最新の観てきた!クチコミ一覧

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クリスマス・キャロル 

クリスマス・キャロル 

劇団昴

座・高円寺1(東京都)

2023/12/02 (土) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

感激した!じわっと涙腺ゆるゆる
悲しとか辛いとかそんな感情ではなく心が揺れた
見事なステージでした
改めて感謝することについて考えた
人って人の悪いところばかりに目が行き、人が集まると悪口に花が咲く…
物語の中で嫌な主人公に対してでも感謝する心が主人公の感情を動かしたんだろうと思う
もし,悪口だけを聴いていたら…
メリークリスマスは感謝…
とても気持ちの良い時間を過ごすことが出来た

コンラットを踊る

コンラットを踊る

シアターX(カイ)

シアターX(東京都)

2023/12/06 (水) ~ 2023/12/09 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 華5つ☆ タイゼツベシミル! 尚ギャラリーXで40点程の写真展を見ることもできる。樹木に転写したユニーク写真展。入場に別途料金は掛からない。たった千円でこれだけ素晴らしい舞台を観ることができる。

ネタバレBOX

 ヴィエルシャリンは2013年にも来日しており矢張りシアターXでブルーノ・シュルツの「マネキン人形論」を上演しているが、この時の舞台も卓越した素晴らしい舞台であった。10年ぶりの再来日で今回の出し物はポーランドが国土を19世紀に喪失しポーランド語を用いることができたのは家庭を除き教会内と劇場だけであった。この時代にロマン派の大詩人として名を成したAdam Mickiewicz(アダム・ミツキェーヴィチ1798~1855)は、国土も主権も喪失したポーランド人にそれ迄使われていたポーランド語より強靭で独自な近代ポーランド語を創造し世界中に居るポーランド人にポーランド語の自治圏を提供したのである。1830年の11月蜂起は国民政府を樹立したものの翌年10月に帝政ロシアに鎮圧され4万の死傷者を出した。鎮圧後1万を超える亡命者を生み多くの者が流刑に処されたりロシア軍に徴用された。20世紀に入って100年以上も制圧されていたポーランドは一旦国土と主権を回復した時期があるが再びそれらを喪失したことは歴史の教える通りである。一方、このように理不尽で非人間的な状況に置かれて尚ポーランドは再生した。その原動力になったのがミツキェーヴィチの作品群によって伝え続けられたポーランド語とポーランドが理不尽な苦悩の犠牲者としてのたうった歴史をキリストの受難と重ねその苦悩故に復活するという力強いヴィジョンであったということができよう。因みに生まれがリトアニア大公国であったミツキェーヴィチはクラクフもワルシャワも生涯訪れることが出来ぬまま世を去った。
 現在今まさにパレスチナ人が体験を強いられている理不尽極まる受難もまたパレスチナ人とパレスチナ復活という未来へ向かっての試練だとしたら? 全く先の見えないこのような苦悩の中でパレスチナ人の中から新たな救世主が生まれる物語をマフムード・ダルウィーシュに匹敵するような才能を持つ表現者が現れて描ければイスラムフォビアも駆逐され、平和的解決の道筋が開けるかも知れない。
 今作は全く古びない、当に現在の世界状況を如何様に滅びから救うかという難題に最も果敢にそして回り道であるかのようにみえて恐らく最も早い解決法さえ示唆してくれるように思われる。
 劇団ヴィエルシャリンの思考が素晴らしいばかりでなく、今回の上演に当たってチョイスした場面が極めて適格であり、演出、演技、ダンス、ピアノ、フルート、ヴァイオリン、アコーデオンの生演奏奏者たちの腕も大したものだ。無論、間の取り方、終始昏い照明も内容と密接に絡むと同時にマッチし、変更が基本的に出来ない台詞に対して即興を基本に踊られるダンスの素晴らしさ。変わらない部分に対する即興の意味する処を追求する姿勢の底にあるヴィジョンの素晴らしさ迄観客が気付ければ、この舞台の質の高さは文句のつけようがあるまい。
「シド・アンドウ・ナンシー」「ぬけ男、恥さらし」

