最新の観てきた!クチコミ一覧

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マテリアルパレード

マテリアルパレード

LUCKUP

ザ・ポケット(東京都)

2023/08/09 (水) ~ 2023/08/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ステージを見た時、派手なプロジェクター映像に目を奪われました。
これをまず見たら好奇心そそられますね。
中身はイケメンによるイケメンな芝居でした。
欲を言えばもっと深みある演技を見たかった。
しかし、この続編がもしあるなら今作と同じキャストで見てみたいと思いました。

髪をかきあげる

髪をかきあげる

THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)

THEATRE E9 KYOTO(京都府)

2023/08/18 (金) ~ 2023/08/20 (日)公演終了

満足度★★★

それぞれの違ったシチュエーションがいつの間にか混じりあって…
満員でちょっと期待していたが、期待したまでには届かず
中途半端感が残った

アオハルがやりたくて

アオハルがやりたくて

リブレセン 劇団離風霊船

OFF OFFシアター(東京都)

2023/08/16 (水) ~ 2023/08/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

開演前の挨拶では上演時間65分とのことだったが、しっかり中身の詰まった65分。開場後のBGMも映画好きらしいセレクション。本編でとりあげる作品を変にマニアックなものにしなかったのもいい。セットもいい造りだし、伊東さんを久々に近くで拝見できたのも嬉しかった。

アオハルがやりたくて

アオハルがやりたくて

リブレセン 劇団離風霊船

OFF OFFシアター(東京都)

2023/08/16 (水) ~ 2023/08/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

個人的には「ローマの休日と東京の仕事」から2年ぶり、2回目のリプレセンさんの公演
リプレセン2度目の観劇にして確信したのは、美術のこだわりと映画愛がめっちゃ深い劇団さん
開演前、小劇場には珍しく緞帳が
一体どんなセットが用意されているのか楽しみに待っていましたが、ジャ~ン!現れたのは期待通り、凄く丁寧に作り込まれたセット、役者さん達の演技も冴え渡って響いてきます
映画ネタがふんだんに盛り込まれ、それらがみな超有名作品ばかりゆえ一つたりとも取りこぼしは無かったと思う、これは楽しい!
加えてこれまで流行ってきた言葉を取り入れるのが妙に上手
前回は“草”の使い方にウケたものだけれど、今回はそれ以上、ふんだんにその手腕が発揮されていて大いに笑わせて頂きました

笑いだけでなく苦味も含んだ面白さ、こだわりがギュッと詰まった1時間5分
自己肯定感が著しく低い主人公”山田佳菜子”
例えが古くて恥ずかしいけれど歌謡曲「わたし心はお喋りだわ♪」のフレーズが思い浮かびました
そんな彼女の内面世界にどっぷり浸ってきた感じ、すっかり取り込まれました

兎、波を走る

兎、波を走る

NODA・MAP

大阪新歌舞伎座(大阪府)

2023/08/03 (木) ~ 2023/08/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 野田秀樹の「兎波を渡る」を観た。
 このところ、彼の作品は、「忘れられない、忘れてはいけない不条理に向き合う」というコンセプトで作られている。「エッグ」=「731舞台・人体実験」「Q」=「シベリア抑留」というような、無辜の民が、歴史の不条理に巻き込まれて塗炭の苦しみを味わう。それが、最初は、全く関係ないような、「幻の東京オリンピック」だったり「ロミオとジュリエット」だったり「源氏と平家」だったり、して、彼の得意な「言葉遊び」をしていくうちに、単なる遊びでなく、意味の糸がつながっていって、結末に向かって、謎がほどけ、そこに、不条理な状況に放り込まれた、無名の人々の苦しみ、生き様が浮かび上がってくる。忘れてはいけないのに忘れ去られようとする、一人一人の人間の無残、悲痛な思いが浮かび上がって胸を打つ。そういう意味では、唐十郎の正統な後継者だろう。

