最新の観てきた!クチコミ一覧

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Scrap ‘n’ Build

Scrap ‘n’ Build

早稲田大学演劇研究会

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2023/05/11 (木) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/05/12 (金) 14:00

パンライ・燃えマル・へその緒=115分。休憩なし。

糸地獄

糸地獄

劇団うつり座

上野ストアハウス(東京都)

2023/05/11 (木) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

色彩の美しさに感動。
全体に漂う妖艶な雰囲気に圧倒される。
赤い糸が垂れ下がり、掴み、身悶えしているさまがなんともインパクトありで、目がクギズケになる。
能か歌舞伎を観ているような、不思議な雰囲気。
女のひとたちの告白が恐ろしく、夢中になる。
本物のお芝居というのはこういうものを言うのでは...
私はまだ、たくさん芝居を観ているわけではないのだが...

非常に厳しい稽古を積んできた、とパンフレットに書いてあった。
ひとりひとりの演技力も見事です。
完成度が高く、とても素晴らしい舞台で、とても満足でした。

ステージ『エロイカより愛をこめて』

ステージ『エロイカより愛をこめて』

株式会社Lol

渋谷区文化総合センター大和田・さくらホール(東京都)

2023/05/11 (木) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

楽しかったです!なんで今「エロイカ・・・」なのか分かりません(何かで話題になってた?)が、観客は当時のファンより若い人が多かったので単に推しさんを見にきたのでしょうか?
八神さんの影の薄さが残念だし、伯爵の衣装は軽い方が動きやすくて良いのでしょうがなんか安っぽいのが気になりましたが、そんなことはまあいいかと思えた楽しい舞台でした。
渋谷区文化総合センター大和田は、伝承ホールしか行ったことがなくて、さくらホールは初めてでしたが、こんなホールがあったんですね。赤い緞帳も素敵なホールでしたが、前方は5列目まで段差がないので小柄な人には見にくいと思います。」

愛と忘却と記憶

愛と忘却と記憶

アンティークス

OFF OFFシアター(東京都)

2023/05/10 (水) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

宇宙視点で見た地球人というテーマ性が面白い作品集
最初に壮大な印象を与えておきながらフェイントをかけるように1作目では狭い職場内での恋愛模様、心地良く笑った
人間臭く場を温めた後、2作目以降はトワイライトゾーン風な要素が盛り込まれ末広がっていく感じになっていて中々に上手い構成

当日パンフでは作・演出の主宰者ご自身の懺悔をモチーフに創られたと書かれていましたが、いやいや悪い人にはこれは書けない
心の傷を癒していくような優しさが滲み出た舞台
ダークな部分があってこそ光射していく感覚をいろんなカタチで味わえたと思います

あたらしい朝

あたらしい朝

うさぎストライプ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2023/05/03 (水) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/05/10 (水)

生者と死者がともにいる世界

 新型コロナウイルスが猛威を振るっていた2020年に上演されたアトリエ公演のリメイクである。多くの人が亡くなり常に死の恐怖と隣り合わせだった感染症禍があってこそ生まれた作品といえるだろう。

ネタバレBOX

 ピンクの自家用車で山道をドライブ中の高木龍之介(木村巴秋)とユリ(清水緑)夫妻は、ヒッチハイクをしている山本ユカリ(北川莉那)を拾い羽田空港へと向かう。ユカリは7年付き合った彼氏に振られ、傷心旅行への道すがらであった。当初はよそよそしかったユカリが同郷の同い年と知ると、ユリはすっかり心を許し、龍之介の反対を押し切って一路東南アジアへと向かうことになった。

