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静流、白むまで行け

静流、白むまで行け

かるがも団地

スタジオ「HIKARI」(神奈川県)

2023/11/09 (木) ~ 2023/11/11 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/11/10 (金) 14:00

115分。休憩なし。

星めぐりのうた

星めぐりのうた

おだづもっこ企画

アトリエ第Q藝術(東京都)

2023/11/08 (水) ~ 2023/11/09 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2023/11/08 (水) 19:00

95分。休憩なし。

アメリカの怒れる父

アメリカの怒れる父

ワンツーワークス

駅前劇場(東京都)

2023/10/26 (木) ~ 2023/11/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/10/31 (火) 19:00

115分
休憩なし。

あなたはわたしに死を与えたートリカブト殺人事件ー

あなたはわたしに死を与えたートリカブト殺人事件ー

ISAWO BOOKSTORE

小劇場B1(東京都)

2023/11/08 (水) ~ 2023/11/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

凄い!重い渾身作。
シリアスな劇では今年の一番か?

この時代を過ごしたのだけど、この事件は憶えていないんです。
ロス疑惑やグリコ・森永事件は憶えているのに。

ネタバレBOX

86年にはあのサイズのペットボトルはなかったはずだけど。
無駄な抵抗

無駄な抵抗

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2023/11/11 (土) ~ 2023/11/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

最前はD列。
駅前の円形広場、何故かもうこの駅に電車が止まることはない。全て通過していくのみ。知らせも何もなくいつのまにかにそうなった。

シルクハットの大道芸人(浜田信也氏)は決して何もしない。「何もしない」ことをしているとうそぶく。

カフェの店長(大窪人衛氏)は電車が停車するよう署名活動を始めた。

この町に戻って来た元占い師のカウンセラー(松雪泰子さん)、予約した客(池谷のぶえさん)は学生時代の同級生。当時クラス内で特別視されていた彼女から、「あなたは人を殺す」という予言を受けたと言う。カウンセラーには全く記憶にない。客は今、歯科医で羽振りが良くホストにハマっている。孤独な彼女を心配する兄(盛隆二氏)。

町の名士である資産家の老人から依頼を受けている探偵(安井順平氏)。老人の孫(穂志もえかさん)はその中身が気になって仕方がない。

児童養護施設で共に育ったホスト(渡邊圭祐氏)と産んだ子供を施設に預けたシンママ(清水葉月さん)。こんな思いは絶対自分の子供にはさせないと誓った筈が同じ状況を繰り返す。

施設の前で捨てられていた赤子を拾った職員(森下創氏)は今、駅ビルの警備員に。

カウンセリングで掘り起こされる内容が『羊たちの沈黙』を思わせる。
挟まれる「こんな夢を見た」が効果的。

穂志もえかさんが永野芽郁と剛力彩芽を足したみたいな可愛らしさ。渡部豪太の妹みたいにも見えた。キャスティングセンスが良い。
清水葉月さんや穂志もえかさんの口調や内容がかなりリアル。それを受ける安井順平氏の対応もリアルで嘘臭くない。

大御所映画監督が余生に撮るエピローグのような作品。
かなりラディカルな煽りを込めている。
是非観に行って頂きたい。

ネタバレBOX

カウンセラーが松雪泰子さんだとは最後まで気が付かなかった。
ガイドラインの筋としては、能力者の男が弟の女房に子供を産ませ、更にその産まれた娘を孕ませる近親相姦。しかも娘が産んだ子はホストになり、娘の担当となっている。ハインラインの「輪廻の蛇」のようなカルマ尽くし。

作家は因果律を超えた自己肯定を提唱。何もしなくてもいいんだよ、胸張って生きろ!と。ラディカルな提言で悩む苦しむ人間達に告げる。どうしようもなく駄目な自身を肯定しろ!ありのままでいいじゃないか!

