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パートタイマー・秋子【石川公演中止】

パートタイマー・秋子【石川公演中止】

ニ兎社

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2024/01/12 (金) ~ 2024/02/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ネタバレ

ネタバレBOX

二兎社『パートタイマー・秋子』を観劇。

 スーパー「フレッシュかねだ」でアルバイトを始めた成城に住むセレブ主婦・秋子。
夫の会社が倒産し、生活費、子供たちの学費の捻出など、家計は火の車だ。
仕事を始めてみると人手は充分足りているようだが、店舗内では何かがおかしい。
バイトたちの商品の横流し、お釣りのちょろまかし、いじめなど様々だ。見かねた秋子は本社から来た店長に直訴しようとするが、周りに止められる。生肉担当のバイトが理由もなく辞めてしまい、秋子にお鉢が回ってくるが、店長から日付の改ざんを求められる。一旦断った秋子だったが…。

 控え室で物語は展開する群像劇だ。
 不正に加担しながらも誰もが会社の為だと思い込み、悪いことではなく、習慣だと割り切っているアルバイトたち。それは日本の企業が起こした様々な不正の過程の様子を丸写しているようだ。それが小さなお店でも起こっている。誰もが秋子の様に「それは間違っている!」と声を上げようとするが、仕方なく周りに順応してしまう怖さすら感じてしまう。自分の身に置き換えて、秋子の取った行動は「しょうがないよね」と思えてしまう瞬間すらある。
 芸達者な役者の演技、笑いと展開の面白さに釘付けにされ、描かれるの深刻な問題と相反していながらも、ゆっくりと問題提起へ誘導していく上手さは今作も抜群だ。更にハンナ・アーレント「悪の陳腐さ」を思い出せば、もう完璧である。
 深刻な社会問題をエンターテイメントの話術に乗せる上手さは、野田秀樹とは全く異なるが、永井愛が一番かも知れない。

傑作である!
Ms. YAMA-INU

Ms. YAMA-INU

劇団鹿殺し

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2024/01/12 (金) ~ 2024/01/15 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

2006年に初演されて今回が5度めの上演となるのかな
“伝説の監禁劇”「山犬」(原作 入交星士【小説「山犬」】)
思い入れが凄いのかしら
さておき黒を基調とした舞台に4本のポールと
移動式のミラー付きカキワリ?を用いての舞台美術は
なかなか見応えありました
劇場の椅子も背もたれつきでフカフカでよかった(^-^)
話は説明通りで=内容はホラーテイストっす
おもいっきりホラー要素満載でしたわ
ドキドキが止まんないどころではない後半の加速ぶりっす
その辺は好みが分かれるので
耐性の弱い方にはお薦めは出来ない感じの作品ですわ
全席指定で2時間15分の上演に
5分の休憩挟んでアフタートークが15分付きの
杮落としでありました~♪

ネタバレBOX

M2階のバイオリンの生演奏の元
(上り下りが脚立でないと成り立たないトコっす)
(舞台中央ドマンナカでー)

埼玉県にある高校の同窓会設定で
元ソフトボール部の顧問でクラス担任だった男性教諭と
元部長で今はキャバクラ従業員の女性と
フリーターで今は居酒屋店員の元部員に
タイムカプセルを埋めたハマダと
その相棒・・・・・・・

