最新の観てきた!クチコミ一覧

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遺作

遺作

藤原たまえプロデュース

ABCホール (大阪府)

2023/03/10 (金) ~ 2023/03/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

めちゃめちゃ面白かった☆チラシの雰囲気で勝手に重くリアルな会話劇やと想像してた自分のアホさ加減が腹立った位に最高やった☆僕の大好物の何も考えずただただ笑ってれば良いアホフルスロットル全開のお馬鹿ショータ~イムで大満足☆個人的にはカトウクリスさんにドハマリして後半は何喋っても大笑いしてました♪我らが袋小路林檎さん丹下真寿美さんの存在感も言わずもがな☆そして全員当て書きちゃう?と思わす位全キャストハマリまくってました♪こういう高級割烹料理よりB級グルメをたらふく食べたような演劇がホンマ大好きです♪☆

掃除機

掃除機

KAAT神奈川芸術劇場

KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ(神奈川県)

2023/03/04 (土) ~ 2023/03/22 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

掃除機の1人ごとから始まり、セリフはほぼモノローグ。独り言の連続である。「これから……という芝居をやろうと思うんですが…」「という感じの…」等々、だらだらとつながるチェルフィッチュ語を久しぶりに聞いた。だらだらと語り、何も起きない、反演劇、アンチドラマの芝居。それを演劇としてやるというのはそもそも無理があり、好きな人は好きだろうが、ついていけない人はそっぽを向く。そういうタイプの芝居である。

最初掃除機(栗原類)が人間は床なんて全然見てないじゃないか何でこんな大きいものを掃除機が吸い込むまで気づかないんだよとぐちる。二階には 引きこもりの中年の姉(加納ジュンコ)がいて、時々 床を力いっぱい叩いて「私がこうなったのはお前のせいだっ」とわめく。 下の階に父親(モロ師岡)がいて、「あの『お前』っていうのは死んだ母親のことなんですよ」と、顔に貼りついた笑顔で言い訳する。 兄(山中崇)は家を出てゆく。音楽担当の環ROYがラップしながら語るが、これが多少批評的なことを言う。「世の中全部クソじゃないですか。くそくそくそって言われて、なんて答えると思います。そうその通りって。だから出てかなくていいんです」。ここに言いたいことがある気はした。こんなよくない世の中に出ていかない引きこもりの気持ちはわかると。

一度だけ、父が娘を無理やり連れだそうとする「太陽に当たらないと体に悪い」。娘は「私に太陽なんていらねえんだ!」とふりほどく。

転げ落ちそうなベッドの美術、父親が3人で演じられる演出は奇抜で、この反演劇の「前衛劇」にふさわしい
他に覚えてることがあまりない。90分と短いが、それでも集中力を保つのが精いっぱいだった。

ネタバレBOX

最後近く、家を出ていった兄が太陽について語ると、照明がぱあっと明るくなる。やはり人間に太陽は必要だと語るようだ。

音楽家が掃除機に「お前外に出たことあるのか? 玄関の冊子の溝に挟まったほこり撮るためくらいだろう」とバカにする。掃除機は「それより、もっと出たことがある」というが「部分的にだけどね」と認める。考えてみれば掃除機というのは引きこもりのメタファーなのである。
リチャード三世 馬とホモサケル

リチャード三世 馬とホモサケル

エイチエムピー・シアターカンパニー(一般社団法人HMP)

近鉄アート館(大阪府)

2023/03/11 (土) ~ 2023/03/12 (日)公演終了

満足度★★★★

内容は最高😃⤴️⤴️最初は男性役が多いこのストーリーで役者が全て女性なので、不安あったけど杞憂
高安さん最高でした
ただ、制作がいただけない…
理由①予約確認メールには一時間前受付が実際は45分前受付 制作にその旨告げたが、チラシは45分前となっていますと謝りもせず…社会人として問題
理由②同時に入場は先着順と説明を受けたが、実は申し込み順だった
ヒューマンエラーは必ず発生するが、この制作の態度はお金👛取っている以上許し難い
最低の制作対応がなければ、文句無し

Dramatic Jam 5

Dramatic Jam 5

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2023/03/10 (金) ~ 2023/03/12 (日)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

鉄音、轟然。

鉄音、轟然。

スタジオ「HIKARI」(神奈川県)

2023/03/10 (金) ~ 2023/03/12 (日)公演終了

実演鑑賞

良い舞台だったと思います。

橋の上で

橋の上で

タテヨコ企画

小劇場B1(東京都)

2023/03/08 (水) ~ 2023/03/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

非常に考えさせられる内容のお話でした。
どこかに救いがあったなら、どうにか救われて欲しいという感情しかなく、役者の皆さんの感情こもった演技に惹き込まれました。

天の敵

天の敵

イキウメ

本多劇場(東京都)

