君たちはどう演じるか
劇団ちゃうかちゃわん
大阪大学(豊中キャンパス)(大阪府)
2024/07/06 (土) ~ 2024/07/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
D-C-E観劇。
D鯛焼き
鯛焼きスト禁断の論争の陰で、苦悩する泳げた○やきくん💕
愉しかった😆
C用もなしでは怖いし
観劇2度目でも愉しすぎ🤣面白っ
E恋愛ゾンビみどりちゃん
ゾンビ🧟♂️なのに
生死を越えた純愛🤯
の筈が…
愉しかった💕
どのお話も楽しくって、新人の皆さんの演技力の高さにビックリ🤯
凄く良かった👍
赤鬼【キイチゴ】
キイチゴ
中板橋 新生館スタジオ(東京都)
2024/07/26 (金) ~ 2024/07/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
寓話。物語は、テーマ性も強く想像力を掻き立てられる面白さ。表層的に描かれていること、その奥にある考えさせること、それが重層的に立ち上がる好作品。この演目は未見であったが、そもそも野田作品を観たことがあっただろうか。う~ん思い出せない。ラストはある映画を連想する。
少し気になったのは、物語の前提というか設定ー具体的にはいつ頃なのかーが分かり難い。勿論テーマの普遍性を考えれば、敢えて拘る必要がないのかもしれないが、この公演では<赤鬼>の言葉や状況から、ある時代・背景が連想できる。にも関らず その(外見的)表現と時代が結び付かない、その不自然さが気になる。
(上演時間1時間40分 休憩なし)
瀬沼さんのことを誰も知らない
ライオン・パーマ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2024/07/24 (水) ~ 2024/07/28 (日)公演終了
日曜日のクジラ
ももちの世界
雑遊(東京都)
2024/07/25 (木) ~ 2024/07/30 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
圧巻です。とにかく演技がすばらしかったです。最後の白黒の場面からあの有名なあのシーンにつながるあたりに「そうきたか!」と思いました。何もかも完璧で大満足の舞台でした^^
瀬沼さんのことを誰も知らない
ライオン・パーマ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2024/07/24 (水) ~ 2024/07/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
再演で30分長尺になったのね
タイトルの瀬沼さんの存在感が凄かった
その瀬沼さんと
巻き込まれる海辺の小さな町の面々
各々の出来事が積み重なり
話が進んでゆく
大笑いはしなかったが
くすり笑いが続いてく感じ
いろいろ存在感のある登場人物らが
話の破綻なく綺麗に物語が纏まってたなぁ
と感じた二時間四十五分 休憩十五分入り
休憩とかのナレーションも
なかなか楽しめましたわ
涼月の記
日穏-bion-
テアトルBONBON(東京都)
2024/07/24 (水) ~ 2024/07/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
1980年代から現在まで、変わらないことと変わったことと、それを演じる人の変化が自然で丁寧でとても良かった。
特にりょうこさんとあけみさんの年の取り方は絶妙でした。
日曜日のクジラ
ももちの世界
雑遊(東京都)
2024/07/25 (木) ~ 2024/07/30 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
演技や登場人物関係にやや過剰感がありストーリーの設定にもちょっと無理があるような気もするが、そんなことを難しく考えなければ総じて楽しめる舞台。出だしのチンピラ同士の映画についての会話が面白い。雑遊の座席が狭すぎて満席だとかなり窮屈だった。
瀬沼さんのことを誰も知らない
ライオン・パーマ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2024/07/24 (水) ~ 2024/07/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
2時間30分という長い時間だったがあっという間だった。スピーディな展開、笑い、人情、少しのおせっかい、別れ、たくさんの優しさ。
再演だが前回より練られていて研ぎ澄まされた感じを受けた。キャストのキャラクターも鮮烈で全て納得がいく群像劇だった。みんな愛すべき人々。ライオンパーマの真骨頂という感じ。これこれ、これが観たかった。引き込まれた。
暑い中キャストの方々の熱演、おつかれさまでした!また次回も楽しみ。
かわいいチャージ’24
人間嫌い
シアター711(東京都)
2024/07/24 (水) ~ 2024/07/28 (日)公演終了
ヒロッパ
浪花グランドロマン
ウイングフィールド(大阪府)
2024/07/26 (金) ~ 2024/07/28 (日)公演終了
満足度★★★
再演博の一作だけに、現代でも通じる作品と❔❔に大きく別れる 本作品は後者で、1960~70年代の時代背景が解らないと… 私はまだ生まれていないし、現代風にアレンジしないと…(原作をアレンジしたことを発端にしているのだが…)
しかし、世界的に真似事で成長しているので…😓
流れんな
iaku
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2024/07/25 (木) ~ 2024/07/29 (月)公演終了
