或る夜の
劇団芝居屋かいとうらんま
OFF OFFシアター(東京都)
2023/10/06 (金) ~ 2023/10/08 (日)公演終了
半省
吉岡大輔生誕40周年記念公演
千本桜ホール(東京都)
2023/10/05 (木) ~ 2023/10/09 (月)公演終了
とのまわり
山田ジャパン
シアター・アルファ東京(東京都)
2023/10/04 (水) ~ 2023/10/08 (日)公演終了
ハイツブリが飛ぶのを
なないろ満月
テアトルBONBON(東京都)
2023/10/04 (水) ~ 2023/10/09 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
夫(佐藤銀平)が失踪して一年、その空き巣に男(寺十吾)が入り込む。男女(野々村のん)が慣れたところで夫が現われる。さて、彼らはどう選択するか。何度も劇化された設定だが、この舞台は、シチュエーションを火山噴火の大災害後の避難住宅に設定し、「峠のわが家」と「浜辺の唄」という類似のメロディをもつ曲を絡ませて、小劇場エンタテイメントにまとめている。
こういう芝居ではもうベテランの域の横山拓也の脚本はずいぶん無理矢理の物語を会話の妙で引っ張りながら面白く見せる。見せられてしまうから、うまいのである。
こういう芝居では役者も重要なのだが、座組もユニークで作者は大阪(もう東京といっても良いが)の横山、俳優で出ている名古屋の小劇場作家(此も東京での活動が多くなった)佃典彦、それに演出も俳優も、の者寺十吾。主宰女優の野々村のんは青年座。演出の五十嵐明は青年座の役者(演出も時々)。バラバラで、結局それがこの異常事態以のドラマを生かしている。特に演技はメインではない寺十吾と佃典彦を脚本がうまく生かしている。佃は、ドラマに介入してくる第三者という無責任な役柄を快演して、この戯曲を支えている。最も今風な人間である。
面白くは見られる小芝居で、劇場満席は喜ばしいことだが、特異な設定なのに、横山らしいコクがない。だからドーだっていうの、懐メロじゃだまされないよ、というところもある。
或る夜の
劇団芝居屋かいとうらんま
OFF OFFシアター(東京都)
2023/10/06 (金) ~ 2023/10/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
地下鉄のホームに閉じ込められ、外との連絡が出来なくなった一夜の話。
自分だったらとてもパニくるような状況で嫌だなあと思いながらの観劇。
謎な部分もありながらのラストだがさくっと見れた作品でした。
或る夜の
劇団芝居屋かいとうらんま
OFF OFFシアター(東京都)
2023/10/06 (金) ~ 2023/10/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
説明や当日パンフにも記されているが、地下鉄の最終電車を待つホームでの不思議な出来事。地上からは見えない地下鉄のホームに閉じ込められた人々の、その外見から伺えない心の「ひっかかり」が交差するシュールな物語。役者陣は、見えない心を上手く体(表)現する好演。
謎の男が一人ひとりの心に語り掛ける。人生の歩みや目標に疑問や迷いを抱き、前に進めない人々へ 厳しくそして優しく寄り添うような描き方。閉じ込められた地下鉄ホームという密室(空間)状態、そして終電から翌朝の始発迄という数時間に紡がれる濃密な会話。と いうか心内の彷徨といった内容だ。
登場人物(職業)の設定が妙。一人ひとりの心情吐露がリアルで 共感してしまう。地上から見えない地下鉄、それに準えて 外見から何を思い考えているか解らない人間の本心を炙り出す。当日パンフに敢えて 回収しない伏線もあると。すべて答え合わせをするような舞台ではなく、「楽しく思考を巡らして」ほしいとある。そう言えば、物語でも その時々で自分で考え選択をしてきている、といった旨の台詞があったなぁ。
(上演時間1時間20分 途中休憩なし) 10.9追記
とのまわり
山田ジャパン
シアター・アルファ東京(東京都)
2023/10/04 (水) ~ 2023/10/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
面白い、お薦め。
余命宣告された女と男、残された時間をどのように過ごすか といった重厚テーマ。しかし 観せ方は軽妙で笑わせながら考えさせる。公演は、死と どう向き合うかといった普遍的なことを取り上げており、それを当事者だけではなく周りの人々ーー家族や病院関係者(医師・看護師・患者同士)の目も通して描く。人は誰も一人で生きているわけではない、そんな思いが込められたタイトル「(~)とのまわり」であろうか。
余命宣告されたことで家を出る決心をした女 菊池加奈子、どうして幸せな家庭を捨てて姿を消そうとしたのか。男 守屋栄一も離婚し1人になって…余命宣告された者同士の思いは共通し、幸せだったがゆえに苦悩する。その理由が物語の肝。
終末医療、緩和ケアという内容は観応えあるが、それを巧みな舞台技術で支え印象付ける。勿論 余韻も残す。死という悲しみよりは、残り少ない人生(時間)をどう納得いくように過ごすか、といった前向きな描き方だ。テーマの重たさに反して、演出も演技も明るくカラッとしている。気が滅入ることなく、人間観察として観ることが出来る。
(上演時間2時間 途中休憩なし) 10.9追記
OBACHAN
NICO×frogs produce #関西の役者が踊ってみた
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2023/10/06 (金) ~ 2023/10/08 (日)公演終了
満足度★★★★
ストーリー性にはもう少し手を伸ばして欲しいが、ダンス💃はキレキレ
皆笑顔が輝いていた 楽しめました
次回はアフターゲームはいらないので、ストーリー性を深く、時間をかけて欲しい‼️
とのまわり
山田ジャパン
シアター・アルファ東京(東京都)
2023/10/04 (水) ~ 2023/10/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
シニカルでエッジの効いた笑い満載ながら、実にグッとくるヒューマンドラマですね。亡くなった家人のことを思いながら、色々と考えさせられました。
或る夜の
劇団芝居屋かいとうらんま
OFF OFFシアター(東京都)