2022/09/16 (金) ~ 2022/10/02 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

配信での観劇。
100年以上生る引血者の語りの物語。
ヒンヤリとしたオカルトの世界観に引き込まれました。
見方を変えると共食いの話なのかも。
小道具一つ一つの凝ったセットが素晴らしかったです。

配信映像が綺麗でした。
13日までの配信。
お薦め。

遺作

遺作

藤原たまえプロデュース

ABCホール (大阪府)

2023/03/10 (金) ~ 2023/03/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度

先にコメントされた方々が高評価で安心しました。私は全く受け入れられず、かなりしんどかったです。会場に入った時から嫌な予感がしてましたが、観れども観れども、気持ちが浮上する要素はなく。まだ公演が続いているので、私の評価が営業妨害にならないことを祈っています。あれこれ観ていたらこんなこともあるよねということで。
内容はチラシの印象とは全然違っていて、笑いにいくお芝居です。

優しい劇団の東京に吠えろ!

優しい劇団の東京に吠えろ!

優しい劇団

東京都日野市 万願寺歩道橋河川敷(東京都)

2023/03/04 (土) ~ 2023/03/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

優しい劇団の東京公演。初日しか行けなかったのが残念でならないというくらいに面白かった。怪異な世界を狂気を感じさせるほど克明に描写して現実を虚構で打ち壊してゆくような鋭利な言語感覚、エネルギーに満ちた身体感覚が凄い。また観に行きたい。野外演劇ということで、形式からいえば“上級者向け”っぽい雰囲気があるが、ユーモアに満ちたストーリーテリングの妙なのか、かなり観やすい演劇だと思う。

橋の上で

橋の上で

タテヨコ企画

小劇場B1(東京都)

2023/03/08 (水) ~ 2023/03/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/03/11 (土) 14:00

実話ですごく難しいテーマなのですが、人物の感情の起伏、流れるような演出、私自身の感情移入も相まって、とにかく終始、引き込まれっぱなしでした。

事件、出来事に関する感情一つ一つがとても丁寧に読み解かれていて、考えさせられるテーマでもありました。素晴らしかったです。

染明色

染明色

Prelude

王子小劇場(東京都)

2023/03/08 (水) ~ 2023/03/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2023/03/11 (土) 14:00

初見のユニット。Bチームを観劇。丁寧に作られているが、結局何が言いたいのか、良く分からなかった。110分。
 10人の若い男女のさまざまな関わりを描いてて、描写は丁寧に作り込まれているが、題材的には若干ハラスメントの場面があり、必ずしも観やすいものではない。男性はキャラがハッキリしているのだが、女性のキャラクターが少し曖昧な側面があるのと、作者が「多様性」を受け入れているのか、受け入れていないのか、良く分からなくて、モヤモヤしたまま終わる。
 「耳触りのよい」という表現を使ってる時点で、私のテイストではないな、と思った。

鉄音、轟然。

鉄音、轟然。

スタジオ「HIKARI」(神奈川県)

2023/03/10 (金) ~ 2023/03/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 三里塚闘争の投げ掛けた普遍的問題を見事に浮き上がらせた。現在に続くこの欺瞞国家の姿を目撃すべし。華5つ☆(追記後送)

ネタバレBOX

 鉄塔に対する攻撃音の度に天井から下がった電球が点滅する。而も点滅する電球の場所は一様ではない、今作の冒頭シーンである。この轟音と複数の電球が、攻撃される轟音の度に別の場所で繰り返される点滅が所謂三里塚闘争の経緯と、理は農民・空港建設反対側にあるにも拘らず相手が国家という責任無化システムであるという事実の齎す結果を象徴している。
 千葉県に建設された成田空港は1966年7月4日に佐藤栄作内閣によって閣議決定され、地元農民への通知も相談も無しに強行された。つい先日強行された鉄塔撤去も一旦は国家のミスを認めているにも拘らず、身勝手な立法と圧倒的不均衡の暴力によって強行されたものである。少し背景を述べておこう。成田に空港用地を閣議決定する直前には冨里が候補最適地とされ三里塚から10㎞程離れたこの地が新空港建設の対象地であったが反対運動によって頓挫していた。三里塚が選ばれた理由は幾つかある。政府は米軍によって極めて広大な空域を占拠されている航空管制、気象条件などの条件面で富里と差異がなく、「天皇」の牧場・下総御料牧場並びに県有地を最大限に利用できたこと、この為民有地買収を少なくできることなどに着目した。
絶対社会適合論