エンドゲーム
ルサンチカ
アトリエ春風舎(東京都)
2024/07/19 (金) ~ 2024/07/27 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2024/07/26 (金) 19:00
初見のユニット。ベケットの2作目だそうだが、『ゴドー…』と同じく分からない。分からなくて分からん。108分。
不条理劇だから良く分からないのは覚悟していたが、全然分からん。壊滅した近未来世界でシェルター的なところで、足の悪い盲目の男が子どもらしい足の不自由な男に命令を出す…、な展開。タイトルはチェスの終盤戦を意味するらしいが、人生の終盤戦か、世界の終盤戦か、言いたいことは感触でしか残らないけど、春風舎のサイズで大声を出されると、それだけで引いてしまう人間もいることは理解してほしい。
BIRTHDAY
本多劇場グループ
新宿シアタートップス(東京都)
2024/07/24 (水) ~ 2024/07/30 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
見どころのある小劇場エンタテイメントである。
まずは本の選択。ちょっとした未来の話である。男性も妊娠できるようになって、妻が出産できない夫婦では、夫が代わりを務めることができるようになった。保険も効く。第一子を生んだ後、二子が生めなくなった妻に代わって出産を引き受けた夫がいよいよ出産の日を病院で迎えようとしている。すでに経験済みの妻(この辺の設定がうまい)は落ち着いたものだが、夫は初めての経験におろおろする。ここで妊娠についての男女認識の差がネタになって結構笑えるが」が、加えて、制度は良く出来ているが実質が伴わないイギリスの病院の対応はわが国にも通じるところもある。新しいシステムや技術が生むいかにもありそうなナンセンスも笑える。良く出来た世相風刺コメディなのだ。
作者は日本では初訳なのかもしれない。結構実績はある作家なので、ロンドンでは(多分NYでも)こういう本がごろごろしているのだろう。この本は2011年ロンドン初演。忘れられかけている本を日本では行けると拾った製作者の眼力。
次は配役。四人の出演者は小劇場ではおなじみでベテランばかりである。夫を演じる阿岐之将一 が一番若い。しっかり舞台が務まる人を輩出している新国立の養成所出身で、難しい作品で目立つ脇役を何作も見ているが、ここでは。阿岐之は主役だから大張り切りで、出産する夫を演じる。対する妻が宮菜穂子。現実年齢では親子でも務まる夫婦だが、さすがのキャリアで、結構勝手なのに夫をなだめすかして出産させてしまう「良妻ぶり」を演じる。過不足なく満点の出来である。病院側で、勤務時間と体制ばかりが仕事の軸になっている南ア出身の看護師が山崎静代、緊急事態になって登場する研修医が石山蓮華、山崎は舞台でもテレビ映画でもこういう現代型職業人役はやりつけている。石山が初々しさまで出していたのはここもさすがのキャリアである。演出(大沢遊)もよかったか、四人ともに実に役に対するセンスがいい。小劇場界の成熟してこういうエンタテイメントも十分できることを実証した。
最後は劇場である。新宿のど真ん中、絶好の場所柄なのだが、上演作品を選ぶのは難しい。しかし、小屋にピッタリ、という出し物はあるもので、これはまだ周囲に空席はあったが、うまくはまっていると思う。楽しめた1時間45分だった。物価高騰の折、なんとか五千円以内でこういう作品を楽しみたいというのが観客の願いでもある。
瀬沼さんのことを誰も知らない
ライオン・パーマ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2024/07/24 (水) ~ 2024/07/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
もうこれはお見事な再演作品ですね。もちろんストーリー自体は前回と変わりません。でもいろいろと加わっている箇所があり,これが見事にハマっていて作品に深みと味わいを出しています。前回よりも瀬沼さんのことが理解できたような気がします。そして,瀬沼さんだけでなく他の方々も皆さん良い味出していますよね。このキャラはこの人じゃなくちゃダメだよねと思ってしまいます。猛暑の中だけど,劇場内は快適で,見応えのある作品だし,出かける価値のあるおススメの舞台です。
オーランド
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2024/07/05 (金) ~ 2024/07/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★
芸術的理解不能系ひとりごと芝居。
芝居のほとんどが宮沢りえさんのひとりごとで構成されれている。
その独り言が呪文のようでほとんど理解不能。
だからセリフは言葉でなく「ただの音」として私の耳の右から左に受け流してします。
だから眠くなる。
寝てしまったからには「退屈な演劇」と評価せざるを得ない。
ただ、「芸術的」であることは理解できる。
絵画でいうと難解なピカソの絵画のような作品です。
私はこの難解な作品より、分かりやすい写実的な作品が好きです。
私はここ15年くらいテレビを所有していないことから、宮沢りえさんについて三井のリハウス、とんねるずのみなさんのおかげですに出演されていた宮沢りえさんしか知りませんでしたが、変化のしようにすごく驚きました。
そして美しいお姿をキープされているところ、何の脈絡もないセリフを覚えて演技をされる姿には感動をしました。