「シド・アンドウ・ナンシー」「ぬけ男、恥さらし」

MCR

OFF OFFシアター(東京都)

2023/12/06 (水) ~ 2023/12/12 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/12/06 (水) 19:00

『シド…』を観た。2009年初演の作品の再演だが、初演は観てない。切ない。(5分押し)89分。
 下っ端ヤクザの安藤は鉄砲玉を命じられるが、高校の同級生やっちゃんが当時とは大きく変わった姿で登場し、…の物語。私が初めて観たMCRは2011年だから、それ以前の作品ということになるが、近作と作風は似ているものの、ちょっとテイストが違うと思った。ダメ男たちが回想する高校時代など、甘酸っぱい感じの場面もあり、全体が切ない。

ゆらりゆられ

ゆらりゆられ

teamキーチェーン

吉祥寺シアター(東京都)

2023/11/08 (水) ~ 2023/11/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

誰もが身近だけど当事者にならないとなかなか直視出来ない介護と家族のお話。
誠実で丁寧な描き方でした。

令和版 仕方ないから働くか

令和版 仕方ないから働くか

試験管ベビー

千種文化小劇場(愛知県)

2023/11/30 (木) ~ 2023/12/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/12/02 (土) 13:00

本当は急に用事ができて行けなくなってしまったんですけれど
どうしても試験管ベビーさんが観たかったので
お願いして他の時間帯に替えてもらって観させてもらいました。
何度か観させてもらって思うことは
きっと公演の日っていうのは試験管ベビーさんにとってはお祭りなんだなってこと。
受付前では、法被(はっぴ)姿でやたら元気にお出迎え、
会場内には、ガチャガチャまで置いてあり
お決まりの全員参加型舞台では、
「はい、皆さん、もうわかってますね?」と
ノリノリの団長さんが観客に向かって本番前の練習会。
しかも今回は、できるまで練習させるという念の入れよう。
皆、苦笑いしながらやらされてました。
まあ、それが本番で生かされたかどうかは今回ちょっと微妙でしたが
行くだけで楽しい試験管ベビーさんはやっぱり最高です!!

舞台「アサルトリリィ・御台場女学校-The Battle to Overcome-」

舞台「アサルトリリィ・御台場女学校-The Battle to Overcome-」

ピウス

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2023/02/03 (金) ~ 2023/02/12 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★

観れば楽しいアサルトリリィ。
確か、これは配信で観た記憶。
わちゃわちゃしたシーンと、葛藤と激しい戦闘は、たぶん間違いなく。
ただ、どれがどれだったか物語的には、自分はごっちゃになりがちです。

屋根裏のバーニャカウダー

屋根裏のバーニャカウダー

劇団6番シード

新宿シアタートップス(東京都)

2023/10/25 (水) ~ 2023/10/29 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★

配信を鑑賞しました。
安心の6番シードさんって感じでした。
トップスはやっぱり階段つくりたくなるんだなって、そこで屋根裏っての流石だなって。

どん底長屋の狼男

どん底長屋の狼男

劇団 EASTONES

萬劇場(東京都)

2023/10/31 (火) ~ 2023/11/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

どん底長屋の舞台美術も含めた描き方が面白くて、泥爺のキャラが秀逸だった。
石田武さん演じる泥爺の存在感があることで、基本は勧善懲悪ものなんだけど、ワンクッションあるとゆうか。
泥爺という存在で、主役、敵役どちらもより魅力が出たと思います。

主役の金吉の幼少期と青年期が重なったところは、単純にかっこいいって痺れた。

シン・セイカツ

シン・セイカツ

ツイノ棲ミ家

下北沢「霞月坊」(東京都)

2023/01/28 (土) ~ 2023/01/28 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

元は洒落たカフェだったっぽい小さいフリースペースでの、本当に小さな小さな公演。
客も10人も入れない感じでした。
テーブルでの二人の会話を聞いてるだけでの演劇で、ドラマとかとも無縁だけど、これもいいもんだって思いました。

