最新の観てきた!クチコミ一覧

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白浪リベルリー

白浪リベルリー

TEAM風雷Bow

萬劇場(東京都)

2023/06/28 (水) ~ 2023/07/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

持田千妃来さん出演。

殺陣にかなり力が入った舞台でした。演者さんたちのプロフィールを見ると納得です。「殺陣のお化け」という言葉を耳にはさみましたが、そんな経歴の方々がたくさんいました。

ボクラ団義の花崎那奈さんは「re-call」で拝見してましたが、その他ほとんどの演者さんは初見でした。自分的には新鮮でした。

持田さんの本格的な殺陣は久しぶりでしたね。去年の「失創セブンスプレイ」や「リリーフ・ライト・ガン 」もアクションはありましたが。これほどなのは2020年の「ハイドクナイフ」以来かな。ますます切れ味に磨きがかかって、良かったです。

しかし、斬られ役のアンサンブルの4人の方(西山さん、北原さん、平瀬堂さん、石澤さん)の登場回数の多いこと多いこと。「よく見る顔だね」というセリフを入れたくなったのも分かります。

ところで、パンフなどで「RIVELRY」と書いてあるのですが、英語の辞書を引いても見つからず。「RIVALRY」であれば競争とか対立とか、「REVELRY」であれば飲み騒ぎといった意味。なるほど、わざとですね。

ネタバレBOX

終演後に面会があったので、お話をうかがうことができました。セリフに「かねうちや」というのがあったのですが、ハクとナミの兄妹が剣術に長けているのは、金打屋として刀を扱っていたから、という設定があるそうです。
聞きなれない言葉でしたが、調べてみると「鍛冶」は「かねうち」から変化した言葉という説があるようです。なるほど。

キンカが弟のアグに詰め寄りながら、片手間に何人も斬るシーンがありました。
斬ったり斬られたりは、殺し合いです。命のやりとりをする場面です。我々観客がそれをみてすごいと思えるためには、真剣さが重要だと思います。たとえ物理的にありえないとしても、ありそうに見えることも大事だと思います。
キンカのそのシーン。個人的見解としては、残念でした。すごい殺陣だということが打ち消されてしまいました。
生きてるうちが華なのよ TAIAI

生きてるうちが華なのよ TAIAI

グワィニャオン

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2023/11/15 (水) ~ 2023/11/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白い、お薦め。
表層的には、街中に多くのゾンビが現れ、生きている人に噛み付きゾンビにしてしまう、そんなゾンビと生きている人との攻防といった予測不可能な物語だが…。このゾンビになった理由が切なく、そして<生きること>とはを考えさせる。

特定地域の出来事ではないと思うが、何となくケーブルTVの放送を通して 地域に密着したような。そして身を守るために家から出ないようにと注意喚起する。それが何故かコロナ禍の様相を連想させる。COVID-19を介して人から人へ感染し、コロナ陽性者は隔離され不自由を強いられた。また誹謗中傷のような風評(噂)によって傷つけられた、そんな不寛容な世の中への警鐘のように思えた。

勿論、グワィニャオンらしい面白可笑しさは存分に楽しめるが、奥底に潜む狂気のようなものが…。人が かつて人であったゾンビを抹殺する、しかも つい先ほどまで生きていた人(知人)を である。周囲の状況がそう せざるを得ないという怖さ。独創的なゾンビ劇、それは人々の心の脆さと強かさを浮き彫りにするようだ。見事!
(上演時間2時間20分 途中休憩7分) 

ネタバレBOX

舞台美術はカラオケスナック店内、正面に大きなガラス窓。上手に出入口とカラオケ、下手は二階へ通じる階段、カウンター・酒棚、ソファなどがある。ちなみに後々重要になる電信柱が二階の小窓から見える。

外には多くのゾンビが、そして なんとか逃げ込んだ店内は密室状態。どうやって避難するか、その脱出劇が一つの見どころ。そしてゾンビに咬まれたらゾンビ化してしまう、その感染するイメージはコロナ感染そのもの。人と人が通じ合えない、むしろ人が人であったゾンビを殺さなければならない不条理。何とか感染し(咬まれ)ないようゾンビの歯を抜歯し共存を図ろうとする。冒頭 ケンカ別れしたカップルにその情景を重ねるような巧さ。

グワィニャオンの舞台は、設定の妙、心地良いテンポ、そして照明・音響といった舞台技術が効果的・印象的である。表層的な面白可笑しさ、その奥に隠された人を思う優しさと切なさが滲み出るような描き方だから余韻もある。
また 途中休憩(7分)として 場面を停止、撮影タイムを設けるなど、奇知あるサービス(演出?)も楽しい。全体を通して、如何に観客に楽しんで 喜んで観てもらうかを意識した公演といえよう。
次回公演も楽しみにしております。
Pass the buck

