ブルーストッキングの女たち
近畿大学文芸学部芸術学科 舞台芸術専攻32期
八尾市文化会館プリズムホール 小ホール(大阪府)
2023/09/29 (金) ~ 2023/10/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
ランタイム三時間と聞いて、週末の疲れきったサラリーマンには…😞と思いましたが、良かった‼️中休み10分あったけど最後まで集中できた‼️内容も演技も良かったこの演劇が無料というのは、物価高の今とってもありがたい❗ 大満足です❕
A.R.P festival ~2023~
A.R.P
小劇場B1(東京都)
2023/09/29 (金) ~ 2023/10/02 (月)公演終了
【香梅】Braggart cards 〜乱れ咲き誇る〜
天華楽喜
新宿スターフィールド(東京都)
2023/09/27 (水) ~ 2023/10/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
紫香チームを観劇しました。
シリアスかと思いきや、コメディー部分も多く、ミステリー要素もあり楽しめる作品でした。
華やかな衣裳や女性の所作で、妖しく美しい世界を演出していて、とても良かったです。
犯人や人間関係の意外さ、隠された秘密等、ストーリーも面白かったです。
女性陣が綺麗で、気付くと目が釘付けになって観ていました。
素敵な舞台で満足でした!
燕のいる駅
ニッポン放送
紀伊國屋ホール(東京都)
2023/09/23 (土) ~ 2023/10/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★
世界の終わりが近づいている。原因は分からない。人々の日常はいつもと同じようだが淡々と破局に向けて進んで行く。+いくつかの愛の形。
そんな風な雰囲気だけのお話である。何が起きているのかも分からない、思わせぶりな「日本村4番駅」の意味は何なのといったことは最後まで回収されない。一部は小出しにされるのだが自分で考えろということらしい。作者の勝手な考えを観客に想像しろとはなんと傲慢な。作者って土田英生さんだけどMONOのものは良いんだけどね。それを期待したら外れたってこと。
イケメン俳優さんを起用して若い女の子を呼ぼうという舞台のように感じた。…などと書くと何を今更と言われそう。いやまあその通り。
追記:しかしいくら何でも観客に知らされる情報が少なすぎる。これは観客にも「何が起きているのか分からない不安」を体験してもらおうということなのだ(分からない範囲は異なるが)。そこから先はお話を想像して感動するのも自由、作者の手抜きだと文句を言うのも自由ということだろう。私の場合は自分の中に無いものを求めて演劇に通っているのでこの舞台は完全な外れということになる。
デイジー
SHEDDING
王子小劇場(東京都)
2023/09/27 (水) ~ 2023/10/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2023/09/29 (金) 14:00
旗揚げだと言う若いユニットのパフォーマンス芝居。若さを感じるし、楽しく観ることはできる。110分。
30年前に作られたパフォーマンスシティ「六六(ろくろく)」では、町のいたるところで歌・ダンス・アクション等のパフォーマンスが行なわれているが、ある日歌い終わった歌手が刺される事件が起こり、アクション集団の「デイジー」が犯人ではないかと疑われ…、の物語。展開はややありふれたモノだが、時折入るパフォーマンスは楽しく、最後まで観ていられる。セリフが残念な役者が何人かと、冒頭のダンスが残念な人が数名いて、ちょっと気が削がれる印象はある。客入れ段階からパフォーマンスをするのは、物語の世界観を作ろうということだと思うが、効果的かどうかはやや疑問。
ヒトラーを画家にする話
タカハ劇団
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2023/09/28 (木) ~ 2023/10/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/09/28 (木) 18:00
昨年に上演する予定が、コロナで延期され1年越しで上演。シリアスとコメディのバランスがとれていて、とても楽しく、しかも考えさせられる舞台だった。(3分押し)68分(10分休み)88分。
美大4年の3人が、教授が作ったタイムマシーンで1908年のウィーンにタイムトリップする。そこで美術アカデミーへの入学を希望する19歳のヒトラーに会い、虐殺をさせないためにヒトラーをアカデミーに合格させようとするが…、の物語。ありえない設定だが、そこの説得力を一定程度持たせる筋を考えるあたりが流石のタカハだと、まず思った。実はテーマは重いのだが、それを若干の笑いとともに展開させる巧さもしっかりある。エンディングは特に良い。
「HATTORI半蔵‐零‐」
SPIRAL CHARIOTS
シアターサンモール(東京都)
2023/09/27 (水) ~ 2023/10/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
殺陣が半端なく素晴らしい。
おへそを出した男性の忍者役の役者さんの、
宙返りがスゴくでビックリです。
階段の上からの宙返りもあり、怪我をしないか心配になりました。
ラストのクライマックスは、最高でした。
目がクギズケになるくらい、見事な殺陣で、これを観るだけでも価値がありました。
