重力を込めて殴っていることが分かったので、サンプラーの音ともあいまって凄い破壊力であることが伝わってきました。
リピートしてる間この対決が来るのが楽しみで、今か今かと待っていました。
②盲人(もうと)+元 VS 荒+霧(きり)
盲人役の吉田青弘さん。初演の時も瞬発力・跳躍力が凄くてまたあのすごい殺陣が見れるのかと楽しみにしていましたが、今回は初演をさらに上回るスピード、特に相手との間合いを詰める速さが数段向上しており、座頭市ばりの剣捌きも相まって、剣を抜いたかと思うと目の前の2,3人があっという間に斬られているように見えました。霧については死者を生き返らせて戦いに参加させるという遠隔&間接攻撃が中心であったため、戦いの中心は荒+アクモブと盲人の戦いでした。
戦いの終盤で登場した「三節混」も片方の先がとんがったものにパワーアップしており、竹村さんの操作も初演よりはるかに習熟していたし、何より日本の殺陣ではあまりなじみのない武器なので、興味津々で見てました。
③表助+元&ろうそく男 VS 荒+霞(かすみ)
表助役の岡村さんが出てくるが、様子がおかしい。目は異様に光っているし、正統派の殺陣の表助が背車刀のようなトリッキーな殺陣を、そして横にいた元を荒々しく蹴とばして、「これ、中にいるの、もしやあいつでは・・」ってなりました。この辺りのワードレス演出本当に素晴らしかった。
霞はろうそく男を魅了できるわけもなく、もう勝ち目はないわけで、ただクルクル回りながら斬られる様も、盾になって倒される様も最後まで美しかった。
荒とろうそく男の殺陣は目で追うのも大変な速さで、突然体力100%の身体能力おばけと戦うことになった竹村さんも大変だな、と思いつつ見てました。
④ミラ+元 VS 荒+黒い何か
体力・技術では荒に敵わないミラ、でも荒を正しい道に引き戻すために懸命に気持ちで戦うミラと、そうはさせじと術を使って苦しめる「黒い何か」
私は西分さんの、戦いの中にしっかり演技を入れた殺陣が以前からすごく好きで、初演の時もこの対決は鬼リピートしていたシーンの一つですが、特に
胸をバンバン叩くところが凄く気持ちが伝わってきて、この頃から私の中でも悪感情チーム応援から主人公's応援に戻ってきたと思います。
私も荒と一緒に闇落ちから救ってもらったのかもしれません(笑)
ラストの「黒い何か」との対峙シーン、初演の時に「ああ、なるほど~」ってなりました。悪い感情も自分の中の一部で、これからもずっと付き合っていくものですもんね。
「黒い何か」(←言いにくいので次回名前をつけて欲しい)を演じていた美津乃あわさんの演技の圧も「いよいよこの人来た~」と見てる方がぞくぞくするものでした。
最後は全員で踊って大団円を迎えるわけですが、憫笑姫チームが回替りでいろいろやってくれて、8月の憫笑姫がまた戻ってきたような嬉しい気持ちになったし、千秋楽には三田麻央さんと谷口洋行さんが出演していたのも胸熱でした。
この「荒人神」ですが、超高速殺陣、しかも演技のしっかり入った殺陣であり、かついろいろ考えさせられる感動的なストーリであったため、正直私が今まで見た舞台の中でも過去一だと思いました。
何年後でもいいので、またいつか再再演を期待しています。
人形劇団ココン『チャハハ丸とヘヘヘ丸』『チュータとクッキー』
モダンスイマーズ
ザ・スズナリ(東京都)
2022/12/27 (火) ~ 2022/12/27 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
流石、でした。片手遣い人形のクッキー君が台詞を言うたび、小学生男子がコロコロ笑って、家族でみても一人でみても癒される舞台でした。
荒人神 -Arabitokami-
壱劇屋
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2022/12/21 (水) ~ 2022/12/27 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
五彩の最後、こう来たかーと圧倒される素晴らしい舞台でした。ワードレス殺陣芝居、台詞無くとも沢山のものが伝わってきます。演者の皆様、スタッフの方々一丸となって創りあげてくださった素晴らしい舞台、ありがとうございました。もう一度観たい、再演心待ちにしてます。
荒人神 -Arabitokami-
壱劇屋
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2022/12/21 (水) ~ 2022/12/27 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/12/23 (金) 15:00
賊義賊と今回の荒人神しか観てないのですが、五彩の神楽全て観ておくべきだったと後悔するぐらい、とてもいい作品だと思いました。
ミュージカル「洪水の前」
ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2022/12/22 (木) ~ 2022/12/28 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
名作の名がふさわしい昭和の小劇場ミュージカルだ。曲は古めかしいが、歌の快感があり、何よりも歌詞がよく聞き取れる。小編成のバントとの取り合わせもいい。今風に編曲もできると思う。
主演の大連に流れてきた文士役の浅野雅博がいい。もう文学座では中堅だが、時間をかけて一つ一つの役を積み上げてきた実績がこのまとめ役に出ている。ラサールは、財津のイメージを追えば、この人しかいないということになるだろうが、もっと若い(一回り半くらい)人の方がニンにあう。決して悪いわけではなく座長としての収まりもいいが、この傑作ミュージカル、次回再演の時は思い切った座組で現代化を。時代を超えられる作品だからだ。ことに世界が今、「洪水の前」にあるときは。
演出の鵜山仁は、フォーリーズのメンバーとゲストをうまくまとめている。振り付けもグループのダンスなど、古めかしいが作品に似合っている。ここまで一新して再演されると古典になると思う。同じ占領地ものでも「上海バンスキング」に比べれば再演のしやすい名作である。