 飛行機でユリは龍之介との新婚旅行のときのことを思い出す。客室乗務員(小瀧万梨子)に英語が通じなかったことや、ユリの母の反対を押し切って結婚したことが心残りであったこと、現地でもピンク色のレンタカーに乗って恋愛バラエティ番組「あいのり」よろしく見ず知らずの男女を拾ったこと……到着してメコン川クルーズや寺院参拝などを満喫した3人は、つぎはトルコのイスタンブール、そしてイタリアのヴェネツィアなど世界各地への旅を続けていく。道中ではユカリが相乗りしてきたかなやん(金澤昭)に失恋したり、龍之介が高校時代の知り合いのミキ(菊池佳南)と大沢(亀山浩史)夫妻に出会ったりなどさまざまなことが起こる。この旅のなかで龍之介の存在は徐々に薄まっていき、やがて彼は本来「いないもの」とされてきたことが分かる。

 私が面白いと感じたのは、時間や空間が自在に行き来し、彼岸と此岸の境界が取り払われた作品世界のなか、さまざまな位相にいて本来は邂逅しないはずの登場人物たちが舞台上に出現していた点である。いわば本作の主役はこの荒唐無稽な世界そのものであり、登場人物や描かれたエピソードを鵜呑みにするのではなく、この世界の表象や構成しているパーツと捉えて観てみればわかりやすい。しかもこの荒唐無稽さが極めて自然に、ときにおかしみを交えて描かれていた点が独特である。本来は亡くなっている龍之介とユリが一緒にドライブや旅行に行くことはあり得ないが、二人とも龍之介の死を当然のことと受けとめ、感傷を交え得ることなくイチャつきあっている。ユリはユカリにも龍之介を紹介し、彼が亡くなっていることを示唆するがユカリも動揺していない。無論龍之介が幽霊であるなどという言及もない。この世界のなかでは死は生と地続きなのである。観ていて私は、東日本大震災の直後に被災地のタクシー運転手がしばしば幽霊の客を乗せたという証言を思い出した。そう考えれば、実は生きているのは龍之介ただ一人だという解釈も可能なのかもしれない。

 コロナ禍に伴い大幅な外出制限を経験した我々観客が、感染症と隣り合わせだった人類の歴史に切実な思いを抱く描写があったことも忘れ難い。一部の登場人物がペストマスクを被っていたりひどく咳き込む描写が挟まれていたりしたことに加え、ヴェネツィアの場面でペスト患者の集団墓地の話題や、コレラが蔓延していた時期を描いた映画『ベニスに死す』で使用されたマーラーの「アダージェット」が鼻歌で流れたように聞こえたことなどからも、作者の意図は伺えた。初演では本作の旅行の描写に掻き立てられた観客が多かったであろうことは容易に想像できる。

 数台のパイプ椅子を移動させるだけで車中をレストランに、そして船中に変えるなどテンポの良い展開もうまい。龍之介とユリ、ユカリが海鮮丼を食べている横で、葬式から帰ってきたミキと大沢がいて龍之介の死を示唆したり、数役を兼ねる俳優が旅行の場面で演じる役を自然に入れ替えたりすることで、過去と現在の時間軸をするりと移動させて舞台に厚みを持たせることにも成功していた。奔放に行き交う空間と時間、そして登場人物の移り変わりは目まぐるしく、その後の展開を示唆する歌謡曲や落語を入れ込むなど手数の多い演出は感心したが、果たして自分はいまなにを観ているのかと混乱を覚えたことも事実である。とはいえ本作の感触は他ではなかなか得難いものであったことは疑いえない。

 龍之介の葬儀を終えたユリは、今は亡き母を連れてドライブにいく。道中でヒッチハイクをしている龍之介を拾うと、3人でどこかへと旅立っていく。暗転するなか舞台前方に置かれた花がぼんやりと輝きを放ち、それがこの数年間の死者への鎮魂であるかのように見えたのは私だけではないと思う。
しあわせのかたち

しあわせのかたち

藤原たまえプロデュース

小劇場B1(東京都)