※何か村上春樹っぽい。村上春樹のあの感覚は舞台が一番適しているのかも。
君は即ち春を吸ひこんだのだ

君は即ち春を吸ひこんだのだ

新国立劇場演劇研修所

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2023/11/07 (火) ~ 2023/11/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

新美南吉の短い青年期を描いた伝記劇。先に金田一京助の伝記劇を見たが、最近、戦前の危うさが泡立ってくるような時期を生きた人々がよく取り上げられる。同盟通信はその歴史的証明か。日々、周囲を見れば、いやな時代だなぁとメディアに接するたびに気が萎えるいまの時代である。人々にはやはり動物的予感があるのかも知れない。
この原田ゆうの作品は旧作で、新国立の研修所の卒業公演に選ばれた。こんな難しいものをやらなくても良いのに。
先の金田一の本のような凡なわかり良さがない、というより、わかりやすくなるところを本が避けている。演出も避けている。宮沢賢治の場合は作品に謎めいたところが多いが、この本の場合は、南吉そのものが日常の家族にも社会からも浮いてしまう謎を描いている。戦前の地域社会が実に巧みに書かれているのだが、これを今の人々が表現するのは難しい。地域社会にすり込まれた土霊のようなものに取り込まれていく南吉の姿は隔靴掻痒である。今もこれに似た実態もなくはないだろうが、なんだか女子マンガの理解でも良いか!となっているシーンもある。これはこれで研修生は皆よくやったと思うが、タイトルに合わせて細かく作り込んだセットの庭と、押さえ込んだ音楽が一番の出来というのでは卒業公演としてはどうだろうか。
やはりこの作品は、もっと上級者の本だと思う。タイトルに背き、ゾッとするような上演が見たいともった。

asahikawa

asahikawa

劇団BREATH

品川区立総合区民会館 きゅりあん大ホール(東京都)

2023/11/11 (土) ~ 2023/11/11 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

素晴らしかったです。郷土愛をすごく感じました。私は旭川とまったくゆかりのないところで育った東京人ですが、それでもすごく楽しめました。演者さんの舞台に対する意気込みと本気さを感じました。今日鑑賞できて本当によかったです。

asahikawa

asahikawa

劇団BREATH

品川区立総合区民会館 きゅりあん大ホール(東京都)

2023/11/11 (土) ~ 2023/11/11 (土)公演終了

実演鑑賞

良い舞台だったと思います。

枝折り

枝折り

中央大学第二演劇研究会

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2023/11/09 (木) ~ 2023/11/12 (日)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

ゆらりゆられ

ゆらりゆられ

teamキーチェーン

吉祥寺シアター(東京都)

2023/11/08 (水) ~ 2023/11/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白かった!

asahikawa

asahikawa

劇団BREATH

品川区立総合区民会館 きゅりあん大ホール(東京都)

2023/11/11 (土) ~ 2023/11/11 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

頂いたチケットで「Asahikawa…繋がりゆく魂」きゅりあん大ホール観劇。北海道旭川の市民劇団さんの東京公演。旭川の映像が頻繁に流れるので現地で観てる感覚に。休憩中スタッフの方と話したら演者スタッフ70名ぐらいで来られたとか。それ聞いたら遠路来てくれたんだなーとか思って後半感動して泣きそうに。ブラボー旭川!ありがとうございました!

『ことばにない』後編

『ことばにない』後編

ムニ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2023/11/09 (木) ~ 2023/11/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/11/11 (土) 11:00

座席1階

前編の4時間に加え、今回の後編も4時間余り。観客も大変だが、役者は精神的にも肉体的にもさらにハードだったろう。後編は3場で幕間の休憩は10分だけ。トイレに行くのがやっとという中で、濃密な演劇を堪能した。前編よりもはるかにブラッシュアップし、迫力も増した。長時間だけに登場人物それぞれの苦悩や思いが丁寧に描かれていた。

