あげとーふ
無名劇団
無名劇団アトリエ(大阪府)
2023/03/17 (金) ~ 2023/03/21 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
みてきました!
アケミは本当に笑いっぱなし!!
ABC全公演観たいなぁと思いました。
配信楽しみにしています!!!
あげとーふは、熱い青春と友情を感じました。最後は泣きました💦
女性ばんのあげとーふも観たいなぁ~
と思いました。
本人たち
小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク
STスポット(神奈川県)
2023/03/24 (金) ~ 2023/03/31 (金)公演終了
実演鑑賞
#古賀友樹 #渚まな美
#西井裕美(敬称略)
開演前と前説と開演のボーダーレス。そこに休憩までも。上演部分自体も作品として構築するというコトを取り払ったような造り。感じる人…感じ方によっては、演劇なのかと疑問に思うのではなかろうか。そういう実験的な試みを続けてきた彼等の現状、今を観ることができた。
言葉は意味を成しているとも成していないとも感じる部分が交錯する。会話もバイオリズムや周波数の違う個々の人間が紡ぐものであり、噛み合ったり噛み合わなかったりを繰り返す。
紡ぐ言葉も、句点が失われ、文を完結せずに別のことを放り込むので、主述が迷子になって、真っ暗な宇宙に放り出されて帰還できなくなったアストロノーツの気分。脳が疲弊した。
身体表現は少なく、楽しさは求められない。
今回は、持ち帰るものをあまり手にできなかった。
挿話エピソオド~A Tropical Fantasy~
文学座
文学座アトリエ(東京都)
2023/03/14 (火) ~ 2023/03/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
ストーリーも台詞も難解なものではなかったが、一言一言に複雑なものが込められているのは、流石、文学座の俳優陣。
小島役を女性が演じていたが、全く性別などは気にならなかった。特に、素敵だった。
アンナ・カレーニナ
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2023/02/24 (金) ~ 2023/03/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2023/03/15 (水) 18:00
当初は2023年の公演として企画されていたものの、コロナ禍により中止され、3年ぶりの復活。宮沢りえの主演舞台なだけに期待も大きかったのだが、20分の休憩を含め3時間45分という長尺の舞台はどこか散漫な感じさえ与え、やや失望といったところ。
従来はアンナを中心とした三角関係をメインに描かれるものだったのを、今回英国から招かれた演出のフィリップ・ブリーンは新解釈として、不倫に走った末に虚飾に満ちた都会の貴族社会で死に追いやられるアンナと、農村で実直に生きて純愛の結果として幸せをつかむリョーヴィンとを対比的に描いたとのことだが、文学史上ではそれが定番の解釈でもあり、ただ長編小説の世界とは異なってそれを舞台上で表現するには無理があったのだろうか。むしろ二人のアンナ(ヒロインとその娘)と二人のアレクセイ(カレーニンとヴロンスキー)に焦点をあてた方が良くはなかったか。
最大の弱点は、なぜアンナが自殺にまで追い込まれていくのか、その心理の過程の描き方が丁寧さに欠けることだ。
終盤でのアンナが列車に飛び込んで自殺する場面も、そうと知っていない人には何を描いているのかよくわからなかったろう。
第一幕の最後での出産による全身血まみれのアンナの方の印象が強烈すぎて、第二幕がどことなく気が抜けた感が自殺の場面にまで続いてしまう。アンナの悲劇性が心に響いてこないのだ。
バンクパック
sitcomLab
テアトルBONBON(東京都)
2023/03/23 (木) ~ 2023/03/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
客席の半分が無料という大盤振る舞いの公演。
勿論 満席の大盛況だ。更に この公演でお得情報を得ることが出来たのが嬉しい。