2023/05/10 (水) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

結末に希望があって胸をなでおろした。久しぶりに涙腺の緩むストーリーだった。

原色★歌謡曲図鑑

原色★歌謡曲図鑑

株式会社ビーウィズミュージック

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2023/05/11 (木) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

タイムトラベルと歌謡曲を合わせた内容の舞台で、とても楽しめました。まず脚本が面白いですね。昭和と令和の歌手の売り方の違い等も説明されていて、納得する部分も多かったです。昭和世代としては、ランキングボードやミラーゲートが懐かしく思えました。

"A Midsummer Night's Dream" 夏の夜の夢

"A Midsummer Night's Dream" 夏の夜の夢

演劇ユニット Willow's

王子小劇場(東京都)

2023/05/11 (木) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2023/05/11 (木) 19:30

初見のユニット。シェイクスピアをメインとしたユニットらしい。(5分押し)114分。
 今どき、シェイクスピアをやるのは現代的なアレンジをすることが多いが、本作はそのバランスがよくない印象。どこが、という説明はできにくいのだが、方向性が一定していない感じが残る。古典的なセリフと現代的なセリフを交えるあたりもフツーだが、古典的なセリフは元々が美しいだけに、噛む役者がやや目立つのは残念。

夜叉ヶ池

夜叉ヶ池

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2023/05/02 (火) ~ 2023/05/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

泉鏡花を現代的にリニューアルした本年屈指の力量感のある再演だ。
舞台の上手に一段高く釣り鐘、下手には三国嶽の山里の鐘守夫婦(勝地涼・滝内公美)の家。舞台の前には山頂の夜叉が池から流れ落ちる清流が流れているという設定。アヤメが数株おかれた中央は広いスペースになっていて、そこで、妖しい者たちや村人たちのドラマがモブシーンで展開する。振り付け・森山開次との息が合って、森新太郎・演出が、冴える。今までに見たことがない「夜叉が池」である。
里山に鐘の音が響いて幕が開くと、山里の生活風景。夫と妻の夕餉の準備に旧友(入野自由)の訪れ、とおなじみの導入部が終わって、夜叉が池の白雪姫(那須凛)が妖怪たちを引き連れて現れると舞台は急転。ここからは、ダイナミックなモブシーンが、終わりまで続く。アイディアの良い衣装(西原梨恵)をまとった個々の俳優の動きをたてながら、集団としての動きもよく工夫されている振り付け、現代的な効果音(高橋厳)と音楽(落合崇史)もこの場の効果を上げている。
新派の「夜叉が池」が、伝統日本に異国情緒を持ち込んだ独特の文明開化趣味で大正のジャパネスク世界を作っていたが、こちらは現代の「夜叉が池」である。
今更、「夜叉が池」をやってどうなのだろう、という疑問に舞台は見事に答えを出している。この物語の魅力二は、今関心を持たれている自然回帰や、村社会への鋭い観点があったことを教えてくれる。
俳優もスタッフも、皆懸命に演出についていって(あちこちに細かい工夫が成功しているのが見える)、新しい「夜叉ヶ池」が生まれた。パルコ劇場開場半世紀の記念公演にふさわしい快作である。

ステージ『エロイカより愛をこめて』

ステージ『エロイカより愛をこめて』

株式会社Lol

渋谷区文化総合センター大和田・さくらホール(東京都)

2023/05/11 (木) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

村田充さん出演ということなので、観に行った。杉江大志くん、藤原祐規さん、鷲尾修斗さくん、八神蓮くんなどが絡むなら、どんだけ見応え有るんだろうかと期待したが、村田さん・中山君以外は添え物的な存在で、"宝の持ち腐れ"的な気がしてならない。

COLOR CROW -黑韻之翼-

COLOR CROW -黑韻之翼-

COLOR CROW製作委員会

THEATRE1010(東京都)

2023/05/04 (木) ~ 2023/05/13 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