Fuzzy

Fuzzy

法政大学Ⅰ部演劇研究会

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2023/02/24 (金) ~ 2023/02/26 (日)公演終了

実演鑑賞

やりたいことを形にするってのは、良いことだなって思います。

空ヲ喰ラウ

空ヲ喰ラウ

劇団桟敷童子

すみだパークシアター倉(東京都)

2023/11/28 (火) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

iakuに続き、二週続けて日本の山林労働者を素材とした舞台を見た。
日本は国土の七割(だったか?)を山林に覆われていながら、そこで生活する人たちがドラマに登場する機会は少ない。iakuの素材は猟師、桟敷童子の「空ヲ喰ラウ」は森林保全の労働者が素材である。
山の労働者が、土建業のように、「組」で組織されていて、『空師」と呼ばれていることも知らなかったから、素材としては新鮮である。その仕事の作業実態も、日々の生活も、労働者不測の現状も知らなかった。そのような情報に関してはほとんどキャンペーンドラマのように整理されてせりふではっきり説明されるのでよくわかり、面白く飽きない。
しかし、ドラマがそこに住む人たちのリアルな心情を映して、下界で生きているものに訴えるかというと、そこが弱い。労働者たちの作業する山の領域を争う組の対立で、描かれる人々は、まるで落ち目になったやくざの組の勢力争いをする人々のようなキャラクター付けだし、異分子として山に入ってくる若い人たちも、よくあるテレビドラマ的な安易な設定と古めかしい物語展開である。パガニーニの選曲もどういうつもりが分からない。こけおどしか。
舞台がべた、割セリフのように進むのも興をそぐ。2時間弱。満席。
「空師」という言葉は確かに新鮮で、象徴性も訴迫力もありいい言葉だが、そこへもっていけば収まる、というところがつまらない。この劇団は、戦後一時流行った集団製作のような劇団制をとっていて、今の時代にどういう作品が生まれるが見てみたい気もするが、せっかくの素材を、セットでしか生かせないとすると、集団の創作力も鈍っていると自戒しなければならない。戦後のこの手の製作手法で活動した劇団は、その自戒を怠った所から自壊していった。


モニュメント

モニュメント

マチルダアパルトマン

イズモギャラリー(東京都)

2023/12/06 (水) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

【赤】
メチャクチャ面白かった。
マチルダアパルトマンと言えば永遠の彼女、ハルカ。女子は彼氏を「キミ」と呼ぶ。部屋に散りばめられた映画『レオン』のコラージュアート。やたら並べられたカラフルなTシャツ。アウターを着たり脱いだり。看板女優、松本みゆきさんは劇団そのもののよう。

小学生の時、茂みの中で死にかけた野良猫に魚肉ソーセージとバスタオルを持って行った思い出。次の朝、様子を見に行くと冷たくカチカチになっていた。

部屋の主、藤木陽一氏は13年程この部屋に暮らしているカラオケ店のバイト、32歳。半年前から歯科衛生士の松本みゆきさんと同棲している。松本みゆきさんは結婚を考えたい歳頃なのだが藤木陽一氏は話をいつも聞き流す。近所の人の飼っていたエミュー(オーストラリアの一回り小さいダチョウ)が逃げ出したそうだ。松本みゆきさんはそこらを探しに行こうと言う。

昔の彼女に古着大好きな樋口双葉さん。
カラオケ店の店長にてっぺい右利き氏。彼の登場で客席がざわつく。取扱注意の不穏な劇薬。下手に扱うと作品が乗っ取られてしまう。彼のファンは今作も必見。

部屋の時系列が混線していて過去と現在がシャッフルされて提示。シーンの繋ぎ方が秀逸。
藤木陽一氏の何事も決めかねる浮遊したアイデンティティは何か確かなものに辿り着くことが出来るのだろうか?
是非観に行って頂きたい。

ネタバレBOX

てっぺい右利き氏と松本みゆきさんの居心地の悪い気まずい会話は名シーン。観客も気まずかった。

ラストの唐揚げが美味そう。野良猫のエピソードが強すぎて、松本みゆきさんにもそんな原風景が欲しいところ。結婚願望が強いだけの女に見えてしまう。藤木氏が「どんな選択を選ぶにしても傍に君がいて欲しい」と元カノの前で言うだけの強い関係性が欲しかった。
わが友、第五福竜丸