最後のシーンは、感動的で胸が苦しくなりました。
うずうず / ぐるぐる
team UZU.UZU
シアター711(東京都)
2023/09/27 (水) ~ 2023/10/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
「うずうず」
キャプテン森ようこさんの脳内を彷徨い歩くような体験。少女漫画の散文詩のようなものから、フェリーニの見る異形の夢まで。ガイドラインとして、副キャプテン佐藤梟(ふくろう)さんがコロナ後遺症で屁の臭いが分からなくなり、ぎたろー氏の医師にかかるストーリーが綴られる。『ドグラ・マグラ』と共に胎児の夢を見て、J・A・シーザーの楽曲で踊るアングラ新興宗教。手動の吊りワイヤーで上手から下手に流れていく小道具。謎の行進。それは幻燈に映し出された影絵のよう。
田中りかさんのヤギ?が美しい。小林桂太氏は地面と平行に壁に立つ。山高帽とステッキの発起人・本多一夫氏(89歳!)は小演劇界のゴッドファーザーのように佇む。まるで『時空のおっさん』みたいな存在。ちなみにシアター711は氏の誕生日から名前を取っている。
何と言っても大図愛さんが最高。彼女のファンは必見。アングラでおなじみの面々が妙なことをやっていても既視感がありもう見慣れちゃっているのだが、そういうイメージのない人が演ると異化効果が凄い。四角錐と立方体が組み合った謎のバイタルセンサーを抱えて「すーっ」と呼吸する登場から良かった。
舞台上はまるで前田日明のようなインテリトンパチ振り。無駄に学がある気違いの演説のよう。クリシュナムルティの講話を延々聴かされてラリっていく感じ。
右脳と左脳の話は面白かった。
直感的思考の右脳は「うずうず」と「りんりん」、論理的思考の左脳は「ぱきぱき」と「もやもや」。同じものを違う回路で味わうシステム。
森ようこさんはいい女。
名前を呼んで、もう一度
ブルー・ビー
銀座タクト(東京都)
2023/09/12 (火) ~ 2023/09/13 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
登場人物の素性が分からずに進む展開、興味をひいて良かったです!
ただ、全容が見えてからは、色々考えてしまいました。
それぞれのキャラ付けもよく面白かったです!
雨の終わりかけに怒鳴りたて
劇団東京座
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2023/09/28 (木) ~ 2023/10/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
中々念の入った舞台美術である。しっかり作り込まれ、色彩的にも美しい。照明はほぼ総てのシーンで昏め。注意しておきたいのは上手箪笥の上方に小さいが神棚が在ることである。また、尺が2時間32分と長いので気を付けること。途中休憩は無い。初日を拝見したが、もぎりも暗い。内容に合わせて気の利いたセッティングだ。総てが物語の内容にマッチするように組み立てられているわけだ。華4つ☆(追記2023.10.1)
MARIONNETTE(東京公演)
劇団The Timeless Letter
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2023/09/28 (木) ~ 2023/10/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
殺陣がとても見ごたえのある見事な舞台でした。
個人的には登場人物の多さも含め設定が少しボリューミな感じもしましたが、
前半で?となっていた部分が解き明かされていく後半は圧巻で納得のいく
とても素敵な作品だと思いました。
「HATTORI半蔵‐零‐」
SPIRAL CHARIOTS
シアターサンモール(東京都)
2023/09/27 (水) ~ 2023/10/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
上演時間2時間20分と書いてあり長いなと思っていたら2時間45分ですって・・・♪
やりたい事はいっぱいあるのだろうが、無駄に長い・・・♪
休憩はみんなトイレへ一目散(笑)♪
話しは面白かったので、良しとするか・・・♪
シンドバッドの渚
オリゴ党
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2022/09/24 (土) ~ 2022/09/25 (日)公演終了
満足度★★★
演劇は役者とのディスタンスが好きで、直観にこだわっていたが、ミニシアターで観賞
迫力はなく、内容も苦手なSFファンタジーのファクターがあり、よくわからん😵🌀
やはり劇場で
AIRSWIMMING -エアスイミング-
WItching Banquet
アトリエ第Q藝術(東京都)
2023/09/26 (火) ~ 2023/09/27 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
板上は下手客席寄りに斜めに置かれた椅子Ⅰ脚、板中央に円周上を囲むように置かれた椅子5脚、下手の椅子とシンメトリックに置かれた椅子1脚。上手ホリゾントと側壁に面してスタンドピアノと椅子。
「HATTORI半蔵‐零‐」
SPIRAL CHARIOTS
シアターサンモール(東京都)
2023/09/27 (水) ~ 2023/10/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
