最新の観てきた!クチコミ一覧

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『幸せな時間』『心のかけら』『君へ』

『幸せな時間』『心のかけら』『君へ』

T1project

小劇場B1(東京都)

2023/09/07 (木) ~ 2023/09/18 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 拝見したのは「君へ」。今作も華5つ☆ ベシミル! ほんの少しだけ追記。2023.9.16

ネタバレBOX

 上演中のMEMORY三部作のうち今回拝見の2作目・「君へ」を拝見。前回「幸せな時間」の観てきたでも述べたことだが、友澤氏の脚本は深い。更に詳しくは後に記すが、彼の脚本傾向について少し語っておこう。
 作品内容が深いということは、本質的だということと殆ど同義である。それは哲理が通っているということだけを意味しない。演劇脚本である以上、それは実人生の様々な経験知を通しても納得のゆくもの・ことの連なりであり、因果でもあるから、伏線の敷き方はそれが結実するまで殆ど気付かれることのない形で提示されていなければならないし、気取られてもならない。
今回も若い役者が大変活躍しているが、若者の多くがT1projectが主催する24ヶ月プロジェクト修了生であり、今回MEMORY三部作には16名が参加している。
 さて、友澤作品の深さは、このような若手にとって可成りハードルの高いものであったハズである。というのも若さには人生経験の乏しさというのっぴきならない事情があり、人生の深みを本当に理解するには、経験が必要なケースも多い為、良い演技をしようとすれば頭でっかちになりすぎ、間の取り方や台詞回しに不自然な調子や不適当な取り方が出易いからである。多くの役者が極めて長い年月を掛けてこの難問を解決する為に努力するのだが、
T1project出身の若者たちは、ベテランに対してもと迄はいかない部分があっても、若者ららしい傷つきやすい感じ等が出ており極めて自然で説得力のある演技をものにしている。このようなことが僅か2年で達成できるのは、適格な指導とサジェッションの他に各役者の個別の才を適格に見抜きそれぞれに合った育て方をしてきた友澤氏の力もあったと同時に作品が簡単に理解できるほどありきたりな発想で書かれておらず、演じてみたいと個々の役者に思わせるだけの力を持って居る為だろう。役者のインセンティブがこの作品をやってみたいという個人的な欲求をベースにし得た時、役者は、役を生きることに没入できる。このように基本的なプラス要素が、役者個々人の年齢や人生体験を超えて一つの舞台創造に対しプラスの連鎖を引き起こしているからこそ、素晴らしい舞台を形創っているのである。このことは、舞台美術、照明、音響、小道具に至る迄総てに言えるし、裏方の案内等も理に適っている。以下、今作のほんの触りだけ挙げておく。観て頂きたい作品群である。
 開演前、鳥や獣たちの発する声が流れ、楽曲も組み込まれてずっと流れているのは、今作が私設動物園を舞台にした物語であるからだ。7年前、先代の園長から経営危機に陥っていたこの動物園を継承したのは、歯科医であった現園長の花川慎太郎と妻・凛であった。花川らは私財を擲ってこの危機を立て直したが、それから7年の月日が経ち、動物園は、借金園となっていた。そんな中、園長に「余命3か月」の診断が下された。既に胃のみならず骨に迄転移しており、回復は見込めない。然も園長は尊厳死を望んでいる。このことを巡っても、また借金園となった動物園の今後についても逃れられないドラマが複層的に構築されているのは無論のこと、1人とても興味深いキャラが登場し、物語に先鋭的な緊張感を持続させ続けると同時に、このキャラクターが何故そのような行動を取るのかもさりげなく示されており、これも納得のゆく内容である。
 出演者それぞれの演技力というか役を生きる力が素晴らしいが、脚本に極めて上手に対立項を拵えている(とんがって体験的就業を主張する若い女子)のが、今作の素晴らしい点である。小道具でラストシーンが夫婦の愛の深さを象徴している点も、その演技(田中 理美子さん)も素晴らしい。
俺たちはどう生きるか!

俺たちはどう生きるか!

株式会社L4

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2023/09/06 (水) ~ 2023/09/12 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ワイルドチームを観劇。舞台上にはほぼ何もない状態なのだが、それを生かした演出でした。
ブラックが強めのコメディで特に「アンドロイドケータイ」は今後ありそうでちょっと怖い。

ニューアナログな君へ

ニューアナログな君へ

劇団ヒラガナ( )

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2023/09/07 (木) ~ 2023/09/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

かなり細かい設定のマニアックな世界。ストーリー展開についていけない所もありましたが、いずれはAIに取って代わられる仕事をしてる身としては色々と考えさせられ、結構楽しめました。

地上の骨

地上の骨

劇団アンパサンド

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2023/09/01 (金) ~ 2023/09/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

前半に与えられた情報から、後半の展開をどう解釈していいのかわからなかった。
のどに刺さった骨、○○化していく同僚たち、これが何を意味しているのかずっと
考えたが明確な回答を導き出すことはできなかった。

台本より考察本が欲しい。

俺たちはどう生きるか!