銀行内で起きる物騒な事件、それを現世と来世を何度も往還させ、少しづつ状況が変化して展開<回転>していく物語。何となく螺旋階段を回り 同じような景色を繰り返し観せるような感覚である。デジャブに陥り飽きてしまいそうになるが、そこは上手く捌き逆に面白可笑しく観せる。シットコムの真骨頂、その魅力を十分に堪能した。
怪しげな男を登場させ、その男との会話と絶妙な変化が物語の肝。
(上演時間1時間30分 途中休憩なし)
Hand Shadows ANDRESEN
劇団かかし座
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2023/03/27 (月) ~ 2023/03/28 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
影絵に対する妙な感覚。子供の頃見た夢の風景に質感が似ているような。どこかで聴いたがどうしても思い出せないこびりついたメロディーみたいな。記憶や意識の狭間から微かに見える無意識の世界、デジャヴー。『ザ・カゲスター』や『名たんていカゲマン』なんか大好きだった。
菊本香代さんが自分にとってのこの劇団のイメージ。四人が登場して『Mr.Shadow』を歌い踊る。
何の説明もない『おやゆび姫』、スクリーンに映し出されたアニメの風景の上を手で作った影と最低限の小道具だけで物語る。夢の中を彷徨うような水中を漂うような。
アンデルセンの説明を挟んで、『マッチ売りの少女』。死以外に苦しみから解放されない貧しい少女。歌と音楽が素晴らしい。音楽は石川洋光氏。アンデルセンの作る話には嘘がない。
手影絵と切り紙のワークショップ。会場の子供弄りがプロ。アンデルセンは切り絵マニアでもあった。
手影絵の連発、『Mr.Shadow Show』。
ラストは一切小道具を使わない手影絵のみの『みにくいアヒルの子』。美しい。
アンデルセンではないが、『幸福の王子』(オスカー・ワイルド)なんかこの劇団に合っていると思う。純粋な優しさと悲しみを表現することに影絵は適している。『ジャータカ』(本生譚)の「兎の話」も良い。(坊主に供物をする為に自ら火に飛び込んだ兎の話)。
是非、観に行って頂きたい。
いつかまた逢える 2023春物語
居酒屋「夢の郷」☆製作委員会
活鮮旬菜 夢の郷(東京都)
2023/03/26 (日) ~ 2023/04/02 (日)公演終了
あげとーふ
無名劇団
無名劇団アトリエ(大阪府)
2023/03/17 (金) ~ 2023/03/21 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
西成の初めて行く商店街。そこに手作りの無名劇団のアトリエ。「4人のあけみ」「あげと〜ふ」目の前に居る迫力満点感に圧倒されつつ、最後まであっという間に走りついた。そんな時間を過越しました。
手のひらに、春
ツイノ棲ミ家
新宿眼科画廊(東京都)
2023/03/24 (金) ~ 2023/03/28 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
久しぶりにストレートのお芝居を観てきました。主演の柴田茉莉さんのセリフ量が多く、ストーリーテラーのような役回りとご自身の役、マリコの現在から回想までとても器用に感情豊かに演じられていました。
内容についても春からはじまり一年が経過する時間の流れにテンポよく回想や視点が変化するため、90分があっと言う間でした。
見終わった後に心が暖かくなる、そんな春らしい物語でした。
シェアの法則
劇団青年座
ザ・ポケット(東京都)
2021/01/22 (金) ~ 2021/01/31 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
【鑑賞団体例会にて】2023.3.27
ひきこもりの男、わけあり技能実習生、キャバクラ勤めのシングルマザー、大家父子の借金問題、親に内緒で役者をやる青年まで。よく2時間の芝居に放り込んだものだ。お互いが微妙に影響し合い進行する舞台がとても自然でいい。
思い通りにならないことにイライラしていた自分に気づく。廻りと分け合う(シェアする)ことで、少しずつ大きくなる幸せの不思議さ。
そんな舞台に、肩の力がふわっと抜けたような気持ちだった。
オペラ「THE SPEECH(ザ・スピーチ)」東京公演
劇団★ポラリス
THEATRE1010(東京都)