ストーリー上のキャラの生い立ちなどを考えると、そのキャラが幼いというか、その任務にあたる責任とか覚悟が感じられない。話としてはスケールが大きいはずなのに小さい世界観に終わった気がする。

ふたり、静かに

ふたり、静かに

アオタミナの会

駅前劇場(東京都)

2023/05/10 (水) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

もどかしくも続きが気になる展開、芸達者な役者さん達の演技と相まって、大いに楽しめました。

糸地獄

糸地獄

劇団うつり座

上野ストアハウス(東京都)

2023/05/11 (木) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 初日を拝見。旗揚げにしてこの完成度。観るべし! さて、今公演も14日マチネで楽であるから、物語のキーワードを1つだけ挙げておく。以下追記
 三月桜亡きあと、新入りが1人入った。新入りは他の11人とは異なり、無戸籍ではない。
 あと1つとても大切な点があるが、それが何であるかは観てのお楽しみ。観て何であるかをご自分で考えてみて欲しい。自分は14日、研究会があるので研究会終了後の14日夜遅くかその翌日頃種明かしをするつもりである。

ネタバレBOX

 岸田 理生作1984年初演の今作、時代設定は1939年、所は、表(昼)は「女工哀史」に代表される製糸工場の世界、裏(夜)は吉原などに代表される娼婦の世界に変貌する糸屋。この2つの世界を綯交ぜた世界が失った記憶を徐々に取り戻すヒロイン・繭を通して描かれる。岸田理生の描く世界は今流に言えばジェンダーギャップということになるかも知れぬ。今作はその中でも殊に男社会で生きる女の被差別状況を、最も彼女らしい言葉の魔術と土俗的で猥雑で暴力的とすら言える言の葉と演劇という表現形態で象徴的に示した作品ということができよう。劇団の旗揚げに相応しい極めて内容の濃い、文学として最も本質的な問題提起という使命を果たし続けている作品と言える。台詞は原作に忠実である。演出・舞台美術を篠本 賢一氏、演出助手に渡会 りえさん。登場する役者は18名。舞台美術のセンスが抜群である。観た瞬間、自分は江戸時代の歌舞伎小屋がベースになっているのではないか? と感じた。というのも篠本氏は能を長くやってきた人物であり、歌舞伎にも詳しいことを知っているからでもある。全体の構造が、能の橋掛かりや歌舞伎の花道のような印象を与える大きな掘り炬燵の四囲を囲むかのように設えられた構造に囲まれているばかりではなく、その手前観客席側には明らかに桟敷席を思わせる構造が拵えてあったからである。大きな掘り炬燵のような一段低いエリアは、女工や娼婦たちの抱える地獄を象徴し一段高い地獄を囲む周囲は、地獄を世間と永久に隔てる壁を象徴しているのは無論であろう。而も世間とこの地獄を繋ぐのは、四囲を囲む構造の随所に天井から下げられた紅い糸と風、個的レベルでは繭の持つ瘤だらけの結縄。「現実」とやらを重んじている振りをする世間の価値観からすれば取るに足りぬ象徴に過ぎない。然し、これら総てが男社会の中で生きる女性たちの苦悩を、差別の何たるかを伝え、男社会を前提とし延々と続くこの国の社会体制の中の母と娘の系譜をも炙り出してゆくとしたら? この象徴の意味する所は極めて大きく本質的だと言わねばなるまい。何となれば、生物学的に性差を持つ生き物の生物としてのプロトタイプは♀だからであり、つい最近発見された京大等も関わった国際的研究でジェンダーギャップの大きい社会程大脳皮質の厚みが女性で薄くなるという結果が出ている。興味深いのは、ジェンダーギャップの無い社会では女性の方が大脳皮質の厚みが大きくなるという報告も出ていることだ。自分個人の想像では、脳の個体差では女性の脳の方が男の脳より優秀であることに気付いた男達が、力では女性に勝る男の特性を用いて女性を支配する社会体制を築き、維持してきたのではないか? ということである。Covid-19に対する矛盾だらけの施策もこの国の政治が科学的・合理的な判断に従うことのできない愚か者が社会を仕切っていることの証左だということができよう。
 ところで板上の小道具でとりわけ大きな意味を為すのが糸車であることは容易に納得できよう。ホリゾントやや上手の壁には満月型や四角に場面によって変わる赤い布が見え、四囲の壁を構成する一段高い構造は、繭の通る様々な意味を持つ(記憶を辿る、糸屋へ通じる、或いは系譜を辿るなど)道にもなる。また照明の加減で赤と闇が殆ど見分けのつかない状態になるシーンもある。これなどは所謂忍び(忍者)が新月の晩に用いた忍び装束が赤であったこととも符合する。(白・黒・グレイは明暗の度合いであるから新月の晩のように暗い夜は、明度の差で見分けがつき、隠れることが困難になる。それを避ける為、闇に溶け込む赤装束が用いられたのである)
 役者陣の演技も旗揚げとしては上出来。スタニスラフスキー演劇が目指す最高レベルの演技、役者の身体から滲み出すようなレベル(そんなレベルの役者は、日本全体で手の指の数程も居ないのではないか)には、まだまだ時間と鍛錬も掛かるにせよ、褒めて良いレベルに達しているのは、日本の劇団の稽古日数としては極めて長い5か月に渡って稽古してきた結果であるのは明らかだ。今後も楽しみな劇団である。
愛と忘却と記憶