俺たちはどう生きるか!

株式会社L4

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2023/09/06 (水) ~ 2023/09/12 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ロマンスチーム観劇。かなりのドタバタコメディなのですが、なかなかにシニカルでニヤリとさせられますね。色んな作品のパロディorオマージュも楽しい。

濫吹

濫吹

やみ・あがりシアター

新宿シアタートップス(東京都)

2023/09/07 (木) ~ 2023/09/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/09/10 (日) 17:00

いつもながら巧妙で緻密な作劇。111分。
 ある小学校ではコロナ下に活動を縮小したのだが、それを進める者・反対する者、さらに、協力しつつ商売を盛り上げようとする地元商店街、などが入り交じり、さまざまな事件が…、の物語。中国の故事に基く漢語をベースに、故事の物語をちょっとやりつつ、展開される辺りは面白い。どの人にも理解できるところがありつつも賛成できないところもあり、なワケだが、謎の部外者を演じた加藤睦望の存在が大きい。と同時に、ちょっと事情を俯瞰するポジションのカナ(チカナガチサト)とナツ(端栞里)がいい。作・演出の笠浦は小学校事情に詳しいと思えないのだが、こんなに「ありそうな」物語を描けるというのはスゴイ。

トラベルモード

トラベルモード

sitcomLab

上野ストアハウス(東京都)

2023/09/04 (月) ~ 2023/09/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とても面白かったです!
ばれそうでばれない嘘、何とも可笑しい勘違いの連続に、どんどん惹き込まれました。
登場人物が、すごく個性的で、役者さん達は、その濃いキャラを生き生きと演じていました。
笑いの中に、何だか感動もして、あっという間の時間でした。
本当に面白かった!大満足でした!

超・フィクション!

超・フィクション!

劇団ろうそくだんす

中野スタジオあくとれ(東京都)

2023/09/09 (土) ~ 2023/09/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

太宰治の未完の作品「グッド・バイ」の続きはどうなるの?と、興味津々で観劇しました。
癖のある登場人物達を、役者さん達は好演していました。
楽しいストーリーの中に、考えさせられる事もあり、ラストは意外性もありました。
面白かったです!

『亡国ニ祈ル天ハ、アラセラレルカ』

『亡国ニ祈ル天ハ、アラセラレルカ』

E-Stage Topia

ザ・ポケット(東京都)

2022/03/09 (水) ~ 2022/03/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

麻衣愛さん出演。
麻衣愛さんはTVレポーター「おきまさこ」役。パンフレットでは「沖正子」なのですが、SNSで出ている情報を総合すると、どうやら「興正子」が正しいようです。台本は持ってないですが、きっと「興」と書かれているのでしょう。

沢田美佳さんが望月海羽さんから改名された方だと知らず、気づきませんでした。この8か月後に観劇した「黄泉の国でも愛してる」でも気づかず、その終演後に知ってびっくりしました。「家族と呼ばないで」「朧雲」「宇宙SORA」などでとても印象的だった方なのに。遠目だったので許してください。

チャレンジングな脚本だと思いました。「この物語はファンタジーだ!私達に直面した、リアリティあるファンタジーでなくてはならない!」とあります。なるほど。冒頭でそれを叫んだのは榎あづささんだったかな。うーん、もう一度見たくなりました。DVDまだ売ってますかね。。。

ネタバレBOX

最後の皇族である女性が結婚するときのドタバタを描いたもの。政治的なドタバタですね。
現行法制のままだと、皇族がゼロになってしまうのです。そのあたりに対してはとくに意見ありませんが、確かにその状況になったらいろいろドタバタするでしょう。このお話のように、物理的なドタバタがあるかも知れません。

皇族女性の婚約者が唯一の男性キャストでした。オタクというのが良かったです。庶民的な話にして、感情移入しやすいものになったかと。「筋トレマン」でしたね、佐藤信也さんピッタリでした。

冒頭のシーンはずいぶんと長かったですね。舞台の6年前に発表があった「おことば」のほぼ全文を表現したかったという意図は分かります。たくさんの人が左右に歩きながらそれを暗唱する。間を持たすための苦肉の策にも見えましたが、迫力があって良かったと思います。役者さんほぼ全員参加していたのかな。よく記憶できたなあ、と感心しました。

そういえばこれは再演なんですね。初演は2017年ということは「おことば」の翌年。当時はホットな話題だったことでしょう。
土がくれたほほえみ

土がくれたほほえみ

劇団東俳

あうるすぽっと(東京都)