2023/03/24 (金) ~ 2023/03/25 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2023/03/25 (土) 17:00
北千住のTHEATRE1010。中規模ほどの素敵な会場でした。
田中角栄氏の半生や名ゼリフを散りばめた、音楽劇のような公演。
物語を楽しむというより、浪曲や声楽、コントっぽい小芝居や生演奏といった形で色んな要素が絡んでいます。
HPも見ましたが、ハイブリッドな音劇団のイメージは出ていたと思います。
南極ゴジラの地底探検
南極ゴジラ
王子小劇場(東京都)
2022/10/27 (木) ~ 2022/10/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
めっちゃ面白かった!誰も信じないと思うけど、映画エブエブと漫画Dr.STONEとカネコアヤノを悪魔合体させた何かだった!最高!小ネタも多くて笑って泣ける最強SF演劇。久々に自分のためのコンテンツに出会えた、嬉しい。
ミュージカル「おとこたち」
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2023/03/12 (日) ~ 2023/04/02 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
Twitterの感想でおっさんのカラオケ大会みたいだと感想を見て
あまり期待せずに観に行った。休憩前のあの二人の歌唱力は群を抜いていて
それだけでも観る価値はあったな。
もちろん他の演者さんのお笑いや歌も良かったです。
入管収容所
TRASHMASTERS
すみだパークシアター倉(東京都)
2023/02/17 (金) ~ 2023/02/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
配信で鑑賞。
タイトルがいつもの謎掛けのような文字列でなく、ストレート。加えて今回は配信を実施するとあり、どことなく「特別回」の公演だな、と読み取った。ネットのサイトの有料動画が、「テーマの普遍性・緊急性に鑑み」無料公開される事があるが、それに近いものか。。
入管問題に踏み込んだ芝居であり、その大部分は入管で亡くなったスリランカ人ウィシュマ氏の「死」に至る経過を辿ったものと言って良い。入管職員の理不尽な対応と「何も説明できてなさ」のこれ以上無い解説に芝居はなっていて、身も蓋も無い現実を露わにし、観客に突きつける。後は観客それぞれがこの現実を受けて何をするか、である。
物語上の「救い」は芝居の中には無い。しかし明白な「誤り」が存在し、今なお改められずに放任されている「事実」が共有される事自体は(つまりこの上演が実現した事は)希望であり救いである。
今作の特徴は、入管側の人物を思い切って舞台上に上げたこと。入管に勤める人間の中にも良心がある、という配慮もした上で、結局「収容し続けていること」の根拠が薄弱である現実を冷徹に描いたものと私は評価した。
「敵」を軽く見せてもいないし、ことさらに「悪」に仕立てて溜飲を下げてもいない。この芝居のような現場で、上司に「抗う」人間は、多分いない。だが水面下ではどうか・・。その水面下の感情が表面化していたらウィシュマさんはどうなったか(助かったのではないか)・・その「願い」が表面化した部分がフィクションである。人を死なせてはしまったがその事実から何かを改めねばならないと考える人間が内部から出て来れば、昨日とは違う入管の姿を明日目にする事ができるかも知れない・・。
長谷川景演じる職員の心中の苦悶と、最後に上司に対して取った言動は、私たちが非道な入管に対峙して夢想の中で思い描いたものでもある。
実際の入管はもっと殺伐としてドライでああいう場面は実際には生じない。上からの指令か外圧でしか組織の変容は起きない。従って私たちが何をするか、である。
「リトルGK~THE LAST~」
演劇制作体V-NET
演劇制作体V-NETアトリエ【柴崎道場】(東京都)
2023/03/25 (土) ~ 2023/03/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
長めの前説を含めるとー実質3本の作品って感じだったかな
舞台後方が扉3つのシンプルな舞台セットですが
前説が・・・アクションヒーローショーだったんで
広めに舞台をとってたんだが
間近で繰り広げられるアクションは大迫力でありました!