ネタバレBOX

 今回の出だしは「不思議の国のアリス」を上演する廃園となろうとする遊園地。兎に付いていった、〈娘アリス〉(多部未華子)は拉致された子どもとなり、兎は工作員となる。兎の一人は脱北して、拉致問題を告発した元工作員〈アン・ミョンジン〉(高橋一生)となる。そして、拉致された我が子を探し出そうとする〈母アリス〉(松たか子)。
 今回は2時間少々と最近の野田作品にしては短めなので、分かりやすい。3時間を超える大作となると、投げた糸が、つながっているのだろうけど、見ていて混乱する。もちろん、今回の作品でも前段に書いたような単純な話ではなく、「カジノ」の問題や「生成AI」の問題も複雑にからみ合っている。
言葉遊びで言えば、[妄想するしかない]は、ほとんどバーチャルに侵食されている現実、子どもたち(大人たちも)をそんな世界に拉致されている「今」と[もう・そうするしかない]国=違法でも、非人道でも、[そうするしかない]所まで追い込まれている(?)全体主義国家をかけている。工作員である[兎]はローマ字読みで[USA GI=アメリカ兵]となる。日本風の軍服を着た教官と兎。
 なぜ、工作員なのに「アメリカ兵」なのだろう、と思っていたが、ラストで、氷解した。[もう・そうするしかない]国とは、「北朝鮮」だけでなく「ロシア」も意味するのだろう。まだ続く戦争、戦争犯罪に、ウクライナの子どもをさらって「洗脳する」という非人道的な、ものがある。
 工作員「兎」がピーターパンとなって、子どもたちをネバーランドにさらっていく。それも「拉致」の比喩で、子どもたちは「親なんかいらない。」と言え、と洗脳されていく。「ロシア」の拉致から、取り返された子どもの中には、すっかり洗脳されて、「ウクライナはネオ・ナチだ」と言う子さえいると聞く。
 〈アリス母〉は聞こえなくなった〈娘アリス〉の声を必死で聞こうとする。「母」は絶対に諦めない。それは「母」だから。「父」と違って、「母」は絶対殺さない。そして、何度も38度線を越えて〈娘アリス〉を救い出そうとする〈元工作員アン・ミョンジン〉は、「日本」のことではないか。かつて「もう・そうするしかない国」であり、朝鮮半島から人々を連行してきた全体主義国家であった。(野田の言う「忘れてはならない不条理」には「被害」だけでなく「加害」も含まれるのだろう。いや、「加害」こそ忘れてはならない、と言うのだろう。)戦後アメリカ側になり、「資本主義的要請」のもと、今また、非人道的な、踏み越えてはならない「流れ」、「力」に身をまかせていないだろうか。「妄想するしかない国」に子どもたちを拉致されて平気で、その声を聞こうとしなかったり、「クラスター爆弾」や「核兵器」というような非人道的武器(そもそも武器は全て非人道的なんだけれど)の使用に目をつぶっていないだろうか。平和主義国家として、平和裏に、「戦争」を「非人道的行為」を終わらせる役割を担え。
 そんな野田のメッセージを読み取るのは、私の「妄想」だろうか。
 いや、そうではないだろう。「幻想」される「〈娘アリス〉を求め続ける〈母アリス〉」と「跳ね返されても跳ね返されても、38度線を越えようとする〈兎=元工作員〉」の姿に、限りなく絶望的でありながら、微かな、でもたしかな「希望」を見て涙が流れた。
燦々

燦々

U-33project

王子小劇場(東京都)

2023/08/16 (水) ~ 2023/08/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2023/08/17 (木) 14:00

何回か観たユニットが短編3本を上演。繋がりがあるようなないような…。(3分押し)31分,29分,37分。
『謝ったら死ぬ病』は、すぐ謝る女子が医者に「謝ったら死ぬよ」といわれるのだが…、の展開。『ワンダフルな人生』は、辛いと言ってる女子が幸せになりたくて…、の物語。『意味不明』は「私」(チカナガチサト)のため何でもしてくれる「あなた」(中村透子)の話かと思ったら…。物語は独立しているが、繋がりがあると言えばあるようにも見える。ストーリー的には今一つで、乗り切れないのが惜しい。このユニットの「芝居しています」的な演技は特徴だが、よく観ると丁寧に作られた巧妙さは感じられるあたりはいい。チカナガチサトの声が印象的で、野田秀樹の好みのような気がする。

燦々

燦々

U-33project

王子小劇場(東京都)

