大豆生田家の庭に咲く花は薔薇かスミレか!
ライオン・パーマ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2022/08/31 (水) ~ 2022/09/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
いかにもライオンパーマらしい作品で、舞台を初めて観る人にもおすすめできる、小劇場を代表する劇団だと思う。毎回、少しずつ進化しているのもわかる。が、これはちょっと、個人的にさみしさを感じる部分かも。もう少しコント要素が・・・。(笑)
それよりも、上演時間が長過ぎて冗長感が、惜しい。もちろん観ていて面白く、内容も楽しいのだが、てんこ盛りすぎるのはどうなのかな〜?
つまりサービスしすぎているから、満腹になってしまう。腹八分目でいいんだけど。(笑)
フローレンスの庭
虚空旅団
AI・HALL(兵庫県)
2022/12/16 (金) ~ 2022/12/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
家族や親族友人などの医療従事者の方と間近に接し、彼らが如何に献身的で、その重責に苦悩し、涙を流してきたか?
コロナ禍で疲弊し、如何に踏ん張ってきたか?
そんな事を想いつつ拝見、何気ないシーンでも込み上げるものが…
感動した。
感謝しかない!
看護学生にエールを!
あと9秒で
ももちの世界
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2022/12/16 (金) ~ 2022/12/20 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
難聴者やろう者、そしてボクシングとの出会い。
本格的ボクシング演劇、そして、あのラストはズルい!
涙が溢れてしまう!
止まらない。
ズルい、感動。
役者さんも凄い!
キリスト教徒ではないが、1人1人の違いを認め合える世界。
素晴らしいと思う。
これからも障がい者やマイノリティに寄り添った公演、期待しています。
abc赤坂ビーンズクラブ -side2-
エヌオーフォー No.4
赤坂RED/THEATER(東京都)
2022/12/21 (水) ~ 2022/12/25 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/12/21 (水) 19:00
とってもオシャレなエンターテインメント舞台!観るべし!(2分押し)95分。
7月に同企画の第1弾を観て面白かったので、第2弾に行ってみたが、今回も楽しい。20歳前後の、主にミュージカル系の女優8人が登場(前回に続くのは2人)。クスリと笑えるショートコント(「しりとり」ネタが今回も秀逸・「絶対音感」も面白い)から始まって、シリアスドラマ・歌・ダンスと展開されて一気に観せてもらった。8人のキャラクターも区別されているし、エンディングの自己紹介ラップもなかなか個性が出ていた。特に気になったのは髙橋果鈴だが、どこかで観たと思ったら、2020年の『バクステ3rd』で観たのであった。何か気になる存在。客席がちょっと寂しいあたりは勿体ない。
『メサイア・カーミラ』&『FEMIKING』
TremendousCircus
ザムザ阿佐谷(東京都)
2022/12/16 (金) ~ 2022/12/26 (月)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★★
『メサイア・カーミラ』を配信にて拝見しました。
たかが性別が違うだけなのに、女と男で差異があることに「なんかおかしくない?」と思ったことがある方に是非見て頂きたい作品だと思います。
疑問への答えがあるよ。
アイルランド発- 対立と融和をめぐるモノガタリ ~現代新進作家とアイルランド
公益社団法人 国際演劇協会 日本センター
オメガ東京(東京都)
2022/12/21 (水) ~ 2022/12/25 (日)公演終了
Flamenco Caleidoscopio
ARTE Y SOLERA 鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団
よみうり大手町ホール(東京都)
2022/12/02 (金) ~ 2022/12/03 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ステージ上のパフォーマンスはまことに素晴らしいです。
観客席の静かさに違和感は感じました。私が知っているフラメンコの楽しみ方と差異があるってだけのことですが。
人それぞれ楽しみ方はあっていいと思うし、それを尊重したいとも思います。
人それぞれに楽しみ方は
時代絵巻AsH 其ノ拾六『赤雪~せきせつ~』
時代絵巻 AsH
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2022/12/14 (水) ~ 2022/12/18 (日)公演終了
憫笑姫 -Binshouki-
壱劇屋
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2022/08/17 (水) ~ 2022/08/23 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
初演観た時は悲しい話って印象があって、今回観に行く予定では無かったんだけど、ある舞台でこの作品の主演のぶんちゃんの恐ろしいほどの成長を見て、観てみたいと行くことに。
その成長により、初演より破壊力が凄くてめちゃくちゃ良かった!同じキャストのまま再演して欲しい!
戰御史 -Ikusaonshi-
壱劇屋
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2022/11/23 (水) ~ 2022/11/29 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
おかむとこばーんがダブル主演と聞いて観たくないという壱劇屋ファンはいないと思う。
しかもそこにPMC野郎の野口オリジナルさんまで出るとあっては、1回でいいんですか?本当に?それで足りる?状態。
出てくる人が全員カッコよかった!