BACHELEAN バチェリアン
FREE(S)
ウッディシアター中目黒(東京都)
2024/07/23 (火) ~ 2024/08/11 (日)公演終了
ThreeQuarterカウントダウン公演「2…」
四分乃参企画
中野スタジオあくとれ(東京都)
2024/07/26 (金) ~ 2024/07/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
素晴らしかったです。全共闘と機動隊の複雑な関係がいい感じで描かれていました。もし劇団復活することあったら今度は高野悦子の『二十歳の原点』を演じてもらいたいです。なにはともあれ、すごくいい時間をすごさせていただきました。あ、音効さん、演者と息があっていて音効さんGJ!です^^
BACHELEAN バチェリアン
FREE(S)
ウッディシアター中目黒(東京都)
2024/07/23 (火) ~ 2024/08/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
愛を再確認する展開、その描き方はベタだが 楽しませようとしている。多くの女優(11人)が1人の男性を今でも そしてこれからも愛し…。男は非の打ち所がないような好青年、そして資産家でもあるが それを自慢しない。その彼がある事情によって記憶喪失になり、今まで付き合った女性…元カノから改めて結婚相手を探す というもの。
男にとっては自分(記憶)探しだが、一方 元カノ達の気持はどうなのだろう。「花嫁を選ぶオーディション合宿」に参加し恋愛バトルを繰り広げる。この人と結婚…絶対選ばれたいという貪欲さがもっと 観たかった。オーディション進行役が、彼と元カノ達の(過去)関係をそれぞれ説明するが それも表面的だ。なんとなく記憶喪失になる直前まで付き合っていた彼女の気持を際立たせるために敢えて暈し曖昧にしたかのよう。
彼の経営している組織に係わる違和感が…。少しネタバレするが、終盤 その組織が乗っ取られ という事態に陥る。それを伏線として次の展開、そんな予定調和なことが分かってしまうのが少し憾み。
(上演時間1時間50分 休憩なし)
かわいいチャージ’24
人間嫌い
シアター711(東京都)
2024/07/24 (水) ~ 2024/07/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/07/26 (金) 14:00
座席1階
「かわいい」の単語が何十回とさく裂する。「かわいい」を何のために求めるのか。どう「かわいく」仕上げるのか。そもそも「かわいい」って何なの? メイドカフェのバックヤードを舞台に繰り広げられる群像劇。「25歳を過ぎたらもう、おばさん」という世界でしのぎを削る女の子たちを見ると、おじさんは何だか少しかわいそうになってくる。
メイドカフェには男性だけでなく、「かわいい」を追い求める女性のお客さんも来るらしい。だから、プロフェッショナルの「かわいい」を磨くために手を抜くことはできない。ダイエットなど言うまでもなくメイクを極めるだけではない。プチ整形だって当たり前。そんな厳しい世界を生きる女性たちの生態を、この舞台は余すところなく客席に突きつける。
このメイドカフェのオーナーは「かわいい」が大好きだがビジネスとしても活用する、年商何十億の起業家キャリアウーマン。ある意味、店の女の子たちにとってはカリスマである。店長を任されている女性も「かわいい」の先端を行く。そんな店長にはスーツを着て髪をまとめ就活に没頭する妹がいる。ルックスに関してお姉ちゃんにかなり劣るというコンプレックスを持ち、表面上の「かわいい」だけを至上の価値としている姉に怒りと軽蔑を抱いている。
「かわいい」ファッションにあこがれ、大学2年で授業出席が軽くなったことを機に入店した女子大生。メイドカフェでバイトしていることを彼氏に隠している女の子。「かわいい」の価値を巡って複雑に揺れ動く女心が絶妙に描かれている。「かわいい」を抜け出して彼と結婚すること幸せなのか。この物語は、今時の女の子が感じている「結婚」の立ち位置なども推察でき、とても興味深い。ただ、この物語の結論には物足りなさを感じる人がいるかもしれない。
劇団人間嫌いが10周年で3本下北沢で上演する作品の2本目。「女の子」を描くことを持ち味にしている作・演出の岩井美奈子がぶっちぎりのメードカフェスタイルで出迎えてくれる。「女の子」であることを思い切り楽しんでいる前説も印象的だ。
客席にはおたくっぽい青年が陣取っていたが、総じて女性が多かった。岩井が描く「女の子」にそれぞれ持つ思いが、終幕後の客席に渦巻いていた。
楽屋
劇団ロオル
蓮根駅前劇場Sunny32(東京都)
2024/07/24 (水) ~ 2024/07/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/07/26 (金) 14:00
初見のユニット。💋チームを観た。定番の戯曲だが、とても面白い舞台だった。80分。
ユニットとしては初見だが、傳田圭菜は10年くらい観てるし、寺田・本山もProjectNyxやPSYCHOSISで観てる。戯曲も何度も観てるのだが、観る度に印象が違い、演者や演出で変わるものだとは思っていたが、数多く観た中でも1・2を争う面白さだったと思う。多くは女優A(寺田)・B(本山)のやり取りに重点を置くことが多いと思うが、本作ではC(傳田)・D(天宮)のやり取りが力が入る。こんなに攻撃的なDは初めて。事件後のCの独白の迫力も凄い。全体にテンポよく演じられ、早く過ぎる印象が心地好い。初めて来た劇場で、本当にここでいいのか、と思って階段を上っていくとある、そんな劇場だった。近接感が強い。