まぁ何度も上演されてるからネタバレしても大丈夫ですよねー





・・・・・・・その相棒さんは女優さんが演じてて
最初は人間かなぁと思わされてましたが
ミスリードで=じつは子犬さんでした
それも自分を人間と思っている設定です
説明的に直ぐ監禁場所に入れられての
密室ホラーサスペンスかと思ったら
前半は同窓会からの山中~タイムカプセル掘り起こしと
丁寧に経過を見せてゆきます
で監禁されてからは
「過去を思い出せ」というメッセージ通りに
(移動式のミラーにUVライトで照らしてのメッセージ)
(インパクトありました)
過去のシーンが合い間合い間挿まれて
なぜ3人なのか
どうしてこうなったのかが語られてゆくのでした
今回は女子ソフトボール部設定で
男性教諭が部を立ち上げて県大会から全国へと行こうとして
試合前日での交通事故で廃部となり
自身も右足切断から女子生徒との交際疑惑で転勤となり
10年後に埼玉に戻ってきた経緯が発端でした
元部長とはホントに付き合っていたようで
それをよく思わなかった現フリーターの元部員さんが
壮絶な喧嘩の末に監禁場で元部長さんを殺害調理して
男性教諭に食わせようとします・・・
交通事故も実はその女性同士の喧嘩であり
その時は部長が部員を車道に突き出してしまい
それを助けようとした教諭が車に撥ねられるところを
現場の公園でソフトの練習をしていて混ざりたかった
ハマダちゃんが先生を突き飛ばして怪我で済ませるも
自身は左手切断し重症のまま山小屋に駆け込んで
死ぬのを待ってると
バラバラ殺人していた高校のコックが小屋に来て
遺言として自分の半分をみんなに食べさせてと
残りは骨にと言い残しコックは実行したのでした・・・・
まぁコックさんは10年の間にバレて死刑になったそうですけど
そして同窓会への案内と教師としての
この地への勧誘は実はハマダの兄弟がしていたらしいと判明しますが
これは観客のみへの開示で
10日以上も監禁されてた男性教諭が
自分を事故の時に突き飛ばして救ってくれたのが
ハマダだったと思い出して終焉です・・・
その後はオープンエンドで観客が考えて~ってわけでしょうね

10年経ったら人間になれるよと
言い残したハマダでしたが
当のワンちゃんは友達になりたかったと
しゃべってはいるけど
それは観客にしかわからず
悲しさを加算してましたねぇ
台詞が天井の声で流れてて
舞台上ではしゃべんないんデス

ひたすら見てるだけだった
ハマダは作中で観客にだけ心情や
状況の開示をしてるので
監禁に至るまでの経緯は理解しやすかったデス

ミュージカル風に歌うシーンも挿むのだが
「なぜ歌う?」とか突っ込みも入れたりと
メタな事もしてましたわ

監禁小屋に唐突に出てくる食事=カレーも
ほんに唐突すぎてホラーでしたね
ホラーサスペンスだからいっかー

殺人に死体損壊にカリバニズムと
人の嫌がりそうな禁忌項目を舞台上で繰り広げるんで
ホント耐性の無い方にはキツソウかなぁと
重ねて申すわー
手足とれるし・・・切り刻むし・・・
リアルなチェーソーの音が凄いですよ

過去を思い出すアイテムとして出てきた
卒業アルバムの写真再現は
観光地の顔出し写真立て風にしたのが
ぞろぞろ出てきてコミカルでした~♪

で あふたーとーく では
過去公演に絡めつつも
AKB現役さんと卒業生の
AKBがらみの話が面白かったです
司会進行の主催氏も同意する
ジェネレーションギャプは
いろんなトコで起きてるんだなや
と妙に納得できました(^-^;)
右とヒダリと飴とムチ

右とヒダリと飴とムチ

トモダオレ。

新開地アートひろば(兵庫県)

2024/01/12 (金) ~ 2024/01/14 (日)公演終了

満足度

今日の今日でドナいせー言うねん…困るわ〰️日曜日の回増やして欲しいけど…😱

柔らかく搖れる

柔らかく搖れる

近畿大学舞台芸術専攻33期生 演劇

近畿大学 Eキャンパス D館 3階(大阪府)

2024/01/12 (金) ~ 2024/01/14 (日)公演終了

満足度★★★★

私もそうだが、日本の核家族化は進んでいる 人間は一人では生きていけないとする反面、人と関わることを嫌う(自己顕示欲の強い人は別)
年老いた父が入水自殺?をする事で子供(三人 男一人女二人)達の繋がりが微妙に変化していく様子を、とても上手く表現していたと思う 良かったです❕

『赤目』『長い墓標の列』

『赤目』『長い墓標の列』

明後日の方向

座・高円寺1(東京都)

2024/01/11 (木) ~ 2024/01/18 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

「長い墓標の列」。一年前にワークインプログレス(という名の公開稽古)を拝見して本公演が観られなかった作品。出演陣はどうやら新しいが、男女役入替えの趣向は変わらずで、一年越しで成果を拝見の趣きである。
役人物が独特の立ち上がり方をする。女性は男性を演じるに不十分な身体、逆も然り。人形=形代の様式を連想するが、演技態が統一されてもいない。ワークイン..ではこれに加えて女優が素の女性に戻ってキャピキャピ演じたり遊びを織り込んでこれは悪ノリでは、と否定的評価であったが、見て行く内に骨太な戯曲が立ち上がって来たのであった。