Pass the buck

歌をあなたに

両国門天ホール(東京都)

2023/11/17 (金) ~ 2023/11/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

最高でした。度肝抜かれました。迫真の演技に演劇のプロを感じました。ピアノとヴァイオリンも最高で、歌もほんとすばらしかったです。私は最前列の真ん中で見させていただきましたが、目と鼻の先の演技に飲み込まれました。これは2万円払っても見る価値がありますね。舞台について認識を新たにさせれる最高のパフォーマンスでした。いいものを見させてくださりありがとうございます。星が最高5つしかないですが15個ぐらいつけたいほどです。ほんとすばらしかったです。

メタ・バースデイ

メタ・バースデイ

劇団娯楽天国

ザ・ポケット(東京都)

2023/11/15 (水) ~ 2023/11/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白い、お薦め。
表層的には、定年退職を機に考えること…就活ならぬ終活の一環として生前葬を行う男の物語。現代 初老男の人物像とその家族像を鮮明に切り取り、その世代のリアルを描いた秀作。
少しネタバレするが、男は元高校教師で 謹厳実直で家庭でも厳しかった。家庭内のことは すべて妻任せで家事はもちろん子供のことも見(考え)ていなかった。そんな男の哀愁と今後(第二)の人生を見つめ直すといったコメディタッチのヒューマンドラマ。

描き方としては序盤から中盤まで誤解・勘違いといったドタバタ騒動で笑いを誘い、後半からラストにかけて滋味溢れる展開で泣かせる。その感情の揺さぶり方が上手い。ちなみに男は学生時代にミュージカル研究会におり、高校(教師時代)では演劇部顧問をしていた。その関係もあり劇中でミュージカルナンバーを披露して楽しませる。

男の半生は反省でもあり、妻や子供たちと向き合うことで<生きる意味>を見出す。そのためには 何んらかのキッカケが必要であり、それが生前葬。実に上手い設定だ。
(上演時間2時間30分 途中休憩なし) 

ネタバレBOX

舞台美術は和室…座卓や飾り棚等が配置されている。冒頭 洗濯物が室内に干してあり、だらしない暮らしであることが容易に想像できる。上手・下手にそれぞれ出ハケ口があり、上手に階段があり二階へ。

定年退職をして やることがない男が一日中ぶらぶらしている。妻との会話も ほとんどなく生ける屍状態、そこから脱却するため生前葬を思いついた。同時に自分が本当に死んだときの葬儀の煩わしさを省くため、実家に戻ってしまった妻が驚いて戻ってくるかも、そんな淡い期待もあったよう。4人の子供のうち 3人は家を出、ニートの末っ子との二人暮らし。子供が小さいときには6人家族で騒がしかったであろう家、それが今では寂しいかぎり。

さて、子供たちに典型的な人物像を担わせ問題・課題提起をしているようだ。長男は高校時代に父と喧嘩し家を出たまま何年も帰っていない。長女は実家の近くに住んでいるが、夫は失職中で経済的に困っており 遺産目当て。次女は気功(運気)に係る組織と言っているが何となく胡散臭い団体のよう、末っ子(次男)はニート。子供たちの在り様と退職した父の心情、それは どこにでもありそうな家庭(族)に重なるのではないか。だからこそ幅広い観客層の共感と哀愁を誘っている と思う。

生前葬は学生時代のミュージカル研究会の仲間が取り仕切っており、金ぴかのモニュメントとデフォルメした遺影が飾られ、しかも棺桶まで用意する。そして高校時代の教え子(演劇部)の訳ありな仕草や家出した長男が彼女を連れて帰り、なんだかんだ子供たちは勿論 妻まで帰ってくる。そこで巻き起こる騒動、一転 戻った妻との会話が滋味あるもの。妻曰く 葬儀は死んだ人のためではなく、生きている人々のため(励まし)。一方、夫は生前葬を執り行うことで死を見つめ、今後の生き方を考える。生前葬を通して、死と向き合い 生きることの喜びを知る、これが本公演の肝であろう。

物語はドタバタ騒動(笑い)から、帰ってきた妻 実はといった事実(悲しみ)を明かす。舞台奥の壁が開き、暗幕そしてスモークの中 天国に続くような白い階段が現れる。階段に座り 夫婦でしみじみと話す、それこそが定年退職後の本来の姿のようだ。ラスト 妻に促されて…まさに生き返り、新たに生きる意味を見つけた「メタ・バースデイ」だ。
オペラ座の怪人を歌い踊る。ニートが思わぬところで拳法で活躍するといった観(魅)せ楽しませる。謳い文句「珍騒動を描いた愛と感動の スラップスティック・コメディ」堪能した!
次回公演も楽しみにしております。
湯気立つ静寂に、鳩が舞う