絶対社会適合論

劇団ちゃうかちゃわん第31期

大集会室(大阪府)

2023/03/11 (土) ~ 2023/03/12 (日)公演終了

満足度★★★

コロナで卒業公演ができなかった期生の演劇
現実味は無いものの、内容は現代にも置き換えられることはできる
信仰心 自分のやりたいこと 置かれた立場で期待されること等々、なにを一番大切にするのか選択しながら生きていくということを言いたかった…
六風館とは対照的だった

遺作

遺作

藤原たまえプロデュース

ABCホール (大阪府)

2023/03/10 (金) ~ 2023/03/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白おかしいきつい切羽詰まった話しで、笑いあり熱いものがありました!
劇団員の奮闘に涙を流しながら笑いました!

卒業式

卒業式

劇団一級河川

「劇」小劇場(東京都)

2023/03/10 (金) ~ 2023/03/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

三本立て公演で、まず島根県立松江工業高等学校演劇部による、太宰治原作の「葉桜と魔笛(工業ver)」、続いて島根県立三刀屋高等学校掛合分校演劇同好会による、これまた太宰原作の「走れ!走れ走れメロス」。ともに脚本・演出は亀尾佳宏氏。「葉桜と魔笛」もよかったが、やはり「メロス」の破壊力は抜群。そして最後は亀尾氏の作・演出による劇団一級河川の「酒とお蕎麦と男と女」。今回参加した生徒たちは、コロナの中で入学し、コロナが明けぬまま卒業、演劇活動も無観客だったと聞かされ、何とも言えない気持ちに。「メロス」に出演した内の1人が「酒とお蕎麦と男と女」にも出ており、彼は卒業後も演劇を続けるのだそう。いい公演だった。観に来てよかった。

デラシネ

デラシネ

鵺的(ぬえてき)

新宿シアタートップス(東京都)

2023/03/06 (月) ~ 2023/03/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

時は現代なのに、今どきこんな師弟関係ないだろ、でもそこはフィクションで誇張もあるからねって思いながら観ていたけれど、こういう男性は確かにいたし、今もいるんだろうと思う。
女を武器に上手く世渡りすること。
女を武器にせず自分の力で生きて行こうとすること。
どちらも痛みを伴う。
一見、古い昭和の物語のように見えるのは敢えてであり、昔はこうだったけど今はどうよ?良い方に変わった?ジェンダーギャップとか男女格差とかどうなった?と突きつけられたように感じた。
ラストがいい。
若い2人に希望を見る。

鵺的の舞台は俳優陣はもちろんだけれど、毎回本当に舞台美術や照明がいい。

まち歩き演劇「忘れじの朝(あした)」

まち歩き演劇「忘れじの朝(あした)」

さかい利晶の杜

さかい利晶の杜(大阪府)

2023/03/04 (土) ~ 2023/03/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

高橋恵(虚空旅団)さんの脚本、演出は、言葉が分かりやすい、聞きやすい、
さらに、キャスティングがピッタリ嵌ってて、心に伝わります。
堺のこの辺りで新たな発見
知らなかったお茶屋さん「茶寮つぼ市製茶本舗 」を見つけた。
芝居と、観光、散歩の感覚
展示観覧と、お茶も、良かった。
お茶の作法、茶碗を回すのは、お茶碗に正面がある、
見て楽しむため、そして返す際に、そうだったんですね。
知らなかった、お茶の知識
短歌のセンスは、私には無いけれど、とても楽しめた。

ジョンソン

ジョンソン

溺れた魚の水揚げ式

Therter Cafe 信天翁(大阪府)

2023/03/04 (土) ~ 2023/03/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

いやーー 面白かった 良かった 裕の心の変化が、「うんこする――」が、きっかけなんて 梨加  の推測する心 ジョンソンは進化する ジョンソンが裕の言葉を聞かなかったのは・・・ おもしろい 今 観たいお芝居は、ハッピーエンドなんですよ ドはまり 最後 娘の父親の視線になってしまって、なんか涙が出ましたわ。

マギーの博物館

マギーの博物館

劇団俳小

サンモールスタジオ(東京都)

2023/03/03 (金) ~ 2023/03/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

俳小の翻訳劇シリーズは掘出し物のままある古本屋(通人なら骨董屋と言う所か)を覗くような楽しみでチラシを眺めるが、タイトルも作者名も大概判らぬ。今回は炭坑夫の弟を持ち炭坑夫の兄と父を亡くした主人公マギーの家が舞台。炭鉱にまつわる話らしいと知って少しわくわくするのは映画「プラス!」やミュージカル「ビリー・エリオット」、はたまた「わが谷は緑なりき」?の影響だろうか。
年頃のマギーは稼ぎ手の弟と、母、祖父と暮らす。所へ、一人の男が現われる。マギーと男、家族らの関係の変遷を軸に、炭鉱の町、引いては時代への眼差しへと観客を導く。炭鉱と来て、バグパイプ・・音楽と来れば先の映画とミュージカルを思い出すが、舞台はいずれもイギリス。だが今作の舞台はカナダである。
戯曲は来訪者である男の人物像を特徴的に描いている。のだが、、