ネタバレBOX

10分の休憩挟んで2時間50分程。二幕から神妙な場面となる。一幕は義憤で血気を沸かせているのと対照的だ。二・二六事件、日中戦争勃発と来たその翌年(1938年)のとある大学にて、マルクス主義とも資本主義とも距離を置く政体を唱える山名教授の「処遇」を話し合う会議が開かれるその時間、山名の弟子や学生らが元気に議論している。軍当局の目が大学に対しても鋭くなる中、学問の陶冶を受けた者の知的胆力がそれらを払拭し、大学自治にもとる大学当局を指弾する姿も快活である。これご彼らにとって青春の季節でもある事を象徴するのが、弟子の一人花里が山名の一人娘弘子に告白し、弘子は受け入れる、という場面。ところが二幕では「正論」が持ち得た威光が陰り、現実の前に敗北して行く。ここに至って彼女たちのかりそめ身体を通して言葉がそれ自体の意味を伝えてくる。
山名と彼の一番弟子である城崎との議論は今の日本で為されて一向に不適合がない。圧巻。
舞台「Go back to Goon Docks」

舞台「Go back to Goon Docks」

舞台 「 Go back to Goon Docks」 2024 製作委員会

EX THEATER ROPPONGI(東京都)

2024/01/11 (木) ~ 2024/01/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

「十三夜」
1幕と2幕のテイストがあまりに違うことに驚かされました。
「十二夜」はもううろ覚えなのですが、それでも、ああ、この人があの役で・・・とかわかるとさらに面白いので、あらすじだけでも読んでいくことをお勧めします。私には名前が紛らわしくて苦手な演目ですが。

じごくのそうべえ

じごくのそうべえ

CHAiroiPLIN

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2024/01/12 (金) ~ 2024/01/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

初日。
開演前BGM可愛い♬
衣装可愛い🥰
ダンス可愛い💘
表情可愛い😍
可笑しくて
切なくて
ちょっとエッチで
可愛く仕上がっている。
小林ららさんから目が離せない。泥棒役だから唐草模様の衣装なのだけれど、何とも可愛らしい。
よし乃さんの進化が著しい。これまでになかった役で、とてもセクシー🫦新たな面を堪能した。
ジョディさんの見せ場はハプニングがあったけれど動じることなく、見事な対応で天晴れだった。
そして清水ゆりさんの音楽も冴え渡っていた。これまでの作品で制作した楽曲をCD化してほしい😁聴いて笑ったり泣いたりしながら運転したい。
ゴールデンウィーク公演が楽しみでしかたない。

ほどける双子

ほどける双子

クレネリ ZERO FACTORY

小劇場 楽園(東京都)

2024/01/10 (水) ~ 2024/01/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/01/12 (金) 19:00

座席1階

ほぼ1年前に拝見して、心に突き刺さるようなカケラが散らばったように感じた秀作。今回は道学先生の青山勝の演出とのことで、まったく新しい舞台を見に行くつもりで下北沢へ出かけた。

作品に登場するすべての人物を演じ分けるという離れ技は、今回もお見事。そのくるくると回転する大きな瞳で演じるさまを、小劇場ならではの近接感で堪能できる。また、前回のように外の音が入らない地下の小劇場だから、没入感も半端ない。
物語は、育児ノイローゼの妻が夫に誘われ、赤ちゃんをシッターに預けて食事とオペラに出掛ける場面から始まる。幼子をシッターに預けて外出する夫婦は欧米では当たり前というが、この舞台は最初から雲行きが怪しい。そんな不穏な感じも本多真弓1人で醸し出すのだから、前回よりもパワーアップしていると言ってよいのではないか。
50分の作品だが、衝撃のラストに向かって駆け上がっていく演出は素晴らしかった。このような作品を普通に楽しむことができる下北沢。小劇場万歳だ。

Ms. YAMA-INU

Ms. YAMA-INU

劇団鹿殺し

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2024/01/12 (金) ~ 2024/01/15 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