湯気立つ静寂に、鳩が舞う

ガリキ

下北沢 スターダスト(東京都)

2023/11/17 (金) ~ 2023/11/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

最高でした。ほんと感動しました。舞台と客席が一体となりすごくよかったです。いろんな人に見てもらいたい舞台です。

無駄な抵抗

無駄な抵抗

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2023/11/11 (土) ~ 2023/11/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

超常現象風のことは起きず、すべての列車が通過してしまう駅のエピソードが本筋の物語に象徴的に絡んでくるなどオーソドックスな手法のストーリー展開になっているが、ところどころ笑いを取りにくるのはいつもと同じ。なかなか面白い人物相関図のストーリーが静かに進んでいく。古代ギリシャの階段状の円形劇場を模した広場で、登場人物同士の会話を上段に座った他の登場人物が観客のように聴いていたりする演出は興味深い。イキウメのこの路線の芝居をもっと観たい。

メタ・バースデイ

メタ・バースデイ

劇団娯楽天国

ザ・ポケット(東京都)

2023/11/15 (水) ~ 2023/11/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/11/17 (金) 19:00

生前葬を題材としたシチュエーションコメディ、かと思いきや終盤のあの展開は反則でしょうというくらいの感動的などんでん返し。とても面白くジーンとした。
家族への想いって鉄板。
当パン豪華、カテコの祭りも良いね。

このゆびとまれ4

このゆびとまれ4

演劇ユニットZANNEN座

シアター711(東京都)

2023/11/16 (木) ~ 2023/11/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/11/17 (金) 14:00

セットに頼らない展開や4つのオムニバスの繋ぎ方は良いなぁと思った。それぞれの物語にはそれぞれの色を感じさせくれるが、周りが心情を説明するような構成が多く、役者の台詞から感じとりたい自分にはそこが物足りず…
長篇を観てみたいかな。

結晶

結晶

劇団5454

赤坂RED/THEATER(東京都)

2023/11/10 (金) ~ 2023/11/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

今回も素晴らしかったです

ネタバレBOX

とても素敵な舞台でした!
最高です!

脚本も演出も練り上げられてるなと感じました。
終演後に廊下にあった、書き込みがしてある脚本の展示が興味深かったです!
じゃまになるかなと思って早めに立ち去りましたがゆっくり見たかった!
メタ・バースデイ

メタ・バースデイ

劇団娯楽天国

ザ・ポケット(東京都)

2023/11/15 (水) ~ 2023/11/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

凄く良かった、流石に演技派の役者さん揃い
笑ってじわっとして鼻がツンとした
起きたいから起きるんじゃ無くて目が覚めるから起きる
わかる!
退職して自分だけが時が止まってる感じ共感する
家族の為に頑張って空回りする事も人生あるある
良い作品見せて頂きありがとうございました

湯気立つ静寂に、鳩が舞う

湯気立つ静寂に、鳩が舞う

ガリキ

下北沢 スターダスト(東京都)

2023/11/17 (金) ~ 2023/11/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白かった。引き込まれて時間を忘れた。
誰かのためは自分のため…そうだよなぁ
身に染みる

砂の国の遠い声

砂の国の遠い声

劇壇ガルバ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2023/11/16 (木) ~ 2023/11/20 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

淡々とした流れの中でくすりって笑って物語に吸い込まれる

光景その2 『一等地』

光景その2 『一等地』

マルレーベル

聖天通劇場(大阪府)

2023/11/17 (金) ~ 2023/11/18 (土)公演終了

満足度★★

うーん😔自慢的な表現で、始まった時から…
一等地の意味はなんとなく理解できたがだから…😣
アフタートークでも質問をぶつけたが、特にお客に伝えたいことはなく、感じ取って欲しい的な回答
目的をもって表現してや
これからかもの劇団

結晶

結晶

劇団5454

赤坂RED/THEATER(東京都)

2023/11/10 (金) ~ 2023/11/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 ゲノム編集によって新生児のさまざまな身体性、知力などを操作できる世界の物語。(追記11.19)