愛と忘却と記憶

アンティークス

OFF OFFシアター(東京都)

2023/05/10 (水) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

不思議な雰囲気を味わえる舞台でした。
ちょっと笑えたり、緊迫感があったり、ほっこりしたりと、様々なタイプの短編と中編で、観応えがありました。
色々な愛について、考えさせられました。面白かったです。

原色★歌謡曲図鑑

原色★歌謡曲図鑑

株式会社ビーウィズミュージック

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2023/05/11 (木) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/05/11 (木) 19:00

この作品用にオリジナル曲を何曲も用意するほど(しかも昭和っぽい)の気合の入れよう。タイムスリップに関する面白い世界観を提示しながら、昭和と令和の歌謡曲、芸能界のあり方を違いを分析した、勉強になるステージでした。楽しかった。

ステージ『エロイカより愛をこめて』

ステージ『エロイカより愛をこめて』

株式会社Lol

渋谷区文化総合センター大和田・さくらホール(東京都)

2023/05/11 (木) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/05/11 (木) 14:00

平成の頃はずっと忘れてた漫画です。こてこての昭和な漫画がリバイバルしたのには、何かきっかけでもあったのでしょうか? 怪盗エロイカがあの漫画から飛び出してきたようにそのまんま! ボーナムくんやどケチのジェイムズくん等、なつかしいキャラがたくさん登場。楽しかった。

しあわせのかたち

しあわせのかたち

藤原たまえプロデュース

小劇場B1(東京都)

2023/05/10 (水) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

いつもながら裏切らないですね。とても面白かったです。本当にありそうな、たぶんあり得るリアルなお話を見事に喜怒哀楽みんな入れて見せてくれました。笑えたし泣けたしそして最後に優しい気持ちになれたし、大満足でした。皆さんの演技も最高でしたね。ほんとよかったです。たくさんの人に感動してほしいですね。

アクターズハイ

アクターズハイ

LUCKUP

劇場MOMO(東京都)

2023/05/10 (水) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2023/05/11 (木) 14:00

「アクターズハイ」
俳優が役を演じる(生きる)事により、強い幸福感や高揚感を得る。
演じ切った後のエネルギーのような感覚でしょうか。
主人公であるトニーと彼を取り巻く、新選組たちの多様な人間模様が垣間見れる本作品。
売れない俳優の手にした天国と地獄の悲喜劇を、本日は小劇場MOMOにて観劇しました。