熱演の舞台の後は怒涛の退所作業があるそうで・・・
真っ最中ですね~無理はしないで怪我などには気をつけて下さい
バンクパック
sitcomLab
テアトルBONBON(東京都)
2023/03/23 (木) ~ 2023/03/26 (日)公演終了
天国への登り方
アマヤドリ
シアタートラム(東京都)
2023/03/23 (木) ~ 2023/03/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
#一川幸恵 #沼田星麻
#榊菜津美 #大塚由祈子
#相葉るか #相葉りこ
#深海哲哉 #徳倉マドカ
#河原翔太 #宮川飛鳥
#堤和悠樹 #星野李奈
#宮崎雄真 #宮本海
#野崎詩乃 #都倉有加(敬称略)
千秋楽。
最初に書いておきたい。
おめでとうアマヤドリ。
劇団名の改名を含め何度も転換期があり、その都度、中心となる俳優が育ち劇団として力を付けて来た。そして今、一川幸恵さんと沼田星麻さんという二本の柱が確かに立ち、彼等の新しい章が動き出したことを感じるエンディングだった。
拍手を送りたい。
これは迷える仔羊……いや、こぎつねたちの、如何に生きるかの物語。
安楽死だ尊厳死だというのは、あくまでも入り口にかけられた看板に過ぎない。
飼い猫がその時を迎える際に姿を消す心理と真理についてゆっくり考えてみようと思う。
死ぬ権利と生きる権利が同等なのか同類なのか。是が非か、善か悪かと考えようとすれば、どうしても両者の主張を偏らない工夫のもとで展開しなければならないテーマだと言える。だから、ディベートのようだと指摘されていたけれど、確かに説明的に感じる台詞も多かったように思う。しかし、それも致し方ない気はする。人物のやり取りの関わりの中で、このテーマを考えさせる展開はなかなか難しい。
キツネにとってこの世は生きにくい。人を欺がなければ生きてはいけない。もしかすれば、我々ももうみんなキツネなのかもしれない。人を騙して自分を欺いて生きているに過ぎないのかもしれない。その上で、嘘を承知で騙されて、人に優しく……キツネに優しく生きているだろうか。優しさの押し売りにはなっていないだろうか。人生の幕を下ろす時、どれだけ自分に正直になりながら人にも素直になれた時間があったかが重要なのかもしれない。
アマヤドリの代名詞とも言える群舞。
これも一川幸恵さんがタクトを振って、
美しい交響曲のような舞を披露してくれた。
劇団に育まれてきた血が、脈々と受け継がれていることを実感した。
図らずも昨日、義父の葬儀を終えた。その準備等で初日を逃し、ようやく千秋楽を観劇。そんなタイミングで今作を観る巡り合わせにも縁を感じる。
嗚呼……人生はきっと素晴らしい。
挿話エピソオド~A Tropical Fantasy~
文学座
文学座アトリエ(東京都)
2023/03/14 (火) ~ 2023/03/26 (日)公演終了
群羊
劇団太陽族
AI・HALL(兵庫県)
2023/03/17 (金) ~ 2023/03/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
不条理劇は嫌いではない。むしろ好きだが、今回、観ていて居心地が悪い(ある意味褒めてる)。
役者さんがあまりにお上手なので更に居心地が悪い(ある意味褒めてる)。
通常、不条理をコミカルに描く事が多いが、同調圧力の様な形で、体制への批判が見え隠れしていて、素直に笑えず、ある意味、劇団の術中にはまったかも…
でも居心地が悪い(ある意味褒めてる)。
LAST SMILE ラストスマイル
学園座
関西大学・千里山キャンパス内KUシンフォニーホール(大阪府)
2023/03/09 (木) ~ 2023/03/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
蒼穹パート観劇。
お得意の冒険活劇!
殺陣も工夫が凝らされ、キャラの活きた演技も良かった。
開演前からロビーで楽しませてくれる等、脚本の良さ(並行世界の扱いが少し雑だが)も相まって、とてめ見応えある2時間40分面白かった!
天穹パートも観たかった。
今回はとても完成度が高かったと感心!