2023/08/16 (水) ~ 2023/08/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

 役者は全員女性。

ネタバレBOX

所謂Z世代と見受けられる。短編3作品のオムニバス形式での上演だが役柄には男子の役柄もある。因みにZ世代という単語最近よく見掛けたり聞いたりすることが多いが元々アメリカで1960年代から70年代生まれの世代をX世代と名付け次をY世代、そして現在ミドルティーンから23~24歳くらいの人々をZ世代と呼ぶようになったということのようである。Z世代は所謂デジタルネイティブとも呼ばれる世代で、育ってきた環境の中にデジタル機器があり、それらを自由に使いこなす世代という意味で使われているようである。そうは言ってもここにも格差はある。電話網が整備された後、インターネット環境が作られた国々では電話網を構築する為に莫大な費用が掛かっていたが、通信インフラの中でも携帯については開発途上国の多い地域では通信の為の大規模な設備を備えることなく送受信できる設備を備えれば実際に携帯電話やスマホが使えるような技術が拡大して急速に普及したから携帯でのネット環境は20世紀末ほど落差は無いかも知れない。何れにせよ兎にも角にも情報の氾濫する時代に生まれ育った世代の物語という感触を持った。女優陣、皆一所懸命に演じているが、彼女らの感覚から言えば一生懸命なのであろう。その落差は感じた。つまり武士の守るべき所領という具象を持たず、何となく具体的な目標も持たずに頑張るというイマージュのみが空疎にあるような無いような。(この表記もそのアンヴィヴァレンツを表現してみた)
 3作品を上演順に述べておく。1:謝ったら死ぬ病 2:ワンダフルな人生 3:意味不明 3作品に共通しているのは、内実の無いイマージュに翻弄された登場人物しかいないこと。3作目のみ、男子役の台詞には、そのことに気付いている様子が描かれており、役としては男女カップルのこの微妙なずれを照明が見事に表現していたのが白眉であった。
 舞台美術は1点(Aとしよう)を起点として大小の正方形を2段に重ね大きな正方形を1段目に小さな正方形を上段に設えて時計回りにB,B‘、C,C’、D,D‘が平台を使って作られている。AからD’方向へ黒幕が天井から張られ、AからD迄は袖が設けられていて出捌けに用いられる他AからB‘迄矢張り天井から黒幕が垂らされ目隠しになっているのでこの裏側を通って2番目の出捌け、3番目の出捌けはAからD’の目隠しで裏導線を形作っている。客席はD‘からC’の対面とB‘からC’の対面。
 具体的な焦点を持っているつもりになれる我々の世代とは異なり、最初から曖昧模糊としたイマージュしか持たない者が大多数を占める世代らしく表現自体が曖昧模糊としているが、その靄のような生の央を生きる不如意が伝わってくる点で時代を浮き彫りにしてみせた。
ゴメラの逆襲・大阪万博危機一髪

ゴメラの逆襲・大阪万博危機一髪

笑の内閣

こまばアゴラ劇場(東京都)

2023/08/17 (木) ~ 2023/08/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

東京公演初日。確かに馬鹿馬鹿しさ全開でよかったのだが、早くからチケット確保して期待しすぎていたせいか、正直なところ、その期待値は下回った印象。

燦々

燦々

U-33project

王子小劇場(東京都)

2023/08/16 (水) ~ 2023/08/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2023/08/17 (木) 14:00

価格4,000円

ユーサンサンプロジェクトの短編作品を3本観劇。
開場入りがギリギリになってしまったにも関わらず、舞台役者から近い距離に着席できたことは幸運でした。
物語は『謝ったら死ぬ病』
○○フィラキシー症候群にかかってしまうと、最後は死ぬことになりますよ?
というイマドキのウイルス系。人の心の病を上手く表現した短編劇。

『ワンダフルな人生』は、17歳の女子高生が他人の人生を羨み
自分の人生が辛いのは環境のせいだと言い張ります。
そこで神さまに相手の人生を生きてみたいとお願いする作品。
隣の芝生は青く見えるじゃないけれど、きっかけは共感出来るものがありました。
けれど人生は各々ハードモードな部分も見えてくるわけで…若いって良いなw

最後は、やたら神保町ワードが出てくる作品『意味不明』
エンターテイメントとは、他人を喜ばせる行為。
私とアナタが違う人間だからこそ、考えている事も同じではない訳で…。
良かれと思って行動していることが実はすれ違いだったり、勘違いになってしまったりといった二人芝居。

ネタバレBOX

忖度なしの意見を述べさせていただきますが、
平穏な会話の中に見え隠れする「笑い」や「ユーモア」。
真意を隠す日常と非日常。これをテーマに体現するって、すごく難しい。
言われれば「なるほど」って気付けますが、普通に演じているだけだと面白さを感じにくいんですよね。
学生演劇のノリで、キャッキャしている印象しか残らなかったです。

特に強い個性派が主キャスで入ると、
同年代の役者たちは役作りが引っ張られてしまうのか…3作とも似たような印象の舞台。
物語のオン・オフや起承転結が見えづらく、もう少しBGMやセリフの間
配役の細かい部分(発声、台詞回し、しぐさ、動き方など)の研究・底上げが必要だと思いました。
集中して観ることが難しかったです。
ヨリソウ重力(ENG改定版)

ヨリソウ重力(ENG改定版)