ネタバレBOX

作品名が良いですよね…「アクターズハイ」。
恐らく「ランナーズハイ」が語源かなって思いますが、タイトルのチョイスが素晴らしい。
主役の新井將さん。とにかくデカい!彼の身振り手振りと表情は魅入ってしまいます。
「舞台映え」という言葉がありますが、主役がこんなに目立つ舞台は久しぶりでした。
悪役もどんどんやって欲しいです。映えるんじゃないかな。

内容に関しては「芝居が分かる」と言うことが重要だと思います。
初見でしたが、物語の伏線拾いが難しかった。
だからって何回も観たいほど魅入ってしまう物語かと聞かれると難しい。
小劇場に13名役者を配置したのはインパクトがあるものの、歓喜や悲観、嘲笑する場面など
どうしてもオーバーアクションになってしまい、俯瞰するとチープに見えました。
あの芝居を今回の小屋でやるなら、13名も招集する意味はあったのかな…。

事務所側の都合もあるとは思いますが、当日券¥6,000⁻はちょっと高いよ。
金額設定に対する舞台装置。作品内容を加味して個人的な評価とさせて頂きました。
愛と忘却と記憶

愛と忘却と記憶

アンティークス

OFF OFFシアター(東京都)

2023/05/10 (水) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

3分前から始まるプロローグにワクワクします。一つ一つのお話がどうなるのかとドキドキし、とてもとても楽しめました。おすすめです。

反転するエンドロール 2023

反転するエンドロール 2023

ムケイチョウコク

space café ポレポレ坐(東京都)

2023/04/21 (金) ~ 2023/05/20 (土)公演終了

満足度★★★★★

舞台は面白い。単純にお話を観るのが好きだけれど、役者の方が本気で演じる舞台はやっぱりどうあっても、面白いし、興味があるけれど、時々なんか、もて余す時がある。
観ているだけじゃ満足出来ない。
本当にそれでいいのかなんて思ってしまう。

他の団体のイマーシブシアターに参加したことはないけれど、、ムケイチョウコクさんの反転するエンドロールは補助輪つけて自転車でどこまでも行けるみたいなひらけた感じがした。
上手にやったら、それも面白いし、上手さを考えないで、生の、その人の感じたように伝える台本無しの言葉はそれはそれで、面白くて、ただ好き。

登場人物チケットだけが楽しい訳でもないと思う。傍観者チケットも面白いと思う。
とはいいつつも、登場人物は楽しい。

でも、ある程度登場人物してしまったら、傍観者で反芻するのも楽しい。

本当に次のチャンスがあったら楽しんで欲しいし、関わって欲しいし、良い評価をされて欲しい。

そういうのが得意の人が楽しめる訳じゃないよ。
楽しんだ者勝ちだよ。

ネタバレBOX

エイトさんとアリサさんが結ばれて嬉しかったし、アリサさんが可愛いので、エイトさんや今さら何言うてんのって思った。

今回の役が10番だったのです。
傍観者や、他でみた時の、10番おいしいかなって思ったけれど、全然取り越し苦労でした。
10、おいしい役でした。
月としては三日月とかのほうがロマンチックだと思うけれど、とっさに出来たのは丸をめちゃくちゃ意識して腕をあげることだけでした。
上手くいけ、上手くいけー。って念じていたよ。

言わなくて良いところでセリフ読んじゃったけれど、自分の持ち物忘れて移動しちゃったけれど、それもしっかりフォローしてもらって、ただただ楽しい。

kei監督さん、サラさん、エイトさんがずっと親身になってくれて、記憶のないふわふわした私を、ずっと、目で大丈夫だよって言っていてくれて、心強かった。
人のために働きすぎだよ。

なにも返せないけれど。

最後に名前を貰えて良かった。
多分普通に言っているけれど、言ったあとに感情を入れられたから、嬉しい。

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