白いドレスで、犬の役をやっていた女性の役者さんがとても素晴らしかった。
ことばがないので、からだ全体で喜怒哀楽を表現するのはとても難しかったのではないかと思いました。
キレのあるバレエのような感じで感動でした。

先生役の男性がとてもイケメンで、思わず見とれてしまいました。

個人的にミュージカル、オペラが大好きなので、完全に私向きのお芝居で、行ってよかったと、心から思いました。

もう20分か30分短いと、個人的には助かります。

Ms. YAMA-INU

Ms. YAMA-INU

劇団鹿殺し

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2024/01/12 (金) ~ 2024/01/15 (月)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

Ms. YAMA-INU

Ms. YAMA-INU

劇団鹿殺し

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2024/01/12 (金) ~ 2024/01/15 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

圧巻のステージでした。演出のクオリティの高さに圧倒されました。ある意味R指定な舞台ですが、最後になるにつれてどんどん引き込まれていきました。ほんと素晴らしい舞台でした。

Ms. YAMA-INU

Ms. YAMA-INU

劇団鹿殺し

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2024/01/12 (金) ~ 2024/01/15 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

好き嫌いあると思いますが力作だと思います。

ネタバレBOX

仲万美さんはずっと美しかったです。
小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク『言葉とシェイクスピアの鳥』

小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク『言葉とシェイクスピアの鳥』

スペースノットブランク / 公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団

吉祥寺シアター(東京都)

2024/01/09 (火) ~ 2024/01/14 (日)公演終了

実演鑑賞

初日。
深澤しほさんの素晴らしさよ。開演させて、観客の脳に作品を放り込むナビゲーター。あの緩急とコントロールされた抑揚のある語り口調が最高。そして美しい。もう、いきなりメインディッシュが出てきた感じ。その上あのキレッキレのダンス。冒頭のこの時間だけでも、この公演を観る価値が充分にある。最後までこのまま見せてもらってもイイと思った。
あれだけ大勢のキャストに、それぞれ振り付けをして演出する、その見事な手腕に敬服する。
最近は、ダンスを観るときには頭を空っぽにして見たままを感じ、楽しもうと思うようにしている。
楽しかった。
たくさんの方に、深澤しほさんの素晴らしさを観るて感じでいただきたい。

Ms. YAMA-INU

Ms. YAMA-INU

劇団鹿殺し

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2024/01/12 (金) ~ 2024/01/15 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

頂いたチケットでオペレッタ「ミズ・ヤマイヌ」観劇。伊藤純奈、能條愛未、木﨑ゆりあ、他。元乃木坂やAKBでセラミュにも出てた子も居て皆さん可愛く歌も上手でした☺️内容はホラーサスペンスで、コメディ要素もあるのですが、グロいシーンもあるので注意。そういうのが好きな人なら。古い小ネタが謎🤣ありがとうございました🙂

ネズミ狩り 2024

ネズミ狩り 2024

劇団チャリT企画

ザ・スズナリ(東京都)

2024/01/06 (土) ~ 2024/01/08 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

この舞台を観ていたら
人を殺したら=死刑、は、どこかの宗教みたいに、やられたらやり返すを連想してしまいました。
負の連鎖を断ち切るには、なにが必要なのか難しいところですね!?
あと、正義感をふりかざす記者、昨今の報道もですが、主観が入りすぎる感じがあり、本来、事実だけを正確に伝えるだけでいい気がするのですが.....
色々考えることが多いですが面白かったです!

境界

境界

劇団夢現舎

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2024/01/06 (土) ~ 2024/01/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ベシミル! 華5つ☆ 
 板上中央奥に屏風状に一双張られた造作のみ。他に舞台美術はない。出捌けは四隅に幕を用いて袖を作り実に合理的に空間を最大限に活かして用いている。数多くの小品をオムニバス形式で演じてゆくがそれぞれの作品に独立性が高く、上演の順も上手く構成されていて全く飽きず各作品を堪能できる。脚本、演出、演技、作品に向き合う姿勢、観客への態度も頗る良い。(追記1.13 )