ENG

吉祥寺シアター(東京都)

2023/08/16 (水) ~ 2023/08/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

公開されている画像などから予想されるエンタメ寄りな作品というよりもしっかりした群像劇で会話劇として成立していたプラスしてあちらこちらで繰り広げられる殺陣は基本ほぼ無手、スピード感もあり痺れた。

ネタバレBOX

パルクール自体は確かにすごかったがちゃくちじのおとと客席にも響く衝撃はとても低重力感が表されているとは思えなかったただ松藤さんは確かに低重力だったのでそれ以外は演技で良かったような気がするわ。正直一部邪魔感すらあった。低重力なせいで迫害されているというがおそらく今地球上に低重力な特異点があったら地価爆上がりだし住みたがる体の弱い金持ちゾロゾロいるだろう。病気になるといってもそうであれば低重力を利用して宇宙産業なんてどうだ。まあ人間は非合理的なので何かのきっかけでそうなっちゃったのかも知れないけどちょっと合点がいかない。そこが引っかかると全て合点がいかなくなりそうになるんだけどもね。ブロマイドについてブロマイドだからあれで正解なのかもしれないが、のペリしているというかAI画像見たいな仕上がりで仕上げとして好きでない。
マテリアルパレード

マテリアルパレード

LUCKUP

ザ・ポケット(東京都)

2023/08/09 (水) ~ 2023/08/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ちょっとツッコミたいところもあるけれど、全編にわたるアクション、理屈抜きに楽しめます。シリーズ化するのかな?

燦々

燦々

U-33project

王子小劇場(東京都)

2023/08/16 (水) ~ 2023/08/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

短編集3本立て。いずれも分かりにくいという訳ではないのだが、なんとなくしっくりこない。どう感じればいいのか悩んでしまう。実験的だからかな?

燦々

燦々

U-33project

王子小劇場(東京都)

2023/08/16 (水) ~ 2023/08/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

テーマは同じような、若い女性の<暗澹>たる気持、それでも<燦々>と生きようとする姿を描いた3短編。最近の公演は若い女優陣で紡いでおり、本作も例外ではないが 内容は性別に関係なく、人が抱える葛藤であり苦悩である。しかし 重苦しくせず、どちらかと言えば 打開しようと奮闘する様子を明るく描く。表層の面白可笑しさ、その奥に隠れた心の傷が痛いようだ。

短編のタイトルは 上演順(キャスト)に「謝ったら死ぬ病」(6名)、「ワンダフルな人生」(4名)、「意味不明」(2名)で 何となく群像から二人芝居へ。この構成は良かったが、作品の出来に差があり 全体としてみたとき 心に響かないのが惜しい。

舞台は斜めに設え 二段菱形状のよう。それに対し 客席は2方向に配置しているが 観やすさは変わらないだろう。印象に残ったのは、最近の(U-33project)公演に比べ<心情と情景>の違い、それを照明の諧調によって表現しており巧い。
(上演時間1時間35分) 

ネタバレBOX

「謝ったら死ぬ病」
すぐに謝ってしまう少女、診察した結果「謝フィラキシーショック症」らしい。このまま謝り続けると死んでしまう。そして「怒」「泣」といったフィラキシーショック症候群に悩む少女たちと出会い、悩みの共有と打開策を練る。まずは食生活の改善を試みるが失敗。心の問題は自分自身に向き合うこと。謝る・怒る・泣く といった感情を過度に意識しない平静さが大切。自信の無さ、対人恐怖といったアリがちな心の悩みを明るく描いた短編。それまでの物語を ラジオの人生相談に語っているかのような。

「ワンダフルな人生」
<隣の芝は青い>または<王子と乞食(差別用語か?)>といった、他人の暮らしを羨むような。劇中 「私より辛い人生の人はいない!断言出来る!」とあるが、その辛さが伝わらないため共感が得られない。人の身なりや姿形に惑わされず その本質を見ることや、周りに流されない意思をもつことの大切さ、といった寓話を思わせる。物語では橋本環奈の暮らしに憧れ、神様がその願いを叶えてくれるが…。その暮らし 体験してみれば、思った以上にハードで過密スケジュールに悲鳴を上げる。そして予定調和の結末へ。

「意味不明」
「エンターテイメント」をキーワードにした心象劇のよう。私とあなた という二人称でありながら自分への自問自答のような気もする。人々を楽しませるだけで、自分は楽しまないのか。人の心を魅了して離さないためには 自分自身が楽しんで、その気持を伝えることが必要なのでは…そんな2人の遣り取りというか(1人)心の葛藤。人の心にある表裏をエンタメの原義に絡めたドラマのよう。この物語では何を伝えようとしているのか?作者(結城ケン三氏)=登場人物 わたし のエンタメに対する思いを語っているのであろうか?まさに<意味不明>のような。