チケプレで見せていただきました。初日ということで受付に手間取り開演が遅れたのは仕方ないこととして、開演に際しての心の準備をさせて欲しかったです。並んだ人はみんな入れたかなとか思っていたらいきなり暗くなって始まって、慌ててしまいました。はっきりとした開演のお知らせが欲しかったです。
本編は面白かったです。史実を裏切るような登場人物や武器、私にはついていけないようなギャグとアドリブ(としか思えなかったんですが)服部ワールドが炸裂していました。役者さんたちの殺陣もすごくて心配になるくらいでした。
零はそう来たか!!半蔵の半纏はあそこから受け継がれていくんですね。
最初からそこは考えられていたのでしょうか?服部さんにお会いする機会があったら聞いてみたいです。
劇友さんが「ほら!彼の役が南翔太さんのやった役に繋がっていくのよ」と教えてくれましたが、全然覚えていませんでした。南さん、服部さん、ごめんなさい。
の、つづくとこ
空晴
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2023/09/28 (木) ~ 2023/10/02 (月)公演終了
満足度★★★★
今回で看板女優が退団してしまうのがショック😨だが、とってもハートウォーミングで大満足 満席で一番後だったけど、左側がアクター占有率が高く、全体が観れて以外にも良かった‼️
53歳で若年性アルツハイマーにかかってしまう、長男(父がわりでもある)の話
コロナが一段落しても、人生には色々な苦難が待ち受けている 君たちはどう生きるか?を問い掛けていたのかな〰️それをどうのりきるのか
繋がりなんだろうかな〰️
MARIONNETTE(東京公演)
劇団The Timeless Letter
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2023/09/28 (木) ~ 2023/10/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/09/28 (木) 19:00
座席C列7番
価格6,000円
FAKEチーム初日を観てきました。
大阪公演も良かったですが、更にブラッシュアップされていて、より感情豊かに、魅せる、伝える舞台になってました。
前回好きになった作品ですが、本当に良かったです。まだ伸びしろがあったなんて。
今回は都合上FAKEチームだけの観劇となってしまいましたが、進化したTRUTHも見たくなりました。
ローズのジレンマ
劇団民藝
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2023/09/22 (金) ~ 2023/10/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/09/28 (木) 13:30
座席1階
ニール・サイモンは喜劇という印象なのだが、最晩年の2003年に発表されたこの作品は、劇作家たちの愛の物語。まるでこれまでの人生を振り返るかのような筋書きに、この作家はある意味、集大成を書きたかったのだろうか、と感じた。
主人公は愛するウォルシュを5年前に脳卒中で亡くした著名劇作家ローズ。ウォルシュも業界では尊敬を集める劇作家であり、ローズの元に時々現れては会話をしている(幽霊である)。そのためかローズは新たな戯曲を書こうともせず、破産寸前だ。助手のアーリーンは何とかこの窮地を脱したいとあの手この手で説得を重ねるのだが、亡き恋人の幽霊との会話が日課のローズは仕事をしようともしない。この作品はこんな設定で始まる。
舞台はビーチを目の前にしたしゃれた別荘。ウォルシュと過ごした思い出の家である。ウォルシュもこれではまずいと思ったのか、絶筆となった自分の作品を世に出してその印税でローズを救おうとある計画を立てる。
登場人物は4人だけで、いずれも劇作家という役柄だ。近年俳優だった夫(綿引勝彦さん)を亡くしたばかりの樫山文枝がローズを演じ、客席の心を揺さぶる。アーリーン役の桜井明美もいい。特に休憩後の後半、舞台が展開して物語のメーンに躍り出るのだが、ローズとの会話劇が心を打つ。
亡くなった愛する人を幽霊として登場させる戯曲は日本でも多い。生と死を越えて登場人物が心を通わせるという筋立ては、劇作のお国柄を越えて出色の会話劇になっているようだ。
最悪の場合は
トツゲキ倶楽部
「劇」小劇場(東京都)
2023/09/27 (水) ~ 2023/10/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ブラッシュアップされた再演作、大いに楽しめました。現実にビッグモーター、日大、ジャニーズとしょーもない謝罪会見が続いてる中、今回も期せずしてタイムリー。組織内の描写は自分も組織の中の一人なので、すごく納得できますね。
新宿羅生門
舞台新宿羅生門製作委員会
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2023/09/22 (金) ~ 2023/10/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
羅生門のセットのインパクトがかなり大きい、加えて妖しい照明使いがドラマティックな雰囲気を作る。ストーリーはやや難解かも?本筋というか、話の向かう先がはっきりしないのが難点?はじめは誰がどれ?状態だったが、次第にキャラが立ってくる。個々のキャラ造りはなかなかだったんではないかと思う。殺陣は抜群!切れ良し、魅せ方もイイ、しばらくぶりにイイ殺陣観たなと満足!もう一捻り入れての再演希望です。