ネタバレBOX

 舞台美術は至ってシンプル。板中央に天井から太い水柱を連想させるような円柱がそそり立つ。この円周をドーナツ状に囲むように椅子ほどの高さで数十cm幅の壁が取り巻いている。これが人工子宮だ。オープニングでは客席側に椅子2脚が置かれている。
 時代、場所は特に指定なし。ゲノム編集によって疑似胚細胞と幹細胞から作り出した精子を結合させることで受精させる為、性行為は不必要である。大多数の人々は既に性行為を野蛮なものと見做し軽んじて居る為、結婚することや指輪交換することも殆どなく男女の身体接触は軽いキスやハグであり、新生児は人工子宮で誕生しベビーラボで育つ。無論、数は少ないものの実際に女性の身体から産み、育てることを選ぶカップルもある。前者即ちマジョリティーは、性差に関係なく母にも父にもなれるし、個別の身体に負担が懸かる訳でもないから経済状況に応じて多くの子の親になることが可能だが、その分ラボに頼り切って結果的には現在の我々にとって普通な親子関係の親密さなどは育まれ難い。またゲノム編集された新生児の2世、3世になると寿命が短くなるという症例が多数報告されてもいるが、ゲノム編集で得られる高知能、理想的身体獲得の欲求は強く結果的には、親となる者のエゴが勝っている社会でもある。
 この物語で最も面白い点は、主任研究者の娘による父への造反の形式であろう。主体的即ち自主的である少女が大人である父に対抗するには基本的に論理によるしかない。なんとなれば経験則に欠けるからである。そして経験を積むことによって獲得される社会関係の中での論理の用い方を未だ知らない若者にとって論理の唯一の展開は先鋭化することでしか在り得ない。その必然的結果が人口子宮の破壊である。つまり娘の反抗に早くから気付いていれば優秀な研究者としての父はこの結果を予測し得たであろう。父の台詞にあるようにそれをして来なかったが故の結果であったのは、当に皮肉だがそこまで観客に感じさせるという意味で面白い作品であった。この少女のように自分の頭で考えることのできる人間にとってとても分かり易い。キチンと現在至り付いている科学的知見を調べ自家薬籠中のものとしていると思われる劇作家の作品でもあるから、観るだけで科学的知見のあらましも良く分かる作品だ。
生きてるうちが華なのよ TAIAI

生きてるうちが華なのよ TAIAI

グワィニャオン

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2023/11/15 (水) ~ 2023/11/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 ベシミル、華5つ☆。2時間15分強の長尺だが、様々なタイプのギャグあり、極めてシリアスな問い掛けあり硬軟を見事に描き分け配置する脚本も秀逸! 途中、7分という中途半端な休憩が挟まれるのは1幕最後の場面で役者陣はストップモーションの状態で2幕に至る迄、この姿勢を維持するからである。但し50歳以上は、楽屋で休むことが許されている。姿勢によって非常に厳しい状態だから時の経過でどうしても姿勢が一瞬崩れたりするケースもあるが、当に演劇の持つ身体性そのものの鬩ぎあいをも見せる趣向で笑いの中に含まれる多くの位相を同時に表現していると見ることさえ可能である。無論役者陣の演技も良く、演出もしっかりしている。(追記後送)

お局ちゃん御用心!!!

お局ちゃん御用心!!!

片岡自動車工業

ABCホール (大阪府)

2023/11/17 (金) ~ 2023/11/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

昨夜観劇し、2年前からの進化を感じました!!
色とりどりの衣装の美しさ、それを纏って華麗に踊ったり殺陣をこなす演じ手に魅了され、興奮冷めやらず、今朝も心地よいめざめでした✨
それにしても皆さんハンパない運動量で私も参加したら“お局ちゃんダイエット”出来そう🤭
体力と共に知力も必要で音とセリフのタイミングのフィット感にゾクッと😮
ストーリーもただ面白いばかりでなく、感動で温かい気持ちに包まれ幸せです🥰
今夜は役柄をシャッフルしての公演、役者さんの変化が楽しみ過ぎです!!

偽義疑戯

偽義疑戯

長澤脚本河原演出企画

王子小劇場(東京都)

2023/11/17 (金) ~ 2023/11/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

鑑賞日2023/11/17 (金) 19:00

初見のユニット。広島をベースに活動する劇団らしい。役者の力量あることは分かる。108分。
 暗転して1曲まるまるを流した後で前説っぽいものが始まるが、10分以上も続くと、ハリセンを持った男が現われて前説男を殴る…、の展開から、芝居の稽古風景と見せる芝居、というような展開。いろいろなトラブル/対立が起こるのだけれど、メタ演劇として見ていてもイライラするし、何がやりたいのかはよく分からない。ただし、4人の役者の力量があることだけは分かる。