ネタバレBOX

 演じられた作品群は以下の11作品。上演順に先ずタイトルを挙げておこう。
1:『笑顔・・・』
2:『告解・・・』
3:『鏡・・・』
4:『風』と『ちさこ』と『バスタブ』と・・・
5:『消防民営化・・・』
6:『妻は出て行った・・・』
7:『忠告・・・』
8:『レストラン・・・』
9・『壺・・・』
10:『国境・・・』
11:『井戸の茶碗・・・』
 各脚本は劇団オリジナルのようだが、古典落語などをベースにしている作品も在る。また各作品で描かれた状況や場面を「境界」と取るか否かは観客の知・イマジネーション・判断に因る。また境界という言葉そのものが厳密には或る領域と別の領域との間を指す単語である為例えそれが線分に過ぎないとしても一種の曖昧性を宿命づけられていると考えられよう。その表現が、タイトルに三点リーダーで示されてもいる。
 各挿話色とりどりで飽きさせないことは既に書いたが新年ということもあり、新たな年に絡めたシーンが番外に締めとして行われる粋もあり、様々な擽りや人情、深い哲学的問題等を描いた作品もある。この尺でこれだけ多くの人生模様をこれだけ掘り下げた公演には滅多にお目に掛かれる訳では無いことも付言しておきたい。


平成の夢

平成の夢

ジャパニーズ生活

OFF OFFシアター(東京都)

2024/01/06 (土) ~ 2024/01/09 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2024/01/06 (土) 14:00

105分。休憩なし。

舞台「Go back to Goon Docks」

舞台「Go back to Goon Docks」

舞台 「 Go back to Goon Docks」 2024 製作委員会

EX THEATER ROPPONGI(東京都)

2024/01/11 (木) ~ 2024/01/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

「十三夜」初日を観劇
劇中劇として「十二夜」が挿入されているのだけれど、作品本体の「十三夜」にもシェイクスピアの喜劇エッセンスがたっぷり散りばめられているよう
特に「十二夜」の練習風景のハチャメチャっぶりは「真夏の夜の夢」を彷彿
後半になるほど勢いがあった頃の日本演劇の匂いが濃厚になり、その懐かしさに切ない気持ちでいっぱいに
もう味わえないと思っていた何とも言えない熱い世界観、空気感に思いっきり浸れるという贅沢
ただ観劇初心者に決して優しい感じの内容ではないので、推しの役者さん目当てに来られたお客さん達はどんな受取り方をされているのだろうかと思っていたところ・・・
場内一体となってのスタンディングオベーション
初日なのに(いや初日だからこそ)これだけ完成された座組の芝居を生で目の当たりにすると充分に伝わるものってあるのだなぁと
熱い時間と空間を共有できた幸せな一体感でした

会場のEX THEATER ROPPONGIはコンサートで来た事がありますが、もう音響がめっちゃ良い、凄い迫力
照明も瞬時に表情を変えていき舞台を豊かに彩っていた事を書き添えておきます

RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)

RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)

宝塚歌劇団

宝塚大劇場(兵庫県)

2024/01/01 (月) ~ 2024/02/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

RRR×宝塚、大エンタメすぎてめちゃくちゃ圧倒された。映画の良いとこそのままにあの完成度。宝塚初めてだったけどめっちゃ楽しめた!最高!

ミュージカル 『SPY×FAMILY』

ミュージカル 『SPY×FAMILY』

東宝

博多座(福岡県)

2023/05/03 (水) ~ 2023/05/21 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★

配信で鑑賞しました。

美術・場面転換・演出が非常に良かったです。
ロイド役ヨル役の歌唱力が少し惜しく感じました。他のキャストの歌や美術や演出が分厚かったために浮いて見えただけかもしれませんが…。Wキャストが別パターンだと違ったのかもしれません。

内容は忙しい人向けのスパイファミリーという感じで、結構駆け足ながら「ここにこれだけ時間を割くならこっちをじっくりやってほしい」みたいなストレスはなく、バランスは良かったと思いました。ただ、原作漫画もしくはアニメを見ていない人が着いていけるか微妙なスピード感ではありました。

モニターやマッピングなど映像の使い方にがっかりすることもあるのですが、こちらの作品は文字で見た方がわかりやすい言葉を表示したり部分的に使うような感じで、大変効果的だったと思います。

このページのQRコードです。

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