賊義賊 -Zokugizoku-
壱劇屋
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2022/09/21 (水) ~ 2022/09/27 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
五彩の神楽の2作品目。
前作とは違い笑い多めのお話。
でも笑いだけではなかった。
初演をほとんど覚えてないので新鮮な気持ちで観れた。
商人の登場シーンが好きすぎた。
瞬きと閃光
ムシラセ
シアター風姿花伝(東京都)
2022/11/30 (水) ~ 2022/12/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
初めて観る団体。
なのでいつも同じ役者が出る訳ではないらしい。
やはり芝居はまず脚本が面白くないと面白くないらしい。
どんなにいい役者が集まっても、本がダメならもうダメ。
対してこの舞台は本も良ければ役者もいい、そして演出もいいんだから面白くないわけがない。ちゃんと観たいからめっちゃ泣くの我慢した。泣いたけど、ちゃんと観れるくらいまでは我慢してから泣いた。
いびしない愛
ばぶれるりぐる
こまばアゴラ劇場(東京都)
2022/10/13 (木) ~ 2022/10/17 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
短編しか観たこと無かったので初めての長編。
短編の舞台を観て面白いと思って長編を観に行ってがっかりした経験は何度もある。
でもばぶれるりぐるは短編より長編がでもなく、長編より短編がでもなく、短編も長編も面白かった。
初めての東京公演とのことで、そうそう東京公演がある訳ではないとは思うけど、やるなら行くよ‼️と思う劇団。
沼部、陸へ上がる
ラボチ
シアター711(東京都)
2022/12/16 (金) ~ 2022/12/18 (日)公演終了
実演鑑賞
ずっと楽しみにしてたぷらすのとえれきの東京公演。
ぷらすのとえれきのぷらすのオパンポン創造社の野村さんが一人二役やってた。
最近服着てる役多いなと思った。
贅沢と幸福
オパンポン創造社
調布市せんがわ劇場(東京都)
2022/05/27 (金) ~ 2022/05/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
今までのオパンポン創造社の作品がを知っていて、好きな人が受け入れられる話になるのかな?とは思ったけど、私はずっとこんな作品が観たかった。
しかもキャスティングが私の好きな役者さんばかりで、私得すぎた。
なにが贅沢でなにが幸福なのかはその人ごとに違うんだよな。
空蝉
あやめ十八番
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2022/09/01 (木) ~ 2022/09/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
年に1回のお楽しみがあやめ十八番の舞台を観に行くことになっている。
今回の舞台は特に以前観た舞台に出てきた人がまた出てくる話ということで楽しみにしていた。
タイトルからどんな話しか全く想像出来なかったまさかまさかのお話。
沢山笑ったのに、ゾッとする話でもあった気がした。
時代絵巻AsH 其ノ拾六『赤雪~せきせつ~』
時代絵巻 AsH
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2022/12/14 (水) ~ 2022/12/18 (日)公演終了
老いた蛙は海を目指す
劇団桟敷童子
すみだパークシアター倉(東京都)
2022/12/15 (木) ~ 2022/12/27 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/12/21 (水) 14:00
座席1階
毎回舞台美術が楽しみな桟敷童子は今回、客席中段まで白い菊花が咲き乱れていた。生と死が隣り合わせにある貧民窟が舞台で、菊の花にどんな意味があるかは劇中で明かされる。さらに、今回のラストシーンも圧巻であった。舞台美術もさることながら、板垣桃子の鬼気迫る演技に目はくぎ付けとなる。ゴーリキーのどん底がこのようなアレンジとなるなんて。秀作と言わざるを得ない。
青山勝が桟敷童子に出るのを初めて見た。このような豪快な演技をする人なんだと感じ入った。「道学先生」でのイメージとはやはり、少し違っていると思う。自分には新鮮な発見だった。このほか藤吉久美子の妖艶な存在など客演ばかりが注目、というわけではない。桟敷童子のメンバーも相乗効果というのだろうか、藤吉久美子の妹役を演じた増田薫、人生訓とも言えるような謎めいた名言を吐く老婆役の鈴木めぐみ、青山が親方を演じる乞食会社「残飯屋」のメンバーで存在感を発揮したもりちえなど、いつもにまして迫力が違う。こうした役者たちの熱量を感じに行くだけでも、劇場に足を運ぶ価値はある。
貧乏な人が貧乏な人を搾取する、生きていくだけで精一杯で自分のことしか考えられない。舞台は特高警察が思想取締りを強化していた昭和の初めごろだろうが、こんな世相は過去の話ではない。物語に現代を示唆する部分はないが、気が付いたら「どん底」という時代はもう、たくさんである。また、炭坑労働は桟敷童子では定番と言われるほどよく出てくるが、今回も悲劇の引き金を引いたアイテムとして語られる。
約2時間、舞台転換も敏しょうで、息つく暇もなくラストシーンになだれ込んでいく。今回も見逃すと後悔するぞという舞台をつくってくれた。桟敷童子ファンにはすばらしいクリスマスプレゼントだ。
『ピーチの果て、ビーチのアビス、つまりはノーサイド』R-18
キ上の空論
サンモールスタジオ(東京都)
2022/12/15 (木) ~ 2022/12/21 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
面白い、お薦め。と言っても万人受けするかは別。
師走の時期、心温まる内容を欲するところであるが、この物語は真逆と言っていい、典型的なノワール劇である。
狂愛と再生の三部作、その第三弾と銘打っているが、一般的な男女における恋愛とは違い、主人公の生い立ち、その童貞いや道程を切ないほど描いた愛憎劇である。そう身近にいる女といえば「母」である。その愛情が十分に受けられず、その結果 裏返しの感情…憎悪が芽生える。
成人し女性遍歴を重ねることで自分本位で歪んだ愛情表現と性癖が…。表層的には救いの無いような展開であるが、実は身近(バイトの後輩で後に正社員になり立場が逆転)なところで愛を育み幸せを築いている、そんな光景を隣り合わせに観せる巧さ。それによって、物語のような「愛情表現」は皆無ではなく、むしろ特別な偏愛としてあり得るという存在感を観せつける。
この公演は、けっして後味がよいとは言えないが、逆にそれだけ心に強い興奮と刺激、そして印象に残る作品になっている。ぜひ その衝撃を小劇場で…。
(上演時間1時間55分 途中休憩なし)【Bチーム】
老いた蛙は海を目指す
劇団桟敷童子
すみだパークシアター倉(東京都)
2022/12/15 (木) ~ 2022/12/27 (火)公演終了