レズビアンという性的少数者がテーマの一つ。高校演劇部の顧問だった先生がレズビアンであることのカミングアウトと共に演劇の未完成台本を残して死亡。演劇部員だった4人の女性が新たなテキストを加えて戯曲として上演しようとする物語だ。
物語の柱は登場人物の人生と人間関係。演劇は言葉を舞台で紡いでいく芸術だと思うが、タイトルにある「ことばにない」というフレーズのように、言語化できない思い、考え方なども絡み合わせて映像的な舞台に仕上げてある。
演出は前編に比べて格段に進歩し、長丁場なのに客席を飽きさせることはない。まず冒頭のシーンがとても印象的だ。薄いカーテンの幕を効果的に使い、照明は単純化。歌や踊りを盛り込んで会話劇を補完するという荒技もあった。演出的な意図を持ってカーテンに言葉を映し出したり、早変わりの衣装も効果的だった。中心をなす女優たちの熱演もいい。これだけの長丁場で、しかもかなりの長せりふが乱発されていたから、俳優たちの苦労が偲ばれる。
だが、これらがすべて、この舞台を成功に導いた要素である。主宰の劇作家、宮崎玲奈は後編を「物語を書いて死ぬという選択肢しかないと思いながら」後編を書いたという。煩悶するがごとくの戯曲を俳優たちは見事に支えて見せた。

蛇足だろうが、踊りはよかったが歌はちょっと。ミュージカルでないからそのあたりを求めすぎてはいけないが、あえて歌わせなくてもよかったと思わないでもない。

前編を見てない人でも楽しめる。ただし、覚悟を持って劇場に行く必要がある。

ネタバレBOX

こまばアゴラのトイレは空いている個室に男女問わず順番に入るユニセックス的なシステム。おそらく各個室に、「ムニ」が用意した生理用品が置いてあった。このような配慮がなされているのを(自分が男性だから分からなかっただけかもしれないが)初めて見た。このほかにも登場人物のサインを入れた折り紙を配るなど、長丁場を見てもらう観客への細やかな配慮は特筆してよい。
晴耕雨読

晴耕雨読

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2023/11/08 (水) ~ 2023/11/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

あっちも、こっちも、そういうことだったのですね!?
雨の似合う物語でした!

トレマ

トレマ

立ツ鳥会議

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2023/11/10 (金) ~ 2023/11/12 (日)公演終了

満足度★★★

二組のカップル(既婚と未婚)の現実の生活の中に出てくる、一人の共通項(事故物件のお化け👻と昔の友達)男
既婚の男性を昔は助けてあげていたが、高校が別々になり引きこもったあげく自殺 その人達と繰り広げられる人生への疑問符を考えていく
京都を中心に活躍する役者を使い、演技はそれなり 内容は今一つまとまりがなかったかも

結晶

結晶

劇団5454

赤坂RED/THEATER(東京都)

2023/11/10 (金) ~ 2023/11/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

近未来にあり得るテーマが、深く重く、見応えのある舞台でした。本劇団は二度目の観劇でしたが、やはり言葉選びが秀逸で、軽妙な会話が楽しめました。初日観劇で流石の完成度でしたが、まだまだ面白くなるとも思いました。お薦めの舞台です!

『だから、ゴミ穴で怪獣を』+短編リーディング

『だから、ゴミ穴で怪獣を』+短編リーディング

ロマングラス

王子スタジオ1(東京都)

2023/11/09 (木) ~ 2023/11/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

初見のユニット。力量ある役者が演じていることは分かる。(5分押し)87分。
 砂漠のゴミ穴で育った少女と、事故で不時着した飛行士の物語が交錯する。独特の世界観で、セリフの言い方や演じ方でモード/物語を頻繁に切り替えているのは良く分かり、それを体現する役者陣の力量も分かるのだけれど、肝心の物語が私のテイストではなかった。加えてエンディングの歌には力が抜けた。効果音も役者陣が出したり、特徴的な照明の使い方など、観るべきものは多い。
 空席が一つあったのでドタキャンが1名あったことが分かるが、それで何も無しで5分押しとはいただけない。加えて、80分の予告が87分というのもいただけない。

あなたはわたしに死を与えたートリカブト殺人事件ー

あなたはわたしに死を与えたートリカブト殺人事件ー

ISAWO BOOKSTORE

小劇場B1(東京都)

2023/11/08 (水) ~ 2023/11/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

良質の映画を観たような感じで、とても良かったです。
目の前で役者さんたちの熱演が観られて、映画とは比べようもないくらい素晴らしくて、最高でした。
セットはいすとテーブルだけなのに、様々なシーンが上手く創られていて、スゴいなあと、思いました。
主役の役者さんの演技がとても良かった。
いいひとなのか、悪いひとなのか最期まで謎めいている演技難しかったのでは、と思います。(私自身は結果を知っていましたが、えー、もしかして悪くないのか、なんて...)