2023/10/06 (金) ~ 2023/10/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
地下鉄のホームが舞台の、ちょっとシュールでファンタジックな群像劇。70分程の上演時間がいい。ちょいとヒューマンドラマっぽいとこともあって、なかなかに楽しめました。当日パンフにも書いてあったけど、未回収の伏線多いですね。ただこれをどうやって楽しむのかは自分にはわからない。
OBACHAN
NICO×frogs produce #関西の役者が踊ってみた
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2023/10/06 (金) ~ 2023/10/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
楽しかった☆ニコフロのお芝居を観ていつも思うのは「出演者のまぁ楽しそうな事♪」ダンス×お芝居+笑顔という楽し過ぎる世界観に主宰植松ゆきさんのおば…いや大阪魂満載のオモロ&サービス精神を役者陣が受け止めて舞台から客席に豪速球で投げ届けてくれるのがニコフロの最大の魅力なんじゃないでしょうか☆ビジュアルがアレだから全編通してコントチックな可笑しさと元気(おばちゃんパワー)に溢れた愛すべきお芝居でした\(^o^)/
とのまわり
山田ジャパン
シアター・アルファ東京(東京都)
2023/10/04 (水) ~ 2023/10/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
余命宣告されても死ぬまで生きてやろうって感じがヒシヒシと感じられる二人だった。
自分だったらどうなるのだろうって思いました。
C’est Promis
dynamize
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2023/10/05 (木) ~ 2023/10/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/10/07 (土) 13:00
ダンスも芝居もカッコ良かった。
シーン切り替え時の早着替えも見事。
期待していた冨永さんのダンスを目の前で観られ嬉しかった。
男子校にはいじめが少ない?
ソラチ企画
大阪大学(豊中キャンパス)(大阪府)
2023/10/07 (土) ~ 2023/10/08 (日)公演終了
満足度★★★
阪大系(作風はちゃうかちゃわん)のテイスト
男子校のあるあるを、男を女性が、女を男性が演じる
2次元や4次元が出てくるがゲームとリアルを意味しているのか…考えているなかで、ストーリーはどんどん進んで行く 死んでいる人が混ざっていたり、ダンス💃が始まったりとかなり混乱しているうちに…😞
旗揚げだからということで
とのまわり
山田ジャパン
シアター・アルファ東京(東京都)
2023/10/04 (水) ~ 2023/10/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
笑いの中に、愛や切なさが詰まっている作品でした。
ストーリーは面白いし、役者さん達の台詞のテンポとか表情が可笑しくて、ずっと笑っていました。
が、ラストは切なくて泣きそうになりました。
自分が、余命僅かと宣告されたら、どんな行動をとるのか?どう生きるのか?と考えさせられました。
良い舞台で、大満足でした!
とのまわり
山田ジャパン
シアター・アルファ東京(東京都)
2023/10/04 (水) ~ 2023/10/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
しっかりとした演技力と一つ一つの場面構成が素晴らしいです。悲しみをこのような形で昇華させることができるんだと逆に勉強させられた気がします。また、バラエティーのあさこさんしか知らなかったので、熱量のある芝居が刺さりました。
明後日のガラパゴス
ホチキス
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2023/10/04 (水) ~ 2023/10/09 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
舞台でしかできないことだよね!アサッテさんのヘアスタイルにしても、飼っている犬にしても、みなさんの早替えにしても。たくさん笑ってちょっぴりじわっとして、楽しい舞台でした。
贋作写楽
劇団そとばこまち
近鉄アート館(大阪府)
2023/10/05 (木) ~ 2023/10/09 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/10/06 (金) 19:00
劇団そとばこまちのエンターテイメント時代劇はいつも楽しく観劇。殺陣・ダンスはもちろん、墨絵によるライブペインティング、和楽器ありのサービス満点。凡才写楽の絵に絵筆を加え命を吹き込む葛飾応為、寛政の改革に立ち向かう民衆の反発、長谷川平蔵・葵小僧ら歴史上の人物の登場等虚実取り混ぜたストーリーは冴え渡り面白い。特別出演辰巳琢朗(元そとばこまち2代目座長)の蔦屋重三郎は重みがありながら軽やか、さすがです。至福の時間でした。
明後日のガラパゴス
ホチキス
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2023/10/04 (水) ~ 2023/10/09 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
セットや映像など結構凝った造りだけど、これ見よがしじゃない使い方なのが好感度大。ただ、ウェルメイドないい感じで進みそうな話なのに、今日の舞台はあちこちでタイミングを外したように見え、何だか勿体なかった。
とのまわり
山田ジャパン
シアター・アルファ東京(東京都)
2023/10/04 (水) ~ 2023/10/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
いとうあさこさんと松田大輔さんの大人カップルが純愛というよりエロ繋がりの雰囲気がして面白い
余命宣告を受けているというのに、生命力に溢れている(笑)
役者さんと芸人さんの息が合った座組になっているのでもう笑いのツボはバッチリでした
「家族のあり方」というテーマも盛り込まれハートフル
でも一周回ってやっぱり「笑い」の勝ち だったかな