SHELL
KAAT神奈川芸術劇場
KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)
2023/11/11 (土) ~ 2023/11/26 (日)公演終了
NOISES OFF
東京グローブ座 / テレビ朝日 / シーエイティプロデュース
EX THEATER ROPPONGI(東京都)
2023/11/16 (木) ~ 2023/11/29 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
舞台の表から見たゲネプロ、裏から見ている公演期間、また表からの千秋楽。公演の間にも人間関係に変化があったりしてみなさんどんどんヒートアップ。あちこちでいろいろやらかすので、何回も見たいところです。
生きてるうちが華なのよ TAIAI
グワィニャオン
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2023/11/15 (水) ~ 2023/11/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
コメディでありヒューマンドラマであるゾンビ物、大いに笑って泣かせてもらいました。やはりストップモーションは中高年には無理ですな。
つか版・忠臣蔵
9PROJECT
上野ストアハウス(東京都)
2023/11/15 (水) ~ 2023/11/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/11/16 (木) 19:00
座席1階
つかこうへいを上演し続けている9プロ。今作は大衆演劇の香り漂うつか版忠臣蔵だ。前節で忠臣蔵の物語を簡単に演じてみせるので、忠臣蔵を知らない人でも十分に楽しめる。丁寧な作りであると思う。
つかこうへいが忠臣蔵をアレンジするとこうなるのか、という少し驚きというか、新鮮味があった。大衆演劇的な演出、さらにアングラ劇ではおなじみのドーンと来る音響や音楽。さらに、汗とつばが飛ぶ俳優たちの熱演、これは9プロの売りとなるところだろう。
どのように討ち入りを果たすのか、当時の人気作家と競うようにして作っていくという忠臣蔵を俯瞰したような舞台設定はやはり、新鮮だ。忠臣蔵ファンにも新しい見方を提示するのではないだろうか。
若い女性が多い客席。カーテンコールの拍手も力強かったということは、皆が十分に2時間の舞台を楽しんだ証拠だろう。
生きてるうちが華なのよ TAIAI
グワィニャオン
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2023/11/15 (水) ~ 2023/11/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
めちゃくちゃ面白かったし、めちゃくちゃ泣かされた。
所謂ゾンビものだけど色々な形の人間愛がストレートに描かれていて胸が熱くなった。
昭和の香りがするのも良い。
今後も必ず観たいと思える劇団に出会えた。
「ハロー、レビー!!」
Oi-SCALE
駅前劇場(東京都)
2023/11/15 (水) ~ 2023/11/19 (日)公演終了
生きてるうちが華なのよ TAIAI
グワィニャオン
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2023/11/15 (水) ~ 2023/11/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
舞台、お世辞抜きに最高でした。最後のほう、少なくないお客さんがすすり泣きしていました。ポスターからは想像できない内容でほんと素晴らしかったです。東電バンザイ!ですw あと、これから吉田拓郎を聞くと「生きてるうちが華なのよ TAIAI」を必ずや思い出すことでしょう^^
メタ・バースデイ
劇団娯楽天国
ザ・ポケット(東京都)
2023/11/15 (水) ~ 2023/11/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
2時間半くらいの舞台でしたが、もう楽しすぎてもっと観ていたいくらいでした。
本当は勉強するつもりで観に行ってたんですが、そんなこと忘れてしまうくらい世界観に入り浸ってました。
私も久しぶりにこんなに笑ったかな。
観終わった後、人の顔がよく見えます。
ちなみに奇遇ですが、明日私の誕生日でした笑
関西演劇祭2023
関西演劇祭
COOL JAPAN PARK OSAKA・SSホール(大阪府)
2023/11/11 (土) ~ 2023/11/18 (土)公演終了
満足度★★★★★
久しぶりの参加で、感動
平日にも関わらず満席🈵💺
マウス🐭も良かったが、バイクも良かった❗バイクに出てきた👩🎤singer上手上手 個人的にはバイクでした
生きてるうちが華なのよ TAIAI
グワィニャオン
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2023/11/15 (水) ~ 2023/11/19 (日)公演終了
生きてるうちが華なのよ TAIAI
グワィニャオン
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2023/11/15 (水) ~ 2023/11/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
頂いたチケットで、グワィニャオン「生きてるうちが華なのよ TAIAI」観劇。ゾンビ物ですが、親や恋人がゾンビになったらという点を描いているので、コメディありつつ泣かせるシーンも。山口勝平さんが出てるので時折「カッペーボイスじゃん!」と反応しちゃう😂写真(Xに投稿)は7分間の休憩中演者がそのポーズキープという余興🤣(片足の人はすごいですね。後半よく見ると腕がプルプル震えてる人がいたり。何か休憩に行くの悪いなと思って行きませんでした笑)面白かったです。ありがとうございました。
サモエド
なかないで、毒きのこちゃん
小劇場B1(東京都)
2023/11/15 (水) ~ 2023/11/19 (日)公演終了
生きてるうちが華なのよ TAIAI
グワィニャオン
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2023/11/15 (水) ~ 2023/11/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ゾンビものは、以前テレビで観たことがある。
ゾンビを殺しまくる残酷なもので、今回もそうなのかと思い込んで行った。
しかし、いい意味で違い、こういう風なつくりが出来るんだ、と感激。
とてもおもしろいです。
前置きがやたら長い芝居もあるが、すぐ本題に入りムダがない。
おかしくて爆笑するところもどっさりある。
皆さん、大笑いしてました。
シリアスな場面では、考えさせられた。
ラストのところは涙を誘い、ホロリとした。
役者さんの熱演が光り、超満席でした。
この劇団さんは前回もかなりおもしろかったが、今回は個人的にはさらにおもしろかった。
超満足でした。
この続編もありそうな感じの終わりかたで、是非、つくってほしいです。
ムダは全くないのだが、もう30分短いと助かります。
老体には少しキツイです?!