生きてるうちが華なのよ TAIAI

生きてるうちが華なのよ TAIAI

グワィニャオン

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2023/11/15 (水) ~ 2023/11/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

うわっ! 11年前にもなるんだーの再演作です
でも いろいろと時代的に進んだとこもあって
だからTAIAI? なんぞコレ?
わからんー さておき
ストーリーは変化無く
街に溢れるゾンビ達を掻い潜り
カラオケスナックに逃げ込んだ人々の群像劇です
まぁ普通にB級ゾンビ映画パニックもの
コメディVer.との認識で間違い無いです

ゾンビとか苦手でなかったら
お薦めかしらねーの二時間半近い作品です
途中七分間の休憩&撮影可能タイムあり

ネタバレBOX

その七分間は舞台上の役者さん達は
固定ポーズで固まって動かないようにしてましたが
50歳以上の役者さんは外れてました(^-^)

オープニングは同棲カップルが湯豆腐鍋を挟んでの痴話喧嘩で
彼氏がマッチングアプリで浮気してるのをスマホ確認して
怒った彼女が別れる―と怒って出て行ったらー
外でゾンビに襲われて・・・彼氏は逃げて
舞台となるカラオケスナックに逃げ込んでーでの展開です
そこから先は普通にゾンビもの展開ですが
ゾン100みたいな軽さも合わせた感じが近しいかしら

死者の蘇り話ではありますが
普通に感染症扱いで
時間経過と共にゾンビらは細胞死滅して弱って
動かなくなり作品的に混乱は収束してゆくのでした
ここら辺は謎的に動き続けないのがリアル設定で納得ですね
まぁ街中に死体が溢れてますから
その処理は大変でしょうが・・・・・

日替わりゲストさん作中役は
墨田区ケーブルTVアナウンサーさんです

また陰キャラだった青年の
見事なシックスパックは筋肉好きには
たまらないかも~とかは追記しておきます(^-^;)
メタ・バースデイ

メタ・バースデイ

劇団娯楽天国

ザ・ポケット(東京都)

2023/11/15 (水) ~ 2023/11/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

コメディであるのだが
感動も織り交ぜて心揺らされた
2時間半の大作でした
セットの作りも綺麗で見応えありました

パンフレットも映画のみたく綺麗に作られていました
アンケートはQRコードからのWeb上がメイン

ネタバレBOX

長年務めてきた高校教師を退職し
その職務に合わせた厳格な性格が災いして
妻も子も離れてゆき
自らも心臓に病気を抱えて
先行きが不安になった主人公は
生前葬をして気持ちを変え
生まれ変わろうと考えるーが
高校からの付き合いのある友人が
昔の明るくてヒョウキンなイメージで
生前葬を企画したので
今の性格に合わないで
周囲もそのズレがあって騒動が広がってゆく感じです

散っていた4人の子供らも集結し
別居中の妻も友人の悪戯で
本当の葬儀と信じて来てくれて
主人公は妻とやり直す事を誓うのでしたが・・・・
一本の電話が妻の死を知らせてきて
今まで話してたはずなのに
気付けば姿がまったく見えず
友人が生前葬と偽らず悪戯で本当の葬儀と連絡した葉書で
夫のもとへ行く途中の高速バスでの事故
やっと身元と連絡先がわかっての電話連絡でした
そのことで主人公が心臓発作を起こしてしまい
あの世の入口らしきところで
ラストの天国へと続く階段に
事故死した妻が待っていて
=階段セットを背景の壁と思われていたトコが
左右に割れて中央に見せるのは凄かった=
共に行くかーとしたところ
妻が子供らが心配だから
あなたは戻れるみたいだから戻って
子供達をみれるとこまでみてあげてと懇願され
主人公は蘇るのでした

最初のプロローグで
一人着物喪服で出てきてた奥さまは
ラストでの幽霊でしたとの伏線でしたのね
ほんに見せ方が上手でありました(^-^)

棺桶ネタで
中に人が入って~のくだりは
ほんにベタで楽しめたわ

悪役?さんのバタフライナイフ操作は
今一つだったが
ちゃんと伏線を張ってた
ひきこもりさんの拳法披露シーンは
なかなか良かった~♪
お局ちゃん御用心!!!

お局ちゃん御用心!!!

片岡自動車工業

ABCホール (大阪府)

2023/11/17 (金) ~ 2023/11/19 (日)公演終了

満足度★★★

大奥の豪華絢爛さと人間関係を上手く表現していたと思うが、僕には刺さらなかった…
おひねり制だった為もあるのか、ABCが、満席🈵💺
トリプルコールも有り、他の皆は満足だったかな
ダンス💃が多い気がする

このページのQRコードです。

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