2023/09/02 (土) ~ 2023/09/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/09/10 (日)

あうるすぽっとにて劇団東俳『土がくれたほほえみ』を観劇。
毎回、子役からベテラン俳優まで幅広い年齢層の役者さんが出演し、本格的且つ王道の演劇作品を制作されている印象が強い劇団東俳さん。たまたま拝見した2016年公演の『まなざし』が好印象だったこともあり、以降も定期的に拝見させていただいています。昨年の『激流ノ果テ』に続き、今回で通算5作品目の観劇となりました。
今回は老舗芸能事務所のマネージャー、スキャンダル騒動を起こした売れっ子俳優、自然農園の辛口園長、訳ありの元カリスマシェフ、母親の愛情に飢えた小学生など、個性的なキャラが多く登場する人間再生をテーマとしたような作品。登場する人物それぞれに様々なエピソードがあり、特定の誰かだけにスポットが当たる訳でもなく、程好いバランス感で物語が進んでいく展開は見応えがありました。その中でも2幕が始まって割とすぐの芸能マネージャーと自然農園の園長による2人の会話は印象に残ったシーンの一つです。園長の「怒りで解決することは少ないけど、笑顔で解決出来ることはたくさんあるのでは」や「心が死んだら体も死んじゃう」という言葉はなかなか重みがあると感じました。
“笑いは良薬”という言葉があるように、人間やはり笑うことは大切なのだと思いますが、かといって、自分の想いを内に秘め、偽物の自分を演じるのではなく、ありのままを吐き出し、本当の自分でいられることが大事。世の中一人一人がおおらかな心を持ち、互いを理解し合って、リスペクトし合って生きていくこと、助け合って生きていくこと、人と人の繋がりを大事にしていかねばならないことなど、当たり前であってもなかなか難しい大切なことに気付かされるような内容であったと思いました。欲を言えば、それぞれのエピソードにもう一捻りというか、あと少しだけ複雑な絡み合いがあると尚良かったかなと感じました。また、東俳さんは自社で所有されている劇場も素敵な空間だと思いますが、今回はあうるすぽっとでの公演ということもあり、よりスケールの大きな、良質な作品に仕上がっていたと感じました。ダンスシーンも迫力がありました。
キャストでは、ゲストの藤田弓子さん、永井大さんはやはり存在感がありました。藤田さんは劇団でん組、永井さんは東京セレソンDXの作品で拝見して以来かな。相変わらずオーラがあります。マネージャー役・倉持聖菜さんは、序盤の“仕事が出来るマネージャー感”からの、人間誰もが持っているであろう“弱い部分”の見せ方というか、表情というか感情表現が上手いと感じましたし、少しハスキーな声も個性的でインパクトがありました。売れっ子俳優役の関修人さんはどんな役を演じられてもビシッとハマる印象。小学生役の村山輝星さんはテレビで見たトライアスロンのイメージが強かったですが、ダンスも演技もレベルが高く素晴らしい。三浦修さん、植野瑚子さん、三谷貫太さん、三小田芳樹さんらも印象に残りました。江畑達也さん、深沢優希さん、菊川陽子さんによるアフタートークも10分では足りないほど充実しており、最後まで楽しませていただきました。60周年おめでとうございます。

煙突もりの隠れ竜

煙突もりの隠れ竜

壱劇屋

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2023/08/31 (木) ~ 2023/09/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

可愛い幻獣たちの物語。だけじゃなく、悲しみや切なさ、そして笑いもある素敵なお話しでした。人がワードレスで、逆に幻獣に言葉があるのが新鮮で、何度も観たくなる、何度観ても泣けるそんなお話しです。

煙突もりの隠れ竜

煙突もりの隠れ竜

壱劇屋

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2023/08/31 (木) ~ 2023/09/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

人間と幻獣、言葉や心で繋がろうとする優しいものたちに、たった一言で壁やすれ違いを生む存在がいて、分かりやすく悪役だったり可哀想だったり、でも共通してどのキャラクターも決して憎めないのがとてもいい。

濫吹

濫吹

やみ・あがりシアター

新宿シアタートップス(東京都)

2023/09/07 (木) ~ 2023/09/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白いストーリー展開でしたが、私の理解力不足か、一部分からなかった。

ネタバレBOX

韓非子による故事成語、「濫吹」の春秋戦国時代のエピソードと、現代のPTAを巡るいざこざが交錯する。
現代のメンバーが代わる代わる南郭とその友を演じており、故事の追加エピソードと現代の対比があまり理解できていない。
南郭は竽が演奏できないことがバレる前に逃げたが、旗振りの斉藤さんはバレてなお旗振りを続けようとした。なおかつ斉藤さんはハナちゃんを誘拐?した。
一人で喋れないハナちゃん、という存在もどのような意図か。まだ理解できていない。
眩く眩む