「ハロー、レビー!!」
Oi-SCALE
駅前劇場(東京都)
2023/11/15 (水) ~ 2023/11/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
父に献身的に尽くして生涯を終えた母と
愛犬の記憶と認知症の父が見る幻覚
虚実がないまぜに描かれる歪な家族の絆と
生死にまつわる深淵な物語・・・そのまま説明通りでした
珍しく客席を対面にした中央舞台でのセットで
中央にテーブルと周囲にランプスタンド多々
周囲に小物=小道具を置いての1時間15分の作品
なかなかにインパクトあったなぁーと
客層は静かなんだげど~何か緊張感漂う感じで
男女比年齢層共にバラバラでありました
奇跡の人
ホリプロ
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2019/04/13 (土) ~ 2019/04/29 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
全身全霊で、体のすべてが音となって
届けられるセリフは響いてくるもののエネルギーの
強さを感じた。そのエネルギーを伴っての繊細な言葉遣いもあるし、どの言葉も心揺さぶられる。
ヘレン約の梨央ちゃんの喋らない。体現だけで気持ちを表現するという難しい役なのに、それでも伝わってくる心の動きに観てていろんな感情が生まれる
結晶
劇団5454
赤坂RED/THEATER(東京都)
2023/11/10 (金) ~ 2023/11/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
面白い、お薦め。
概要は ⽣殖科学に係る物語のようで、「ベイビーラボ」と呼ばれる人工⼦宮施設を介してヒエラルキーを描いているような問題作。説明にある「人工子宮児が『コールドベイビー』と呼ばれ、忌み⼦として扱われていたのも遥か昔のこと」という未来の観点で描いたSF。いわば<出産>そのものの捉え方が違うが、その奥底にあるのは<人>に対する優劣もしくは偏見といった歪な世界観が透けて見える。
上演前、舞台セットの写真撮影が可である旨 案内があった。中央 上部から細長布を円柱状に垂らし、幾つかの透明なチューブ、まさに人工⼦宮施設らしきものを作る。その台座にあたる所は芝(グリーンジュウタン風)であり周りに蔦 葉が巻き付いている。
物語では、現代の「出産児」は珍しく「コールドベイビー」と比較することによって<人間>の在り様を模索する。人の誕生を肉体・精神・経済など多面的な検討を行い、きわめて合理的な考え方をする。それは理論・理屈の世界で曖昧な感情が入る余地がない。にも拘わらず、根幹にあたる台座は芝であり蔦 葉=自然を表している。未来と対比することによって現代の自然分娩、その出産と親(特に母性)の命がけの愛を確認するかのような描き方だ。その発想の柔軟性が、物語に込められた問題・課題の広さ、奥深さに繋がっているよう。
(上演時間2時間 途中休憩なし) 追記予定
マクベス
日生劇場
日生劇場(東京都)
2023/11/11 (土) ~ 2023/11/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ヴェルディのオペラの中では、それほど演奏機会が多くないが、意外と面白かった。もっと演じられていいと思う。そもそもシェイクスピアのマクベスが見せ場の多いドラマチックな芝居なので、ヴェルディのオペラの作風とぴったり合う。
一幕はマクベス夫人(田崎尚美)の登場のアリアや、夫(今井俊輔)妻の二重唱など、伴奏なしでアカペラの部分が多い。これが意外と緊張感を醸し出して聞かせる。ダンカン王殺害が判明しての、1幕最後のフィナーレは金管などが響くど迫力で、最大の盛り上がりだった。それまでがマクベス夫妻の密談のような抑えた音楽なので、その落差が効果的だった。