鉄音、轟然。

鉄音、轟然。

スタジオ「HIKARI」(神奈川県)

2023/03/10 (金) ~ 2023/03/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白い、お薦め。
三里塚闘争を空港建設反対同盟 ーいわゆる地元住民の観点から描いた骨太<回想>作品。この団体のコンセプト「歴史上の事件を題材に、そこから紡ぎ出される重厚な人間ドラマ」は、見事に描き出されていた。大きな事件の中に息づく人々を冷徹に見つめ、事<コト>の本質を炙り出す。<当時>渦中の熱き闘争と それを<現在>冷静に観察し解説するような構成によって紡ぐ。

三里塚闘争の経緯等は、(取材)資料や映画上演で ある程度知ることは出来るが、本当のところは解らない。劇中の台詞…報道に関して、遠くから回したカメラだけでは窺い知ることは出来ないと。物語は、空港建設反対同盟の立場から描くこと、そこで暮らしていた人々の悲痛な叫びを訴えることで、同じような事ーー例えば沖縄米軍基地問題、原発などへの問題提起として捉えている。国の理不尽な行為には声を上げること、決して黙してはならない。

反対運動が過激になる中で、一人の老女に焦点が…。始め よね(内海詩野)さんとしか呼ばれていなかったが、後々、仁王立ちになり激烈な言葉を吐くようになる。その苗字が”大木”と知れた時、机上の資料とは違う、舞台ならではの面白さ。そして歴史<事件>の中に感動的な人間ドラマがしっかり立ち上がった。

彼女の家に集まり、地に足が(愚にも)つかない理論や理屈を話すのではなく、これまでの彼女の生き様(地に足をつけた)を聞き出す。彼女が、この地で暮らすことの意味、それがこの地で暮らす住民〈農民〉の総意を表す。当たり前の暮らしが脅かされることに対する怒り、雄叫びが観客の心を揺さぶる。
(上演時間1時間35分 途中休憩なし) 

ネタバレBOX

舞台美術は、中央を一段高くしその真ん中にパイプ組した塔のようなモノ、そこにヘルメットや布地が巻き付いている。舞台と客席の間に潰れた空缶や三角コーンが散乱している。三里塚闘争現場のイメージだが、何となくスタイリッシュな印象をもつ。

女性記者が三里塚闘争の当事者・菅本(住民で反対闘争をしていた人物)から話を聞く、そんな取材⇒回想劇として描く。物語は闘争の経過を順々に展開していくが、あくまで観点は反対住民の側である。この種の演劇で国<行政>側の観点として描けるだろうか。そして闘争は住民以外の勢力を巻き込んで激化していく、というのは周知のこと。武力衝突、国は上手の高台(2階部)から拡声器を使用して「大量輸送時代の幕開けと高度経済成長によって日本の航空需要は急激に増大しており、旅客需要の伸びと航空機の発着回数の増加傾向に対応する」といった一辺倒の説明しただけの描き方である。

反対住民の集会へ頻繁に現れる老女、彼女の行動に興味を抱いた青年が菅本に取り次ぎを依頼したところから、反対同盟という組織から、その中の個人の戦いへ軸足が移った描き方へ変わる。何となく違和感を持って観ていたが、老女の名が「大木よね」と分かった時、記憶の底に眠っていた、というか 燻っていたことを思い出した。勿論 後日読んだ記事か何かである。公演は、反対同盟という組織ではなく、個人の意思で反対する理由と必然性を説明し、反対運動によって生き甲斐を得た老女の姿を生き生きと描く。それは遠くから眺めたニュースとは違って、リアル(切実)な思いが伝わってくる。反対に説明不十分で強権発動した国<行政>の理不尽さが強調される という巧さ。

舞台技術…冒頭、色々な所の小電球が点滅を繰り返し、何やら不吉な印象を与える。同時に滑走路の進入灯かとも思えた。一方、音響は鉄を打つ音、その重い響きが印象的だ。また武力衝突時に焚かれるスモーク、そして何より団結を示す雄叫びやシュプレヒコール、その肉声に緊張と迫力が漲っていた。
たとえ鉄塔が倒れても人<心>は倒れない、そのメッセージは今も続く。
次回公演も楽しみにしております。

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