わが友、第五福竜丸

燐光群

吹田市文化会館 メイシアター・中ホール(大阪府)

2023/12/06 (水) ~ 2023/12/07 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/12/06 (水) 19:00

アメリカの水爆実験により被災した第五福竜丸の事件は漠然と理解していた。他に被ばくした漁船が多くあり、実験が行われたマーシャル諸島の人々も被害を受けたことに深く理解していなかった。水爆実験で珊瑚が舞い上がり船員の体に白い粉となって張り付く場面は、珊瑚礁の自然破壊、放射能に汚染された珊瑚、被ばくした船員、核の問題点が全て含まれている気がした。
広島の黒い雨に対し、ビキニ事件の白い雨(雪)が印象に残った。

わが友、第五福竜丸

わが友、第五福竜丸

燐光群

吹田市文化会館 メイシアター・中ホール(大阪府)

2023/12/06 (水) ~ 2023/12/07 (木)公演終了

満足度★★★★

ランタイム二時間半超 
第五福竜丸は受験で覚えたが、被爆した漁船くらいだけで…
戦後まだまだのところで起きた平和利用にはならない核問題
福島原発の話も交えながら、どれだけ日本の周りの海が放射能で汚染されているのか怖くなる
バカな自民党政治家が益々日本をダメにしてきたことと、これからもそうなんだろな〰️と思い、悲しくなった

蒼き空には嵐は吹かず

蒼き空には嵐は吹かず

感謝の日々を

萬劇場(東京都)

2023/04/19 (水) ~ 2023/04/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

生き様が熱くてかっこいい芝居でした。

#48:WITCH III 星降る夢と13人の魔女

#48:WITCH III 星降る夢と13人の魔女

株式会社オラクルナイツ

シアターサンモール(東京都)

2023/05/06 (土) ~ 2023/05/13 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

人狼ですので、回ごとに色々と起伏があるんですが、自分が観た回はあんまり凄いことは無かったかな。
アサルトリリィのキャストが大勢出てる公演で、華やかさはとんでも無かったですね。

ヤミイチ

ヤミイチ

友池創作プロジェクト

新宿スターフィールド(東京都)

2023/11/09 (木) ~ 2023/11/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

友池さんの芝居のなかでもかなりダークな一作。
とは言え、バランス感覚にすぐれる作家さんなので、観てて目を覆いたくなるような過激な場面はなく、面白いシーンもたくさん盛り込まれています。
観てる人の立ち位置次第で、色んな刺さり方するんじゃないかなって。
初演も観ましたが、再演のほうがより現代的になった感じがあるかも。

舞台『十五少女漂流記』

舞台『十五少女漂流記』

舞台『十五少女漂流記』製作委員会

海老名市文化会館・大ホール(神奈川県)

2023/02/23 (木) ~ 2023/02/23 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

久保田唱さん作・演出で、添田翔太さん、松木わかはさんご出演とゆうことで観に行きましたが、面白かったですね。
ボクラ団義テイストが濃い、ファミリーミュージカルみたいな仕上がりだったかも。
色々と緻密で、自分は、かなり満足出来ました。面白かった。

天使の災難

天使の災難

しゅうくりー夢

ザ・ポケット(東京都)

2023/03/08 (水) ~ 2023/03/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

天使と人間の、けっこうコメディなんですが。
いろんな関係性が紐解かれたとき、ちょっとウルッと来ました。
しゅうくりー夢さんのドラマは骨太で力強いといつも思います。

曇天ガエシ

曇天ガエシ

梅棒

新国立劇場 中劇場(東京都)

2023/03/16 (木) ~ 2023/03/22 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

自分が観た狭い範囲では、ダーク成分が強いとゆうか、梅棒さんにしては、ちょっとだけ異色作って気もしました。
圧倒的な身体表現は本当に見応えしかなく、今年一番最初にスタオベした舞台でした。

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