二幕のバンクォー(伊藤貴之)殺害場面も見ごたえ・聞きごたえがあった。その後のマクベスの宴席での錯乱(バンクォーの亡霊におびえる)も、一種の「狂乱の場」になっていて、音楽的にも聞かせる。二幕冒頭だったか、一幕だったか忘れたが、マクベス夫人が権力欲にとりつかれた野心を歌うアリアも一種の「狂乱の場」で迫力があった。
三幕・四幕はなぜか飽きてきちゃって、一・ニ幕がよかった。見ながら、「マクベス」は「罪と罰」にに散ると思った。野心から殺人を犯した犯人が、犯行後に心の平穏を失って自滅していく展開が重なる。
尺には尺を / 終わりよければすべてよし
新国立劇場
新国立劇場 中劇場(東京都)
2023/10/18 (水) ~ 2023/11/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
「尺には尺を」を初めて観た。修道士の正体を明らかにするまで少々引っ張りすぎに思えたが、全体としてはW.S.らしい言葉の言い回しや登場人物それぞれの利己的さや滑稽さなど面白く、また意外に奥が深い。
ソニンは凄い俳優になったものだと驚いた。朗々とした口調や良く映える演技力は舞台向きと思う。
連鎖街のひとびと【11月29日~11月30日公演中止】
こまつ座
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2023/11/09 (木) ~ 2023/12/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
2000年の初演、翌年の再演から22年ぶり。ソ連軍将校にいわれて、余興の台本作りに取り組む二人の劇作家(高橋和也、千葉哲也)…という設定はおぼろげに覚えているが、後は全然忘れていた。若い作曲家(西川大貴)とマドンナ(霧矢大夢)の破局を防ぐため、「ハゲを隠す坊主頭」「嘘を隠す大嘘」で、マドンナと元満州国役人の俳優(石橋徹郎)の衝撃シーンを芝居の中に組み込んでしまおうという大芝居。演劇の「キネマの天地」のように、演劇は人を救えるという思想を前面に押し出した演劇賛歌である。そこに、政府の満州引揚者を受け入れない棄民政策の告発をちょいときかせている。
後半、芝居の稽古の場面がみごとに笑わせる。石橋徹郎が長ーいロシア人の名前を云えずに口ごもったり、止むにやまれず選出家に泣きついたり、その困りぶりがコミカルかつ生々しくて爆笑に次ぐ爆笑。
『ガラスの動物園』『消えなさいローラ』
Bunkamura
紀伊國屋ホール(東京都)
2023/11/04 (土) ~ 2023/11/21 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
渡辺えり「死ぬまでにやりたい事やる企画」第二弾(勝手な命名。「ぼくらが非情の大河をわたる時」を上演した時のトークだったかでそういう意味の事を語っていた)。値が張ったが早めに予約、行ってみると特等席のような良席であった。
「ガラスの動物園」の実演は昨年のフランス語上演が初めてだったが、今回の上演(渡辺氏のアレンジが加わっていそう)はひどく納得させられた。昨年のイザベル・ユペールの母役と舞台セットでは、社会の底辺感、隔絶感が些か乏しかった。渡辺バージョンはローラ(吉岡里帆)をやや精神病みも入った痛々しい娘にし、母役の自分は一家に君臨する女王(自分では献身的だと思っている)、これが見事であった。語り手のトム(ローラの弟、尾上松也)は、父親のいないこの家庭での生活に倦んでいるが、回想シーンとして全編が演じられる戯曲の構造を反映して松也を各所で見守り、黒子的に手を貸す役目に付かせている。コントラバス、バンドネオン、ヴァイオリンの生演奏も、演奏者と絡ませる演出もスタイリッシュでユーモラスで救いのない悲劇の物語を包み込んでいる。
別役実作の方は「ローラ」とあるからこの作品に寄せた翻案された作品だろうとは読めるが内容は知らず。果たしてバランスが取れるのか、同時上演が成り立つのか、不安ながらに期待して観た。笑いでコントラストを付けるのも手だ、、とそちらの予想は外れ、思索に誘う抽象度の高い作品、これを演出がどう締め括ったか。ネタバレしないでおく事にする。