受付の女性のかた、体調が少し悪かった私にとても温かくご配慮して頂きました。
おかげで、お芝居を最大限に楽しめました。
本当に有難うございました。

海辺のメロ刑事

海辺のメロ刑事

ライオン・パーマ

駅前劇場(東京都)

2023/11/08 (水) ~ 2023/11/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

観てきました。脚本の素晴らしさ。どうやってここまで組み立てたのか知りたいです。最後まできちんと持っていく脚本とキャストのスキル。もちろん笑いと共感、哀愁。観客の想像力をかきたてる情景。刑事ドラマらしいアクション。本当に海が見えました。そして最後は全て回収され、納得して、じーんとさせる。ライオンパーマは都会的で上品でおしゃれ。次回もまたすぐ観たくなります!
追伸 途中流れる音楽もセンスがよくてたまりません。開演前の曲も。

枝折り

枝折り

中央大学第二演劇研究会

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2023/11/09 (木) ~ 2023/11/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

 タイトルが暗示するように、小説家、モデルや俳優、スポーツ選手など若者のなりたい夢へのチャレンジとその夢の実現への過程で経験する家族との関係、自らの病や怪我、社会へ出てからは実生活と夢実現の為に必要な様々な訓練との相克が社会人として生きる人間関係の障害との争闘とも相まって立ち塞がる様を描く群像劇。尺は約105分。尚、チケットは漢字は異なるが栞になっていて、ヒロインの名と発音が同じだ。

ネタバレBOX


 秋公演は1年生主体の公演で如何にもフレッシュな感性に彩られた作品だが、詩的感性を舞台化することの難しさをも提示しているように思った。というのは今公演を拝見すると今作の作・演出を担当した三谷 陸人さんが書いた短編集「ちいさな青写真」が頂ける。今作に出てくる神社にも関係するような短編集で文章からは実に詩的な感性が見て取れ、この作家は本質的には詩人なのだということが良く分かる。そしてその分、詩的感性を演劇に落とし込む際の難しさを感じるのだ。というのも詩は、矢張り言語(各単語レベルでの意味や音韻などの醸し出すリズム、各単語を繋ぎ合わせる際の意外性やイマージュの飛躍等が日常的な言語表現とは矢張り隔絶している)表現であるから、それを身体を用いて表現する演劇にした時に言語表現が意図したもの・ことを十全には表現し難いからである。これに対するには例えば間の取り方があると考えられるが、これがまた大変に難しい表現方法なので、間の取り方だけ観れば名優か否かは即座に判定できるほどなのである。
 若い演劇人がこの難題を克服する方法は、無論他にもある。例えばつか作品の圧倒的な台詞爆射や若い頃の唐十郎作品の持っていた圧倒的エネルギー、寺山修司の意外で奇矯な換骨奪胎等である。
 今作では、詩的感性を日常性に落とし込むように努力した跡が随所にみられ、結果的にそれが作品のインパクトを弱めた気がする。その分、内容的には可成り深刻で現実にそのような条件を背負わされた人物の困難が、観る者の想像力に訴えかけてくるもの・ことは深いのだが。ポテンシャルの高い中大二劇の今作創作者全員に対し、たゆまざる夢見る力と情熱、同時に現実を冷静に見極める方法獲得を期待している。
 そして、疲れた時には、珈琲でも飲んでリラックスすることも。
 
ヤミイチ

ヤミイチ

友池創作プロジェクト

新宿スターフィールド(東京都)

2023/11/09 (木) ~ 2023/11/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

どんな展開になるのか?と、どんどん惹き込まれるストーリーでした。
人の抱える闇(病み)、ネットの世界の危うさ、真実や嘘、表と裏・・色々な事を考えさせられる内容でした。
役者さん達の熱演も良く、後半からラストにかけては目が釘付けでした。
面白かったです。

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