眩く眩む

ムシラセ

劇場MOMO(東京都)

2023/09/06 (水) ~ 2023/09/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

姫宮の「言うわけないでしょ」がとても好きです。この職場限りの話をしているわけではなく、かといって前職と混同しているわけではなく、彼女は人間について、命の話、個人を尊重する話をしている。
現実に横たわる問題を大きく取り扱うお話の着地点として、あのエンディングはとても好きです。ラストの一瞬も。

また、小さい劇場空間に緊張してしまうタチなのですが、優しい受付スタッフさん、優しい前説、優しい当日パンフ(ハラスメント描写が辛い時は無理せず退席をの文言)にとても励まされました。おかげで最後まで気持ちよく楽しむことができました。

超・フィクション!

超・フィクション!

劇団ろうそくだんす

中野スタジオあくとれ(東京都)

2023/09/09 (土) ~ 2023/09/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

キャストが登場人物の個性的なキャラの特性をつかんで上手く表現していた
まあ個性的過ぎるから特徴だしやすいけど(笑)
人物名の名字の頭文字が一、二、三、四、五なのも可笑しかったが、特にその一、二、三の演技が良かったな
最後はホウと思わせるAIだったというエンディング
これも時代かねぇ

ばいびー、23区の恋人

ばいびー、23区の恋人

マチルダアパルトマン

王子スタジオ1(東京都)

2023/09/09 (土) ~ 2023/09/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

2021年12月の再演版が観れなくてずっと気になっていたがやっと観れた。まあ話は長編コント風。55分位。
東京23区に一人ずつ彼氏を作っていただらしない女(早舩聖〈はやふねひじり〉さん)。彼女の中学時代からの友達(松本みゆきさん)の助言から、全員ときちんと別れる旅に出ることに。彼氏は全員、葛生(くずう)大雅氏が請け負う。ちなみにひばりヶ丘に彼の叔父さんの経営する焼肉屋「和牛」がある。かの蜷川幸雄が常連だったそうだ。(前説で話してた)。

だらしない女と正論女の女性バディもの。段々と正論女の中身も観客に明かされていき、何とも言えない珍道中に。
早舩聖さんの佇まいがリアル。

ネタバレBOX

やり方次第でもっと面白くなりそう。彼氏は前半は一応別人風に服装や髪型、話し方を一々変え、中盤くらいから面倒臭くなって放り出した方が笑えそう。何か重要な要素が足りない感じ。
愛があるかい?

愛があるかい?

劇団ちゃうかちゃわん

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2023/09/09 (土) ~ 2023/09/10 (日)公演終了

満足度★★★

うーん😔学外公演としては…
大道具小道具は良く出来立ていたと思うが、内容が…
流行りのループは良いが、現在Aと過去Aがとても分かりにくいし、ちゃうか恒例の皆でダンス💃が、殺陣やアクションに変わっているのは残念
演技も個人差が目立たような…
阪大最大の演劇部として次回に期待

ニューアナログな君へ

ニューアナログな君へ

劇団ヒラガナ( )

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2023/09/07 (木) ~ 2023/09/10 (日)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

嘘つきは、遺産を前に、踊るよ踊る

嘘つきは、遺産を前に、踊るよ踊る

東京ゆめもぐら

「劇」小劇場(東京都)

2023/09/07 (木) ~ 2023/09/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ストリーもセリフも演奏もとても良かったです。

小さな王子さま/フランドン農学校の豚

小さな王子さま/フランドン農学校の豚

座・高円寺

座・高円寺1(東京都)

2023/09/04 (月) ~ 2023/10/13 (金)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

『星の王子さま』はいつもしっくりこない。昔、初めて読んだ時はメチャクチャ感動した筈なのだが、舞台として観ると何か違う。今回も何か違った。
王子役の浅川奏瑛(かなえ)さんが中性的。何か奥山佳恵っぽい。新体操のリボンやバレエの動き。ラストの男性四人に抱えられてのイルカのような空中遊泳、宙を舞う幻想的な舞踊は印象的。
髙田恵篤氏は肉体が若い。かなり動ける。
キツネの藤村港平氏、バラの山崎眞結さんも印象的。
巨大な骨のヘビがカッコイイ。

ネタバレBOX

何故かどこからか現れた砂漠の人(?)達が飛行機を修理して水を飲ませてくれる。
脚本・演出のテレーサ・ルドヴィコさんは役者向きのルックス。

もぴプロジェクト×ピンカルンカの『星の王子さま』が一番好きかも。振付の古川琴音さん目当てで行ったが、今や彼女は・・・。

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