若い女性の葛藤や憧憬のような心の様(サマ)を淡く揺れるような照明で表す。全体としては 淡色照明で明るくすることで、重苦しい雰囲気にしない。またシーンによっては 朱紙(セロハン)吹雪+照明効果で気持ちを吐き出させるような。この演出はU-33projectの特徴のようだ。
次回公演も楽しみにしております。
寺山修司没後40年記念認定事業 体現帝国 第十一回公演『奴婢訓』試演会

寺山修司没後40年記念認定事業 体現帝国 第十一回公演『奴婢訓』試演会

体現帝国

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2023/07/22 (土) ~ 2023/07/22 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

七ツ寺共同スタジオでの試演会見てきました
あの七ツ寺を驚くほどの広さ、深みで見せます
光と影 動きと形 音 匂い
その全てが奴婢訓

マテリアルパレード

マテリアルパレード

LUCKUP

ザ・ポケット(東京都)

2023/08/09 (水) ~ 2023/08/20 (日)公演終了

実演鑑賞

派手!
秀逸なプロジェクションマッピングを背にイケメンたちがアクションとアクト。
女性客が多いのも納得です。

マテリアルパレード

マテリアルパレード

LUCKUP

ザ・ポケット(東京都)

2023/08/09 (水) ~ 2023/08/20 (日)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

舞台「六日戦争~東洋一の飛行場〜」

舞台「六日戦争~東洋一の飛行場〜」

NPO法人文化活動支援会まつり

さいたま市産業文化センター(埼玉県)

2023/08/12 (土) ~ 2023/08/13 (日)公演終了

実演鑑賞

なんともコメントしづらい舞台でした。誰が主人公で,メインのストーリーがどうでとか全くわかりません。背景事情が不明ということもあります。せめて,当日パンフくらい作ってくれれば親切だったのにと思ってしまいました。商業演劇ではないということを考慮して,満足度の☆は付けないこととしました。

月光の夏

月光の夏

劇団東演

北沢タウンホール(北沢区民会館)(東京都)

2023/08/14 (月) ~ 2023/08/15 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

映画化もされた毛利恒之の小説の朗読劇としての舞台化
もう20年も毎年終戦記念日にあわせて上演している
出撃を前に小学校にグランドピアノを弾きに行った特攻隊員ふたり
ソナタ「月光」を弾いた音楽学校生は海の藻屑となり、その譜めくりをして海ゆかばを弾いた師範学校生はエンジン不調で引き返したのだが、その後は・・・
死ぬも地獄、生きるも地獄とは言うけれど、待っていたものはあまりに過酷
しかし、ついに口を開いてその間の事情を語り始める
使者に口なし
ならば生き残った者が語るしかない
セリフでも出てきたように、戦争責任をあいまいにしたまま復興した日本には全体主義、軍国主義の根が残っていて、いつ頭をもたげるかもしれない
それを防ぐには戦争の悲惨さについて語り続け、世代を継いでいくしかない
朗読劇と言ってもかなりの「演技」があり、途中まで特に岸並さんのそれは過剰かなと思っていたのだが、徐々にその効果を認めざるを得なくなった
いずれにしてもいかにも演劇人の朗読劇だった
仲道さんの弾く最後の月光を聴きながら、そうだ知覧に行かなくてはと強く思った
我々は戦争を直接経験したわけではないが、子どもの頃からそうした人たちの話を聴いて育ち、いわゆる傷痍軍人を目にする機会もあった世代である
語り伝えねばならない

マテリアルパレード

マテリアルパレード

LUCKUP

ザ・ポケット(東京都)

2023/08/09 (水) ~ 2023/08/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

イケメン男優てんこ盛りだったので、観客の9割以上は若い女性(笑)
対抗上、小貫莉奈なかなかカッコよかったし、ヒールの浜口望海最高だった
結構良質のアクションシーン多くてそれなりに楽しめた
時々入るギャグは蛇足だったけど
速いテンポの場面転換と、優れたプロジェクションマッピングが印象に残った
舞台装置もそれを活かすべく上手く作られていた
全体としてよくできたエンタメ作品と言って良いかな

『21世紀のキリン × あたらよ』

『21世紀のキリン × あたらよ』

火曜日のゲキジョウ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2023/06/06 (火) ~ 2023/06/06 (火)公演終了

実演鑑賞

18:00の回を観劇しました!

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